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更新日:2019年10月9日

令和元年9月26日定例記者会見 動画(手話無し・手話入り)

【手話無し】

【手話入り】

【発言内容】

1.開会
(広聴広報課長)
それでは時間になりましたので、ただいまから定例記者会見を始めます。本日は市からの発表事項が5件となっております。それでは発表事項について市長から一括してご説明申し上げます。

2.市からの発表事項
(市長)
皆様おはようございます。今日からピンマイクになりまして、すっきりしました。
今日、私の方からは5件発表させていただきます。
(1)『バリアフリー推進パートナーキックオフミーティング』開催
まず1つ目がバリアフリー推進パートナーのキックオフミーティングを開催するというものであります。
ご承知のように、東京2020大会を契機として、官民一体となってハード・ソフトにわたるバリアフリー社会をつくっていこう、誰にでも優しいまち福島をつくっていこう、ということで取り組んでおります。今回、こういった取り組みにご協力いただける企業や団体をバリアフリー推進パートナーとして集まっていただいて、キックオフミーティングを開催いたします。心のバリアフリーの正しい理解と普及啓発を図ってまいりたいと思っております。
なお、この取り組みは、一番上に公認プログラムというマークが載っているかと思いますが、「5.その他」にありますように、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の参画プログラムとして認証いただいた事業として実施するものでございます。
内容は9月30日午後2時から4時までということで、コラッセ福島4階の多目的ホールで開催をいたします。内容はキックオフ宣言に続きまして、講演。これはNPO法人ふくしまバリアフリーツアーセンターの佐藤由香利センター長にご講演をお願いいたします。テーマは『「何かお手伝いしましょうか」から始まる十人十色のおもてなし』ということでご講演をいただきます。
その後「誰にでもやさしいまち ふくしま」というテーマで、私、佐藤由香利さん、パラスポーツの増子恵美さん、福島学院大学教授の遠藤寿美さんの4人で、FMポコの國分久美恵さんを司会にして、座談会を行うということになっております。
なお、バリアフリー推進パートナーは、1週間前ですけど9月19日現在で計230団体が登録し、うち当日参加可能な団体が参加をするということにしております。
なお、今回の講演会と座談会、市の職員も十分にこのバリアフリーに関することを知っていただかなくてはいけませんので、職員も研修ということで参加をさせていただく予定であります。1点目は以上であります。

(2)バリアフリー推進パッケージ『まち歩き総点検』を実施します
それから2点目ですが、このバリアフリー推進の取り組みの一つとして、まち歩きの総点検を実施しますということであります。これまでも本市におきましても、バリアフリーの推進を進めてきたわけでありますが、今回あらためて障がいのある人とない人、そして関係機関が一緒になって点検して、そして現状の課題をパートナーの皆さんと共有し、改善を図っていこうという取り組みであります。
具体的に実施をするのは、10月10日午前9時半から正午までということであります。場所は、この地図のとおりでありますが、3班に分けまして、「駅前広場付近」「駅前から13号までのゾーン」「13号から4号までのゾーン」と分けまして、点検をいたします。
点検の内容は3番にありますけれども、まず1つは現場点検として、バリアフリー推進パートナー、これは一番最後にありますけれども、資料4.参加者のところですね。視覚障害者福祉協会、市聴覚障害者協会などの皆さんと一緒に、街を歩いて点検をするということでありまして、視覚障害者用の誘導用ブロックとか地下通路の階段・通路内の手すりの設置状況、段差・勾配などの解消状況、それから音声案内や点字案内などの設置状況、エレベーターやトイレなどのバリアフリー化の対応状況について点検をいたします。
その上で最後エスパルの5階に集まっていただいて、意見交換をして、皆さんで問題点とか、あるいは改善方法などについて話し合うということにしております。参加者は先ほどのパリアフリー推進パートナーの他に公共施設の管理者として国土交通省、それから福島県、福島市、さらには交通事業者、JR東日本、阿武隈急行、福島交通、JRバス東北といった方に参加をしていただいて、点検を行うというものであります。2点目は以上であります。

