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更新日:2024年1月18日

令和5年12月21日記者会見(年末年始の小児科休日当番医をハイブリッド体制で 他6件)

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発言内容

令和5年12月21日定例記者会見
日時 令和5年12月21日(木)午前10時~午前10時40分
場所 庁議室


1.開会
(広聴広報課長)
それではただいまから定例記者会見を始めます。
本日の発表事項7件を一括して、市長からご説明申し上げます。


2.市からの発表
今日は7件の発表ですが、その前に職員の逮捕の件について申し上げたいと存じます。
この度、職員がストーカー規制法違反の疑いで逮捕されたことは、誠に遺憾であり、被害者の方に心よりお詫び申し上げますとともに、市民の皆様の信頼を損なうこととなり、大変申し訳なく思っております。
警察情報によりますと、職員は2年前にも、警察から指導を受けるような行動を行っていたとのことです。被害者が長期にわたり受けた精神的苦痛は、いかばかりかと、申し訳ない限りであります。
当該職員に対しましては、今後、事実関係の確認と捜査結果を待って、厳正に処分いたします。
今回の事案を重く受けとめ、全職員に対し綱紀粛正を図り、このような事態が起こらないよう、再発防止と信頼回復に努めてまいります。
本当に申し訳ありませんでした。

それでは発表事項に移りたいと思います。
まずは、年末年始の小児科の休日当番医をハイブリット体制で行うというものであります。
福島市では、先日の記者発表で、子どもの医療確保対策パッケージというのを打ち出しました。小児科の新規開業支援、それから休日小児科当番医のオンライン診療、そして三つ目に家庭の見守り力の向上といったことを、今後進めていくわけでありますが、今回年末年始にあたりまして、どうしても医療体制が薄くなってまいります。そうした一方で、年末年始は受診をする方が非常に多くなってまいります。このために対面での診療に加えて、オンライン診療を加えたハイブリッド体制で小児科の休日当番医を開設して、受け入れ体制を強化しようというものであります。
しかし一方で、休日当番医というのは、限られたスタッフで緊急性の高い患者の治療を目的にしております。軽症の方には、自宅で療養する、あるいは受診の判断に迷ったら、救急電話相談を利用するなど、適正受診についてもご協力をお願いし、そして、本市の医療体制が、持続的に充実していくようにご協力をお願いしたいと思います。
こちらをご覧いただきたいと思うのですが、通常の年末年始の状況で言いますと、昨年度の例で言うと、年間の平均的な休日当番医の受診者数というのは1日当たり62人になります。それが年末年始は93人ということで、1.5倍になるのです。これはコロナ前も同様の状況でありまして、このように年末年始は非常に増える傾向にあります。
そして今回、今年度はインフルエンザが非常に流行っているというか、早い段階で流行っていることもあって、休日当番医の平均受診者数は1日100人ということで、これまでよりはるかに多く実は伸びております。このままだと、1.5倍ということで1日150人ですから、正直申し上げて、対面の診療だけでは捌ききれないという状況になるのだろうと思います。
そのために、対面診療に加えてオンライン診療を実施いたしまして、そして、この二つで対応することで診療の混雑、あるいは待ち時間の短縮といったものを図っていきたいと思いますし、また減少している小児科休日当番医の負担を軽減していきたいと思っております。
オンライン診療に関しましては一度実施をいたしましたが、概ねご利用の皆様には好評でありました。オンラインであっても、当日に市内薬局で薬の受け取りも可能であります。
ただご注意いただきたいのは、オンライン診療になりますと、まだシステムができていないせいもありまして、子どもの医療費助成は償還払いという形になります。結果的には行政が負担しますが、現在のようにその場で支払わなくても現物給付で無料というわけではなくて、一旦お支払いをいただいた上で、市に申請をしていただいて、そして市から医療費を助成するという形になりますので、ご注意をいただきたいと思います。
開設時間はこちらの通りであります。
ぜひ市民の皆様にお願いしたいのは、先ほど申し上げましたが、このように我々も医療体制を強化いたしますが、やっぱり医療を守るためにも、まず軽い症状ならば自宅で療養し、普段から解熱剤などの薬、あるいは抗原検査キット、食料飲料水などは準備していただきたいなと思っております。
