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更新日:2024年3月12日

令和6年2月21日記者会見(3月市議会定例会議への提出議案)

  令和6年2月21日臨時記者会見
  日時/令和6年2月21日(水)午後1時30分~午後3時
  場所/庁議室

動画

質疑応答

(広聴広報課長)
それでは質疑応答に移ります。
ご質問のある方は挙手願います。
(福島民報)
予算の部分で、市民センターの事業費が大幅に増えたというお話があったと思うのですけど、工事費が高騰したことによるのでしょうか。
(市長)
いや、特にそうではありません。増額した分は契約変更で若干増額はありますけれども、今回の部分は、基本的には当初から組んでいる部分です。
ただ当初の組んでいる部分自体は、最初に組んだ時点で、それまでよりは工事費を増額したという影響は組み込んでおりますが、市民センターの方は、東口とは違って、ある意味猛烈に高くなる前に何とか着工できたということで、現在、一定の予算の中で事業を実施しているというものです。
(福島民報)
他にも、今後立てられる公共施設、商業施設はあると思うのですが、こちらは工事費高騰の影響はあるのでしょうか?
(市長)
もちろんあります。当然それは工事費として積算してまいりますので、その中で、我々とすれば予算組みをしていくと。ただ当然工事費は上がっていきますので、できる限りまた経費を節減するとか、そういった努力をしながら、何とか事業は実施ができるように、工夫していきたいと思います。
(福島民友)
にぎわいと文化スポーツの振興で、駅周辺まちづくり検討推進について、新規で463万円ついていますが、第1回目の検討会も始まってますが、新年度どのぐらいまでに方向性というか、見つけたいのか、意欲を教えてください。
(市長)
現時点では特段期限というのは決めておりません。やはり、特に西口に関して言えば、非常に不透明な状況の中ですので、それなりに議論に時間がかかるかなと思っています。ただ、東西一体の部分に関しては、東口の方はこれまでもお話ししているように、延びれば延びるほど再開発事業に対する負担が出て、事業成立後も厳しくなっていきますので、そこはできる限り早く目星をつけたいと考えています。
(福島民友)
今回の予算でも、街なか空洞化を防ぐために、いろいろ空き店舗対策だけではなくて、新規出店、そういった思いも今回の予算に組んでいるということでよろしいですか。
(市長)
そうですね、やはりこれまでも、新規出店は市の施策が奏功していると思いますけども、ただ、いままでのフレームだと、そもそも街の中心部でどれだけお店を出せるかというと、どんどん少なくなってきているという、実情を感じるわけです。その点では、もう少し地域を広げてやっていくとか、あるいは、今回この3つ目に入れたように、新たに作ってもらわないことには、やっぱりこう小さい店舗ばかりで、特にファッション系は一定の広さがないと入れませんので、そういった点では、多様な店舗ができるような、そういった環境づくりを進めるために、予算を組んだということであります。
(福島民友)
小児科の救急外来で、市外から小児科医を招聘されたということでしたが、何人招聘されたんでしょう。
(市長)
それは、我々とすればいわゆる人材派遣みたいなところにお願いをするので、具体的に何人来るかわからないですけど、基本的にはお1人です。
(福島民友)
同じお医者さんじゃなくて別の方ですか?
(市長)
それはわかりません。それはもう相手のオペレーションというか運用になるので。ただ年度後半は、インフルエンザなどが流行ってくると、非常に忙しくなるのです。そうなると、1日150人とか、実は今も来ているのです。そのために、それは1人では足りないので、2人お願いしようかということで、予算組みもしているところです。
その点では、固定でいるよりは、そういった派遣で来てもらった方が非常に柔軟に対応できる面もあるというのが実態ではないかなと思います。
(福島民友)
納豆のまちづくりについて、9位に落ちて、粘り強くっておっしゃいましたけど、例えば1位に向けて、どういったことをやられてくかっていうのを教えてもらえますか。マップは何となくわかるんですけど、その納豆ウィークイベントっていうのはどういうことをやりますか。
(市長)
まだこれから細部は詰めていきたいと思っておりますが、納豆ウィークに関して言えば、例えば、今回、納豆料理をいろいろと考案していただきました。これを今後も続けていただきたいと思うのですが、そういった週間にお店に行って食べた方には、抽選をして何か景品で差し上げるという形での盛り上げ方をするとか、あるいはいわゆる例の総務省家計調査のナンバーワンを目指そうと思えば、お店の消費を促しても、あの調査には影響ないわけです。あれはあくまでも家計で買ったものなので、その点では、今後、例えば1アイディアなのですけど、10日の日は納豆の日みたいにして、そこでスーパー買ったら何だったら抽選券を差し上げて、これも、そういった形で、当たった方には、何か景品を差し上げるとか、こういったものも考えられるだろうとは思っていますが、ちょっと詳細はこれからまた詰めていきたいと思っています。
