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更新日:2020年4月13日

令和2年3月26日定例記者会見

記者会見資料

動画(手話無し)

動画(手話入り)

発言内容

1.開会
(広聴広報課長)
定刻になりました。ただいまから定例記者会見を始めます。本日の発表事項につきましては4件となっております。それでは市長お願いします。

2.市からの発表事項
(市長)
(1)エールプロジェクト、いよいよ本格始動!!
おはようございます。私からまず4件についてお話をさせていただきます。まず1件目はエール・プロジェクトをいよいよ本格始動ということであります。
3月30日から朝の連続テレビ小説エールが始まります。これに向けまして、市でさまざまな事業を仕込んでおりましたが、この度かなりの部分がまとまってまいりましたので、ここで当面予定しているものを皆様にご披露したいと思っております。
資料のリード文にあるように、本当ならば多くの来訪者をお迎えしたいということで、これを実施するわけですけども、昨今の新型コロナウイルスの感染症の状況からすれば、大勢の観光客の皆様にすぐに来ていただけるという状況ではないと認識しております。その一方で、かなり自粛が長引いておりまして、自粛疲れのような実態もあるようでありますし、そういった方はちょっとした気分転換に来ていただければいいですし、それから福島市の方も皆さん大分自粛絡みでちょっと元気がなくなってまいりましたので、その点では大勢の方がこれを目当てに来なくても、こういうエールに絡んだ町をこうやって実際に見ていただくことで、市民の皆さんにも元気を出してもらって、あるいはちょっと街中を散策していただいて、元気を出してほしいなとこんなふうに思っております。
まず一つ目は、これはNHKさんとの相互連携事業になります。連続テレビ小説エール展ということで、こちらはちょっとだいぶ先の話なんですけども、4月18日から10月11日にかけて、チェンバ大町の1階で展示会を行います。内容はドラマのセットの一部などもNHKさんからお借りをして、そして大型パネル、あるいは相関図、こういったものを出すということで、ちょっとしたイメージがこちらの方にありますけども。チェンバ大町の1階で、貴重なドラマセットも含めて展示をしていきたいというふうに思っております。こちらの方は朝の10時から午後7時までということなので、お仕事帰りの方にも十分楽しんでいただけるかなというふうに思います。
それから二つ目、これもNHKさんとのタイアップ事業になりますが、エールのキャストをデザインしたラッピングバスの運行ということで、こちらは3月30日のエール放送と同時にお披露目をいたします。片面は市の掲出面でありまして、古関裕而さんご夫妻と古関裕而の町福島のこのロゴを掲出しまして、古関さんらしい音符などを入れて、こんなまさに古関裕而さんそのものを表現しております。その一方で、NHKさんとのタイアップの面ではエールの主人公の2人をかなり大きく掲出をいたしまして、さらにエールという連続テレビ小説の名称も入れて、このラッピングをすることにしております。また前面は古関裕而の町福島、それから背面の方はこのエールの2人の写真ということで、こういうものが街を走ると、皆さん本当にエールって放送になってるんだなと、あるいは福島はまたそのエールの一番のメッカとなる街なんだなと思っていただけるんじゃないかなというふうに思っております。
こちらは3月30日、初回放映の時間帯に合わせて、商工会議所の青年部がイベントをやるようになっておりますので、それに合わせてバスの方も東口駅前のタクシープール内に展示をいたします。
その日は、そこから一番下にちょっと書いてありますけど、駅前通り周辺をラッピングバスが周回をして、そして周回後バスは古関裕而記念館へと移動すると。古関裕而記念館では、また1時間ぐらいそこに展示いたしますが、後ほど申し上げますように、一部展示のリニューアルを考えておりますので、そのリニューアルのオープニングの方にこのバスが行っていただくという形にしております。
後でまた申し上げますけれども、駅前通り、新名称で古関裕而ストリートですが、そちらの方でもいわゆるフラッグが立ちますし、それから新しい看板も立ちますので、そういったところをこのバスが走っていくということで、この古関裕而一色の福島の街をこのバスとともに味わっていただけるんじゃないかなと。
ぜひそこはシャッターチャンスになるんじゃないかと思うんで皆さんぜひお撮りいただければというふうに思います。
このバスは当面3月31日から福島交通が運行する既存のバス路線で運行いたします。森合の団地線とかイオン・日赤病院線こういったところで運行いたします。中型のバスなので現在も中型のバスを運行している路線で運行いたします。
そして4月18日からは、先ほど申し上げたエール展がオープンになりますし、それから民間の方が実施する青春館も始まりますので、そういったところを回遊するということで駅前から県庁通り、さらには古関裕而記念館とかそういった箇所を巡る回遊バスとして、周遊バスとして運行する予定であります。
