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更新日:2024年1月4日

令和5年12月14日記者会見(12月市議会定例会議への追加提出議案)

動画

発言内容

日時/令和5年12月14日(木)午後2時30分~午後2時50分
場所/庁議室


1.開会
(広聴広報課長)
ただいまから臨時記者会見を始めます。
本日の発表事項について、市長からご説明申し上げます。


2.市からの発表
それでは今議会に追加提案する議案をご説明いたします。
追加提案しますのは予算関係1件と条例関係1件の合計2件になります。
条例の方は、これは戸籍証明書の広域交付等によるものでありまして、政令改正が12月6日に行われまして、そして来年の3月1日から施行しなければならなくなりましたので、今回の議会に追加提案をするというものであります。
内容は、戸籍証明書を全国どこの自治体でも取れるようにすることに伴って、その広域交付に関する手数料を設定しようというのがまず1点目です。
それから2点目は、行政手続きにおきまして、戸籍証明書の省略を可能とするパスワードでありますが、戸籍電子証明書提供用識別符号等通知書というのを、これを発行できることに伴って、その手数料を定めようというものであります。
それぞれ手数料の額は、広域証明書にかかるものはご覧の通りでありまして、これは基本的に福島市の現在の証明書と同額になります。
それから、このパスワードの発行の方は、これはあくまでも窓口でこの通知書というのを発行する場合の手数料になりまして、ご覧の通り戸籍提出用が400円、除籍提出用が700円という形になります。
そして請求者が、オンラインマイナポータル上でこの符号を請求発行した場合は、これは無料という形になりまして、これはあくまでも先ほど申し上げたように、窓口での交付手数料という形になります。
今回のように、広域で交付できるようになりますと、わざわざ元の市町村に戻って取得しなくてはいけないという手間が省けますので、その点で大変便利になるかなと私も思っております。
続いて予算議案の方は、一般会計の補正予算で7億1000万円を計上しています。
内容は、選択型のエールクーポンを発行いたします。
現在デジタルクーポンを実施しているところですが、国の経済対策に伴いまして追加でエールクーポンを発行し、物価高騰に対する市民生活の支援と、地域経済の下支えをするということで今回補正を組みました。
内容は購入不要の紙の値引き型クーポンか、あるいはデジタルクーポンを選んで、そしてこちらが発行するというものであります。
対象は福島市に住民登録のある方で、大体26万9000人を想定しています。
まずお断りをしなくてはいけないのは、個人単位ではなく、世帯単位で選んでいただくということになります。個人単位にしますと、我々のその仕分けの作業がものすごく膨大になってしまって間違いも多くなりますので、世帯単位で選んでいただくと。
予定としては1月に案内を送付します。案内に基づきまして、値引き型クーポンをご希望の方は特に申し込みは要りません。デジタルクーポンを希望する方は、オンラインでデジタルクーポンを申し込んでいただくという形にします。そしてデジタルクーポンの方には、今の福デジくんなのですけども、それを使うためのシリアルナンバーを、新たに3月の初めに交付し、同じ3月の初めの時期に、特にデジタルクーポンの申請のない方には、値引き型のクーポンをお送りするという形にしています。
ちなみに値引き型のクーポンは、今回は1人につき1500円、500円券が3枚という形になります。一方、デジタルクーポンは現在と同じでありますが、5000円で6500円分か、あるいは1万円で1万2500円を購入できるかということで、デジタルクーポンを申し込んだ方には、シリアルナンバーをお送りしますので、それに基づいて今の福デジくんの中で、これを選んでいただくという形になります。
流れはこちらに入っています。
なお現在進めておりますデジタルクーポンに関して言うと、12月13日現在で、33%という形になっています。これまでに比べると、消化率がちょっと遅いので、まだ購入されていない方は、できるだけ購入いただきたいなと思っています。特に12月になりまして、何かとお金のいる時期だと思いますので、お早めに購入いただければと思っています。
市でもすでに12月のサポート体制を充実して実施していますが、新たに、今サポート体制のない地区、蓬莱地区と西地区、それから飯野地区、この3ヶ所については学習センターで12月19日からサポートができるような体制を組んでいきたいと思っています。
なお、一番今購入率の低いのは20代の方です。22%ぐらいですね。次いで65歳以上の方で25.7%。最高で60~64歳の方で、比較的高齢ですけども、こちらが35.4%ということで、あまり年齢によって差はないのですけども、以外にも、一番若い世代、一番使えるのではないかと思っている世代が、低くなっております。高齢者の方には結構頑張ってやっていただいているかと思いますが、ただ、今もサポートデスクは混んでいるというか、かなり利用いただいている状況なので、手薄な地区にはサポートデスクを設けて強化していきたいと思っております。

