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更新日:2023年7月12日

令和5年6月22日定例記者会見(「大相撲荒汐部屋の福島夏合宿」開催日が決定!他4件)

動画

発言内容

令和5年6月22日定例記者会見
日時 令和5年6月22日(木)午前10時~10時40分
場所 庁議室


1.開会
(広聴広報課長)
それでは、ただいまから定例記者会見を始めます。
本日の発表事項5件を一括して市長からご説明申し上げます。


2.市からの発表
今日は5件発表いたします。
まずは、大相撲の大波三兄弟が所属する荒汐部屋が、福島で夏合宿をしていただけるということで開催日が決定いたしました。
日程は8月18日から25日でありまして、場所は福島市相撲場、クラウンアリーナの西側になります。
そして内容はまず朝稽古をされます。朝稽古は大体7時半から10時ぐらいと伺っております。これに関しては、一般市民の見学が可能という形になります。
荒汐部屋でいうと、今は一番の目玉は若元春関、この7月場所で、大関取りなるかというところでありますが、その若元春関は別途、相撲協会全体での巡業が行われています。そちらにはやはり看板力士として参加しなくてはいけないですから、そちらの参加を優先し、この合宿については一部日程のみの参加となる予定であります。
また、けがをされてリハビリ中の若隆景関につきましては、まだリハビリ中ということで参加の動向が未定という形になっております。
参加人員は、荒汐親方それから部屋の所属力士14人、床山他、総勢20人程度になるということでありまして、荒汐部屋には、大波三兄弟以外にも本市出身力士もおりますので、大いに市民の皆さんには、荒汐部屋の力士にエールを送っていただいて、そして活躍を後押しして欲しいと思います。
また、これをきっかけに、本市における相撲応援熱がグッと高まって、西口のエールビジョンでの応援団もまた増えると嬉しいなと、私としては思っています。
この合宿の受け入れは市が中心になって行いますが、当然のことながら、大相撲大波三兄弟福島後援会と連携をして受け入れを行ってまいります。
それから、せっかくの機会なので、我々としては市民との交流機会というのを、今ぜひやって欲しいということはお話ししています。ただ、現時点ではちょっとその辺のことは、スケジュールとか、あるいは感染どうこうとか様々な要因があって、固めきれないのが現実の状況でありますので、それは決まり次第、また皆さんにお知らせをしたいと思います。
また部屋の方からは、こういった一般市民の交流とは別に限定された形で、地元の教育機関、学校とかあるいは高齢者施設などを訪問したいという意向を伺っておりまして、こちらは現在調整中という形になります。
部屋単位で人気力士の皆さんがいらっしゃいますので、ぜひ皆さん楽しみにしていただきたいと思います。
なお報道の皆さんの取材に関しては、リリースペーパーの最後にありますように、4.その他に、事前に日本相撲協会への申請が必要になります。申請方法などの詳細は別途お知らせしますので、市の担当のところにお問い合わせいただければと思います。
1点目は以上であります。
それから2点目は、福島のおいしい果物とか、あるいは野菜、6次化商品などを詰め合わせした「旬の宝石箱F―BOX」というのを作っておりましたが、この度誕生いたしましてこのように、今日、お披露目という形になりました。
このF―BOXには2種類ありまして、このカラフルなのがまさに果物の宝石箱福島をイメージしたものでありまして、これが贈答用になります。
それからもう一つ、このシンプルなもの、これが家庭用になりまして、贈答用のように非常に高品質というか傷も何もないというのではなくて、何かしらの訳あり品とかそういったものにも使って、それで廃棄しないとかそういう地球環境にやさしいというイメージを使って、このシンプルな緑のデザインとしました。
こういった2種類の箱を使って福島の果物をまたさらに販売促進していこうということであります。
