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更新日:2024年10月1日

【動画】「マイナ救急の実証実験を開始!​」(9月放送)

リポーター

今月6日から、マイナンバーカードを使った救急業務、通称「マイナ救急」の実証事業が始まります。

リポーター

マイナ救急とはどんな事業なのでしょうか?

消防本部 阿住 慎

はい。傷病者の負担を軽減し、搬送などの救急業務を迅速化するというものです。

救急車を呼んだ際に、保険証の利用登録がされたマインナンバーカードを提示することで、救急隊が本人の同意を得て、通院履歴などを確認し、傷病者を搬送します。

11月中旬までを実証期間とし、迅速化に役立つか検証します。

リポーター

導入のメリットはどんなところでしょうか?

消防本部 阿住 慎

大きく3つあります。

まず、口頭で聞き取りしている「通院履歴や服薬情報」を救急隊が確認するため、具合が悪い中で返答する必要がなくなります。

そして2つ目は、通院履歴などから、病院の選定や搬送中の応急処置を適切に行うことができます。

3つ目は、正確な情報を取得できるので、治療の事前準備が整った搬送先病院で治療を受けることができます。

リポーター

事前に準備しておくことはありますか?

消防本部 阿住 慎

事前にマイナンバーカードの保険証利用登録をお願いします。

登録方法は、スマートフォン、医療機関・薬局の受け付け、セブン銀行ATM、福島市役所1階のマイナンバーカード手続きコーナーから行うことができます。

それでは実際に、マイナ保険証を利用した場合の流れをご紹介します。

ナレーション

まずは、傷病者本人に、マイナ保険証の所持と、使用の可否を確認します。

次に、マイナ保険証を端末で読み込みます。

読み込むことで、マイナ保険証に登録された名前や生年月日、これまでの通院歴や服薬情報を端末で確認することができます。

そして、出てきた情報を基に、病院の選定や、搬送中の応急処置を行い、事前準備が整った病院に搬送することができます。

リポーター

傷病者の情報を早く正確に伝えることができる、素晴らしい仕組みですね。

消防本部 阿住 慎

ただ、今回は実証事業ですので、まずは福島市内にある救急車2台で行います。

検証の結果を受け、今後、マイナ救急の本格導入を目指し、傷病者にとってより良い形を作っていければと思います。

いざという時に備え、日頃からマイナ保険証を携行するとともに、実証事業へのご理解とご協力をお願いします。

このページに関するお問い合わせ先

政策調整部 広聴広報課  

福島市五老内町3番1号

電話番号:024-525-3710

ファクス:024-536-9828

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