(3)移住ワンストップ相談窓口を開設!
~ふくしまで暮らそう!ジブン色の新生活応援宣言~第1弾
3点目は、移住ワンストップ相談窓口を開設するということで、こちらに横断幕もありますが、「ふくしまで暮らそう!ジブン色の新生活応援宣言」というキャッチフレーズで移住に関するワンストップ相談を実施していくものであります。
この度、移住・定住用、相談専用の直通ダイヤルを開通して、そして福島市のかかわること、福島市だけではなくて県とかの支援制度もそうですけれども、そういったものを、この窓口でワンストップで対応させていただこうというふうに考えております。若い世代には仕事や住まい探しのお手伝い。子育て世代には各種支援制度などのサポートの提案。就農希望する方には研修制度とか新規就農支援制度のご案内。移住希望者の目的がライフスタイルに応じて情報提供や支援制度の照会・申請サポートなどをワンストップで行ってまいります。
窓口と直通ダイヤルの開設は下記にあるとおり、10月1日からということになります。場所は本庁1階の定住交流課内ということになります。
相談内容は、ただいま申し上げましたように(1)起業・就業支援事業の紹介、(2)住まい情報の紹介、これは空き家とか市営住宅などであります。
それから(3)子育て支援制度の紹介、(4)新規就農支援制度の紹介、(5)金融機関等の金融支援事業の紹介ということで、民間の事業もターゲットに入れます。
そして(6)移住者支援制度の紹介ということで市・県・国それから関係団体、こういったところを福島市で使えることはひとまとめにして対応していきたいと考えております。
移住・定住相談ダイヤルとして、「お!ふくしまし こんなに いいとこ こいよ こい」ということで、途中で変な文字も入ってきそうなんですけど、024-572-5451という番号をとりまして、これを専用ダイヤルにさせていただきます。
今後の展開としては、これはあくまでも第一弾でありまして、今後は、すでに本市に移住して活躍している方などを福島市移住応援サポーターという、現段階では仮称ですけど。その方たちに委嘱をして、実際に経験のある方にいろいろと移住希望者の目的とかライフスタイルに沿ったアドバイスを行っていただこうというふうに考えております。その他といたしましては、ぜひ市のホームページをご覧いただければというふうに思っております。
来ていきなり、あるいは電話で話といっても、こちらも十分対応できない場合もあるので、できればフォーマットに書いてもらって事前に送っていただければ、こちらでもそれに応じて準備をしながらお話もできるということで、これもできるだけ単純なICTツールですけども、そういったものを活用しながら、より実効性のあるご相談に応じていきたいなというふうに思っております。3点目は以上であります。

(4)街なか広場を暫定オープンします
~本整備に向けワークショップを開催します~
そして4点目になります。街なか広場暫定オープンということでありまして、あわせて本整備に向けての検討をスタートさせます。そのスタートがワークショップの開催ということのお知らせであります。
街なか広場は現在、地下構造物の解体とアスファルト舗装をやっておりますが、この作業が終わりまして、10月6日に暫定オープンということで貸出利用を始めます。その皮切りが「ふくしま街コス」でありまして、街コスのステージイベントに合わせて、暫定オープンの宣言もさせていただきたいなと思っております。今後、これまで同様に、市街地活性化が図れるようなイベントに貸出しを行っていきたいと思っております。
それから本整備に向けては、できるだけ利用者の皆さん、市民の皆さんのご意見を取り入れながら、整備内容とか管理運営方法を検討していきたいということでワークショップを開催するというものであります。
まず暫定オープンのイベントなどに関しましては、10月6日、街コスの受付自体は10時45分からのようでありますが、14時から街コスのステージイベントがありますので、これに合わせて暫定オープンの宣言もするということにしております。
街なか広場は、これまでここのゾーンの南側に向いて面しておりましたけれども、今回もともとの地権者さんのご意向を踏まえて、換地処分をした結果、地権者の皆さんは西側で、我々公共の街なか広場は東側、パセオ通り側となりました。この面積は、次のページをご覧いただきたいと思うんですが。これまでは1030平米ぐらいだったんですけど、暫定オープンは、1300平方メートルということで、若干広がります。3割近く。これまで西側に自転車置き場所等を設置しておりましたが、これまでの調査の結果、自転車に関して言えば、この東口の駅前通りの買い物客用とか、あるいはパセオ通りの自転車駐車場、こういったことで十分間に合うだろうということで自転車置き場は設置しませんでした。その結果、広場として利用できる面積が広くなるので、これまでよりはゆったりと多少余裕を持ってご利用いただけるんではないかなというふうに思っております。
なお、資料をちょっと戻っていただきたいんですけど。こちらの暫定街なか広場の北側にステージを置くようにしています。西側にトイレを設置する予定なんですが、どうもトイレが品不足らしくて間に合いませんので、当面はすぐ南にあります、まちなか交流スペース。こういったところのトイレをご利用いただければと。ウィズ本町ですね。というふうに思っております。使用の申し込みに関しましては、これまでどおり、市街地整備課の方で受付をしておりまして、広場を利用する3ヶ月前からということであります。
それからワークショップは、全国まちなか広場研究会の理事をされていて、全国の街なかのにぎわい作りなどに携わっておられる山下裕子さん。そういう方をアドバイザーというかファシリテーターに迎えまして、関係団体、商工会議所とか商店街連合会、広場利用団体、あるいはまちなか交流スペース運営協議会委員など、19団体の方々、そして大学生4名、高校生2名という若い学生の皆さんにも加わっていただいて、25人でワークショップを開催し、今後の街なか広場のあるべき姿、運営方法といったものをご議論いただきたいと考えております。
そのスケジュールは、すでに山下裕子さんとの関係で決まっておりまして、12月19日を第1回といたしまして、5回予定をしております。場所はいずれもウィズ本町でありまして、今年度中にこのワークショップとしてのまとめといいますかね、そういったものをやっていただいた上で、市としては来年度、基本設計、実施設計を行って、そして令和3年度には工事着手をして、令和4年度には本格オープンという形にしたいと考えております。4点目は以上でございます。