こういったものを開発したのは、やはり今、小家族化、特に高齢化をいたしまして、福島では通常大体5キロぐらいで単一の果物をお送りするのですけども、受け取る方が非常に心理的負担になるとか、そういうことを懸念される方も結構いらっしゃるのです。
それから、やはり1種類をずっと食べているよりは、いろんなものを食べたいという声もやっぱり多くて、その点では、そういった市場の変化に対応しようではないかということで、今回詰め合わせをメインにしたもの、それを単に箱の中に箱詰めではなくて、これ自体をブランド化するような、そういった取り組みとして専用の箱を開発したわけであります。
それからこういったものは、当然若い世代にも、果物離れと言われているので、関心を持ってもらいたい。少量ずつ食べて、関心を持ってもらいたいと思っていますし、アウトレット、あるいはSDGsにも関心を持って、フードロス削減にも協力いただきたいなと思っております。
ちなみにこのF―BOXちょっと違いわかりますかね。まずこちらの贈答用のF―BOXは、英語が大文字になっているのです。それからこちらは小文字にして、一応箱だけではなくて、こういう文字でもこの違いを出しています。
それからこのF―BOXの意味なのですけども、こちらにあるように、ここにデザインがありますね。Fは福島のF、フレッシュのF、そしてフルーツ&ベジーのFということで、この三つのFをかけ合わせてF―BOXという形にして、この三つのFをキューブ上にデザインした、これをオリジナルロゴにして、これから売り込んでいくということにしております。
このF―BOX、活用の開始日は6月24日から始まりまして、まず、10時から道の駅ふくしまで場内物販のスペースにおきまして、ミスピーチキャンペーンクルーなどが販売会を行います。
さくらんぼ、トマト、キュウリなど旬の果物・野菜を、あるいは6次化商品の詰め合わせをして、数量限定で発売をするということが最初になります。
それから、その他今後の予定としては、道の駅ふくしまの他に市内の観光農園、市内スーパー、県外のアンテナショップ、銀座のおかえり館とか、あるいは県のアンテナショップであるMIDETTE。それからネット販売では、ふるさと納税の返礼品にもこれを取り上げていきたいと思っております。
その他プロモーション、そしてイベントでの活用では、友好都市荒川区における福島市の特産品フェアで、あらかわ遊園でこういったものを販売しますし、イオンモール名取とか、あるいは福島駅前軽トラ市、それから四季の里の夏祭り・秋祭り、その他、福島市主催イベントなどでも販売をしますし、情報発信としては、F―BOXランディングページという専用のページ、こういったものを設けて、それからSNS、市公式ホームページ等で実施をしてまいります。
なお、この贈答用の箱はこちらにあるように、1キロ・2キロ・3キロと、大きさを3種類、現在のところ用意しております。我々としては市場のニーズの変化などにも柔軟に対応しながら、福島のいろんな美味しさをお届けして、ファンを増やして、そしてまた農家の皆さんの所得向上にも、そして地球環境の保全にも貢献をしていきたいと思っております。
2点目は以上であります。
続いて3点目です。
今年度予算の1つの目玉として、福島市では、多文化共生センターというのを作るということにしておりました。現在そのための様々な準備をしておりまして、現在の予定ですと9月30日に開設する予定であります。
この多文化共生センターというのは、外国人の皆さんが、まずは孤立しないで、いつでも何か心の拠り所になれるような、そういう気軽に集まれる場所を一つは提供する。
それから、外国人の人たちだけが内部で集まるのではなくて、多国籍に交流をする、あるいは、福島市内のいわゆる日本人の市民とも交流をして、そしてお互いが認め合う社会、多文化共生の考え方を浸透していこうということで、今回つくるものであります。
その背景には、私としては、まずコロナの出口が見えかけている時に、まず想定していたのはやはり人手不足なのです。現に今、市内では、いろんな面で人手が足りないという声が非常に高くなっています。当然のことながら、我々としては移住・定住も進めますし、それから女性や高齢者それから障がいがある方、こういった方、多様な方々の雇用を企業の皆さんに勧めていくわけでありますが、それだけでも、足りないのが現実だろうと思います。