料金は既存の路線バス、バス路線を運行する場合は、路線バスの運賃になります。
そして古関裕而記念館との周遊バスをご利用いただく場合には、往復500円ということになっております。
ちなみにこのラッピングバスは合計で2台あります。ぜひ街中を走るラッピングバスで雰囲気を味わっていただきたいなというふうに思います。
三番目は、古関裕而ストリートにサイン看板とキャストをデザインしたフラッグを掲出するということで、これも3月30日から実施をいたします。古関裕而ストリート、駅前通りから県庁通りまでなるんですけど。レンガ通り入ってですね。こういった看板が最終的にはというか、当面駅前出てすぐのところと、それから13号からレンガ通りに入るところ。さらにはレンガ通りと県庁通りが交わる地点、ここに掲出しようと思っておりますが、今回はレンガ通りの部分だけを出すことになります。二つですね。それからこちらのフラッグですけども、こちらの方は古関裕而ストリート全体にわたってフラッグを掲出しますので。片面はオリンピック、片面は古関裕而といったような、駅前通りはそんな感じになりますし、レンガ通りの方は古関裕而の関係でかなり彩られるんではないかなというふうに考えております。
そして次は、古関裕而記念館が一部リニューアルをするというもので、これも放映に合わせてドラマのパネル展など展示をいたします。資料にありますように古関さんと金子さんの出会いや生涯、あるいは全国からいただいた古関メロディーに関するエピソード、これをこれまで市で集めておりましたので、こういったものもご紹介をして、そして施設としての魅力度アップとドラマをきっかけとして本市を訪れる皆様へのおもてなしの充実を図っていくということであります。こちらちょっとまだイメージの図がありませんけど、ぜひ当日ご覧をいただければというふうに思います。
それから5点目は、マンガで読む古関裕而の生涯というものを市内の小中学生に配布をするということで、皆様のところにも現物があろうかと思います。これですね。
古関裕而さんは本市にとりまして、唯一の名誉市民でいらっしゃいますけれども、やっぱり子どもたちとか若い方はまだ知らない方も結構いらっしゃるということで、そういった方々にもわかりやすいようなものとして、マンガで今回この冊子を作りました。合計3万部製作をしておりますので、これを市内の全小中学校、そして特別支援学校、さらには日本全国の古関裕而さんが校歌を作曲した学校などに配布をしていきたいというふうに考えております。
続いて6点目は、昨日補正予算案を提出をいたしまして議決されたばかりのものでありますけれども、ピンチをチャンスにプロジェクト事業。フリーランス活用による商品開発支援ということを早速募集を開始するというものであります。前回の予算の説明で申し上げましたけれども、新型コロナ感染症拡大の傍らフリーランスと呼ばれる非常にスキルの高い、あるいは感性の素晴らしい一種の自由業の方がお仕事を今失くしている状況にあるというふうに伺っております。一方で我々も古関裕而さん、それからオリンピックで多くの方がいらっしゃると見込んで、これまで取り組んできたわけですけども、当面なかなか大勢の人がいらっしゃるそういう見込みは難しいという現況になってまいりました。ですから、一種ちょっと時間が取れる形になってしまったわけですね。こういった空いた時間を活用して商品とかサービスのより一層の強化をこのフリーランスの力を借りてやっていこうではないかということで、今回のフリーランス活用による商品開発支援というのを実施いたします。
名付けて「朝ドラおもてなし“Max充実”大作戦」という形で進めてまいります。
応援内容は、福島市の方でフリーランスの皆様の招聘する経費を基本的に負担させていただきます。報償費、あるいは旅費、宿泊費、あるいは子どもの預かりといったものも実施をすると。特に宿泊の場合は今温泉が空いてますので、むしろ温泉につかって創造性を豊かにして、いいアイディアを出していただければと思っております。また市内の事業者の皆様の活動資金の一部を助成するということでこちらの3万円を上限に応援をしてまいります。
スキームとしては、要するに市内の事業者さんでいうと、やはり都会的なデザインとか、あるいは発想という点でいうと、やっぱりどうしても地方部は弱い傾向にあります。そういったノウハウが足りない事業者の皆さんが我々のところに応募いただくと。一方で仕事が激減してしまったこのフリーランスの皆さんを募集して、そして我々といいますか、観光コンベンション協会がマッチングをして、より良い商品サービスの企画に繋げようとこういうものであります。本当にお互いが今はピンチに至っているわけですけれども、この状況をうまく結びつけることで、この新型コロナウイルスが収束した暁には、福島市がより魅力ある場所となって、大いに人を呼び集められるようにしていきたいと考えております。お問い合わせの方は資料にもありますが、観光コンベンション協会の方にお願いを申し上げます。
一連のエールプロジェクトに関しては以上であります。

