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更新日:2023年12月8日

令和5年11月17日記者会見(「古関裕而氏野球殿堂入り記念 全早慶野球戦福島大会」いよいよ開催!他3件)

動画

発言内容

令和5年11月17日定例記者会見
日時 令和5年11月17日(金)午前10時~午前10時40分
場所 庁議室


1.開会
(広聴広報課長)
それではただいまから定例記者会見を始めます。
本日の発表事項4件を一括して市長からご説明申し上げます。


2.市からの発表
まずは、古関裕而さんの野球殿堂入りのオール早慶戦からです。
これまで、実行委員会で詳細はご説明していたのですけど、一般の皆様方にはご説明できていなかったので、改めて今回、詳細を明らかにさせていただきたいと思います。
いよいよ11月26日日曜日に迫ってまいりました。皆さんのこの記者発表資料の方とこれを見比べながら、聞いていただきたいのですけど、当日はまず11時15分から早慶両校によるエール交換があります。これは本当に早慶戦ならではの雰囲気ですので、学生野球の雰囲気を十分に味わえるかと思います。
続いて11時45分から開会セレモニーになります。セレモニーでは、野球殿堂入りの銅板レリーフを設置しまして、古関さんに見守っていただきます。
そしてスポーツショー行進曲に合わせて選手が入場。
それから、福島から早慶へのエールということで、福島大学4年生の赤坂裕介さんにアカペラで「栄冠は君に輝く」を独唱していただきます。
それから、古関メロディーの演奏ということで、これは早慶両校の応援団に加えて市内の高校生に参加をしていただきます。早稲田大学と桜の聖母高校は「オリンピックマーチ」「高原列車は行く」。慶応大学と成蹊高校は「栄冠は君に輝く」「あこがれの郵便馬車」これを演奏していただいて、最後、これが多分、前代未聞だと思いますが、古関さんが両校のために「早慶賛歌」というのを作曲しているのです。これも通常であれば早慶戦の最初に演奏されるそうですけれども、これをこの両大学と、高校生にも演奏していただくということになっております。そういった形で、早慶戦の当日を盛り上げてまいります。
こちらに映っているのは、福島大学の赤坂さんです。
そして13時からいよいよ試合開始ということになります。なお当日は、この11時15分のエール交換の前にも、子どもたちへの野球教室を早慶両校の選手などに行っていただきまして、野球の楽しさ、そして技術を伝達いただこうかと考えております。
場所はあづま球場で福島駅からのシャトルバスがあります。入場料は、前売りが一般の方2000円、当日は2500円。高校生は前売り500円で当日600円。中学生以下は無料ということで、前売りチケットはチケットぴあにて販売中であります。
私立大学で言えば、人気の両校ですので、ぜひこの機会に大学野球、そしてまた大学ということも感じていただいて、進学を目指す皆さん方にも、ぜひこの早慶戦の雰囲気を味わっていただきたいなと考えております。
それから関連イベントといたしまして、試合の前日、土曜日の15時から約40分間、福島駅東口広場をジャックいたしまして、応援のデモンストレーションを行います。
最初に、こちらに映っています福島敬香保育園が太鼓の演奏をいたしますが、こちらに関しては、早慶応援部に伴奏していただいて、一緒に盛り上げていただきます。その後、早慶応援部による応援デモンストレーションを街なかで実施しますので、ぜひ、こちらの方も見に来ていただきたいと思いますし、とりわけ当日行けないという方は、この駅前でご覧いただければなと思っています。
その他、試合当日は、球場内あるいは球場周辺におきまして、各種物販や復興の関連の展示、あるいは古関さんの情報の展示、こういったことも行います。
詳しくは市のホームページをご覧いただければと思います。
1点目は以上であります。
続いて2点目、ふくしまシティハーフマラソン2024であります。
これは来年5月19日に開催をいたします。
いよいよ、12月1日から参加ランナーの募集をさせていただきますが、改めて変更点などの概要をご説明いたします。
私たちは1回目の開催状況を踏まえて、いろんな声を踏まえて内容の見直しを行ってまいりました。その結果として、まず一部のコースを変更いたします。それから、10キロの部は今年500人だったのですが、これを800人に拡大をいたします。これは後程申し上げますが、10キロのコースは、1回目は誠電社WINDYスタジアムから、福島トヨタクラウンアリーナ(国体記念体育館)まで一方通行で、あそこからバスで戻ってきてもらうということだったのです。その点では、非常に経費的な面もあって、正直言うと500人に絞りました。今回は10キロも誠電社WINDYスタジアム(福島市信夫ヶ丘競技場)に戻ってきてもらいますので、その分バスの手配などする必要はなくなりました。その結果として800人に拡大をいたします。
また、2キロ、1キロそれぞれファンラン、ペアの部あるいはチャレンジ車いす、この辺はちょっと距離を短くして、より多くの皆さんに楽しんでいただこうと考えております。
全体としては、今年より若干受け入れ枠を拡大するということにしております。
そしてゲストランナーですが、これはこれまでの実行委員会でも発表はしておりませんでしたが、まずお1人はワコールに所属しております、福士佳代子さんがお1人、女性です。それから男性では、神野大地さん、箱根の山の神でありますが、こちらに出場をしていただきます。
主な変更点を申し上げます。
次のこちらに細かいことを書いてあるのですが、全体像はこちらの方がわかりますのでこちらでご説明します。
まず第1回目はこのスタジアムを出発して、このように来ていたのです。そして115号線にストンとこう来まして、そこから4号線に渡っていったわけです。今回は、こちらもちょっとやっぱり狭い面もありまして、こちらの方の道を使って4号線に出て、4号線をしばらく走っていただいてから、祓川通りに出るというコースにいたしました。
それから1回目の問題点として、古関裕而ストリートを通ったのですけれども、いわゆるレンガ通りですね、やはり狭くてかなり混雑をいたしました。今回は、そこを通らずに平和通りを抜けまして、平和通りからあづま陸橋を越えるという形にしております。
それから、クラウンアリーナのところですけども、今年はここを行って学習センターのところで折り返してくるというコースにしていたのですが、距離の調整とか、あるいはより曲がりやすくという観点から、クラウンアリーナの周辺を一周する形にして、混乱を避けることにいたしております。
それから、1回目でランナーの皆さんからちょっとあまり評判良くなかったのは、最後になって折り返しとか、あるいは競技場の中で、もうゴールかなと思ったらまたちょっと距離が残っていたと、精神的なダメージが結構大きかったのです。その点では、そういった終盤になっての折り返しとか、延長的に感じるコースはやめようということにいたしまして、この114号線のところ、ここで一旦、今年はまっすぐ行っていたものを折り返して、距離を調整するということにしたわけであります。