また、家で療養した方がいいか、受診した方がいいだろうかと迷った場合は、ぜひこちらの#7119救急電話相談、これは24時間対応しています。それから♯8000番、これは子ども専用の夜間救急電話相談で、19時から翌日の8時まで。それから子ども救急オンライン、こちらにお電話をいただいて、確認をしていただきたいと思います。
そして受診が必要ならば、今回実施する対面診療所とオンライン診療、どちらかでお受けいただければと思います。
そして重い症状の場合は、こちらは119番を要請いただいて、大事に至らないようにしていただければと思っております。
なお、年末年始のこのハイブリッドの体制は、皆さんへの配布資料にあります通り、12月31日から1月3日という形になりますので、ご注意いただければと思います。
まず1点目は以上であります。
続いて2点目になります。
信夫山150周年を記念したロゴマークを募集するというものであります。
先日、信夫山開園150周年記念事業の実行委員会を立ち上げまして、現在、その記念事業の展開に向けた取り組みを進めておりますが、まずその機運醸成を目的といたしまして、この度これを象徴するロゴマークを広く募集いたします。
応募資格は信夫山公園に思いのある方ならどなたでも結構であります。
コンセプトは、信夫山公園の魅力や存在感が伝わるデザインで、開園150周年をPRということに対応したデザインにしていただきたいということであります。
応募締め切りは、現在1月22日と非常に短期間にしておりますので、ぜひこの年末年始の休みのときに、頭をゆったりして考えていただいて、応募いただければと思います。
できれば、私ども今、150周年のキックオフを2月10日の暁まいりの日にしたいと思っておりますので、ちょっと慌ただしいスケジュールですがよろしくお願いいたします。
そして、デザイン採用者には賞金5万円を差し上げる予定であります。
申し込み方法はオンライン申請、あるいは郵送または持参いずれも結構であります。
今後、ポスターやのぼり旗、ノベルティグッズなどにも活用してまいりますが、民間と連携した冠事業にも、この150周年ロゴマークをその象徴として活用していきたいと思っております。
2点目は以上であります。
続いて3点目になります。
ゆうやけベリーブランド戦略プロジェクトを開始するというものであります。
福島市はこれまであまりイチゴの産地というイメージはないわけでありますが、2年前からくだものの宝石箱という果物のラインナップに、イチゴも加えまして、イチゴも積極的にPRしていくことにいたしました。
そうした中で、福島県でゆうやけベリーという新しい品種が開発されたわけでありますが、我々、これまであまり産地の育成をしてこなかったという面を、むしろ逆に捉えて、今後新しい品種の産地だということで積極的にブランド化をしたいと思っております。
そのために、市ではいち早く、生産力向上や品質向上のための施設機械、あるいは設備の導入への支援を開始しておりまして、ふくしまベリーボーイズなどという、若手のイチゴ農家なども、今非常に張り切ってイチゴ生産に取り組んでいるわけであります。
そしてゆうやけベリーですが、昨年は2人しか生産をしておりませんでしたが、このシーズンは7人に増えて、来年は9人ということでありますが、若手の認定農家の皆さん方なので、今後大いに生産拡大もしていただけるのかなと思っています。
そうした中で、市では今回このブランドプロジェクトを生産者、行政機関だけではなくて、出荷・販売団体や、観光企画団体などにも集まっていただいて、今後プロジェクトを推進していきたいと思っています。
そのキックオフイベントを12月25日午後2時半から、街なかのLaUnion(ラウニオン)で開催をいたします。内容はこのようなものになっております。
それから、来年の1月14日には、プロモーションイベントを道の駅ふくしまで開催してまいりたいと思っております。
福島市は、くだもの名産地として、ピーチホリデーとか、現在アップルホリデーも実施しているわけでありますが、今後、冬場のくだものはイチゴだけというような状況になってまいりますので、ストロベリーホリデーなども展開したいなと、今ちょっと検討しておりますが、ぜひ実現していきたいと思っております。
ちなみに、今日はゆうやけベリーを持ってまいりました。これが贈答用になります。お土産用ですね。それから、こちらは普段お買いいただける、家庭用といいますかそういったものでありまして、今日の午後から道の駅ふくしまで販売開始しますので、ぜひお買い求めいただきたいと思います。