(2)「震災復興パネル展」の写真&メッセージを募集します
続いて震災パネル展の写真とメッセージを募集しますということであります。
大震災、原発事故から10年を機に被災県の県都として、これまで国の内外からいただいた支援に対する感謝、復興の軌跡、そして新たなまち作りの方向性などを発信していきたいと思っております。併せて、記憶と教訓を次世代に継承する震災復興パネル展を開催をいたします。この開催にあたって、展示する写真やメッセージを市民の皆さんから募集をしたいというものであります。
震災復興パネル展の内容はこの1の(1)に出ているところでありまして、今申し上げたように年表をベースに、これまでの軌跡を福島市の状況のみならず被災県の県都として、県内の状況も合わせて展示をしてまいります。
関係機関にもご協力をお願いし、外国語・多言語化にも対応してまいります。
開催時期は、第1クールが7月1日から8月31日まで。第2クールが9月19日から11月23日まで。第3クールが12月12日から翌年の3月21日までということでご覧の会場で実施をいたします。
第1クールにつきましては、もちろんオリンピックの開催をにらみまして、外国人の皆さんにもぜひこの福島の復興の現状を発信をして、そして知っていただきたいという思いで実施をしたいと考えていたわけですけれども、残念ながら延期となりました。しかしオリンピックのためだけではなくて、やっぱり震災後10年になるという契機に今回我々、これを実施いたしますので、オリンピックが延期されるということではあっても、これをただいま申し上げた通りのスケジュールで実施をしていく予定であります。来年になれば、またこれは使えますので、世界の皆さんにぜひこの福島の復興をしていただける、そういう企画は引き続きやっていきたいなというふうに考えております。
今回募集をするのは、2の(1)にあるまず写真でありまして、報道で目にしているだけではなくて、震災の影響によって受けた悲しみとか、あるいは復興や明るい未来を感じたこととか、あるいは次の世代に伝えたいこととか、様々な視点で市民しか感じえない出来事の写真とそのタイトル、そして100字ぐらいのエピソードというか、ちょっとしたコメントをつけてまず写真の関係を出していただきたいと思っております。またメッセージの方も、震災を通して学んだ教訓やこれまでの支援に対する感謝など、国内外の皆さんに伝えたいメッセージを出していただければと思っております。我々としては前から申し上げておりますとおり、この震災における様々な面、復興という進展という明るい面と一方でなかなかそこから抜けきれない一種の負の部分ですね。こういったところもしっかりと直視をして、このパネルに盛り込んでまいりたいというふうに考えております。
そのほか具体的な応募方法とか応募期間はご覧の通りであります。裏面の4を見ていただきたいんですが。応募期間は7月31日までということにしております。したがいまして、募集した写真とかメッセージに関しては基本的にはその後に掲出ということになるわけですけれども、4月末までに応募いただいたものに関しては、第1クールでも使用させていただくということで考えております。
募集のチラシはこちらでありますので、よろしくお願い致します。

(3)福島市で新生活をスタートする方に支援金を交付します!
~ふくしまで暮らそう!ジブン色の新生活応援宣言~ 第3弾
続いて3点目に参ります。福島市で新生活をスタートする方に支援金を交付するということで、昨年よりスタートいたしました「ふくしまで暮らそう!ジブン色の新生活応援宣言」という移住・定住の取り組みの第3弾になります。
今回、福島に移住される方に対して引越し費用として移住準備支度金を創設し、交付しようというものであります。この支援金と、これまで実施をしてまいりましたサポーター制度とか、あるいは支援制度、空き家バンク、これらとあわせてさらにこの「実・湧・満・彩 福島市」への移住・定住を進めてまいりたいと考えております。
制度の概要は、まず支援金額は対象経費、引越し経費の2分の1の額で最大で15万円ということにしております。対象経費は市内への引っ越しに要する家財の運送費とか、荷造りなどのサービス費用、こういったものも含めて計算をいたします。対象になる方としては、本市に引っ越してから5年以上居住する意思のある方。4月以降から本市に転入した方。それから転入時、本市を転出して1年以上経過している方、あるいは市外転出者で新たに本市に住所を定める方。
それから(3)で、メディアの皆さんはここに該当しちゃうかもしれませんが、企業等の転勤や大学進学など一時的に住民登録を行う方ではない方、こういった方々を対象に進めてまいります。こういったチラシもありますので、またご活用いただければというふうに思います。
3点目は以上です。