その点では、1回目よりだいぶ精神的には負担にもなりませんし、狭さなどもあまり感じずに、走りやすくなるのではないかなと思っています。
それから10キロのコースは先ほど申し上げましたように、こういう形で一方通行でクラウンアリーナに来ていたのですが、今回は混乱を避けて115号線のいちい前でスタートいたします。そして県庁通りを行ったらそのまま県庁まで行きまして、そして旧4号線に出てちょっと南に下りてからは最後、ハーフとほぼ同じようなコースでスタジアムに戻ってくると、このようなコースにしておりますので、こちらもスタートして戻ってくる感覚を味わっていただけるかなと思っています。
このふくしまシティハーフマラソン、市民の皆さんのおもてなしが手厚いということで大変好評をいただきました。これはこれからもこのマラソン大会の特徴として、我々大事にしていきたいなと思っておりますので、1回目同様、ランナー応援隊とか、いろんな形でボランティアをしていただくとか、そういった形での市民の皆さんの参加、おもてなしをお願いしたいなと考えております。
2点目は以上です。
続いて3点目です。
多分これが一番BIGな、今日のニュースではないかと思います。
9月21日に発表いたしました、全国初の鎮兵2文字が入った木簡、大体このような大きさですけども、その後、専門家に文字の判読をお願いいたしました。その結果、当初18文字だったと思われていたのが19文字だということがわかりまして、かつ新たに6つの文字が、判明いたしました。
残り一つはよくわからないのですが、これでもって、おおよそこの木簡の意味が判明したという次第であります。
具体的には、ここの赤の部分がそうなのですが、「出羽国牒下野国司 鎮兵死□減之状不罪群郷」(でわのくに しもつけのこくしにちょうす。ちんぺいのし□げんのじょう ぐんごうをつみせず)このように読むということなのです。
意味としては、鎮兵が、この福島の地で亡くなったのだろうと思われます。鎮兵が死亡したわけですが、その遺跡周辺に留まっていた下野の国司と、その鎮兵に対して、この鎮兵が亡くなったのは、この皆さんに落ち度がないよ、ということを伝えた出羽の国の書状だということがわかりました。
文献では、各地の国や郡は、衛士(都の警護)とか、あるいは防人(太宰府の警護)に関して、療養や死亡に一定の責務があるということがわかっています。その点では、この鎮兵の死に関して、あなたを罰しないよということを言っているわけです。その点では、この鎮兵に関しても、国司やその仲間はそれぞれの遠征地で、この鎮兵の健康状態、あるいは死亡とかに対して一定の責務があるのだということが読み取れるわけでありまして、その点では、鎮兵にもこのような、責務があるだろうということが判明したのは、初めての発見になるだろうと思います。
そして想定されるストーリーは今申し上げましたが、下野の国を国司と鎮兵が出発して、そしてこの西久保遺跡周辺で留まっていたと、そこで鎮兵が死亡したために、下野の国司が出羽の国に鎮兵死亡に係る書状を作成したのだろうと、これは当然見つかっていないわけですけど、その書状に対する返答文が今回の木簡であろうということに想定されるわけであります。
なお、西久保遺跡の性格ですが、これは郡役所ではなくて、あくまでも役所的な機能を持つ有力者の居宅跡だと推定されるわけでありまして、これはかなりこの手の遺跡は多く見つかっているわけでありますけども、そういったものが想定されるわけであります。
そして、この木簡が水辺のようなところで発見されましたので、その点では、水辺での儀式に使われて、そのまま留め置かれたのではないかと、このようなことを想定しております。
この判明文字などに関しては、今後、学会で発表いたします。11月25日の福島県考古学会が白河市で開催されますが、ここで発表し、12月2日には、奈良市で開催される、木簡学会で発表する予定であります。
それから、木簡そのものですけども、今後保存処理をいたしまして、レプリカを作成いたします。これは12月から3月にかけて実施をする予定です。そしてレプリカが作成されましたら、速報展示として来年4月からじょーもぴあ宮畑で展示をしていく予定であります。
なおこれに関して皆さんいろいろ専門的なことを詳しくお聞きになりたいと思いますので、私の会見の後に、担当係長にここに来てもらって、皆さんのご質問をお受けしたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
続いて4点目。
個人宅でのマイナンバーカード出張申請の受け付けを開始するというものであります。
まずマイナンバーカードの交付状況をご説明したいと思いますが、福島市においては、申請率は今82.4%で、全国から比べると4%ぐらい高くなっております。交付率の方は78.5%で、これも1.4%ぐらい高い。実際に保有しているのは73.6%で、大体1%ぐらい高いと、こんな状況になっております。
比較的全国よりは進んでいる状況なのですが、年齢別で見ると、我々実はこの若い世代が意外と低いので、これまでは若い世代にも注力して交付の促進を図ってまいりましたけど、やっぱり高齢者が、年齢が進むに従って低くなっているという現状があります。
今回、なかなか外出が困難な方には、市が回って歩いて、そして交付のお手伝いをしようということで今回この仕組みを導入いたします。
対象者は、福島市に住民登録があって、マイナンバーカードを初めて申請される方のうち、いずれかに該当し、外出が困難な方ということで、75歳以上の方、要介護・要支援認定を受けている方、障害者手帳をお持ちの方、あるいは指定難病医療費受給者証をお持ちの方、このいずれかに該当する方のうち、外出が困難な方を対象にさせていただきます。
訪問は、平日の午前10時から午後4時の間、申し込みはオンラインまたは電話でお願いをいたします。12月1日から受け付けを開始いたします。
マイナンバーカードの交付までの流れで言いますと、申し込みいただいたときに日程を調整したり、準備物の確認をしまして、そして自宅に訪問します。それで本人確認をし、書類を記入し、さらに写真撮影、これは市が行います。その上で後日、住民登録の住所地にカードが郵送されるということですので、その点では、申し込んだ後にカードを受け取らないということもありませんし、市役所に来る必要もないというのが今回のシステムです。
メリットとしては、まず、申請あるいは受け取りも窓口に来る必要はないということです。それから、携帯電話や郵送による申請も不要です。さらに、写真を自分で申請する場合は、撮って付けなくてはいけないわけですけども、これは市が訪問した時に撮りますので、写真撮影の手間もお金も必要ない。そしてマイナンバーカードが自宅に届くということで便利にご利用いただけるかなと思っております。
12月1日からでありますので、ぜひご利用いただければと思います。
私からは以上です。