(毎日新聞)
2点ありまして、まず1点今の納豆に関連して、これは関連なんですけれども、こうして新年度でも予算を充てるということは、再び1位を目指してということを考えていらっしゃるのか
(市長)
そうですね、そもそも福島市が今年度事業やったのは、1位になるというためではないです。むしろ我々は何もしなくて1位だというのが自慢だったわけです。そういう納豆の町だから、今後納豆のまちとしてブランド化していって、福島の楽しみの1つにしてもらえばということで、納豆料理コンテストをやったのです。
その点では、ナンバー1を目指してということを至上目的にするのはちょっとどうかなとは思うのですけども、しかし今回9位まで下がったので、できるだけナンバー1を目指してというか、ブランド化するのと同時に、ナンバー1も目指すという形で取り組んでいきたいと思います。
(毎日新聞)
あともう1点冒頭の市長の説明ところで、この11億円の減収が厳しい状況という話がありましたけども、この11億円の減収になった、具体的な理由について改めてよろしいでしょうか。
(市長)
まず、11億円のうちの10億円ちょっとは、国による定額減税なのです。ですからその分は、実は特例交付金が国から来ますので、そこは実は影響ないのです。
ただそうなってくると、定額減税を除くものでいうと、税収はほとんど変わらないという状況なのです。しかし肌感覚で言うと、大体一般的な給与所得者でいうと、かなりベースアップしたところが多くなっていると思いますし、それから物の値段は上がっていますから、そうすると消費税関係、それが増えるというのが我々で言うと一般的な予想なわけです。ところが、いろいろ試算してみても、税収は伸びてないという状況でありまして、その点では非常に苦しいなと思って、予算組みをしました。
(読売新聞)
一般的な予算編成についてお伺いしたいんですが、去年は、ポストコロナへのチャレンジ予算ということで、今年もそういう意味でbeyondコロナということで、去年との違いというか、どういったとこに気を払った予算編成なのか改めて教えてください。
(市長)
beyondコロナというところは乗り越えるという意味なので、やはりコロナだけではなくて、この物価高もそうなのですけど、いろんな困難が引き続き我々の周りというか、目の前にはずっと残っているわけでありまして、これを何とか乗り越えて、新しい境地を切り開いていきたいという気持ちを込めて、今回のような名前にさせていただきました。
(読売新聞)
今回、分野別で言うと企業誘致とか子育て教育とかいろいろ、いろんな施策ありますけども、特に市長として、ここはという分野がもしあればお願いします。
(市長)
今回の違いで言うと、これまで高齢者や障がい者というこの3番の内容は、安全安心のまちづくりに入れていたのです。ところがやはり、かなりのボリュームがある部分でもありますし、市民の皆さんへのメッセージとしても、我々はこういったことを重要視しているということで、これは独立の項目とさせていただきました。
それから、今回どこに力を入れるかというと、それはそれなりにもうみんな、必要性の高いものばかりでありまして、その点では、私自身は何といいますか、beyondコロナの流れを受けた変革を促進する予算だと、全体的にはそういう位置付けでこの予算組みをしたというような意識でおります。
というのも、やはり能登半島地震があって、やっぱりああいったものに対する対応を、何としてもやっぱりやっていかなくてはいけない。それから、近年の状況で言うと、気候変動というのは非常に大きいです。こういったものにも対応するという、受け身だけよりはむしろ、先取りして取り組むぐらいの気持ちがないといけないだろうと思っています。それから、やはり人口減少を考えれば、子育てとか、あるいは移住定住、そういったものもしっかりと成果を上げていかなくてはいけませんので、そのような課題に対して、変革をしながら施策を充実させていく、といったような予算だということでとらえております。
(毎日新聞)
東口再開発の関係なんですけども、市街地の開発支援ということで、15億円の計上がありますけど、これは、新しく設計などに新たに費やすという、そういうためのですか。
(市長)
そうですね、主な内容とすれば設計関係が多くなると思います。ただ、正直申し上げれば、その内容がまだ固まっていませんので、予算は組んでおきながらも、内容は今後、市民の皆様あるいは議会との議論を経て、固めて着手していくという形になろうかと思います。
(福島民友)