その点で、増えている外国人の皆さんに、やっぱり福島はいいところだということで定着していただいて、また働き手としてもなって欲しいなと思って、考えたわけです。外国人の方も今この日本全体が人手不足の中で、ある意味取り合いになっているわけです。その中で、福島という土地が外国人の方にとって、住みにくいところだということになってしまえば、どんどん離れるし、住みやすいところだと、いいところだということになれば、やはり定着していただけるのだろうと思って、それでこういった取り組みを考えたわけであります。
例えば市内には県の国際交流会館などもありますが、割とカチッとしているのです。そして、講座とかそういったものをやられていて、これは全国的にもこういうものがほとんどないのです。その点、今回我々はイベントスペースとか簡単なカフェ機能とか、とにかく緩く集まれる場所として、今回この多文化共生センターを作ったわけでありますが、どのようなものを作るかということで、いろいろネットなどで担当者が調べたのですけども、あまりこの手のものは他にはないということで、あまり他の取り組みは参考になりませんでした。その点では、全国的にも珍しいのがこの多文化共生センターだろうと私は思っております。
これはダイユーエイトMAX3階に作って、午前10時から7時ということで、結構遅くまで開けて、あとは外国人の皆さんのそういった交流の場にするだけではなくて、その後、そういった方が街なかにも出ていって、にぎわいになるということも想定して作っているのですけども、こういった取り組みを今現在進めているわけです。
この多文化共生センター、日本人にもちょっとわかりづらい名前なので、ぜひ愛称をつけて作りたいなということで、今回愛称を募集するというわけであります。
募集期間は7月20日まででありまして、Googleフォームによる応募というのが基本であります。これでお願いしたいということであります。
採用された方には、福島市国際交流協会の会員店で使える食事券を3万円分、プレゼントするということであります。
今後の日程としては、愛称決定は9月上旬を考えておりまして、9月下旬には、皆さんに公表したいと思います。
内装に関しては8月上旬から工事を開始しまして、9月下旬に完成し、9月30日確か土曜日だったと思いますが、土曜日にオープンしたいと思っております。
ぜひ、このゆるい感じが伝わるような、そんな名前をつけていただけると大変嬉しいと思います。これが3点目です。
それから4点目です。
古関裕而作曲コンクール、第2回の作品を募集するというものであります。
第1回は昨年11月に実施をいたしまして、大変私も感動しましたし、好評をいただきました。
次回は、できれば我々としては毎年度やりたいという気持ちもあったのですけども、いろいろな準備とか、あるいは前回の募集期間は4ヶ月ぐらいだったのですが、やっぱり短いという応募者からの反応もありました。そういった時期を確保する、あるいは審査に当たっていただく先生が大変実は高名な方ばかりでありまして、この皆さん方のスケジュールが取れないという現実がありまして、実際はこちらにありますが、来年の6月に本選会を開くということになりました。
今回は2回目の募集でありますが、募集としてはこれまでと同じ吹奏楽になります。これは中高生も演奏できるということでの吹奏楽で、募集期間は7月21日から2月9日で、日本国籍を有する人、または日本在住の人ということで、ここは今回増やしました。
それから審査員は、前回と同じ池辺先生を委員長に天野先生、伊藤先生、長生先生、渡辺先生という形になっています。
審査日程は、2月9日で締め切った後に譜面審査を3月27日に行って、本選に出る作品を4月3日に公表し、本選会を6月30日に行うということであります。
本選会に行くのは、今年と同じ8曲という形になっておりまして、これを第1回目と同様、飯森先生指揮のもとにシエナ・ウインド・オーケストラという、吹奏楽のトップオーケストラが公開演奏して、当日表彰を行うという形になります。
表彰の内容は以上のとおり市長賞、あるいは二位三位、エール賞、入選という形になります。
