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更新日:2025年1月6日

松くい虫の被害について

松くい虫の被害・松枯れについて

福島市では、昭和50年代に松くい虫の駆除事業が実施されて以降、松くい虫被害の拡大防止及び沈静化のため、松くい虫の防除を実施しています。

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アカマツに潜む松くい虫を薬剤によって駆除(伐倒駆除)状況

松枯れとは

  • 松枯れとは、アカマツやクロマツといった松が、松くい虫の被害によって枯損してしまう病気です。
  • 主な症状は、樹脂(松ヤニ)が出なくなり、水分が失われ、約1ヶ月程で葉が真っ赤になって枯れてしまいます。

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十六沼公園の松枯れを起こした木

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立子山地区の林道沿いの松枯れ起こした木

松枯れを放置するとこんな悪影響が...

  • 雨や風等の外的要因により倒木しやすくなります。
  • 人通りの多い場所では、枝等の樹木の一部が落下しケガをする恐れがあります。また、建物が周辺にある場所であれば、倒壊につながる恐れがあり危険です。

松くい虫の生態

  • 松林に甚大な被害をもたらす松くい虫被害は「マツノザイセンチュウ」という体長1ミリメートルにも満たない線虫が松の樹体内に入ることで、松が水を吸い上げられなくなることで引き起こされます。その線虫を松から松へ運ぶのが「マツノマダラカミキリ」というカミキリ虫です。

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マツノマダラカミキリ(20~30mm):左-オス,右-メス

福島県林業研究センター:提供

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マツノザイセンチュウ(1.0mm程度)

一般社団法人全国林業改良普及協会:提供

  • 予防方法について

  • 樹幹注入:線虫の侵入・増殖を防ぐ薬剤を健康な松へ注入し松枯れを予防します。
  • 伐倒駆除:被害に遭った松を伐倒後、薬剤でマツノマダラカミキリの幼虫を駆除し、被害拡散を予防します。
  • 被害に遭ってしまった場合

  • 被害にあった松が健康な状態に戻ることはありません。また、被害木を処理せずにいると周囲の松林へと被害が拡大します。そのため、被害にあった松の処理について専門家を擁する造園業者、駆除業者等にご相談ください。
 
 

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このページに関するお問い合わせ先

農政部 農林整備課 林務係

福島市五老内町3番1号

電話番号:024-525-3729

ファクス:024-533-2725

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