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更新日:2019年7月25日
【手話無し】
【手話入り】
【発言内容】
1.開会
(広聴広報課長)
ただいまから定例記者会見を始めます。本日は発表事項が4件となっております。
それでは、市長から一括してご説明申し上げます。
2.市からの発表事項
(市長)
(1)ももりん水飲み器オープニングセレモニー開催
はい、おはようございます。それでは私から4件発表をさせていただきます。
まずは、ももりんの水飲み器のオープニングセレモニーを開催するというものです。福島市初となるこのももりんをかたどったかわいい水飲み器を福島駅西口前の広場に設置をいたします。そしてその完成の際にオープニングセレモニーを開催するというこ案内であります。
これはオリンピック・パラリンピックの福島市アクション&レガシープラン2019のにぎわい作りの推進事業として整備したもので、福島地区管工事協同組合には大変お世話になりました。水道局とこの管工事組合が一体となって取り組んだものであります。
またももりんのポケットのデザインをちょっとこんな感じになるんですけれども。ここですね。このデザインは、西口が学区内となる三河台小学校の四年生に協力していただいてその中から良いデザインを選ばせていただきました。
これで福島の美味しい水飲んでいただいて、そして熱中症などそういったものを防ぐと同時に、オリンピックに向けての気運の醸成を図ってまいりたいなというふうに考えております。セレモニーの次第はご覧の通りでありまして、ももりん水飲み器は、だいたいこれくらい実物大です。身長160センチなんでこれくらいの大きさになる。イメージとしてはもうちょっとこの辺を実物に近い「もも」と「りんご」になると思っております。
まず一点目は以上でございます。
(2)ごみ減量化に向けた「地区座談会」を開催します
2点目は、ゴミ減量化に向けた地区座談会を開催するというものであります。
ご承知のように福島市では、令和3年度までに市民1人1日あたりのゴミ排出量を890 g。これまでと比較いたしますと約20%減らすという目標を立てて、今ゴミ減量大作戦を展開中であります。
その取り組みは、やはり市民の皆さん一人一人のご協力が不可欠でございますので、そのために地区座談会ということで市役所の方から各地区地区回って歩きまして、そして市民の皆様と座談会形式でお話し合いをして、そしてご協力いただこうというものであります。
始めるのは7月16日から8月9日、うち延べ17日で118回にわたって開催をいたします。場所は市内66カ所、支所や学習センター、そして各地区の集会所などであります。ここでは、市から福島市のゴミ排出の処理の状況とか、ごみ減量大作戦の今の実行状況なんかをお知らせした上で、ゴミを減らすための具体的方法などを説明させていただきます。その上で、ゴミの減量のためにというテーマで意見交換を行っていきたいというふうに思います。
周知方法に関しましては、すでに市政だよりの7月号で小冊子ですね、これです。これを折り込みまして全戸配布をし、開催や案内の班回覧を各町内会の方に依頼をさせていただきました。
これから夏本番となってきて、いわゆる暑気払いといったような宴会も予定されるかと思うんですが、その際にはぜひ食品ロスの削減に向けた2020運動、これを展開していただきたいなというふうに思っております。最初の20分間と最後の20分間は席についてしっかり食べていただく、そして残さないでゴミを出さないようにしていただく。こういった運動をオリンピックパラリンピックの2020大会にあわせて進めてまいりたいというふうに考えております。
2点目は以上でございます。
(3)市農産物を活用した新商品の開発を支援します
~(仮称)ふくしまスイーツ・プレミアム~
3点目です。市農産物を活用した新商品の開発を支援するという内容で、これは支援制度の呼び掛けでございます。
福島市としてはやっぱり我々の最も自慢のものといったら果物でありますが、果物を加工したお土産品なり、あるいはスイーツの類が、私など他の地域いろいろ行ってまいりましたけど、その辺はちょっとやっぱり薄いなというふうに思っております。そのためにもこれまで福島市の農作物を活用した食品加工による『福島らしい』あるいは『福島ならでは』の新商品の開発を目指して、これ一番下の3番にあるんですけども、食品加工産業創出研究会というのを設立いたしまして、これまでにもう昨年から計7回にわたって開催をしてまいりました。
