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更新日:2021年3月23日

令和3年3月23日緊急記者会見(福島市で発生した8つ目のクラスターの状況)

記者会見資料

動画(手話入り) 

 

発言内容

1.開会
(広聴広報課長)
遅い時間にありがとうございます。
本日、新型コロナウイルス感染症のクラスター発生ということで市長よりご説明申し上げます。


2.市からの発表
(市長)
昼に続きお集まりいただいてありがとうございます。
本日、昨年末以来、福島市で8例目のクラスターが確認されましたので発表させていただきます。
クラスターが発生したのは陸上自衛隊の福島駐屯地で発生いたしました。
本日、12名を確認いたしまして合計17名のクラスターと断定いたしました。経過を申し上げますと、3月17日に1名確認されております。3月19日と20日にそれぞれ2名確認されております。この時点で5名ということなのですが、この5人には繋がりはありませんでした。そのため、福島市ではこれらの人を繋げる別の感染者がいるのではないかと考えまして、月曜日(22日)にこれらに関係する人、あるいは駐屯地内で花粉症らしき症状のある人を中心に検査を実施しました。その結果として12名確認されたということであります。
おそらくこの集団の中で感染しているということで現時点で合計17名のクラスターということであります。
自衛隊で別途公表されていますが、今回の17名は全員が自衛隊員ということではなく、駐屯地で勤務されている方が1名含まれております。その点では自衛隊の発表と数字上、若干違っていますがご留意いただきたいと思います。
今、感染経路を調査中でありまして、さらに駐屯地の中、今回感染が確認された方のご家族など調査を早急に進めていきたいと思います。
12名の方のうち、3分の2は症状が出ておりました。早い方では10日ほど前には症状があったようでございます。しかし、今回の特徴として、新型コロナは発熱が注目されるが、必ずしも発熱が伴うとは限らない。
福島市では、花粉症と誤解のないようにと注意喚起してまいりましたが、今回の症状のある方も熱のある方は少なく、多くは鼻水、のどの痛み、咳。中には花粉症だと思われて受診をされなかったという方もいらっしゃいます。
軽い症状があっても誤解しやすいということですので、ぜひ症状があったら早めに受診していただくことを市民の皆さんにはお願いしたいなと思います。
改めて注意事項を申し上げますと、これは市長メッセージNo.27にまとめてあります。
市民の皆さんに特にお願いしたい事ですが、感染リスクが高まる五つの場面を意識して慎重な行動をお願いいたします。
マスクなしでの会話、つい気が緩んでしまう場所、飲食はなるべく普段いる人と小人数、短時間でお願いしますということ。
二つ目は歓送迎会や謝恩会、お花見などで、大人数で飲食を伴うものは控えていただきたい。
三つ目になりますが、卒業式や入学式、入社式などの行事は間隔を十分取るなど感染防止対策を徹底していただきたい。
四つ目、感染防止対策が徹底されてない飲食店などの利用は控えるようにお願い致します。
五つ目、これも昼間強調させていただきましたが、県外への移動、十分ご注意いただきたいということです。特に解除になった一都三県はもとより、今日本で一番感染が拡大して比率が高いのは宮城県でありますので、宮城県との往来も十分にご注意いただいて、できる限り不要不急の往来は控えていただきたいとのことであります。
六点目は、こういった地域から来訪される方との接触も、十分注意を払ってほしいと。
さらに最後でありますが、今回のクラスターでもお分かりいただきましたとおり、花粉症と間違いやすいです。その点ではいつもの花粉症と違ったなとか、あるいは、今申し上げたような鼻水、咳、のどの痛み、このような症状は特に違いがあるなと思ったら、ぜひ早めに医療機関を受診、あるいは相談センターにご相談いただきたいなと思います。
私からは以上でございます。