今、私持っているだけで、すごい香りが実は漂ってきます。後で皆さんにもご覧いただきますので、ぜひ写真もお撮りください。
続いて4点目になります。
皆さん報道等でご承知の通り、今なおウクライナ侵攻は続いておりますし、パレスチナでは、イスラエルとハマスの紛争が激化しているわけでありまして、その被災されている方を見ると、本当に心苦しく思う次第であります。そうした中で、そういった戦地から避難を余儀なくされていらっしゃる方も多いわけでありまして、ここ福島にも昨年4月にウクライナからお1人避難をされまして、そしてこの11月にはさらに3人避難をされていまして、現在4人ということになっております。
成年がお2人、それから未成年がお2人という状況であります。
そうした中で、やはり福島市に避難された方にも、私ども快くお迎えをして、そして一定の支援を差し上げたいと思いまして、今回、市民の皆さんからの募金で基金を作りたいと思っております。今回、現在いる方々だけではなくて、今後もこうやって避難される方も出てくるのではないかと思います。そうしたことのためにも、国際交流協会で基金を作って、そして市民の皆さんからいただいた寄付をそこに貯めおいて、それで一定額を避難者の皆さんにご支援をすると、こんな取り組みを進めたいと思っております。
そういったことで今回、寄付をお願いしたいと思いますので、ぜひ世界の情勢に非常に悲しんでおられる皆様方には、温かい支援の手を差し伸べていただきたいと思っております。
支給の対象者は、他国からの軍事侵攻や内戦の影響などによって日本へ避難し、日本国政府から軍事侵攻や内戦による「避難民であることの証明書」の発給を受けた方が対象になります。
それから、福島市内に住民登録し居住する方でありまして、こういった方に福島市民からの支援を差し上げたいと思っております。
本日より本基金を創設し、寄付の受け付けを開始いたします。まずは金融機関への振り込みで東邦銀行における国際交流協会の口座。それから、現金では市役所本庁の定住交流課の中の外国人生活相談窓口、あるいは、MAXふくしまにあります、多文化共生センターYuiverse(ユイバース)で設置をいたしますので、こちらの方にお持ちいただければと思います。
なお今度の土曜日、ウクライナの楽団がいらっしゃるコンサートが開催されます。そこでも、この趣旨に鑑みて、この募金の箱を設置したいと思っておりますので、その際にもご支援をお寄せいただければ、大変ありがたいと思っております。
4点目は以上であります。
続いて5点目です。
これも前の記者会見で発表させていただきました。
ふくしまサステナブルおもてなし宣言、第1弾として9つの事業者が宣言をいたします。今日この後、11時から、この9つの事業者に対する宣言書の交付セレモニーを行いますので、ぜひ取材いただければと思っております。私から宣言書を交付、写真撮影、懇談するというものであります。
内容はこの一覧表のようになっておりまして、9つの事業者はこの通りでありまして、このうち8つはゼロカーボンパークに認定をされた土湯温泉の事業者の皆さんです。
それから最後、福島貸切辰巳屋自動車さんが運送事業者として唯一、今回申請いただきまして、今日差し上げる予定になっております。
この要件は前回もお話しましたが、「実(み)・湧(わく)・満(まん)・彩(さい)」、我々としてそれぞれの事業内容を一定の定義を持っているわけですが、このうち一つ以上、取り組んでいるということが要件でありまして、その点では非常に取り組みやすいのだろうと思います。
そしてこのねらいは、ややもすると、このゼロカーボンに関する取り組みというのは、サービスの低下に受け取られかねないわけです。しかし、事業者からすれば、高い志を持ってゼロカーボンに貢献しようという取り組みをしているわけでありまして、その意図を理解していただいて、それだけではなくて、事業所のブランド力向上にもつなげようということで取り組んでいるものであります。
内容を見ますと、皆さんの資料にもあるかと思いますが、まず「実」の部分でいうと、観光客へのマイバック利用の推奨とか、アメニティボトルの廃止、あるいはペットボトル入りのミネラルウォーターの廃止、さらには歯ブラシなどをプラスチック製から竹製とか、そういったものに変えるといったような取り組みもあるようです。
