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更新日:2023年5月16日

令和5年4月20日定例記者会見(【新型コロナワクチン】今年度の接種予定 他4件)

動画

発言内容

令和5年4月20日定例記者会見
日時 令和5年4月20日(木)午前10時~10時50分
場所 庁議室


1.開会
(広聴広報課長)
それではただいまから定例記者会見を始めます。
本日の発表事項5件を一括して市長からご説明申し上げます。

2.市からの発表
ご承知のように、私、新型コロナに感染をいたしまして、今週月曜日から登庁しております。昨日で健康観察期間も終了いたしましたので、今日からは基本的に通常の状態に戻っております。
今回、罹患して分かったことといいますか、そういったものをちょっと申し上げたいと思うのですが、私の場合、感染前は密集するような場面を除けば、大抵はもうマスクを外して生活しておりました。その点では、どこで感染したのかというのがわからない状況であります。やはりマスクを外して生活をするとなると、それだけリスクも高まってくるわけで、そういったリスクの高まりに応じて感染してしまったのかなと思っております。
また症状の方は、熱は38度ぐらいですので比較的軽症だったのですけども、しかし咽喉痛とか、あるいは咳、いろいろな症状がかわるがわるやってきて、それから何よりも辛かったのはやっぱり、疲労感がなかなか抜けないという点があります。その点は、後遺症的な疲労感は今もまだ残っているわけでありまして、オミクロン株のこの新型コロナは軽症が多いとは言われますけれども、私の体験からすると、インフルエンザよりはまだ厄介な病気だなという印象をもっております。その点では市民の皆さんも新型コロナ、最近軽症が多いと言っても侮らずに基本的な感染対策を行い、またいろんな場面に応じて適切な感染対策を行っていただきたいと考えております。
コロナの話題から入りましたので、発表もまずコロナから話をさせていただきたいと思います。
最近の感染状況でありますが、ご覧の通りでありましてこの表ではなかなかわかりづらいですけども、最近ちょっと増加傾向にあります。これは全国的にも同じでありまして、先ほど申し上げた通りマスクを外すなどの行動によって、感染リスクが高まってきているのだろうと思います。それに応じて、全国的に感染者も増えているのだろうと思います。これはやはり今後ポストコロナに向かう過程では、こういった感染が高まる場面と、また落ち着く場面というのが交互に繰り返されて前に進んでいくのは、私としてはやむを得ない状況ではあるかなと考えております。
それからワクチンの接種状況でありますけど、これはオミクロン株対応のワクチンの接種人口で、それぞれ対全人口ですね、年齢ごとのすべての市民の数に対して接種率を示しています。
65歳以上は、78.8%、60-64歳が7割という状況です。そこから若い世代に向かうに従って低くなっておりまして、一番低いのが19歳から29歳の33.6%となっております。
10代の方々は比較的まだ20代の人よりは多くて大体40%近くになっておりまして、こちらはやはり学校で集団生活をしている。あるいは受験などを控えてできる限り感染のリスクを、あるいは重症化のリスクを低めようという考え方が表れているのではないかなと思っております。
そして今後のワクチン接種に対する考え方でありますが、現在行っているのはこちらにあります、令和4年秋開始接種というものでありますが、新年度のワクチン接種の方針をお話したいと思います。
新年度は、国の方針に基づいて個別接種が中心の体制へと移行を進めながら、集団接種も引き続き活用して、希望者がスムーズに接種できるような体制を作って、そして取り組みを進めてまいります。国全体で重症化予防といいますか、重症化し亡くなる方をできる限り無くしていくという方針のもとに行われるものでありますので、我々も希望される方が円滑に接種できるように取り組みを進めてまいります。
まず申し上げておくべきなのは、新年度もワクチン接種に関しては無料で、自己負担なく行われるということであります。
そして、現在進めている令和4年秋の接種というものは、基本的に5月7日まで実施いたします。ただし、5歳から11歳の方はまだ開始したばかりというかそんなに日も経っておりませんので、5月8日以降も引き続き接種を継続してまいります。
それから、この令和4年秋の開始接種は5月7日で閉じた上で、5月8日からは令和5年春開始接種という枠組みで、取り組みを進めてまいります。