こうした中でできる限り、民間におけるビジネスチャンスを高めて、そして付加価値による産業創出を図っていくんだということで、この支援制度を設けて新商品の開発をどんどんと進めていただきたいなというふうに思っております。
とりわけ福島市にはオリンピックパラリンピックでいらっしゃいますし、それから古関裕而さんご夫妻をモデルにしたNHKの朝ドラ「エール」が始まります。もうすでに古関裕而記念館が、前年度の倍とかそういった感じで今入館者数が増えておりますので、ぜひこの機会に、福島市らしいお土産を充実させて、そして大いに買っていただいて、そしてこうすることによって地域の中で経済循環を起こして、そして福島市のあるいはこの福島圏域の経済の活性化に努めていきたいなというふうに考えております。
内容といたしましては、商品開発の事業費の一部を補助するというものでありまして、対象は市内の中小事業所および団体などという形になります。
補助率は3分の2で補助額は150万以内。市場調査、あるいはデザインの開発費あるいは原材料費、販路開拓費、広告宣伝費などを対象経費とさせていただきます。募集は7月10日から8月9日までということであります。
そしてこういう商品を開発するにしても、単に売れ筋だけでは、やっぱりなんていいますか迫力というかインパクトがありません。そのためにも一番最後にありますけれども、新ブランドの確立ということで3の2つ目の丸です。支援でもって開発した商品、それから支援がなくても別に構わないですけど今あるので商品でも結構なんですけども、そういったものの中から福島市の認定商品として新たなこのプランディングの商品といった物のラインナップを揃えて、そして売り出していきたいなというふうに思っております。
現在はそのための仮称が「福島スイーツプレミアム」というふうにしておりますが、できるだけ福島市の素晴らしいスイーツだということがわかるような名前にして、そしてこれを売り出してまいりたいというふうに考えております。
なお、商品開発などに当たっては、これもまたそのうち制度化しようと思っておりますけど、食べ物であれば、これ美味しいかどうか、マーケティングやっぱり大事なんですね。そういったものは、今後市役所で市の職員とか、あるいは来場者の人にやっていただければ民間の方も、できるだけ低コストで数多くの人にいわゆる試食をしていただいて、評価いただけると思いますので、そういった取り組みも今後進めてまいります。
3点目は以上であります。
(4)公務員志望の学生集合!~福島市「1day」インターンシップを開催します~
そして4点目になります。これは福島市役所を志望する学生の皆さんに向けてということで福島市「1day」インターンシップを開催するというものであります。
福島市におきましても、いわゆる数日かけたインターンシップをやっておりますが昨年までが4名、今年は12名ということで拡大はしてるんですけど、正直いうと需要に応えきれません。やっぱり我々も受入体制等がありますので、今の段階ではこれが精いっぱいということでやっているんですが、できるだけ市役所の実情を知っていただこうと、あるいは仕事の内容あるいは何よりも働いている職員に触れ合っていただいて、そして福島市役所がどんなところかというのをしていただこうということで今回1 dayインターンシップを実施することになりました。
日時は8月27日の10時から3時ということで市役所7階で行います。人数は先着40名という形にいたします。そして市内外を問わず大学院、大学、短大、あるいは、これらに準ずる教育機関に在学中の方を対象とさせていただきます。実習内容につきましては、人事課の方で福島市の概要、仕事の内容あるいは採用状況などについて、いわゆるオリエンテーションみたいなことをやった上で、福島市の重点施策ということで今どのようなことに取り組んでいるかというようなことをお話させていただきます。庁舎見学とそして若手職員との交流、意見交換というのを進めさせていただきます。
もう既に7月1日から申し込みの受け付けを行っておりますが、26日まで募集をさせていただきます。なお、先着40名ということですので、定員になり次第終了をさせていただきます。申し込みは学生さんですので、学生さんとか若い方々ですので、ホームページの専用フォームから応募していただきいただきたいというふうに思います。
なお、消防本部におきましても、これもすでに募集を始めておりますが、7月30日にインターンシップ1日のインターンシップを開催することにいたしました。
7月24日まで申し込みを受け付けているという状況であります。
(その他)
私からとりあえず皆さんに出したのは以上なんですが、それからちょっと何か別枠になっちゃてるんですけど、ほんのりした発表をさせていただきたいと思います。