(広聴広報課長)
それでは、質疑応答に移ります。
ご質問のある方は挙手願います。
(福島テレビ)
今ふれていただいたところでもあるんですけど、今現在動いてるデジタルクーポンの方の消化率が低いから今回は選択型にしたっていうところでよろしいんでしょうか。
(市長)
そうですね。我々としては、当然ご家族の中で融通もできますし、あとスマホを家族で持っていなくても、近い方とうまくプレミアムをやりとりするなどして使っていただけるのですけども、なかなかそういったことも周知するにも十分浸透していないという面もありますので、そういう点では今回は値引き型を使って、こちらからプッシュ型でお送りすることによって、デジタルがあまり使えないという方にも、届くようにという形で仕組みを作りました。
ただ、やっぱり社会を挙げてデジタル化を進めていかなくてはいけないし、今回の方が、こういうデジタルの仕組みもちょっと使いづらいですけども、こういうのはぜひ取り組んでみたいという方もいらっしゃるので、その点では、併用して選択できるようにした次第です。
(福島民報)
紙とデジタルで対象店舗ってのは変わるんでしょうか。
(市長)
基本的には同じで我々としてお願いしてまいります。今回と同じように約1500店にお願いをしていきたいと思っています。
(福島民報)
店舗としては、デジタルと紙の処理の両方をやらなきゃいけないっていうふうになってしまうんですかね。
(市長)
そうですね。ただ、デジタルの方はQRコードさえお示しすれば、あとお店は何もしなくていいので、その点では今回、デジタルクーポンはお店の方から非常に歓迎されているのです。全然数える手間もいりませんし、そして、自動的に我々の方に情報が入って、それに基づいてまたお支払いの方も、これまでのクーポンよりは早くお店に行きますので、その点では、お店とすれば資金繰りは非常にデジタルの方が楽だと思います。
ただ今回のまた紙も、従来のプレミアムつき商品券の形よりは、値引き型になりましたので、そういう点では3枚しかないわけです。ですから、お店の方の手間も、いわゆるこのプレミアム付きよりは、大分楽ではないかなと考えています。
(福島民報)
その辺りを考えて今回値引き型にしたっていうところはあるんですか。
(市長)
そうです。クーポン型にしてしまうと、例えば我々がまた引換券を渡して、お店・スーパーとかに大量のまた紙クーポンを用意していただいて、それで引き換えるという作業が出てしまうのです。そうすると併用でお店側も大変なので、そういう点では、値引き型の方が事務的には楽ですし、それから物価高騰対策という面で見れば、値引き型の方が多分市民の皆さんはやっぱりありがたいかなという面もあって、今回値引き方を2回目ですけど採用することにしました。
(福島テレビ)
細かいところですけど、この案は今日提出予定ですか。
(市長)
明日です。議会の最終日に。
(福島放送)
今のクーポンのところなのですけど、申し込み期限は今決まっていますか。
(市長)
いや具体的にはまたお知らせをする予定ですが、大体2月の中旬ぐらいですかね。デジタルくーぽんは基本的にオンラインは使える方だと思いますので、オンラインで申し込んでいただくと、我々もかなり処理を短期間でできるのではないかと思っています。はがきとかにしてしまいますと、これまた郵便事情もかつてよりは悪くなっていますので、時間かかります。その点ではオンラインで申し込んでいただいて、それで我々は値引き型の方と、デジタル型の方に分けて、それで重複しないようにしてお送りしますので、そういった作業がまた必要になってまいります。
(福島放送)
そうすると、何も特に手続きしなければ2月中には紙のクーポンが届くと?
(市長)
同時期にしますので、2月の後半から3月の初めになると思います。今、予定では利用期間を3月1日からと思っていますので、今回のデジタルクーポンのイメージで言えば、月末の日にでも発送して、早い方は翌日から使えるという形かなと、そんなふうに想定していますが、ちょっとこれからの作業次第になります。
(福島放送)
5000円分のデジタルクーポンと紙の1500円分だと、割引額は同じだと思うのですけど、これ利用者側のメリットとしてはキャッシュレスぐらいと考えればいいですかね。デジタルを申請して1500円というと。
(市長)
そうですね、いろいろ人によって違うと思いますけども、まずデジタルであればいちいち紙を持つという手間がないというのが一つです。それから、このデジタルクーポンは、基本的に6500円の範囲内であれば幾らでも使えるわけですよ。
その点、こちらの値引き型の場合は少なくとも500円以上じゃないと使えないので、あと前回もこのような形にしたのですけど、いっぺんに使えるようにしてしまうと、もうわずかな金額で1500円なら1500円で、1回で使い切ってしまうと、経済効果もないので、ちょっと利用制限をかけようかなと思っています。前回は1回の買い物で1000円まで、2枚までにしたのです。
(福島放送)
その利用制限を具体的に。
(市長)
1回に使える数を、2枚までにするとか。
(福島放送)
一気に3枚使って1500円っていうのはできないようなところを考えている?
(市長)
できる限りいろんな買い物の場面で、値引きの効果をちょっと感じてもらいたいなという面もありますので。

(広聴広報課長)
他に質問ございますか。
ほかに質問がないようですので以上をもちまして臨時記者会見を終了します。
本日はありがとうございました。

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このページに関するお問い合わせ先

政策調整部 広聴広報課  

福島市五老内町3番1号

電話番号:024-525-3710

ファクス:024-536-9828

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