こちらの対象になるのはこの部分でありますが、65歳以上の方と、基礎疾患がある方、あるいは医療従事者、あるいは高齢者施設などの従事者が対象になります。市の現在の見立てでは、11万3,200人ぐらいが対象になるであろうと考えております。こちらは8月末まで令和5年春開始接種という枠組みで実施をいたします。
接種券の交付は、混雑緩和のために前回接種日が早い方から順次発送して、4月21日、明日から5月31日ころに配達される予定で配送してまいります。ただし接種間隔は前回から3カ月ということでありますので、前回接種日から3カ月経っていない方に関しては、3カ月経過するころに随時発送してまいります。
使用するワクチンはこちらにありますように、オミクロン株対応型といいますかオミクロン株対応も含めた2価ワクチンといっていますが、2価のファイザーと2価のモデルナ、それからノババックスを使います。
これまでとの違いは、これまで私ども、この日に関してはモデルナ、この日はファイザーと、接種するワクチンを指定して、そして予約等の受け付けを行っておりましたが、今回からは製造会社や対応型の指定をした予約受け付けは行わないことにいたします。その理由はこちらにもありますように、一つは両方とも国によって安全性とか効果が確認されていて、その点においては基本的な性能において変わりはないということであります。
それからもう一つ。私どものそういう区分した対応を困難にしているのは、現時点でどれだけ来るかが全くわからないということでありまして、なおさら我々は計画が立てられません。それから今回から個別接種を前提にしてまいりますので、医院によっても本当にモデルナとファイザーがいろいろ混合した配布になってくるかと思います。その点では、それを整理した予約というのが困難ですので、今回からは製造会社や対応型を指定した予約受け付けは行わないことにいたします。
ただし、ノババックスに関しては、アレルギーのある方など特殊な方を対象に使用しているものですから、これはノババックスと明示して、そういうノババックスではないと困るという方が、ノババックスを受けられるような体制で進めてまいります。
5歳から11歳の方を、先ほど申し上げた通りこの春開設の対象になりませんが、昨年の秋開始接種は引き続き実施をするという形で進めてまいります。
それから、9月からは令和5年秋開始接種という枠組みで実施をいたします。これはこちらにもある通り5歳以上の方すべてが対象になります。ただしこれまでと同様でありますが、あくまでも初回接種と言われる1回目2回目を終わった方が対象になりますので、ご注意をお願いしたいと思います。こちらの方は、対象が現在のところ基本的に全部の方だということ以外は、ワクチンの種類などに関しては現在のところよく分からないという状況ですので、それはまた近くなりましたらお知らせをいたします。
予約方法に関しては、まず5歳から11歳の方に関しては、現在も従来の枠組みの接種を進めていますので、こちらを変更すると混乱が生じますからオンライン予約、コールセンターでの電話予約、あるいは医療機関への電話予約、これらを活用する枠組みは変えません。しかし、新たな枠組みになる12歳以上の方に関しては今回から個別接種に関しては、市が一元的に予約を受け付けるようなやり方はやりませんで、すべて医療機関への電話予約という形にさせていただきます。
一方で市が実施する集団接種に関しては、オンライン予約あるいはコールセンターへの電話予約といったことを進めてまいります。接種ができる医療機関に関しましては、こちらにありますようにその一覧表ですね、接種券に同封いたしますので、接種券が届いたらご覧いただければと思います。
そしてコロナワクチンナビで、実施医療機関と空き状況を確認できる体制をとっていきたいと考えております。
それから先ほど申し上げました通り、令和5年春接種におきましては基礎疾患のある方と、それから施設の従事者等も対象になります。
どういう方が対象になるかというのは、これまでと同じであれば我々一定把握はしているのですけども、入れ替わりがあると思うのです。その点では改めて基礎疾患のある方、あるいは施設に従事されている方を把握するための調査を実施いたします。
調査票をお送りいたしますのは、初回接種が完了している5歳から64歳の方でありまして、障害者手帳などをお持ちの方はこちらで把握できますので、これらを除いたすべての皆さんにこの調査票をお送りします。その上で対象者の方は、オンラインかコールセンターで基礎疾患とか、あるいは従事者に該当するよということを申請いただいてください。申請いただいたら、2週間ぐらいで市の方から接種券を発送いたします。
実施時期につきましては、こちらにありますように混乱を避けるために、5歳から11歳は4月10日ぐらいから、配達をしております。