なお、今回応募に関しては、皆さんの発表資料の4番にあるように、データと印刷譜2部の両方を提出していただいて、応募するには、それぞれ1曲につき5,000円必要になります。
それから前回の状況を踏まえて、シエナ・ウインド・オーケストラが、フルの構成で演奏が可能なのですけども、当然のことながら中高生の中では、小編成でしかないようなところもあります。その点では、少編成20人から35人ぐらいの吹奏楽団でも演奏できるような、そういう曲でもOKですと、いうことを今回明示してまいります。
また前回の講評として、非常にレベルが高かったのですけども、いわゆるメロディーラインがちょっとはっきりしないような作品が多かったのです。それに対して古関さんはやはりそのメロディーラインが非常に美しくて、それが我々にずっとこうして馴染んで定着できているわけです。そういう点では、やはり古関裕而作曲コンクールなので、旋律の美しい作品を審査としては重視をしていきたいと、こんなことを考えておりまして、それも募集の段階でしっかりとお伝えをしていきたいと思います。
4点目は以上です。
最後5点目です。
ふくしま花火大会を7月29日に実施いたしますが、その有料観覧席のチケットを販売開始するというものであります。明日23日から開始いたします。
まず花火大会ですけども、今年は7月29日の7時半から1時間程度ということで、基本的にコロナ前に戻します。
それから、場所は信夫ケ丘緑地それから信夫ケ丘球場でありまして、今回打ち上げるのは3,000発から8,000発と増やしまして、これもコロナ前に戻すという形になっています。それから戻すだけではなくて、むしろグレードが上がりまして、従来以上に、大玉を中心とした打ち上げ花火にします。大玉の構成比を大きくします。それから昨年と同様、豊橋市の友情出演で手筒花火をご披露いただきます。それから今回は競馬場との関係で、競馬場の方が独自の花火大会を止めることになります。その分こちらで協賛していただいて、ミュージック花火という、競馬場が協賛した独自の、またこれもグレードの高い花火を提供したいと思います。その点では今回の花火大会、コロナ前以上に魅力あるものになるのではないかと私は期待しております。
そうした中で、従来はこの信夫ケ丘球場に有料席を設けておりましたが、今回この手筒花火が行われる周りに、新たに有料の観覧席を設けまして、S席とA席という形でまた、有料販売をいたします。
販売は明日から開始いたしまして、インターネットそれから、セブンーイレブン、ファミリーマートでの店内マルチコピー機での購入、それから電話予約という形になります。
席としては全体で5000席を用意しておりまして、こちらのS席に関しましては約200席を用意して、値段は3,000円という形になります。それから、このこちらのA席、これはちょうど堤防に階段があるのですけども、そこにA席を設けます。こちらは約400席を用意いたしまして、お値段は2,000円という形になります。それからB席は、これまで通り球場の中に設けまして、こちらは約4500席、一般の方は1,000円、中学生以下は500円。なお、未就学児で膝上に座るお子さんは無料という形になります。
福島の花火大会、これまで以上に充実しますので、ぜひご覧に来ていただきたいというのと、有料座敷であれば、混雑を避けてゆっくりとご覧いただけますので、市民の方もご利用いただきたいと思いますし、我々とすれば市民だけで楽しむだけではなくて、これからこれをやはり市外の皆さんにも来て見ていただきたいと思っていまして、そういった方に有料観覧席をご利用いただきたいなと思っています。
なお、わらじ祭りについても、これまで有料観覧席はありませんでしたけど、こちらも有料観覧席を設けて、そして市外のお客さんなども呼んでいきたいと思っております。
絆まつりが土日に開催されまして、福島わらじまつりは非常に観客の皆さんと、このまつりの演技者が一体になる祭りとして、大変好評いただいたなと、私、肌で感じてまいりました。
かなり福島に来てみたいという人も多いので、やはりそういった方向けにも有料観覧席を設けていきたいと考えております。
私からは以上です。