(4)福島市児童公園 ネーミングライツ・パートナー更新決定!
4点目になります。福島市児童公園ネーミングライツのパートナーの更新が決定したということであります。
福島市児童公園に関しましては、これまでふくしま児童公園SFCももりんパークとしてエスエフシー株式会社との間でネーミングライツパートナー契約を結んでおりました。これまで2年間この名称を使わせていただいております。このたび、一旦期限が切れましたので、改めて検討した結果、エスエフシー株式会社さんで引き続きネーミングライツパートナーをやっていきたいというご意向をいただきましたので、本年4月1日から令和7年3月31日までの5年間も引き続き、SFCももりんパークとしてネーミングライツになっていただくということであります。
ネーミングライツ料は年額200万円ということで、これもこれまでと同様であります。本日はこの記者会見後、フォトセッションを予定しておりますのでぜひご利用いただければと考えております。

それから会見資料にはないんですけど、私から一言申し上げたいと思います。
今日、福島市でも新型コロナウイルス感染症対策本部を開催いたしまして、その中で教育委員会から本市の小中学校に関しても、新年は4月6日から入学式・始業式をやって、学校を再開したいという話がありました。
当然、国に示された再開のための対策、感染防止対策を十分に講じた上で再開をしてまいります。
その際ちょっと我々として今困ってるのはマスクです。国の指針の中に、会話するときなどはマスクをしろと書いてあるわけですけれども、本当に今マスクの確保は大変であります。やはり国として指針を示すのであれば、そういう基準を示すのであれば、しっかりとマスク確保についての手立てをとってほしいと、私は訴えたいと思います。これは国が一番でありますけれども、さらに県の教育委員会からも国に準じたというか、国の文書を受けて市の教育委員会に要請が来ておりますので、県の方にも、県がやっていただくにせよ、あるいは県から国にお願いするにしても、県もしっかりとそれについてのご尽力をお願いしたいと思っております。
本市としましては現在のところ各学校で十分確保できるという目途はありませんので、市の災害用の備蓄のマスク。ちょっと子どもたちには大きいとは思うんですけども、全員に配るというほどのものはないので、ちょっと体調が悪いとかそういった子どもたちへの対応として、合計2万枚は各学校に配っていきたいと。ちなみに全部の児童・生徒と合わせると1万9000人ぐらいになりますので、1人1枚ぐらいの感じになるんですけれども、そうした形で当面対応していきたいというふうに考えております。
私からは以上です。