12歳以上で前回の基礎疾患調査などで該当した方には、4月24日ぐらいから配達をいたします。
それ以外の方ですね、これまでも基礎疾患等に該当していなかった方に関しては、4月27日ぐらいから配達をいたしますので、こういった時間差を設けることで、回答の混雑を避けて受け付けをしたいと考えております。
そこでご注意いただきたい点なのですが、現在も令和4年秋の開始接種という枠組みを実施していますが、これらの接種をまだ未接種の方に関しては5月7日まで打っていただかないと、次の接種機会は令和5年春の接種、あるいはその次の秋の接種という機会になってしまいますので、接種できる機会を1回なくしてしまうことになります。その点では、接種をご希望の方は5月7日までに、1回分接種をしていただきたいと思います。
高齢者以外の方で基礎疾患等もない方であれば、一旦接種すればまた9月以降にまた接種できるということになりますので、5月7日までに接種を受けてください。
そして市の方としてはまだ令和4年秋接種を実施されていない方向けに、最後の受けやすい体制を整えます。NCVふくしまアリーナで夜間接種、あるいは予約なし接種を、そして小児接種ですね、これをご覧の通り実施をいたしますのでそれぞれの区分に従って、お申し込みなり、予約なし接種は必要なものを持って会場に行っていただければと思います。
ワクチンに関しては以上であります。
続いて1番目の、市議会緊急会議への提出議案についてご説明をいたします。
来週火曜日25日に市議会の緊急会議を開催していただきます。
今回は、主な目的としては国の対策に対応した物価高騰等の対策を、緊急に私どもとしても実施するために市議会に予算を提出し、それを執行しようというものであります。その他の議案もありまして急ぐ議案もありまして今回は合計4件、うち予算関係が1件という形になります。
まず予算以外の案件をご説明しますと、松川地区の義務教育学校に関するものが本体建築、それから電気設備、機械設備、この契約案件が3件あります。
松川地区の義務教育学校については、市としては今年の2月に入札を行って、そして3月議会に契約議案をかけて、そして建築工事に着手したいという予定でありましたが、折からの物価高騰の煽りを受けまして、2月の入札で落札がなりませんでした。そのために、入札のやり直しということをしたわけでありますが、今回入札が成立いたしましてご覧のように決定をしたわけであります。
市としましては、松川地区の義務教育学校を令和7年4月に開校する予定で取り進めたいと思っておりますが、工事期間を考えますと非常に時間がないので、そういう点では、6月の定例会を待たずに今回、緊急会議提出をしてそれで議会にお認めいただいて、早々に工事にかかりたいと考えております。内容はご覧の通りであります。
続いて補正予算になります。
今回は一般会計の補正予算でありまして合計13億8600万円余という形になります。主なものはもう物価高騰対策でありまして、物価高騰対策は13億7000万円余という形であります。
まず一つは、子育て世帯の生活支援特別給付金でありまして、影響を特に受ける低所得の子育て世帯の生活を支援するために特別給付金として、子ども1人当たり5万円を早急に支給いたします。対象児童は18歳まで、障がい児は20歳まででありますが対象はこうなっております。
区分ごとに申し上げますと、まず一つはひとり親世帯でありますが、こちらは令和5年3月分の児童扶養手当の受給者に関しましては、もう申請が不要で早期に支給するという観点から、この5月末にはプッシュ型で市の方から振り込んでまいります。
それから同じく5月末に支給するのは令和4年度の低所得子育て世帯生活支援特別給付金の支給対象者でひとり親世帯以外の方でありまして、この方々に対してもプッシュ型で5月の末には支給を実施いたします。
それからこちらにあるように、年金等を受給しているために児童扶養手当の支給が受けていない方とか、家計急変世帯、それからひとり親世帯以外の低所得の世帯でも家計急変世帯に関しては、申請をしていただいた上で、それぞれ6月末ぐらいから支給を開始するという予定で進めてまいりたいと考えております。金額は合計2億8600万円を見込んでいます。市としてはこちらの方は非常に影響が大きいので、できるだけ早く支給をしてまいります。
それからもう一つ、これも政府の対策の一環でありますが、低所得世帯に対する特別給付金を1世帯当たり3万円給付いたします。
こちらもプッシュ型の仕組みを活用いたしまして、できるだけ早期の支給を目指します。補正額は9億9250万円という形になります。