それから「湧」の方は、太陽光発電の設置とか、あと温泉らしいのは、温水排水を活用した床暖房とかあるいは融雪、こういった取り組みをされております。さらにはヒートポンプの導入といったものもあります。
それから「満」で言いますと、地産地消とか、あるいは食事量が選べる宿泊プランの造成。私なんか実はこれずっと旅館にお願いをしていたのですが、非常におもてなしの心が豊かで、いっぱい出てくるのですが、逆に負担になるのです。むしろ減量メニューの方が我々は気が楽で、ゴミの削減にもなると思っていまして、こういった取り組みはぜひ進めていただきたいと思っております。
それから、健康に配慮した食事メニュー。
さらに「彩」の方は、子育てにやさしい取り組みとかバリアフリー、あるいはLGBTQへの配慮、品質認証制度の活用といったような取り組みもあります。
それから随分と思い切ったなと思った点で言うと、辰巳屋自動車さんは、今回水素燃料電池自動車を導入しまして、これも特別なハイヤーではなくて、普通のタクシーに導入するということです。それから予約・指名を受け付けることもおっしゃっていましたけど、これは本当に水素社会の実現に向けた取り組みとしても、私としては大変ありがたい取り組みだと思っております。
5点目は以上であります。
続いて6点目になります。
高齢者等のインフルエンザの予防接種の、1月31日までの助成期間の延長ということであります。
インフルエンザの現在の状況ですが、先週はその前より大きくこのような感じで減ってまいりました。県内の状況とか福島市の状況はこういうことなのですけども、しかしながら、この15.42という数字もまだ注意報ラインを上回っておりまして、一旦警報ラインに上がりますと、この注意報ラインを下回らない限りは、警報が続いております。その点では、福島市は現在もインフルエンザ警報発令中という状況であります。
こういった状況に鑑みまして、高齢者のインフルエンザ予防接種を、料金1400円で接種できるという制度でありますが、この取り組みを年内いっぱいということにしておりましたが、今回、1月31日まで延長をさせていただきます。
対象は、12月28日時点で65歳以上の方、60~64歳で基礎疾患がある方が、1400円で受けられるというものであります。
なお、インフルエンザワクチンは、コロナワクチンとの併用につきましても特段接種間隔などに制限はありません。ご留意いただきたいと思います。
そして引き続き、このインフルエンザ予防のポイントをご覧いただいて、インフルエンザ予防に努めていただきたいと思います。
最後は皆さんの資料にありますが、パブリックコメントが今回4件あります。
高齢者いきいきプラン、それから障がい者計画、食育推進計画、それからふくしまし健康づくりプランの4点であります。本日から1月20日まで、意見を募集いたします。
閲覧方法等はこれまで通りでありますので、後程ご覧いただければと思います。
かいつまんでご説明しますと、高齢者いきいきプランについては、健康寿命の延伸と地域の支え合いの充実というのを、基本目標にしています。基本目標・成果指標のところです。そして、アウトカム指標として「お達者度」と、「高齢者や障がい者などへの福祉に対する満足度」この2つをアウトカム指標として施策展開をしてまいります。
続いて障がい者計画でありますが、こちらは3計画の基本目標にあるように、今回、活躍できる社会づくりとして、心のバリアフリーを中心に(3)に盛り込みます。それから、障がい者の情報アクセシビリティとコミュニケーションの向上というのが、昨今、非常に大きな課題としてとらえられております。そのために、デジタル活用による共生社会づくりというものを新たに盛り込むことにしております。
続いて食育推進計画でありますが、福島市では食力という、独自に言葉を作って、食育の推進をしております。今回もその食力というものに着目をして、食環境やネットワークづくりなどを進めてまいりたいと考えております。
最後、健康づくりプランでありますが、現在も健都ふくしまの創造ということを進めております。
青の真ん中のボックスにあるように、一人ひとりの健康づくり、それから地域の健康づくり、職場の健康づくり、この3つの柱で現在進めております。
そして今後は、単に健康づくりというだけではなくて、まちづくりと連動させて進めていこうということで、下のボックスにありますが、信夫山がある福島市として健脚文化を育んでいく、あるいは適しおの取り組みをする、ICTを活用した健康づくりをする、このような新しいトレンドも取り込みながら、楽しく健康づくりを進めることができるようにしていきたいと思います。
私から以上です。