市役所ではですね、5月24日から職員に呼びかけまして、本の募集というか寄付をお願いしておりました。ももりん文庫と名付けて、保育所とか幼稚園とか、そういったところにできるだけ本を充実して、そして子どもたちに楽しんでいただこうと。そして情緒豊かに育っていただこうということで、まずは予算でやるというのもあるんですけども、あるものでできる限り有効に生かすということで職員に呼びかけて本を募ってまいりました。
今回、6月28日で締め切ったところ全体で465冊集まりました。集まった職員には感謝申し上げたいと思っております。それから一度私はこの話をSNSに載せたところ、今回市役所だけとりあえず募集したらですけど、自ら持ってきてくださった方もいらっしゃいました。そういった方にも本当に感謝申し上げたいと思います。
今後、これだけ集まりましたので、内容等を開示の上、絵本の寄贈を希望するかどうか、児童施設にアンケートを行って、そして寄贈する段取りを進めていきたいなというふうに思っております。
今後においてなんですけども、とりあえず今回は試験的に市役所職員を対象にやってまいりましたが、民間でも今回私のSNSに対応していただいた人のように、せっかくなら寄贈したいという方もいらっしゃいますので、今後は民間の方にも募集を進めて、そして子どもたちの本の環境を充実させていきたいというふうに思っております。募集は本日から8月いっぱいというものをとりあえず想定いたしまして、そして保健福祉センターの二階の幼稚園・保育課でお預かりをさせていただくということにしております。子どもたちが手にする本ですので、要らなくなって単に汚いというのではなくてやはり落丁とか落書き等なくて、保存状態の良い絵本をぜひお願いをしたいと思っております。思い出のたくさん詰まった絵本でしょうけども、やはりその思い出を、良い思い出をやっぱり子どもたちにも、もっともっと共有していただければというふうに思っております。
これはなお本市の大きな問題であるごみといいますかね、やっぱりそういったものの資源の再利用というものにもなってまいりますので、そういった面でも一石二鳥あるいは三鳥の効果を持つかなというふうにも思っております。
私からは以上です。
3.質疑応答
(広聴広報課長)
それでは、ただいまの発表事項について質疑応答に移ります。ご質問ございましたら挙手指名の後、社名とお名前をおっしゃっていただき、ご発言をお願いいたします。それではご質問のある方挙手をお願いします。
(朝日新聞)
すいません、2点ありまして、最初は確認です。ももりんの水飲み器なんですけれども、予算額としていくらぐらいの話なんでしょうか。
(市長)
予算いくらだったかな。
(水道局給水課)
今年度の予算額1000万円です。
(朝日新聞)
設置に伴う全てを含んでですか。
(水道局給水課)
はい、全てを含んで1000万円です。
(朝日新聞)
はいわかりました。あと二つ目のゴミ減量化の話なんですけれども、こうした形での地区座談会、大々的ではなかったにせよですね、30年度中も各地区単位での説明の場に出向いて、ごみ減らして下さいってことはやってきたと思うんですけれども、結果的にその30年度のものはまだまとまってないかもしれませんが、ゴミの減量の達成はある程度進んだものなんでしょうか。
あと取り組みを見るとこれまで個別にやってきた説明を拡大したっていう意味はあるんでしょうけれども、今回こういうことをやることによってどれぐらいの効果を期待されているのかというのと、あと個人的な思いとして説明をして啓発によって自助努力でのゴミ減らしを求めるだけではゴミ減量というなかなか進まないのかなあという気もしますし、環境省、環境大臣がスーパーとかでレジ袋の完全有料化みたいな話も今出ているわけで、もう少し何か強いメッセージを発信すべきじゃないかっていう気もしますが、その辺について市長は何かありますでしょうか。
(市長)
はい、いわゆる有料化ですね。レジ袋の議論なんかは一種の有料化で、我々、一つは有料化というのを、検討いただいたわけです。その結果として、まずは有料化の前に有料化に頼らない対策を講じるということで現在進めておりまして、その点では、我々としての目標は、2割減ですので今回のものがいくつも程度効果があるのかと言われれば、とにかく2割を目標にやるという2割減を目標にやるということがポイントであります。