対象世帯は本年4月1日時点で福島市に住民票のある方で、昨年度の住民税非課税世帯で、価格高騰緊急支援給付金5万円を支給された方。それから、令和5年度の住民税非課税世帯で、今申し上げた①には該当しない方。それから、令和5年1月以降に家計が急変して、令和5年度の住民税非課税と同じような水準なっている方、これが対象になります。
こちらにありますように、令和4年度の非課税世帯に関してはこちらで把握できますので、こちらは先ほど申し上げたプッシュ型で、6月の初めには支給を開始したいと思っております。
なお、この令和4年度の非課税の方でも異動等があって確認が必要な方には、確認の時間が必要になりますので、6月末ぐらいまで支給が延びることになります。
また、令和4年度の非課税ではなくて、令和5年度に非課税になった方、あるいは令和5年度に家計急変になるという方に関しては、これは非課税情報を決定する手続きというか手順が必要になってまいりますので、これが6月の中旬にならないとわからないのです。確定次第作業を進めるということで、こちらは7月の終わり頃からの支給になります。
以上のような見通しで進めてまいりますが、いずれにしましても早期支給をするという観点に立って、できる限り作業を早く進めていきたいと思っております。
それから3点目には、福島型給食の推進事業で、1億円余りを計上しております。
学校給食費に関しては福島型給食の支援増額ということで、今年度も1食あたりこちらにあるように100円に増額をしまして、全体として3分の1の補助になるような、そういう取り組みを進めておりましたが、学校給食は単価が新年度になってから県から示されてそれをもとに積算してやっていくのです。そういった単価改定が行われて、かなり実は今上がっている状況にあります。そのために、5月からの給食費の見込みが、1食あたり小学校でいうと330円になると見込んでおりまして30円引き上がることになります。
この増額分に関しては通常であると3分の1ですから、保護者の皆さんにも10円分負担をいただく形にはなるのですけども、保護者負担を増やさないという前提に立って、市としてこの100円から支援額を30円引き上げて、保護者負担無しに、これからも給食を提供していきたいと考えております。
対象は市内の小中学校の児童生徒全体でありまして、これに関してはそれぞれ学校規模によっていろいろ給食のやり方が違うので単価が異なりますが、国立私立を含めた全体が支援の対象になります。
なお福島型給食は、保育施設に関しても実施をしておりますが、保育施設は実は昨年のこの7月時点で実はかなり改定幅を大きく引き上げておりまして、副食費が中心で、今回の引き上げは必要ないと見立てをしております。そのためにそちらの方は、保護者負担も上がりませんし全体額も上がらないということであります。
以上が、補正の主な内容になります。
続いて3点目になります。
駅前再開発の定点観測会、それから現場見学会を実施するというものであります。
今駅前の再開発のところを見ていただければわかる通り、作業も大分進んでまいりました。これから取り壊しもさらに本格化をしていくという状況にあります。市ではその解体される現場を、子どもたちに見ていただいて建築や土木などのものづくりに関心を持って、魅力を感じて欲しい。それ以上に私としては、やはりそういう解体の現場を見て、福島市のまちづくりに関心を持って参加して欲しいし、ムードも高めていきたいということで、今回この見学会と定点観測会を実施いたします。
最初は5月13日に実施をいたしまして、その向かい側のエスタビルの屋上から見るのと、あと工事現場に行ってその様子を見るというやり方で、この見学会と定点観測会を実施いたします。参加者は定点観測会20人程度、現場見学会はこちらの方も20人程度という形にしております。申し込み方法は、オンライン申請でお願いをいたします。QRコードもありますのでこちらでお使いください。
どんなやり方でやるかというと、いつも上がれないエスタビルの屋上から解体する現場をまず見ていただきます。こちらは、今後1ケ月にいっぺんぐらい、どんなふうに変わっていくかというのを見ていただくことになります。それから現場の映像を見ながら、解体している人がこういった形で事業を進めるよということを説明してまいります。それから、現場で使っている道具に触れることもできると。それから解体工事現場で重機との記念撮影もするということでありまして、我々安全には十分配慮してやってまいりますので、めったにない機会ですからぜひご参加をいただければと思っております。これは市と再開発組合共同で実施をしてまいります。
続いて、4点目になります。
街なか賑わい創出プロジェクトの活動プラットフォームを運用開始するというものであります。