(5)人生を金メダルに!吉田沙保里さんのトークショーを開催します
~「第18回福島県男女共生のつどい・福島市男女共生セミナー2019」受講者募集~
最後はこれですね。
吉田沙保里さんをメインにしたトークショー、「人生を金メダルに!」ということで吉田沙保里さんのトークショーを開催いたします。
毎年県で開催する福島県男女共生のつどいというのが持ち回りでやられてるんですけど、今年は福島市で開催することになりました。このために県の男女共生のつどいと本市の男女共生セミナーをあわせて開催することにいたしまして、今回は吉田沙保里さんの講演会を開催するというものであります。
今回のテーマはですね「互いに支え合い歩む未来へ~差別・偏見のない共生の社会~」というのをテーマに、この福島県男女共生のつどい・福島市男女共生セミナーを開催いたします。日時は11月23日、そして場所はパルセ飯坂ということになっております。吉田沙保里さんの演題は、「迷わない力~夢を実現するために私が続けていること~」というタイトルで講演をいただきます。定員は1500名、多い場合は抽選ということにさせていただきます。料金は無料でありまして、11月1日までにチラシをご覧いただいて申し込みいただきたいということであります。
なお当日は、男女共生セミナーですから、2歳以上の就学児を対象に保育士が託児を行いますし、それから福島市の特産品をコンベンションホールのホワイエで販売もさせていただきます。手話通訳もありということにしております。
私からの発表は以上であります。