3.質疑応答
(広聴広報課長)
それではただいまの発表事項について質疑応答に移ります。ご質問がございましたら挙手指名の後、社名とお名前をおっしゃっていただき、ご発言をお願いいたします。また併せまして、発言の際には、お手元のマイクのスイッチのオンとオフの操作の方もお願いいたします。それでは挙手をお願いいたします。
(毎日新聞)
ピンチをチャンスに事業でお伺いしたいのですけれども、全国のフリーランスというのはどういう職種のフリーランスの方になるのでしょうか。
(市長)
フリーランスという言葉自体が非常に難しいんですけど、やっぱりデザイン系とかあるいは企画関係の方を想定しております。だいたいこういう方は自由に動かれてる方が多いので、いわゆる組織にあんまり属さないというか。
そうなると、こういう状況になると、ある意味では真っ先に仕事がなくなってしまうという面があって、我々その方たちが比較的手すきだという情報を得ましたので、そこでぜひ本市で古関裕而関連のお土産の企画とか、あるいはどういう旅行商品にしていっていいかっていうのは一種の企画、あるいはどのようなお客さんの対応していいかといったサービス面での対応とかですね。こういった面でのアドバイスをいただけるとありがたいなと思っております。
(福島中央テレビ)
ピンチをチャンスにプロジェクト事業なんですけど、募集は何人を目途にしているのか、いつまで募集するのか、教えてください。
(市長)
 一つはマッチングなので多めにまず我々として確保したいですね。ですからこの事業に登録していただける方としては100人ぐらいを目標にしたいと思っております。その上で市の事業者の皆さんにも我々もまたいろいろアプローチをして、市の事業者の人にも手を挙げていただくんですけども、最終的なマッチングとしては一応20件ぐらいを想定をして、事業を仕組んでおります。
それから募集のはわかるかな、何日までだったっけ。
(観光コンベンション推進室)
予定になりますけれども、フリーランスの方については集計についてはまだ想定しておりませんので状況を見ながらという形になっております。
(福島テレビ)
市長がお話ししていたマスクを小中学校に配るのは、いつぐらいを目途に配られる予定ですか。
(市長)
当然、学校が始まるときまでには配って、学校始まって、もしちょっと子ども達でどうかな、とかいう人がいたらすぐに渡せるように。
(福島テレビ)
 全校生徒にむけて各学校に配布をして、体調が悪い子を優先的に配るということですか。
(市長)
配るというか、そういうときに使ってもらうという感じです。配っちゃいません、その点では。どっちみち1万枚くらいしかありませんから。配ってしまうとそれでもうおしまいになってしまいますから。この子はマスクをつけてもらった方がいいなと思われる人に配ると。そのために学校に配備しておくという考え方です。
(福島テレビ)
もう一点、オリンピックの延期が決まりました…。
(市長)
それは後にしましょう。会見のルールでは一応発表事項に関してのご質問を受けますので。
(時事通信)
ピンチをチャンスにプロジェクトについてですが、100人ぐらいフリーランスに登録してほしいということでしたが、けっこう多いかなと思ったのですが。
それなりに首都圏とかのフリーランスにも周知しないと100人の登録は集まらないかなと思うのですが、どのように周知するのかを教えてください。
(市長)
そうですね。私としては、こうやって発表してますので、ぜひここにお集まりのメディアの皆さんに、県内だけじゃなくて全国バージョンで、ぜひ報道していただきたいというのがまず一番であります。それからフリーランスの方々はネット系がやっぱり当然強いですからネット系の媒体を通じて、我々これをアピールしていきたいと思っております。
それでやっぱりそれなりのものをやるためにも、単に募集してますという実務的なお知らせだけじゃなくて、今回の事業に込めた私の思いなどもちょっと入れてフリーランスの皆さんに呼びかけたいなというふうに考えております。
(時事通信)
 わかりました。事業の背景として、今フリーランスが仕事を失っているということでしたけれども、仕事を失っていないフリーランスも対象になるのかということと、報酬は一律なのか、基準はどうなのか教えてください。
(市長)
 当然、仕事がある人でもそれは結構です。ただある人はそれなりに自分の仕事を今やっておられると思うんで、なかなかこちらに手を挙げづらい環境なのかなとは思いますけども。
あと、基本的にはこういう状況に我々も出しますので、些細な報酬でありますけれども、基本的には一律というか、ただ平等に配るというか、ちょっと成功報酬制を考えておりまして、ちゃんと実現すれば成功報酬を最後出すといった形でそれなりの額。成功報酬を入れると10万ぐらいだったかな、1人。そういう形で一種のインセンティブ的な関係にしようと思っております。
(時事通信)
例えばデザイナーが商品パッケージについてアドバイスをして、実際にそれでデザインが改善されたということになれば、旅費や宿泊費を除いて10万円ということですか。
(市長)