3.質疑応答
(広聴広報課長)
はい、それではただ今の案件について質疑応答に移ります。
挙手の後、社名と氏名、発言の方をよろしくお願いします。
それではお願いします。
(福島民報)
資料の中で市外と表示された方が3名いらっしゃるんですが、こちらそれぞれ県内外なのか、それとも市町村どこか教えていただくことはできますか
(市長)
市町村は申し上げられませんが県内です。
(福島民報)
もう一つ、日中の会見の中で市長が、宮城県で今感染者が急増していてそれに関わる福島市内での感染も見られるということでしたが、今回のクラスターに含まれる方の感染経路などで宮城県との関連とはいかがですか。
(市長)
この件に関しましては現在のところ、それは確認されておりません。
(広聴広報課長)
はい、他質問はございますでしょうか。
(NHK)
すいません、再度確認なんですけど、17名のうち自衛隊の隊員が何人でそれ以外の方、が何人
(市長)
16名と1名です。
(NHK)
16名と1名、で、その1名というのは駐屯地内で働いている方ということで。
(市長)
そういうことです。
(NHK)
これは出入り業者とかいうことではなく、どういった方ですか。
(市長)
そうですね、出入り業者ではありません。
まあいろんな形で働かれている方いらっしゃいますんで、はい。
(NHK)
いわゆる自衛隊の職員ではない。
(市長)
はい。
ですから、自衛隊のほうでは隊員の感染が確認されれば公表されております。
その点では公表されているのは、まあ今日も10人目公表したみたいですけども、16名まで公表されているという状況です。
(NHK)
もう一度その経緯、17日からの経緯を教えていただきたいんですけども。最初に1人が、17日に最初の一人が確認されたときっていうのは、これはどういった形で確認されたか。自ら受診したのか何か症状があったのか。
(市長)
この方は、別の感染された方の濃厚接触者として、われわれども検査をして陽性を確認いたしました。
(NHK)
その後の20日までの4人というのはその一人からの関係性とは別に
(市長)
はい。
関係する方もいらっしゃしますし、別途ご自身で症状があるがために医療機関を受診されて、それで確認されたと。
それで、さらにその確認から我々濃厚接触として調査を行って確認をしたということで。
この今申し上げた2つの流れの中で接点が無いんです。
それで、もしかすると駐屯地内でもう少し広がりがあるのではないかというような疑問というか、そういったものを抱きまして調査を進めさせていただきました。
(NHK)
続けて申し訳ないのですけれども、花粉症のような症状のある方なども含めて検査をしたということですけれども、これまでで検査を全部で何人行ったのかということと、今後家族の方々なども含めて何人ぐらいの規模を検査していくのかということを。
(市長)
今後については、これからさまざまな聞き取りをしながら決めていきますので、ちょっとわかりません。ただ、これまで検査したのは。
(保健所長)
70人検査いたしました。ただ、その中で2回検査した人もいますので、70人ということではなく70件です。人数で言えば63人になります。
(朝日新聞)
2点教えてください。
ひとつが、16人は隊員と言っていいですか。
(市長)
言って結構だと思います。
(朝日新聞)
もう一人の方は。
(市長)
勤務されている方です。
(朝日新聞)
勤務されている。仕事で出入りしている人と言っていいでしょうか。
(市長)
出入りではないです。勤務されている方です。
(朝日新聞)
勤務されている方。ただ隊員ではない。
自衛隊の職員ではないということですか。
(市長)
そうですね。職員ではないというか、隊員ではありません。
通常ですね、見ていただきたいんですけれども、自衛隊の発表が駐屯地でなになに人の隊員が確認されましたという言い方をされていて、色々身分の仕方があるとは思うのですが、通常、隊員と言っていただいて結構です。もう一人の方は隊員ではない、勤務されている方。
(朝日新聞)
それと、本日陽性者12名というのは、明日の福島県発表に中に入ってくる12人。
(市長)
そうです。
(朝日新聞)
残りの20日までに確認されている5人の方は、すでに県の発表の中に入っている。
(市長)
基本的に全てルールに基づいて、われわれ公表しておりますので、確認日の翌日に発表されております。
(広聴広報課)
よろしいでしょうか。