スポーツ関係のところで、荒汐部屋の合宿の開催を支援するとあるんですが、これはもう合宿、去年と同じくやるっていうことで決定ですか。
(市長)
そうですね、やる方向で今調整をしております。
それから、昨年は真夏の8月だったのですけども、かなり早朝でやらなくてはいけないというような事情になったり、多くの皆さんが来て、高齢者の方もちょっと心配な面もあるので、むしろ、荒汐部屋の方もそういった事情に配慮して、もうちょっと別の時期、早くなるのではないかと思いますが、そういった時期に調整できないかということで今、調整が進んでいるということです。
(福島民友)
関心が高いと思うので、何月ぐらい、どのぐらいで調整されてるかっていうのはありますか。
(市長)
そうですね、私が言っていいのかどうかわかりませんけど、基本は後援会などがやっていますが、できれば6月ぐらいにできないかというような話はお聞きしております。
(読売新聞)
能登半島地震を受けて、今回も、防災対策などたくさん盛り込まれていますけども、元旦の地震を受けて、新たに追加したような事案、ケースというかメニューがあればお願いします。
(市長)
まさに耐震化などは、これまでの状況であれば前年同額でしたけれども、やっぱり元旦の地震なりその後の市民の皆さんの反応を見て、これは増やさなくてはいけないということで増やしましたし、それから、こういった取り組みをするのは異例なのですけども、新年度予算ですから、本来は新年度に入ってから受け付けなどもするのですが、一部報道にも出ていたように、今回、この事業はある程度補助金なども絡んでいますので、なかなか時期の調整とか自由にならない部分があるのです。だから一旦、今年度の受け付けは12月で締め切っていたわけです。それを1月の状況を見て再開しようと思っても、なかなか実はできなかったという現実があります。ならば、新年度予算を前倒しするという形でもってやろうかと、これは我々の工夫でできますので、そういったことを今回、3月市議会定例会議の冒頭で、議会に先議をしていただいて、債務負担行為というのを組むのですけども、それをやれば、新年度予算を裏付けにした契約行為が前年度からできるようになるわけです。そういった仕組みを使って、耐震改修の受け付けをしていこうと考えています。
(河北新報)
ちょっと話変わりましてUFOの予算の関係で、これ非常にUFOフェスティバルとか、会場が非常に盛り上がっているようですけども、このタイミングで新規で予算にするってのはどういうきっかけだったんでしょうか。
(市長)
正直申し上げると、これは地元の人たちが県の補助金を受けて、これまでイベントなどを実施してきたわけです。当然市としても、一定の応援はしていたのですけども、しかし県の補助金は3年間という制約がありまして、今回、その後どうしようかということになったわけです。しかし、飯野町のこのUFOのまちづくりというのは、全国的にもう今、この名前が通っているようなイベントでありますし、単に地域にお任せするのではなくて、福島市もやっぱり全市的なものとして、しっかり取り組んでいこうではないかということで、今回計上しているわけです。
現状で申し上げますと、これはイベントだけでは決してなくて、いろんな物産の関係とかも、いろんな実はアイディアというか、取り組みとしては広がっているのです。ただ、現状それが実は継続的になっていないとか、そういう課題があるわけです。例えば、エレファントガーリックというのが作られていますけど、まだ栽培面積がすごく少なくて、話題になる割にはあっという間になくなって、売れないのです。ですから、イベントとかそういう刹那的なものばかりやるのではなくて、今後、エレファントガーリックなども栽培面積を増やすようなことをやって、その上でさらに商品化をして、常に市のふるさと納税でも取り扱えるようにするとか、そういったような地域づくりを進めていこうということで、今回、市もしっかりと入って、一緒になって進めていきたいと思っています。
(河北新報)
納豆の話で、納豆離れということで、その年だけで見れば急落ってことになりましたけど、この予算の具体的なメニューを見ると、ブランド化っていうところで、今までは無意識に納豆を購入して消費していたと。これからはより意識的に、納豆の町なんだということの意識化というのが、ねらいなのかなと感じたんですけども、その辺り急落の要因と今後の展開のねらいも含めてちょっと教えていただけますか。
(市長)
急落というか、もともとこの調査自体が抽出調査なのです。ある意味、たまたま納豆消費の少ない人が当たってしまった面もあるのではないかと思うのですけども、あと、実は調査の推移を見てみますと、夏場に随分と消費額が落ちたような結果になっているのです、分析してみると。福島の場合かなり夏暑いですから、その点では、暑いときに何となくみんな朝は食欲落ちて、できるだけ軽いものにするというのは、ちょっと納豆離れを起こしたのかなとも思ってはいるのですけども、そんな状況だろうとは思うのです。