 はい、そうです。やっぱり実情を知っていただくには、福島に来ていただくのが一番いいし、我々として事業の狙いは、こういうフリーランスの皆さんにも、福島のファンになってもらいたいという気持ちも含めてお呼びするんですけど。ちょっと今首都がああいう状況にもなってきましたんで、来づらい面もあるかもしれません。
それはそれで先ほども申し上げたようにネット系の強い方々ですから、やっぱりテレビ電話などで話をしながら詰めていければそれに代わって実質的に同じような効果もありうると思いますので、そこは柔軟に対応していきたいと思っております。
(読売新聞)
マンガで読む古関裕而について、これは子どもたち一人ずつにあげちゃう形になるのか、それとも授業時間中や朝礼を使って冊子を用いた授業のような先生が話すというような使い方をするのでしょうか。
(市長)
はい、先ほど申し上げましたとおり子どもたち1万9000人くらいいますので、一人1冊ずつお配りいたします。
学校でどう使うかに関しては、これは我々とすればぜひ使ってほしいということなんですけども、それぞれ現場にお任せをして、現場の例えば音楽と一緒にこれをやるとかですね。いろいろな工夫の仕方はあると思いますんで、工夫をしながらぜひご活用いただけるとありがたいなと思っております。
(朝日新聞)
 古関裕而記念館のリニューアルについて、以前募集されていたエピソードはいくつ集まったのかということと、あと最後に言っていた学校再開の話について、国からのガイドラインとか、学校再開だけではなく、もう一度臨時休校するときの判断基準は自治体にゆだねられるということなんですけれども、最初の国が要請以前に市で学校の臨時休校について判断基準を作っていたと思うんですけれども、再度今回市の臨時休校の基準が設けられているのかどうなのか、細かいところは教育委員会にお伺いしますが。
(市長)
数字はまた事務方から。それとあと、二つ目の教育委員会ですけれども、今日もお話しました通り、例えば学校で感染者が出た場合は休校にするとかそういうような一定の判断基準は我々として持った上で再開に当たってまいります。
その辺は基本的に前も持っていて、そこはそう大きくは変わりませんので、むしろ今回の国の指針自体もいわゆる感染防止対策のところはこれまでよりはかなり充実はしてますけども、それ以外はある意味では臨時休校以前の考え方なのかなと思っておりますので、そういった考え方で我々としては対応してまいります。
じゃあ職員からエピソードを。
(文化スポーツ振興室)
すみません。今日時点での数字を今確認しておりますので後ほど。
(市長)
わかっている時点の数字で構わないよ。
(文化スポーツ振興室)
今ちょっと確認します。すみません。今約100件来ているということでございます。
(福島放送)
マスクの配布についてお伺いします。他県では小中学校だけではなく保育施設でも感染があったと思うですけれども、保育施設へのマスクの配布というのは現時点では考えておりますでしょうか。
(市長)
足りなくなったというところに関しては我々としてもそれに対応するようにしておりますし、それから今回のまた補正予算で50万を1施設限度にいわゆる衛生用品ですね、マスクを含めた。それの購入に関しての一応国の制度として我々措置しましたので、それで応援してまいります。
ただ、同じようにそれを確保できるかというのはまた問題なので、そこは個々の施設と連携をしながら、困ったら言ってくださいと。ただ幼児でいうと、普通なかなか子どもたちちょっとつけてませんしね、それから我々持ってるのは基本的に大人用なので。子ども、特に幼児になると大きくて多分使えないんですよね。その点ではマスクだけが別に予防法ではないので。
むしろ今回全世界的にも言われてるのはやっぱり手洗い、咳エチケット、手指の消毒ですよね。こういったことをしっかりやって予防に努めていただければと思っております。
(福島中央テレビ)
先ほどのマスクの件で、国にしっかりと手立てをしてほしいという発言がありましたけれども、それは県や国に要望していくということですか。
(市長)
はい。今日も県の方には対策本部にリエゾンがいらっしゃってましたので、ぜひ県でやるにしてもあるいは国にお願いするにしても、対応いただきたいということは申し上げましたし。
それから教育委員会の方からも、例えば校長会とか、そういったところからやっぱり我々としてはまず県になりますので、県の方に要望し、さらには国の方にもお願いをすると、このようなことを進めてもらっております。
(時事通信)
マスクに関して、先ほど国から配布するようにお願いしたいということでしたけれども、国の会見を見ると、すべての自治体に配布することは難しいということで、自治体とか各家庭でマスクを手作りするようにお願いしたいという発言が当たったのですけれども、そのあたりどう思いますか。
(市長)
ちょっとそれは無責任じゃないですかね。手作りでやれっていうのはね。ただ、マスクにばっかりちょっと焦点が当たっているわけですけれども、私自身は先ほど申し上げましたように、実際マスクをしてても皆さんもこうやってやってますけど、ちょっと気を抜いて手をどこかに触れて、そのうちこうやってればもうすぐに感染してしまうわけですね。多分こうやって私がしないでいるよりもその方が絶対危険性が高いんです。