(広聴広報課長)
それでは、ただいまの発表事項について質問をお受けします。
ご質問のある方は挙手願います。

(読売新聞)
2点目のF―BOXについてだったんですけれども。これは値段はどのように決まるものなんでしょうか。
(市長)
値段は、それはいろいろ中に入れるものとかによって変わってくると思うのですね。そういう点では、それぞれの販売者が決定するという形になるかと思います。
(福島テレビ)
1点目の福島夏合宿のことについてなんですけども、改めてにはなるんですけど、夏合宿が行われることの期待感と喜びを教えていただけますでしょうか。
(市長)
大波三兄弟、我々これまでも応援しておりましたが、どんどんと力をつけて、大活躍をされております。そういった皆さんが、ある意味は故郷に錦を飾るような形ですので、合宿を行えることを大変楽しみにしておりますし、これをきっかけに、市民の中での応援ブームというか、それがさらに盛り上がることを期待しております。
(民友新聞)
荒汐部屋の夏合宿についてなんですけど、ちょっと細かいんですけども、何年ぶり何度目になるのかというのを伺えれば。
(スポーツ振興課)
震災後に一度開催をしておりますので通算でいいますと2回目ということになると思います。
(市長)
何年ぶりかちょっと今正確に分からないかな。
(民友新聞)
2013年にやっているという記事が出ているのですけど、10年ぶりでよろしいでしょうか。
(スポーツ振興課)
平成23年の8月に開催したという記録がございますので、それ以来ということでございます。
(市長)
平成23年震災の年?震災の年だよね?
(スポーツ振興課)
震災後に1度開催しています。はい。
(民友新聞)
ちょっとそこは後で、後で確認させていただきます。
あと先ほど市長からお話ありましたけども、丹治兄弟という将来有望な力士もおりますけども、丹治兄弟も今回の合宿に参加するというような認識でよろしいですか。
(市長)
その予定だと聞いています。
(民友新聞)
あと、朝稽古見学できるということなんですけども、福島市外からも、大相撲ファンの方がおられるってこともそっちとしては想定してらっしゃるかどうか。
(市長)
そうでしょうね、いらっしゃるでしょうね。
(民友新聞)
その際に何かこういったおもてなし、8月ですので、非常に果物、モモを中心に、出荷の最盛期とか迎えている頃だと思うんですけども、そういったものを何かこうPRしていくということは。
(市長)
そこまではちょっと今私としてはあまり考えていませんけど、それは今後、特に後援会の方とどんなふうにするかは、検討していきたいと思います。
暑い盛りなので、やっぱりお水を飲めるようにするとか、水道なんか確かあったと思うのですけど。
(福島民報)
多文化共生センターの件なんですけれども。こちらはスタッフの方とかっていうのは常駐してらっしゃるんですか。
(市長)
そうですね、スタッフは常駐させるつもりです。これはしっかり補助して、市の国際交流協会で運営をするという事業になっていますので、国際交流協会のメンバーが、スタッフ常駐いたします。
(福島民報)
英語も話せるような方とかだったりするのでしょうか。
(市長)
国際交流協会ですから、ある程度のコミュニケーション能力はあると思っています。あと英語とは限らないのです。現実に市内での外国人は今、2,000人を超えていまして過去最多なのです。一番多いのは中国籍で、2番目がフィリピン、3番目がベトナムなのですよ。そういう点では必ずしも英語が必要とされる方ではないので、むしろそういった人たちとコミュニケーションがとれる人がいいのだろうと思います。
それから、やはりこの施設自体も多様性に我々対応しなくてはいけないわけでありまして、その点では例えばイスラムの方向けには、お祈りをする場所なども確保して、しかもちゃんと西ですかね、向かってやれるような、そういったものも用意するつもりです。