あとは当然一番大事なやっぱり市民の協力だと思ってるんですけども、やっぱり必ずしも我々の意図するというかお願いする格好じゃないような取り組みもあるかと思いますので、そういったものを、単にお願いだけじゃなくて、現場でいろいろ巡回などをやりまして、そして様々な面で指導というとちょっとおこがましいですけども、いろんな面でアドバイスなり工夫具体的にさせていただこうかなと思っております。その点では単にお願いというだけじゃなくて現に、個別に入りながら、対応していく必要があるかなと思っております。
それからまた今回はまだそこまで踏み切れないんですけど、分別収集にしても、他に比べると、福島市の場合は非常に荒っぽいというか、細分されてない状況なんですね。これもやっぱり今回の座談会などを通じて、市民の意向なども伺いながら、我々としてもっと徹底できる取り組みがないか、また検討していきたいと思っております。
それから、ゴミの状況どうかな、30年。
(ごみ減量推進課)
30年度のゴミの1人1日あたりが搬出量でございますが、まだ速報値でございますが、1182 gということでこちらの資料の1ページのところに平成29年度が1239グラムとございますので、57 g、 4. 6%の減というような状況になってございます。
(市長)
4. 6ですから、2割減までからするとちょっとまだ進捗度が弱いかなというところですね。あと今回ゴミの組成分析をして、やっぱりどこに問題があるかというのはわかりましたので、その点でやっぱり私思ったのは都会とは大分その比較の基準は違うなと思ったんですよ。というのは福島市の場合、かなり多いのは草類があるんですね。だから都会の場合は皆さんマンションとか、庭がないわけです。雑草を出すことはあんまりないんですよね。ところが福島市の場合は皆さん庭などをお持ちで、毎日のように草抜かれるわけです。実際私も家でゴミ出しをするとですね、いつもそこには2袋3袋実は草入りのゴミがあるんです。そういう点でかなり多いのかなと感じております。草入りをどうにかもうちょっと減量できれば、かなり減量できるのかなと思ってるんですけど。
あと予算だけどその1000万は全部で?
(水道局給水課)
今回の1000万の中身はももりんの造形費用ですとか、あと水道の工事になりますので配管費用ですとか土木工事費を全部含んで予算額は1000万です。
(市長)
管工事組合がやってくれましたよね。その分は入ってるの?
(水道局給水課)
はい、その分も入ってます。そこから管工事組合さんが協力してくれましたので実質の費用は予算額より若干安くなっております。
(市長)
どれぐらいになってるの。
(水道局給水課)
内訳は、出すことは可能です。
(市長)
今回は、ですから我々が全部行政として水道局がやったのではなくて、管の部分を管工事協同組合さんがぜひ我々にやらせてほしいというふうな申し出をいただきまして、ご協力いただいたという形になっております。
(時事通信)
ももりん文庫のことで伺いたいんですけれども、市の職員から募ったということでしたけれども、どういう経緯で募集することになったのか伺います。
(市長)
経緯でいうとですね。担当課から話してもらった方いいかな。
(幼稚園・保育課)
私達の方では公立の施設を作って14施設あるんですけれどもその中で、いろんな事業を進めている中で絵本も私たちが買っているわけなんですけれども、絵本を買っている中で・・。
(市長)
実は、私が今年10連休の関係もあって、保育所とか回って歩きました。そして、現場を見たんですけども、やっぱり絵本の類なんかが大分古くなってて、そして少ないという印象を持ちました。本来公立の保育所であれば市が予算措置をして、そしてやるんですけどもこういう経常的な経費というのはだいたい、どうしても抑えられてしまって、この新しい本が買えないという状況になってしまっていたんですね。その点では何かもっとみんなで協力しあって子供たちの本の環境を充実するということできないかなということを職員に相談をしたら、そしたらこういうことでやりましょうか、ということで提案が上がって、そしてまずは職員に呼びかけてみようということで始めさせていただきました。
本当になんでもかんでも、行政ならば予算でやるというよりは、こういう人の善意とかうまく投入させていただきながら、進めるのもこれは返って子供たちにも気持ちも伝わるかもしれませんし、やっぱり本が豊富であれば、それなりに子供たちの関心が深まって、もっともっと本を読みたいとかそういうふうになってくると思うんですね。そういう環境をぜひ作っていきたいということで今回このような取り組みをさせていただきました。
(時事通信)
関連でもう一点伺いたいんですけれども、希望する保育施設に対して支給するということでしたけれども、その保育施設はどの本が欲しいかまで指定できるんでしょうか。そのリストみたいなものを作ってこの本とこの本がほしいような。
(市長)