(広聴広報課長)
それでは、ただいまの発表事項について質問をお受けいたします。
ご質問のある方は挙手願います。

(福島民友)
ゆうやけベリーについてなんですけども、生産者数と栽培面積は資料に書かれているのですが、生産量っていうのはどれぐらいなのでしょうか。
(農業振興課)
生産量につきましては、大体1アール当たり300キロを採れるということで、5.5アールですと大体1500キロです。令和5年の28アールですと9トンぐらいです。
(福島民友)
昨年は数量限定で道の駅ふくしまで販売された。今年は、販路についてはどのように考えてらっしゃるのか。
(市長)
販路は、やはり生産量がまだ限定的なので、それなりに重点化をしながら取り組まなくてはいけないと思っております。ただ、今後我々もその点ではこの販売戦略をまさにこれから作るということでありまして、実は東京のブランドフルーツショップなどとも話をしていまして、そういったところにぜひ出したいなと思っているのです。ただ本当にそういうところからすると、県なり福島市はどういう戦略でこう売っていくんだということが、非常にポイントになるよと言われているのです。ですから、幅広く売るということであれば、ある意味でブランド力が落ちるので、あまりそういったセレクトショップ的なところは取り扱いいただけないのです。ところが我々は、やっぱりそういうブランドというものを非常に大切にしながら売る戦略をつくれば、それは東京などの高級店などでも取り扱いをしていただいて、贈答用などでも使っていただけるということなので、この辺を改めて生産者、それから販売関係者、あるいは観光の方々、そういった方々と話をして戦略を作っていきたいなと思っております。
(福島民友)
まだ食べたことがない県民の方とか市民の方も多いと思うのですけども、福島市内では道の駅で購入できるということですか。
(農業振興課)
道の駅ふくしまを中心でやっておりますが、フルーツショップ青木さんでも取り扱いを進めているところでございます。2ヶ所とJA直売所のここらの方でも購入することができます。
(市長)
それからやはり生食だけの限定ではなくて、これも限定的になると思いますが、今やっているピーチホリデー・アップルホリデーのように、あるお店に提供して、そしてスイーツを作っていただくと、こういったことで、またそのおいしさを味わっていただくこともあるかなと思います。
その辺は、今後どのような形でこれを提供していくか、全体が見えるようにしていきたいと思っております。

(広聴広報課長)
その他質問ございますか。
ほかに質問がないようですので、発表事項以外で皆様から質問をお受けしたいと思います。
ご質問のある方は挙手願います。
(河北新報)
先日の市議会の一般質問で、駅前の早稲町住宅、市営の借り上げ住宅について質問が出て、うちで記事にしたんですけど、後日聞いたら、ヤフーの方でTOPIXに取り上げられて様々な意見が出て。要するに、あそこに20年さらに借り上げるのだから、市がその若い人に駅前に住んで欲しいってのはわかるけども、あんまり高齢者が引っ越すも大変だからそれはあんまりじゃないかみたいな意見が多かったというふうに聞きまして、その後、どういうふうにお考えを変えたのかとか、そういう声もあるのを受けとめて検討し直しているとかその辺の対応を伺っていいですか。
(市長)
様々なご意見はあろうかと思います。市でも、これまでそういった方々と対応して、できる限り安定したお住まいができるようにということで、これまでの対応を図ってきたわけです。そういう点では、公営住宅の対象外になる方でも、引き続き公営住宅にお住まいいただくとか、そういったことで考えて対応した結果が、先日のお答えした次第でありまして、私どもとしては、そういった方針に基づいて、丁寧にこれからも対応していきたいと思っております。
やはりずっと住んでいたいという気持ちはわかるのですけども、やはり街なかのある意味では世帯向けの広い住宅でありまして、もともとこの仕組みは20年で契約解除という形で、20年でもともと出ていただくということを前提にしておりますので、この際、そこの点はご理解をいただきたいなと思っております。
確かに継続ではやっているのですけども、私どもとすれば、やはり公営住宅の仕組み自体を、単純に前のまま延長というよりは、仕組み自体を今回変えるということで、住宅の再契約をしたということでありますので、そこはご理解いただければと思います。
(河北新報)
いわゆる契約上とかいわゆる市営住宅の、供給にあたっての公平性というよりは、施策上の問題だっていうことなんですか。
(市長)
そうですね。やはり公営住宅を目的とする上で、我々とすれば住宅はそのままで予定通り契約を切るという選択肢もあったわけです。しかし、単なる公営住宅ではなくて、先ほど申し上げたように、ここにはこういう形で契約延長しようということで今回、契約延長の判断をしたわけなのです。その点では、引き続きお住まいになりたいという気持ちはわかるのですけども、やはりそこは、ある意味では、供給の趣旨がもう変わってきているので、そこはご理解いただければと思っております。
(広聴広報課長)
そのほか質問ございますか。
他に質問がないようですので、以上をもちまして定例記者会見を終了します。
本日はありがとうございました。

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このページに関するお問い合わせ先

政策調整部 広聴広報課  

福島市五老内町3番1号

電話番号:024-525-3710

ファクス:024-536-9828

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