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更新日:2023年2月27日

【動画】伝統と技術の継承を目指して(2月放送)

リポーター

去年閉校した立子山中学校が、新たな施設へと生まれ変わりました。

ナレーション

75年に渡り、たくさんの生徒を見守ってきた立子山中学校。
去年10月から、新たに「職業訓練校」として若い職人たちの学び舎となりました。

産業雇用政策課 小沢梓

ものづくりの技術力が高い福島市は、職業に必要な技能と知識の習得、また、伝統と技術の継承を目指して、「職業訓練校」を設置しています。ここでは、3年間の職業訓練によって、基礎から即戦力となる技能、確かな技術を身につけることができます。

ナレーション

福島市の職業訓練校には、木造建築科、左官タイル施工科、建築塗装科、建築板金科、畳科の5つの学科があります。

中でも畳科は県内唯一となる珍しい学科で、畳職人を目指す訓練生が県内各地から通っています。
二本松市出身の平栗(ひらくり)清大(きよひと)さんもその一人です。

リポーター

職業訓練校に入ろうと思った理由は何だったのでしょうか?

畳科 平栗清大

実家が畳屋をやっていて作業中、基本が大事だなと感じながらやっていた。その時に職業訓練校があると知った。資格取得のためにも入って一から基礎を学びたいと思った。

ナレーション

職業訓練校で修了時試験に合格すると、「技能士補」と称することができ、2級技能検定の学科試験が免除されるようになります。

リポーター

これからはどういう職人になりたいか?

畳科 平栗清大

いま学んでいることをしっかりと身につけた上で、ひとつひとつ正確・きれいな畳を仕上げられるような職人を目指していきたい。

ナレーション

授業は主に土曜日に開講。訓練生のほとんどが建築系の事務所で働きながら技術の習得・向上を目指しています。

ナレーション

普段は工務店で働く木造建築科の大槻(おおつき)真斗(まなと)さんもその一人です

リポーター

いま行っている作業は?

木造建築科 大槻真斗

いまは一般住宅の階段を作っている。階段は住宅で「見える所」なので、その「見える所」を傷つけないように作っていくのが難しいです。

リポーター

この職業訓練校の実習はいかがですか?

木造建築科 大槻真斗

普段の仕事では忙しくてできなかったり、わからなかったりすることを学校でいろいろていねいに教えていただいていて、本当に助かっている。

ナレーション

技術の継承環境を整えることで、ものづくりに優れた福島市の伝統が守られていきます。

産業雇用政策課 小沢梓

共に「技を育てる」仲間がいます!!興味のある方はご連絡ください!

このページに関するお問い合わせ先

政策調整部 広聴広報課  

福島市五老内町3番1号

電話番号:024-525-3710

ファクス:024-536-9828

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