今再開発の話をしましたが、この再開発事業は完成するまでの間、本当に駅前の店舗が少なくなってくるわけでありまして、我々としては、市民の様々な方々に協力、参加いただいて、そしてイベントなどを開催してにぎわいを作っていくことにしております。
その枠組みで、街なか賑わい創出プロジェクトというのを作ったわけですが、その活動するためのプラットフォームを今回運用開始するというものであります。
これは情報システムでありまして、この情報システムを使って、この参加しているメンバーとしてお互い情報共有をして、お互いに協力し合いながら、新たな展開ができるようにするというのが一つの目的。それから、そこで入力したものを一般向けのカレンダーに移して、そして市民の皆さんにも街なかでどんなイベントがやっているかというのを、これを把握しやすくするという取り組みを進めます。
主な機能としては、プロジェクトメンバーに関してはイベント情報を登録します。これは写真や動画も可能です。それからメンバー間のチャットでいろんなやりとりができるようにいたします。それからメンバーの中の招待とか管理といったこともできるようにするわけであります。それから一般公開する部分は、カレンダーやポップアップによるイベント、情報の周知とか、あるいはカレンダーデータをダウンロードして、そしてそれをまた活用できるようにするといったような機能を備えております。
本日よりイベントカレンダーの方も公開する予定であります。イメージはこんな感じでありまして、メンバーは一定のパスワードなども使ってログインすると、こういった内容に従って、登録、あるいはメンバー間のやりとりができるわけであります。この登録した情報に応じて、こちらの公開エリアの方のカレンダーにも表示されて、そしていつどんなものが行われるか、わかりやすくするといったような内容になっております。
こちらのQRコードから読み込んでいただけると、イベントカレンダーの方に飛びますのでこちらもぜひご活用いただいて、街なかのイベントにご参加いただきたいと思います。
そして発表事項の最後、公立夜間中学校の校名アンケートを実施するというものであります。
この4月から、仙台市において東北初めての公立夜間中学が開設されました。福島市では来年度の4月に開設する予定です。
公立夜間中学は福島第四中学校の分校として設置する予定でありまして、正式な名称は、福島第四中学校〇〇分校という名前になります。
この〇〇分校の名前を、市民の皆さまから幅広く意見を伺って、校名選考の参考とさせていただくためにアンケートを実施するというものであります。
投票期間は4月20日から5月19日、投票方法はオンライン申請になります。投票方式は教育委員会の方であらかじめ8つ校名の候補を作っていましたので、そのうちの1つを選んで、投票をしていただくという形になります。1人1回の投票となります。ご注意いただきたいと思います。それから、これはあくまでも参考として我々実施するものでありまして、投票結果でストレートに校名が決まるものではないということはご承知おきいただきたいと思います。
最終的には、私市長と教育委員で構成する総合教育会議で決定をしていきたいと考えております。
候補としては、こちらのように、いぶき・かなで・信夫・たから・天神・ひとみ・夜間・ゆきうさぎ。となっておりまして、それぞれご覧のような名前の由来というか思いがありますので、これらを参考にして投票いただければと考えております。
東北で2番目の学校になりますので、我々としてはこの夜間中学をよりよいものに、そしてまた親しまれるものにしていきたいと考えております。
発表事項は以上でありますが、ちょっと情報提供させていただきたいと思います。
すでに皆さんにはご案内差し上げましたけども、昨日から市のシルバー人材センターのICT班が、市のデジタルサポートデスクでのいわゆる指導者役を担っております。高齢者が高齢者をサポートするという非常に珍しい取り組みを、このデジタルの分野で我々は開始をしたわけであります。
昨日、それが最初の日でありまして、当初5人の方が予定されていたのですがお1人キャンセルになったということで、4人来られました。
対応したのはシルバー人材センターのICT班のお1人男性が対応しております。
相談内容はこのような感じでありまして、相談した方の感想としては、同年代の人が教えてくれたので、非常に話しやすく気軽に相談できたといったような内容とか、あるいは基本的に30分以内ということにしていますが、30分が非常にあっという間だったと、もう少し長い時間だとより助かるということなのですが、一対一のこういうある意味ではスペシャルサービスなので、30分で勘弁いただきたいなと思っております。

