【動画】「いきいき！ふくしEXPO開催！​​​​​​」（8月放送)

リポーター

みなさん、「いきいき！ふくしEXPO」が開催されますよ。

ナレーション

福島市では、障がい者福祉施設と企業のつながりの創出に力を入れています。

リポーター

ふくしEXPOとはどんなものでしょうか？

障がい福祉課　菊地　大輔

企業と就労系の障がい者福祉事業所をつなぐマッチングイベントです。

事業所が請け負うことができる仕事を紹介するブースを準備しています。

そこで作っている商品の販売や、試食ができるほか、その場で企業と事業所で商談をすることができます。

リポーター

障がい者施設と企業のマッチングのメリットはどんなところでしょうか？

障がい福祉課　菊地　大輔

企業側は、商品の作成などを障がい者施設に発注をできます。

人手不足の解消に、障がい者就労支援事業所では、受注依頼を受けることで工賃向上が期待されます。

リポーター

ふくしEXPOでは一般の方も商品を購入できるのでしょうか？

障がい福祉課　菊地　大輔

はい。可能です。

入場料は無料ですので、ぜひお越しください。

企業での申し込みの場合は、事前に来場申し込みをお願いします。

今回は、実際にマッチングした事例を紹介します！

ナレーション

まず、紹介するのは、福島市笹木野にある就労継続支援事業所の「すてっぷ笹木野出張所」です。

酒店とマッチングして、日本酒の「純米大吟醸 箕輪門ジェラート」と梅酒を使った「生酛梅酒ジェラート」が完成しました。

リポーター

受注依頼がきたきっかけはどんなことだったんでしょうか？

指定就労継続支援B型事業所　すてっぷ　竹田　敏明　さん

はい。福島銀行さんの、ビジネスマッチングシステムというものを紹介していただいて、そこから企業さんと繋がることができました。

リポーター

受注依頼を受けてよかったことはどんなところですか？

指定就労継続支援B型事業所　すてっぷ　竹田　敏明　さん

今まで自社製品が中心だったんですけれども、売上が安定しなくていたんです。

でも今回の企業さんとのマッチングで、安定した生産が望めるようになります。

リポーター

今月開催される「ふくしEXPO」どんなことを期待されていますか？

指定就労継続支援B型事業所　すてっぷ　竹田　敏明　さん

私たち福祉事業所は色々なものをつくれるんですけれども、弱い部分が営業の部分なんです。

その部分を今回のEXPOで企業さんとコラボできれば良いなと思っております。

ナレーション

そして「すてっぷ」とマッチングをして、商品製造を依頼した企業が二本松市の酒店、丸大大阪屋商店です。

リポーター

商品発注のきっかけはなんですか？

丸大大阪屋商店　熊耳　敦子　さん

コロナ禍が長かったせいで、うちの、大阪屋商店の売上もかなり落ち込みまして、お酒を売っているのなら、食品で、と考えたところ、アイスクリームはどうかなというような発想に至りまして、すてっぷさんを紹介していただくことになりました。

リポーター

依頼されてどうでしたか？

丸大大阪屋商店　熊耳　敦子　さん

出来上がった商品を試食させていただいて、美味しさと、品質の高さに大変感動いたしました。

色々な企業さんとこれからもコラボして、新しい商品をつくったり、この街の地域活動に役立てていけたら、とても嬉しく思います。

ナレーション

いきいき！ふくしEXPOは、今月29日・30日の2日間、福島トヨタクラウンアリーナで開催します！

紹介したジェラートの他にも、お菓子や雑貨など、さまざまな商品が販売されます！

障がい福祉課　菊地　大輔

ビジネスパートナーを見つけに、ぜひ、「いきいき！ふくしEXPO」にご来場ください。