それはこれからですよ。我々もずっとそこにリストするかというね。あるいは希望するときに集まってもらってドラフト会議みたいにやるか、そこはちょっとこれから検討したいと思います。
(幼稚園・保育課)
絵本なんですけども、今回預かった絵本が今売ってる絵本よりも古いというか古いですけどすごく綺麗になっておりまして、内容もこんな内容、今は手に入らないようなものも実はいただいたなという感触もありまして、ただ新しいものを買うだけじゃなくて、皆さんに声かけることによって、また広がる絵本をいただけたらなという感想もありました。
(市長)
ちなみ私も、エルマーの冒険とか、5冊くらいかな、状態の良いやつを持ってまいりました。
(読売新聞)
読売新聞社の服部です。
ももりん文庫なんですけども絵本を配布するのは公立の施設に限られるんですか。
(市長)
そんなことはないです。
(読売新聞)
民間も希望すれば。
(市長)
はい、そうです。ただなんとなく状態を見てると公立の方がちょっと乏しいなという感じは持っています。
(読売新聞)
もう一点ですけど、先ほど市長のSNSがきっかけだったんですけども、具体的にはTwitterとかFacebookとか具体的にどのSNSですか。
(市長)
私は一応、FacebookとTwitterを使っていますので、そこに載せたんですね。そしたらある方から、今度状態の良い全集がありますから持って行きます、と書き込みがあって、それならば幼稚園・保育課にお持ちくださいとお答えしたんですけど、でもまあそれとは全然別の形で実は本庁に持ってこられた方がいらっしゃって、その方は何ですかね全集じゃなかったんですよね。というふうに僕は聞いてるんですけど、袋に3つくらい入れて来られたということで、本当その点では市民の皆さんの善意に感謝しております。そういう方もいらっしゃるんで、また呼びかけてみようかなという感じも。最初から実はそれは想定してやって行こうと思ってたんですけど、今回そういうことに意を強くして、せっかくですので呼びかけさせていただいたというところです。
(広聴広報課長)
その他ございませんでしょうか。
発表事項についてのご質問についてはよろしいでしょうか。
それでは、その他発表事項以外の件につきましてご質問ございましたら承りたいと思いますので、挙手の方をお願いいたします。
(福島民報)
今回行われました福島市議選に関してなんですけど、ご存知のようにミスが相次いだということと職員の方の有権者のかたへのご対応などについても含めて、今回の選挙に関して市長はどのように受けとめているのかというところと、再発防止に向けてどういった取り組みをすべきなのかというところをお伺いしたいと思います。
(市長)
はい。選挙事務に関して不手際が続きました。選挙の事務というのは選挙管理委員会の事務で、市長が直接指揮できる立場ではありませんけれども、こういった事務の実態というのは、これまでの福島市役所全体の事務の適正化やあるいは事務改善の取り組みの現状、状況を反映しているものだと私は受けとめております。
それから、障がい者への対応につきましても、対応したのは市長部局の応援職員でありまして、聞くところによりますと代理投票に誘導しようという意図のものであったというふうに聞いておりますけれども、言葉の掛け方が不適切であったと聞いております。その点ではこういったような不手際が続いたということは私としても、残念で申し訳なく思っているところです。
今後というか、私自身本当に就任してから様々な待機児童を始め、政策の実行を断行してまいりましたけれども、それ以上に実は重視をしてきたのが、事務の改善だったり、職員の意識改革でありました。今後も、1人1改善運動をはじめとしてですね、事務の改善運動なども進めて、聞いてると本来注意すべきものがやっぱり従来通りという感じで進めていたことが、またミスに繋がった面もあったんだっていうふうには聞いておりますので、やっぱりその時々に応じ、あるいはケースバイケースによって何が重要なのかというようなことを考えながらものごとを適正に処理するそういう職員になっていただくようにこれからも努力をしていただきたいなと努力をしていきたいなと思っております。
それから障がいに関してましても、実は例えば絆まつりでも皆さんに私発表させていただいたと思いますが、絆まつりでの一つのテーマ、地域の共生社会だということを私は申し上げたように、今回オリンピックパラリンピックも福島市が開催地になるということでその理念である共生社会の取り組みを一段とレベルアップしていこうということで進めております。このために、障がい者への対応も、これまではおもてなしハンドブックというのを作って、それでやってたんですけども、やっぱり障がいの特性に合わせたものになってなかったんですね。