ちなみにシルバー人材センターのICT班は、昨年の9月から活動をスタートいたしまして現在17人所属されております。
男性12人女性5人でありまして、当面はその中で1人でも指導できるであろうと思われる6人の方に、このデジタルサポートデスクをお願いしております。なお、デジタルサポートデスクは今、週3回市役所1階とアオウゼで実施しておりまして、月曜日と金曜日は専門の業者の方にお願いをして、水曜日はこのシルバー人材センターの方にお願いをしております。こんな感じで相談に乗っていただいておりますので、もし写真とか必要あれば後程また言っていただければと思います。
私からは以上です。

(広聴広報課長)
それではただいまの発表事項につきまして質問をお受けいたします。
ご質問のある方は挙手願います。
(福島民友)
予算の関係で松川地区の義務教育学校なんですけども、これ資材高騰を受けて、単価とかもまた見直して、再度ということでよろしいですか。
(市長)
そうですね。
(福島民友)
こういうなんか入札不調というのは、市の中でも結構?
(市長)
いや増えていますね。
(福島民友)
把握してる範囲でどれぐらい。
(市長)
ちょっと私細かいところもわかりませんが、やはりあそこもそうですね、市民センターもそうだったのですよ。1回目入札不調で、2回目で何とか成立をいたしました。
我々としては現時点で見込める価格で基本的にやっていただくことなのですけども、やっぱり今後、資材高騰があるのではないかと、こういう業者さんの懸念もあるわけですね。それも含めるとどうしても単価を高く考えて入札されるケースがあるかと思いますが、今後の単価アップは、それは基本的には実は物価スライド的な形で、我々としてもそれは増額する契約変更もやむを得ないということでやっているのですけども、それでも、なかなか落札にならないというケースもやっぱり増えております。やっぱり今の資材高騰非常に影響が大きいです。
(福島民友)
ちょっと詳しく担当課の方にということで。
(市長)
はい。
(河北新報)
冒頭コロナ明けで、大事にならなかったっちゅうことでご発言あった。ただいわゆるコロナ恐れるべからずっちゅうこと。市長の方でおっしゃられたじゃないですか。
(市長)
べからずじゃなくて侮らずに、ですね。
(河北新報)
コロナ侮るべからずっていうおっしゃったじゃないすか。このマスクの話なんですけど。マスク取るべからずとはいかないわけじゃないですか。
(市長)
そうですね。
(河北新報)
そのあたり市長も普段、密集地帯以外はしてませんっちゅうことだったんですけど、もう少しどうしようかなっていうのは何か個人的に思われるとこあったら教えてください。
(市長)
そうですね個人的に言うと、やはり私自身も自分は一つのモデルになって行動しなきゃいけないなと思っているのですけども、やはり手指消毒とかそういったものはやっぱり今後もきっちりとやっていきたいと思っております。
それから、密集したところはできるだけ避けるべきだし、それからその時に基本の中でもやっぱり換気ですね、そこはよく注意をして、やらなきゃいけないと思っています。
マスクに関してはまず個人判断なわけですけれども、やはりそれぞれの場面でマスク着用が求められた時には、やはりきっちりと従っていただくというのが大事だろうと思いますし、あとは個人判断といっても先ほど申し上げた通り、ちょっとこれは相当空気がよどんでいるなとか、そういった面ではやっぱり着けるというのがやっぱり大事かなと私は思います。
(建設工業新聞)
恐れ入ります駅東口の再開発の観測会見学会について確認したいと思います。
こちらの観測会と見学会ですがこれ重複して参加するっていうわけにはいかない内容なんですよね。
(市長)
そうですね基本的には片方で、特に定点観測の場合は、基本的に今後も継続的に参加するということが前提になります。
(建設工業新聞)
やはり観測会はそうすると、第1回、今回の申し込みのみという形になって、見学会は今後春夏秋という形で。
(市長)
はい。定期的にやっていきたいと思っています。
(建設工業新聞)
これは、個別にその参加の受け付けをされるという形になりますか。
(市長)
はいそうです。
(建設工業新聞)
そうすると観測会に参加されている方の中でも、たまにその現場の方を見てみたいっていう方もいらっしゃるかと思うんですが、基本的には同時に。
(市長)
いや、観測会の方はですね、現場の方へお連れしますので。基本的には内容的には同じで、観測会の参加者は継続的にやっていただくということです。