3.質疑応答
(広聴広報課長)
それではただいまの発表事項について、質疑応答に移ります。ご質問ございましたら挙手・指名の後、社名とお名前をおっしゃっていただき、ご発言をお願いいたします。それでは挙手をお願いいたします。
(福島民報)
発表資料の3に関する内容でちょっと質問がありました。今回はワンストップ相談窓口設置するということで、定住交流課内にいろいろな相談内容が多岐にわたるので、職員体制を見直しですとか、例えば増強ですとかそういった動きっていうのはあったんでしょうか。
(市長)
体制自体は、特段職員の配置自体は変えません。当然のことながら多岐にわたっていますので、定住交流課の職員に対応できるものは対応しますし、他でもできるだけ対応したいと思ってるんですけど、専門的なものになると、そちらの方に来てもらって市の中で対応するとか、あるいは金融機関になるとちょっとお手伝いいただくことになるかもしれませんが、できる限りここで対応できるような柔軟な連携をやっていきたいと思っております。
(福島民報)
関連でもう一点なんですけど、これまで例えば福島市に移住の希望があった場合、やはり定住交流課の方に問い合わせをすることが多かったと思うんですけど。今まで10月からで、特に大きく変わる部分っていうのを改めて教えてください。
(市長)
もうまさに看板をきっちり掲げたということですね。そういうのがなかったので、全部ある意味ではどこどこに行ってくださいということにしてましたけど、それではもう済まないので、そこでワンストップで対応しようということにいたしました。
(朝日新聞)
街なか広場の暫定オープンの関係なんですが、今後はワークショップで市民の意見を取り入れながらというくだりのところなんですけれども、本整備に向けて現段階で市長がどのあたりをお考えになっているのか、あとはその管理・運営と広報と含めて市の考え方というか、市長としては今後これまで以上にどういうふうに活用していきたいというふうに考えているのかというそのあたりですが。
(市長)
あまり私は言ってしまうと、せっかく市民のご意見をいただいて、それを尊重してやろうっていうので、あんまり先に申し上げるのはよろしくないと思ってるんですけども。
ただ私自身の考え方は、「風格あるまちづくり構想」にも表しましたとおり、やっぱりここは福島の町の中の回遊性を確保するうえでは拠点になると思うんですね。ここでにぎわいを作って、いろいろまた街中に歩いていただくことは大事ですし、そういったものが確保できるような使い方をしていきたいなと思っております。
(朝日新聞)
これも関連というか参考というか、街コスが最初の皮切りみたいな形になっているんですけど、あの街コス、この1年ほどやってるとき見ていたりすると、どうしても着替える場所が少なくて、まちなか交流施設の行列がものすごく長くて。全国各地の例えばアニメの聖地なんて言われているところは、官民上げてそういったところの対応・整備なんか割と対応し始めているところが結構目につくんですけど、そこまでやるつもりはないんでしょうか。
(市長)
そこはですね、前に比べてくると、私もずっと街コスの運営側と直接繋がってますので、その点ではウィズ本町とかその辺をできる限り使ってもらうようにしましたし。
(朝日新聞)
でも行列が…。
(市長)
前回また多かったんですよ。主催者側もびっくりする1000人を超える参加者が居ましたので。ですからそこはまず参加者の見込みはまず主催者側が建ててくれると思うので、それに応じて市として、どのような協力ができるかというのは市なり、あるいは商店街で対応していければと思ってます。
とにかく最近の街づくりもオーソドックスな街づくりっていうか、そうではなく、いわゆるサブカルチャー的なものも重要な要素になっておりますし、福島市としてはそういう新しいものにもですね、やっぱり重点を置いて取り組みたいという気持ちもありますので。その点では、街なか広場の暫定オープンの最初がですね、街コスになったのはかなり行政のこれまでのパターンからするとなかなか面白いスタートではないかなというふうには思っています。
(広聴広報課長)
他にございましたら挙手をお願いいたします。ご質問の方はよろしいでしょうか。
それでは発表事項についてのご質問がないようですので、その他と皆様の方からご質問ございましたら承りたいと思いますので挙手の方をお願いいたします。
(朝日新聞)
 10月からの幼保の無償化の話なのですけれども、各地の自治体によっては対象外のところの対策をとったりとか、副食の手配のことも助成したりとか、いろんなことを考えているところがちらほら出てきておりますし。今の段階では福島市としては様子見だとは思うんですが…。
(市長)
 様子見じゃなくて我々の方針としては、まず基本的に副食費とかそういったものに対することをやらないということで取り組んでおります。
(朝日新聞)
 なるほど。そのあたりのところの今後の見通し、および幼保の無償化を契機に入園希望の方が多分増えると思いますんで。一方でその待機児童対策をこれまでとってこられたこともありますし、このあたりの今後の見通しどんなふうにお考えになっているのでしょうか。
(市長)
これは先日の議会でもお話しましたけれども、今年本当に幼保無償化を背景に入園希望者が増えました。さらに増えるというふうに予想してまして、そのために最大のネックは保育士の確保なわけです。ですから、この9月補正でも、保育士確保のための予算をつくりましたし、それからは何と言っても一番のネックは法律における臨時非常勤、非正規の保育士の確保なんですよ。従来のままではけっこう大変なので、今回我々は制度改正で会計年度職員というものを導入いたしました。来年から導入されるんですけども。手当の関係とか、休暇とか充実しますので、そういったこともできるだけお知らせしながら確保に努めたいなと思っています。様々な取り組みをして、確保していきたいと思っております。
 れから子育て支援のあり方としては、今回無償化ということでなったんですけども、私自身確かに負担軽減というのも大事だとは思うんですけども、じゃあ負担軽減だけで本当にお子さんをもつ子育て支援になるのかというと決してそうじゃないと思うんですね。前も、子育ての過程とそういう保護者の皆さんに集まってもらって話をしましたけれども、むしろ保護者の中には、無償化なんかするよりは、きちっとサービス利用できるようにして欲しいというそういう切実な声も多いわけです。
例えば、障がい児の保育やるには体制整備が必要です。しかしそれを無料にするといっても、その体制ができなければ利用できないわけですね。それよりはそういったものをきちっとやって欲しいとか、あるいは今回福島市が選択したように、タダだということをひたすらに広げるのではなくて、まずはきちんとお子さんを安心して預けられるようなそういう取り組みをやってほしいという声もあるんですよ。
やっぱりそこのところはですね。いたずらに経済的負担の部分だけにフォーカスするんじゃなくて、子育て施策全体として取り組んでいく必要があると。その部分が私は今足りないんじゃないかと思っております。
その点では世の中は負担軽減の方にばっかり流れてますけど、国の負担、ここまでの制度に対して、またそれより深堀して上乗せして、お金を援助するというよりはサービスの充実を図りたいというのが私の本音です。

4.閉会
(広聴広報課長)
他にございますでしょうか。ご質問の方はよろしいでしょうか。
それでは他にご質問もないようですので、以上をもちまして定例記者会見を終了します。

このページに関するお問い合わせ先

政策調整部 広聴広報課  

福島市五老内町3番1号

電話番号:024-525-3710

ファクス:024-536-9828

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