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更新日:2023年9月1日

【動画】つながるシステムLive119(8月放送)

リポーター

119番通報時に、消防指令センターと映像でつながる新しいシステムが始まりました。

ナレーション

福島市消防本部は6月1日から、映像伝送システムLive119の運用を始めました。

リポーター

どのようなシステムなのでしょうか?

消防本部 通信指令課長 佐藤 和彦

Live119は、スマートフォンから119番通報をした際に使用出来ます。
通常の音声に加え、ビデオカメラ機能を使用することで、通報者と消防指令センターが映像を通して現場の状況を、リアルタイムに共有できるサービスです。

リポーター

どのようなメリットがあるのでしょうか?

消防本部 通信指令課長 佐藤 和彦

一つ目は、救急車の到着前に通報者が直面している状況を消防指令センターと共有できること。
二つ目は、映像から傷病者の状態を確認できそれに応じた適切な応急手当ができること。
三つ目は、口頭説明に映像がプラスされることで119番時の不安を軽くできることです。

ナレーション

それでは、Live119をどのような流れで使用するのか、紹介します。

Live119の流れ

① 119番通報   ② 指令室(指令員)が応答
③ 現場の状況を説明 ④ 指令員がLive19の活用を判断

スマートフォンを耳元から離しても聞こえるようにスピーカーにします。
通報者の電話番号宛にショートメッセージが届きます。
記載されたURLをタップすることで、Live119が起動します。
注意事項を確認し問題がなければ承認して次へ。
マイクやカメラ、位置情報を使用するため、使用の許可をして次へ進みます。
画面がカメラに切り替わったら、スマートフォンを横向きにして、
画面をタップすると映像が送信されます。

消防本部 通信指令課長 佐藤 和彦

撮影中には周囲の方から野次馬と誤解される時があるかもしれません。
その際は消防本部から依頼されて撮影していることを伝えてください。

ナレーション

また、状況によっては

消防本部 通信指令員

呼吸がしていないようです、速やかに応急手当てが必要です。
こちらでやり方を説明しますので、応急手当てにご協力いただけますか?

ナレーション

救急隊が到着するまでに応急手当が必要な場合、適切な指示を受けることができます。

消防本部 通信指令員

腕をまっすぐ伸ばし、そのまま押し続けてください。
胸を押す深さは乾電池約一本分くらいの深さです。
そのまま救急隊が到着するまで続けてください。

救急隊

救急隊です!引き継ぎます。ありがとうございます。

ナレーション

事前に現場の状況が把握できることで、迅速な対応が可能となりました。

リポーター

今後の展望をお願いします。

消防本部 通信指令課長 佐藤 和彦

Live119の使用には、通報者の方の協力が必要となりますので、いかにご理解いただけるかが課題となります。
この技術によって、さまざまなシーンで市民の安全安心につなげてまいりたいと考えています。

人命救助のため、皆さんのご協力をお願いします。

このページに関するお問い合わせ先

政策調整部 広聴広報課  

福島市五老内町3番1号

電話番号:024-525-3710

ファクス:024-536-9828

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