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更新日:2024年4月1日
SDGsの新しい取り組みが広がってきています。
福島市は、この度「ふくしまサステナブルおもてなし宣言」という仕組みを創設しました。
今回の『おもてなし宣言』について教えてください。
ごみの削減や食品ロス、自然エネルギーや再生可能エネルギーの活用など、SDGsに関する取り組みを宣言した観光事業者に対して、「ふくしまサステナブルおもてなし宣言書」を交付しています。
対象となるのは、『福島市内に事業所、または支店がある観光関連の事業活動をしている企業や団体』。
そして、取り組みを4つの項目で表した「実・湧・満・彩」に1つ以上取り組んでいることが条件となっています。
現在、土湯温泉町の観光関係など、10の事業者が『ふくしまサステナブルおもてなし宣言』をしました。
土湯温泉の町を流れる荒川のほとりにある、隠れ家のような宿「はるみや旅館」は、その1つです。
今回『おもてなし宣言』をされたきっかけはなんですか?
当館ではもともとお客様と地域とをつなぐお宿として活動しておりましてその活動の内容がより分かりやすくお客様の方にお伝えできるのではないかと思って参加をさせていただきました。
主にどんな取り組みをされているんでしょうか?
主にですね、地産地消をテーマといたしまして、うちで使わせていただいております食材でしたりとかを、こういう生産者さんが作っているんですよということを、わたくしどもの方でお知らせするという形になっております。
他にも、『男女別内風呂を廃止し、完全貸し切りの内湯』へと転用。
『幼児用ベビーバス』や『高齢者用手すり』『シャワーチェア』、『ステップ』を整備しました。
お客様の反応はいかがでしょう?
お宿が使いやすくなったというのもそうなんですけれども、料理を食べたあと生産者さんのところに行かれまして、お買い求めいただいたりというのが多くなっています。
地域の魅力を発信することにもなりますね。
土湯温泉の中心に位置する老舗旅館「ニュー扇屋」も『おもてなし宣言』をしました。
「ニュー扇屋」ではどのような取り組みをしていますか?
当社では自家源泉が湧いておりまして温泉たまごを作ってまいりました。
近年では、割れてしまう温泉たまごの卵黄で湯庵プリンというおいしいプリンを作りまして召し上がっていただいております。
また温泉を床暖に使わせていただいておりまして壁の方にも温泉を体験していただけるようにいたしております。
これからどのように展開されていきますか?
これからもやはりひとつひとつの取り組みを丁寧にさせていただいて、土湯温泉の良さ、福島市の良さをPRしてお客様をお迎えしたいなと思っております。
みなさん、SDGsを意識した取り組みを実施しているのは素晴らしいですね。
他にも「御とめ湯り」では、宿泊の際のアメニティをプラスチック製品から竹製品へと変更。
また、「向瀧別館 瀧の音」では、食品ロスの削減を目的とした朝食のカフェテリア方式を採用したなど、事業者によって特色があります。
これからの展望や目標などありますか?
この宣言をきっかけに、市内全体に取り組みが浸透し、事業者全体に広まっていければいいなと思います。
福島らしいおもてなしで、お待ちしています!
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