ただ、今おっしゃったみたいに、無意識にやっていましたけど、何だかんだ言って福島市が、昨年度まで10年で7回もトップになっているわけです。そういう納豆消費が盛んで、市民に愛されている街だというのは間違いないわけです。
それをうまく対外的な誘客とか、あるいは福島市としての楽しみ方にして、また、今おっしゃったように市民としても、それをもうちょっと意識してもらえると、これからまちづくりも1つ面白くなるかなと思っています。
(朝日新聞)
幾つかお伺いしたいんですが、まず農業の振興のところで、先ほど1億3800万円という言及があったんですけど、これってどこの数字を抽出すると1億3800万円になるのでしょうか。
(市長)
これ全部ではないので、そこは財政課長に聞いてください。そこは私も整理してと話をしておりますので。
(朝日新聞)
もう1つ、子育てのところで、ふくしま型給食の推進というのがありましたけれども、これもうちょっと具体的に、どこが福島型っていえるのかっていうのか。委託するのは別にそんなに珍しいことじゃないと思うのですが。
(市長)
これは委託ではないです。これは、まず地産地消を推進するというためのまず経費です。それから、それを推進すると同時に、保護者負担の軽減を図っているのです。結果的に言うと、保護者負担は4割ちょっと軽減されています。その点ではまず、学校給食費の保護者負担軽減補助にもなっているのです。ただ、この事業は単に、経済的負担を軽減するのではなくて、地産地消を推進するということでお願いしているのです。というのは、どうしても地産地消を推進するとなると、コストが上がったりしますので、学校としてあまりやらなかったりもするわけですけども、一定の支援によって単価を確保してあげることで地産地消の推進をする。
それから、その中で、福島型給食の日というか、「だいすきふくしまの日」ですかね、そんな名前のやつを月に1回やって、そして特に愛着のあるようなメニューを出してもらうようにして、そうやって学校給食で福島に関したものを食べることで、また福島への愛着を高めてもらうといったような複合的な目的を持って、この事業を推進しています。
(朝日新聞)
市債残高が増えてきて、今後も厳しい状況だという話だったんですけど、これそうすると、6年度で1044億円ですかね、これはまだ7年度以降も、ちょっと大型案件抱えているのを現状見れば、まだまだ増えていくっていうような状況と言っていいんですかね。
(市長)
そうですね。これからもその点はあると思います。
それはあと大型案件だけではなくて、先ほどもご説明しましたけども、例えば、今度保育所の新設にかかります。保育所に関しては、本当に古くて耐震性などもないままにずっときておりまして、今回、平成8年以来の新設をします。
それから、学校の方も老朽化していて、それでリフレッシュ事業を行ったり、あるいは再編を進めながら今回のような義務教育学校とか、そういう街なかのああいった大きな目立つ施設だけではなくて、さまざまな生活に密着した事業も多々進めなくてはいけません。今回も出ているごみの焼却場などもそうなのです。そういったものは、ある意味、特に学校とかそういったものは、だいぶ先送りして溜まった状態が今の状態で、そういう点では、先送りは良くないということで、今できるだけ早くやっていまして、将来に一番良くないのは、今事業を押さえて結局サービスがあまり良くないのに、後でやらなくてはいけない状態というのを作ることだと思うのです。その点では、多少公債費が増えたとしても、今事業を実施することで市民の皆さんは便益を享受できるわけです。
そういった中でいろいろ財政面は苦しいながらもコントロールしていきたいと思っています。
(NHK)
改めてなんですけれども、来年度予算にかける市長の思いを改めてコメントでいただけますか。
(市長)
来年度予算は、人口減少あるいは物価高の厳しい環境が続いていて、そしてまた、財政状況も非常に厳しいわけですけども、やはりこの厳しい環境の中でそれを乗り越えて、新しい福島市を築いていくために、積極的に事業展開をすると、あるいは変革を進めていく、こういった気持ちで予算をつくらせていただいています。

(広聴広報課長)
他に質問ございますか。
質問がないようですので以上をもちまして、臨時記者会見を終了します。
本日はありがとうございました。

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このページに関するお問い合わせ先

政策調整部 広聴広報課  

福島市五老内町3番1号

電話番号:024-525-3710

ファクス:024-536-9828

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