(広聴広報課長)
他に質問ございますか。
無いようであれば、発表事項以外で皆様から質問をお受けします。
(朝日新聞)
LGBTに関してなんですけども、今度理解増進法ができたということで、一般質問でもあったようですが、パートナーシップ制度について、これまで福島市は導入できてなかったようですけども、福島市に限らないですけどもその導入が難しかった理由と、今後の導入に向けてのお考えがあればと。
それともう一つ、隣の伊達市なんかで年度内導入を検討してるようですが、団体の調査だと、福島県と宮城県が自治体でゼロなんですよね。そういう現状についても思うところを教えていただければと思います。
(市長)
福島市がこれまでパートナーシップ制度の導入と踏み切っていないのは、まずこれを、様々な認知をするような仕組みなのですけど、個別の自治体でやっても効果が薄いというのがあるのです。ですから、今人口比率でいうと、かなりの人口でカバーできていますけども、その多くは都道府県が実施をしているがために人口カバー率が高くなっているわけです。そういう点では、市町村レベルでやっているのは、必ずしも多くはないというような認識をしていまして、そういう点ではそういう制度的な対応という点で言うと、より広域的に、国全体とかあるいは都道府県で、まずはやるべきではないかというのが我々の認識としてはあって、積極的に取り組みをしていない。パートナーシップに関しては。
ただ福島市としては、これまでも多様性の尊重というのは、総合計画の中の哲学の一つにも入れていますので、そういった面での啓発とか、そういったことをやはり差別のないようにしていくのは大事だと当然考えていまして、例えば市の職員の研修に、LGBTをテーマに行うとか、当然、市民の皆さんにも、そういった人権の尊重に関しての啓発を行う、そういうことをやってまいったつもりです。ただ今回、一つは国がああいった形で法的に一種の基本法的なものができたと、それから私どもとしては先の議会で、パートナーシップ制度の導入という陳情が全会一致で採択されているのです。
そういう点では、我々、前回の議会におきましては、そういったもののパートナーシップ制度に関する調査を進めていくというか、我々の勉強を進めていくということにしていたのですけど、改めてそういった議会の動きを受けとめて、私どもとしての対応を検討しなくてはいけないなと思っています。
(朝日新聞)
今後というと具体的にどういう。
(市長)
そうですね、先ほどの考え方は今まで持っていたわけですけども、ただ、パートナーシップ制度に関しての情報収集とか、そういったものを進めようということにしていたわけですね。
ただ今回、議会として、導入についての陳情が全会一致で採択されたというのは、それはそれで我々としては、受けとめなければいけませんので、その上で、市としてこのパートナーシップ制度に関して、どういう対応をしていくか、検討していきたいと思っています。
(朝日新聞)
そのパートナーシップ制度ないのが全国で、宮城県と福島県だけという。この実情については何か思うところありますでしょうか。
(市長)
それは県で云々というか、もう我々福島市だけの問題なので、例えば、福島県と宮城県が全然ないと言っても、福島県がやってしまえば、ある意味で福島県は全部やったことになるわけですよね。それはたまたまそういう現状になっていたということだと思います。ですから、東北の各県でも、やっている県がじゃあ多くが作っているかというと、県が一つやっていれば全部他の市町村はやる必要は基本的にないわけです。制度的にかぶる必要ないですから。
だからそれはそういうことで整備されている県もあれば、たまたま福島県の場合は、我々自治体とすれば、おそらく多くはやっぱりこれは市町村単位でやってもあまり効果が薄いのではないかという見解が多いと思うのですね。
一方で、福島県もまだ検討されていなかったということで、今、空白県になっているのだろうと思っています。
(読売新聞)
マイナンバーカードの件についてだったんですけれども、総点検という話もありまして、福島市として、先月の誤登録以外で、今の調査状況であったりとか他の不具合みたいなところの把握はされてますでしょうか。
(市長)
我々としては、前回の誤登録を発見しまして、自分たちでわかる範囲においては、調査をしています。その間において、新たな間違いというのは発見されておりません。
それから、マイナンバーカードに関しては、今回の誤登録もそうなのですけども、我々では基本的にわからないことが多いので、そういうのは、デジタル庁からとか国から、お知らせが来るわけですね。それに関しても、先月のもの以外はありませんので、今のところは4件だけという形になります。

(広聴広報課長)
他に質問ございますか。
ないようであれば、以上をもちまして、定例記者会見を終了します。
本日はありがとうございました。

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