その点では、できればマスクがあった方がいいですけども、それだけじゃなくて、例えば学校であればこまめに換気をするとか、あるいは今回うちの方で対策を講じたのは給食のときです。普通は給食のときは子どもたちがいわゆるグループになってみんなで固まって話しながら食べるわけですね。でもそれだとお互いうつす可能性が高くなるのでスクール形式のまま給食を食べると、このようなこともやっております。
そういう点では様々な対策を講じて最終的には、集団感染が発生しないように努力をしていきたいと思っております。
(時事通信)
4月6日時点で例えば市場でマスクが手に入らない状況であって、市の2万枚では十分ではないという話でしたけれども、各児童などがマスクが手に入らない状況であったとしても、それは別の部分での感染症対策を徹底した上で再開していくということですね。
(市長)
そうです。マスクばかりが本当に象徴的になってますけど、こればっかりではないですから。むしろWHOの見解からすれば普段予防で使うんだったらあまり効果としてどうかというような疑問がついてますし。その点では、私自身は医療機関とかリスクの高い方との接触が多いところはマスクが必須だと思いますが、いたずらにマスクに頼らないで、むしろいろんな対策を徹底していただければと思っております。
(広聴広報課長)
発表事項についてのご質問ございますか。
それではちょっと時間の関係もありますので、その他の事項についてご質問のある方、2名程度ぐらいどうぞ。福島テレビさんからどうぞ。
(福島テレビ)
オリンピックの延期に伴いまして、野球・ソフトボール競技も延期になりましたけれども、今コロナの状況で厳しい中で、さらに市内の経済に打撃があると思います。あらためて市長の受け止めを教えてください。
(市長)
オリンピックを前提に、市内の旅館とかでは予約が入ってましたし、それに伴って様々な準備をしていた方もいらっしゃいます。直前にはふくしま市民応援団の皆さんにお願いをして、聖火ルートの清掃などもやっていただいたりとか、いろいろ皆さん楽しみにしておられながら準備をしていたわけです。
それが今回先送りになったことは大変残念でありますし、影響も出てきてるんだろうと思っております。しかし新型コロナ感染症がなかなか好転しないで、オリンピックが開かれて、場合によっては本当に無観客とか、あるいはそうならなくても観客が来ない中でやったとしてもね、お客様が来ないわけですね。
それは前回私も申し上げましたけれども、復興五輪にはそれではならないわけです。
そういう点では、あらためて1年後に完全な形で復興五輪として開催されて。
大いににぎわって復興の力になるということであれば、それはそれでプラスに考えなきゃいけないんだろうと私は思ってます。
そして何よりも問題なのは新型コロナの感染がどのようになるかでありまして、これがある程度不安が和らいで、そして人が動くようになれば、我々にはまた古関裕而さん関係のコンテンツがあって、これはこれまでの朝ドラのホームタウンからするとですね、ものすごい人が来てるわけですね。実は今回、今日の夕方、午後に阪急交通公社の方いらっしゃいますけれども、その中の人はコロナの状況においても2000人スカーレットで呼んだとかいうそういう方なんですよ。
そういう点ではオリンピックがなくても我々また穴埋めの手段を持ってるんで、とにかく早く新型コロナ騒動が収まっていただいて、そして我々が今日もうお示ししました古関裕而のまちづくりのコンテンツで大いに人を呼べるようになれば良いなっていうか、なるようにしていきたいと思っております。
(朝日新聞)
東京の外出自粛要請なんていうのが出て、東京の中だけだと思うんですけれども。市長をはじめ職員の東京出張というのはこれまでもあったかと思いますが、このあたりの自粛というか控えというか、方針など何か変わったりするものはありますか。
(市長)
基本的に福島市役所が東京に行く場合、不要不急の出張はありません。その点では我々はあくまでも厳選した出張でやってますので、その点ではあまり変わらない。
当然、講演会を聞きに行こうとか、それは業務上大事だと言ってもやめておこうかなという、そのくらいのものであれば、あるかもしれませんけど、私の場合は本当にいろんな仕掛けにいっているケースが多いので、これをやめてたら良くなった後が全然持ち球がなくなってしまうような状況なんで、私としては細心の注意を払って必要な出張はやっていきたいと思っております。
ただ、東京の方で一部首都閉鎖となると基本的に人が出入りできなくなりますので、それはならないように願っております。

4.閉会
(広聴広報課長)
それでは以上をもちまして本日の定例記者会見を終了いたします。

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政策調整部 広聴広報課  

福島市五老内町3番1号

電話番号:024-525-3710

ファクス:024-536-9828

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