(広聴広報課長)
ないようですので発表事項以外で皆様からの質問をお受けいたします。
(福島民友)
最近話題のChatGPTなんですけども、神奈川県の横須賀市が試験的に導入するということを発表しますけども、福島市として今後、どういう取り扱いにするのかっていうのを、もし市長として考えがあれば。
(市長)
私どももデジタル都市宣言をしてデジタル化は積極的に推進していますので、ChatGPTに関しても、十分な関心を持って内容を調べ、またどういった場面に使えるかとか検討を進めていきたいと思っております。
ただ現時点での感覚でいうと、ChatGPTのいいところというのは、単なる情報の抽出というのではなくて新たな答えを生成できるというか、そういう点がやっぱりこのChatGPTの進化した点だと思うのですね。ただどうやって新たな答えを生成するかというと、結局ネット上にある情報をベースに答えというのが生成されるわけです。ですから、元の情報が変だと答えの方にも影響してくる恐れがあるわけですね。例えば個人情報なんかが含まれた場合には、それをそのまま使うと個人情報の侵害的な部分をやりかねないし、それからデマみたいのが多く出て、そのデマをもとに、例えば、福島というのは放射能で汚染された地域だというので、それがポンと答えが出てくる恐れもあるわけです。その点ではやっぱり大事なのは、答えを生成するからといっても、それにもう全く委ねるのではなくて、いかにそれを正しいかどうか判断して、使う、活用するという視点が求められるのだろうと思うのです。その点では、とりあえず案を作るとかいう点では手間が省けるのだろうと思いますけど、その使い道に関してはむしろ、使う側の力が求められてくるのだろうと私は思います。
(福島民友)
具体的にはこれからってことなんでしょうけども、その議会答弁なんかを考える上で、職員の方がそれぞれ使ったりとかそういうこともありますか。
(市長)
それは必要ないと思いますね。議会答弁は逆に市の職員はまずはトレーニングしないと駄目ですよ。それに我々は議会答弁システムがあって、ChatGPTがなくても、例えば似たような答弁であれば、すぐに前の答弁なんかも引き出せる仕組み作っているのです。そういうのはもう、より進化したシステムを我々作っているので、そういったものを活用しながら、それから議会答弁も単に答弁して終わりじゃないのですよ。私なんかはよく議会答弁の場を政策協議の場にしているのです。そういった中でやっているので、こういうChatGPTも今申し上げたようにいかに人を育成するかとか行動するかという、高度化するかという視点に立ってやらないと単なる便利性だけで終わってしまって、私は社会が進化しなくなるというか、そういったものが失われる場合も出てくるのかなとは思います。
(河北新報)
近くの国見町でですね、今高規格救急車12台を、ご希望のある自治体とか消防組合に寄付するっちゅうことで検討されてるみたいなんですけど、福島市で受け入れる用意はありますか。
(市長)
それに関してはまだ何も考えておりません。
(河北新報)
何も考えてない。必要性はどうですかね。
(市長)
必要性って何の必要性でしょうか。
(河北新報)
いわゆる高規格救急車更新時期に置き換えてるものもあるかもしれないんですけど。
(市長)
それに関しては一応、今我々としては必要な台数は持っていますので、そこはちょっと今必要なのかどうか現場の話はちょっと私としては承知しておりません。
(河北新報)
ちなみに福島市の方で、いわゆる12心電図電送システムの方、進めたいっちゅうことで考えてると思うんですけど。