それで市では新しい障がい者に向けた対応要領を6月13日に作ってそれで職員というか、あの庁議というかね幹部会でお示しをして、そしてもうその時点では参議院選もはじまっており、参議院じゃなく市議選、市議会中であり、選挙事務なども始まってたので、徹底できなかったんですけども、7月1日から徹底していこうというふうな形で進めておりました。
今後、当面の選挙事務に関しては、選挙管理委員会の方で選挙事務従事者に対して事務説明会に合わせて、障害を持つ方への対応方法を周知徹底していくということになっておりますし、我々も、今後新しくした障がいを持つ方への新しい対応要領を、職員に研修とか、あるいは職場ミーティングを通じて徹底をさせていきたいというふうに思っております。
なお、こういう障がいを持つ方も持たない方も高齢者にしてもそうなんですが、誰もが住みよい社会というのを市では目指していて、実はもうすでに地域福祉計画2021というものですね、共生社会の新ステージを作るということで今、検討会とか外部の有識者なども入れた会議でも検討を始めておりますし、あわせて、障がいのある人もない人も共に生き生き暮らせる福島市作り条例というものも今年度中には制定しようということで今進めておりますので、私としては、今回こういう事件があったわけですけども、それも踏まえながらこれからのこれまで進めてきたこういう動きをさらに進めていきたいと思っております。
(NHK)
選挙についてなんですけれども、一連のミスについて原因は何にあると考えているのかちょっとお伺いしたいのと、選挙管理委員会は6月30日のあの件について多くの有権者がいたので、対応がないがしろになったという説明をしているんですけれども、そういう一票をないがしろにしてしまうようなその対応を、その人員配置とかを見直すような予定はあるのかちょっとお伺いしたいんです。
(市長)
まずちょっと申し上げておきたいのは、市長としてあまり選管の事務に介入するということは、これは越権行為ですのでそこはご理解いただきたいと思うんですね。そういうことを全部我々がやるとなると、本当に例えば政治家がまさに自分の都合で選挙事務をしてしまうとなるんで。市長としてお話しできるのが限定されるということです。どういう原因があるかについてもそれはまず選挙管理委員会の方で調べて対策を立てる話なので、私としては具体的には承知しておりませんが、先ほども申し上げました通り個別の直接的な原因はともかくとして、全体として市役所の事務改善の取り組みの現状が反映されたものになってるんだろうと思っておりまして、そういう点では、今後も市としてそういった事務改善を進めて選挙管理委員会でも、しっかりと適正な処理ができるようなそういう形にしていきたいなと思っております。
体制につきましてもちょっとこれは私としては評価できないということをご理解いただきたいと思うんですが、ただその一方で、私自身も例えば福島市が開票の状況にしても県内で一番最後になるとか、実はそういう状況になってると言うのは何でなんだろうというふうに思ってまして、そのために、我々市長として応援できることはするよという話をしております。
その点では、今回の選挙に当たりましては、実はこれまで福島市は選挙があるために、ある程度の時期が迫ってきたら当然選管の職員だけではできませんから市長部局の職員と併任をかけて、それでやってもらうんですね。これを実は今年はもう4月中だったかな、もう前倒しで実は併任をかけました。選挙の事務がなんていいますか切羽詰まる前に様々なその研修とか何かやっていただいて、そして、選挙時も円滑にやっていただこうという趣旨で私としてはそういう応援のつもりで併任とかをさせていただいたつもりです。今後も選挙管理委員会の方からこういった協力してくれという話があればできる限りお応えをしていきたいというふうに思っております。
(福島放送)
福島放送の佐々木です。選挙の関連なんですが、本日参議院選の公示がされまして、21日に投開票があると思うんですけれども、どういった形で選管の方には取り組んでいただきたいのか、そのあたりミスなくやってほしいというところだとは思うんですが。
(市長)
そうですね。それ以上言うのも私としては越権行為だと思いますので差し控えさせていただきたいと思います。
4.閉会
(広聴広報課長)
ご質問他にございますでしょうか。
ご質問の方ないようですので、以上で本日の定例記者会見を終了いたします。
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