(広聴広報課長)
それでは、ただいまの発表事項について質問をお受けいたします。
ご質問のある方は挙手願います。
(福島テレビ)
市長、改めてふくしまシティハーフマラソン、こちらの意気込みというか、PRを一言いただければなと思います。
(市長)
1回目本当に多くの皆さんのおかげで、私としては非常に成功したのだろうと受け止めております。2回目は1回目の反省点を踏まえて、また充実をいたしましたので、より多くの皆さんに参加いただいて、そしてこのふくしまシティハーフマラソンが、福島市の中核的なイベントになるように取り組んでいきたいと思っております。
(福島民友)
マイナンバーカードの出張というのは、他の市町村ではやってるものなんでしょうか。
(市長)
いくつかやっているようです。
(福島民友)
あと木簡に関してなんですけども、これだけ全国に注目されるような遺跡が福島市にあるということで、市長としての受け止めといいますか感想を一言お願いします。
(市長)
やはり古代の鎮兵という制度の実態というか、あるいは仕組みが分かるものが、ここ福島で発見されたというのは、本当に大きな意義があるだろうと思っております。一方で、この遺跡自体は先ほど申し上げましたように、有力者の居宅です。これ自体は、通常の遺跡のグレードからすると、国司や郡司がいた舘というかそういったところとは違って、非常に多くて、かつ歴史的な価値は少ないと言われております。
その点では、遺跡自体の保存までは必要ないだろうと思っておりますが、我々としては、ここで出てきたこの木簡に関しては、今後、大事に保管しながら、また活用に努めていきたいと考えております。