(市長)
進めたいではなくて、もうやっているのですよ。うちはもう全部に搭載しています。
(河北新報)
推進していきたいということで考えてると思うんですけど。
(市長)
推進しているんです。
(河北新報)
考えてると思う。
(市長)
10台全部つけちゃっている。
(河北新報)
それをもっとやっていきたいっていうお気持ちもないわけじゃないですよね。
(市長)
それはだから今申し上げた、もう全部つけています。
(河北新報)
これ以上あってもしょうがないですか。
(市長)
いやだからそのあってもしょうがない。12誘導心電図に関しては高規格救急車運用しているもの10台全部につけていますということですね。
(河北新報)
これ以上高規格救急車あってもしょうがない。
(市長)
更新とかもありますし、救急車があっても結局運用する人がいないと意味がありませんよね。いたずらにメンテのコストばっかり来ることになりますので。
(河北新報)
いわゆる高度救急救命士が必要ですよね。
(市長)
それなりのスタッフが必要になってきますので、今現在は我々も非常にきつい体制の中で運用していますので、やはり単に物だけがあればいいものじゃなくて、やっぱり消防というのは人がベースになって動きますので、そういった体制の中で基金の整備も進めてまいります。
(河北新報)
関連してですけど高度救急救命士のいわゆる人材的な部分で、いわゆるかなり試験も受けなきゃいけないし、それなりの経験積んだ方じゃないとなれないと聞いていたのですけど、この辺で今後、いわゆるちょっと高齢化社会で搬送が増えるとか、コロナはちょっとまた話変わってきたかもしれないですけど、必要性とかってどういうふうに考えてます。
(市長)
私、もともとその仕事もやったことあるんですけど。国の方でですね。
(河北新報)
はい、承知してます。
(市長)
当然、職員のそういった能力の高度化というのは特に救急部門で進めていく必要があると思いますし、現時点で我々としてもそれは計画的に養成していますので、今後も、引き続き職員のそういった資格取得、あるいは育成に努めていきたいと思っております。
(河北新報)
どうしてもどこでもそうですけど、何て言うんすかね。いわゆる平均年齢上がってくるじゃないですか、働いてる人って。そうすると例えば、重たい患者さん運ぶのにちょっと腰が痛いとか、女性の救急救命士も増えてくると、マンパワー、いわゆる物理的な力の方でですね、もう少し負担軽減できないかとか、そういった課題っちゅうのも出てくると思うんですけど、いわゆる国見町でですね。用意してる救急車ってのは電動ストレッチャーがついてるそうなんですけどその辺とかって魅力的に感じないんですか。
(市長)
そもそも中身わからないですけど、あんまりそれで振ろうしても、「やって」って。私としてはまだ全然中身見ていませんのでお答えできません。

(広聴広報課長)
そのほか質問ございますか。
他に質問がないようですので以上をもちまして定例記者会見を終了いたします。
本日ありがとうございました。

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このページに関するお問い合わせ先

政策調整部 広聴広報課  

福島市五老内町3番1号

電話番号:024-525-3710

ファクス:024-536-9828

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