(共同通信)
17名について共通点としては、例えば同じ寮に住んでたりですとか、同じ食堂を利用していたり判明していることはありますでしょうか。
(市長)
基本的に同じ建物で仕事をされています。
(共同通信)
同じ部屋で。
(市長)
とは限りません。
(共同通信)
また、経路が違うと。
(市長)
はい。
だから、われわれも共通点がないと言うのはそういうことなんです。
最初に調査をした段階でですね。
(広聴広報課長)
他よろしいでしょうか。
(読売新聞)
17日からの経緯なんですけれども、まず20日までの5人の中で最初の一人と濃厚接触者だったのは何人になるのでしょうか。
(市長)
2人と3人のグループに分かれます。
(読売新聞)
そうすると、1人の人との濃厚接触者は何人になるのでしょうか。
(市長)
細かいことは控えさせていただきます。
要するに、5人のうち2人と3人のグループに分かれます。
(読売新聞)
わかりました。
その5人の中だと花粉症の可能性があるという部分でもクラスターとしては認定されてはいらっしゃらなくて、その後今回の12人を受けてクラスターとして認定された理由を改めて教えてください。
(市長)
最初の5人は結びつきがなかったんですね、二つのグループの間に。
今回はわれわれ、ある意味同じ建物の中でどういう経路かわかりませんが、一つのかたまりとなって、この感染が発生したんだろうという全体として確認をいたしました。
(河北新報)
この17人は何歳から何歳ぐらいまでの方なのでしょうか。
(市長)
20代から50代でしたっけ。
(保健所長)
60代までです。
(市長)
60代までですかね。
(河北新報)
男女両方ともいるんですか。
(市長)
おりますが、非常に女性は少なくて、数を言ったら特定されてしまいますので、控えさせていただきます。
(河北新報)
駐屯地内で働いている1人というのは、何日判明分なのでしょうか。
(市長)
これは、一番最初です。
(河北新報)
17日。
(市長)
はい。
(河北新報)
あと、この駐屯地内で生活している隊員というのは、この中にいるんですか。
(市長)
そこまでの情報は確認しておりません。
(福島放送)
これまでに検査した70件63人というのは、皆さん同じ建物で働いている方を検査したということでしょうか。
(市長)
全員ではありませんが、われわれとすれば、これまでの感染が判明した人たちの、要するに濃厚接触した人たちやっていったわけなのですが、この5人の段階で、より広い検査をする必要があるということで、検査をした結果、23日本日、この方々の感染が判明したということです。
(福島放送)
今後、例えば駐屯地内の全ての隊員を検査するなど、そういった予定はありますでしょうか。
(市長)
少なくとも、この建物の方は全員ある予定です。
それから、実際の聞き取りの中で、それ以外の方との接触がどのような状況なのかと判断しながら、さらに拡大するかどうか考えていきたいと思います。
(福島放送)
同じ建物にはだいたい何人くらいの隊員の方働いているか分かりますでしょうか。
(市長)
それは特定されますので、控えさせていただきます。
(福島テレビ)
月曜日に検査された方の人数を教えていただけますか。
(保健所長)
月曜日は40名です。
(福島テレビ)
防衛省の方に先ほど確認したときに、3月20日の時点で6人の陽性者が確認されたので発表しているとおっしゃっていたんですけれども、これは市と数字が違うのはなんでなんでしょうか。
(市長)
もしかすると、勘違いされているんではないでしょうか。
私もツイッターなどで見ましたけれども、19と20日が2名ずつ福島駐屯地で発生したということが出ております。
17は先ほども言いましたとおり、隊員ではないので出ていません。
(広聴広報課長)
他よろしいでしょうか。
それでは以上で会見の方終了いたします。
遅い時間にどうもありがとうございました。
(市長)
どうもありがとうございました。

 

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このページに関するお問い合わせ先

政策調整部 広聴広報課  

福島市五老内町3番1号

電話番号:024-525-3710

ファクス:024-536-9828

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