(広聴広報課長)
他にございますか。
ないようであれば発表事項以外で皆様からの質問をお受けいたします。
ご質問のある方は挙手願います。

(市長)
最後にちょっと私から一言。
皆さんご承知の通りクマの出没が非常に続いております。今年はエサ不足ということで、かなりクマが出てきていますし、それからエサがないと、冬眠もなかなかできずに、出没する期間も長くなるのではないかと言われているわけです。福島市では、獣マップといってクマの出没の状況などがわかる、そういったものも提供しておりますので、そうしたものも活用しながら十分熊が出没しそうな箇所は気をつけていただきたいなと思っております。
そして私の方も昨日まで、東北市長会、それから中核市長会のそれぞれの会長として、国に要望活動をしてまいりました。
東北市長会の関係で申し上げますと、本当に東北地方では多くて、特に秋田が全体の3割だと言われているわけです。そこで、実は東北市長会の要望事項には入っていなかったのですけど、急遽会長のいわゆる権限として、新たに盛り込みまして、農水省、農水大臣にそれを要請したほか、昨日は中核市の関係で環境省に行ってまいりましたが、その際に併せて環境省の方にもクマ対策をお願いしてまいりました。国会でもかなりクマのことが質問に出されているということもあって、ぜひ省庁連携して取り組んでいただきたいなと考えております。
以上です。

(広聴広報課長)
以上をもちまして定例記者会見を終了します。
本日はありがとうございました。

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このページに関するお問い合わせ先

政策調整部 広聴広報課  

福島市五老内町3番1号

電話番号:024-525-3710

ファクス:024-536-9828

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