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更新日:2024年4月9日

令和6年3月28日記者会見(高齢者向けスマホハンドブック完成!ほか1件)

日時/令和6年3月28日(木)午前10時~午前10時50分
場所/庁議室

 

(1)高齢者向けスマホハンドブック完成!~市シルバー人材センター「ICT班」が作成~(PDF:796KB)

(2)令和5年の福島市観光客入込数が過去最高を更新しました~東日本大震災前・コロナ禍前を上回る過去最高の828万人~(PDF:1,350KB)

動画

質疑応答

1.市職員の処分について
本日は2件の発表ですが、その前に、昨日、市の管理する来客用の有料駐車場で、自らのために駐車料金を不正に減免処理した職員を、停職1ヶ月の懲戒処分といたしました。
このような市民の皆さんの信頼を損ねる行為が行われまして、深くお詫びを申し上げる次第であります。
市としては、改めて綱紀粛正を徹底する指導文書を発したところでありますが、今後改めて気を引き締めて、市民の皆さんの信頼回復に全力で取り組んでまいりたいと思っております。お詫び申し上げます。
 

2.質疑応答
(広聴広報課長)
それでは、ただいまの発表事項について質問をお受けします。
ご質問のある方は挙手願います。
(福島民友)
観光客の入込数の数字の確認だったのですけれども、平成22年の数字は、これは震災前の過去最高というわけですか。
(市長)
震災前の過去最高です。
(福島民友)
昨年よりも観光客の方が多くいらっしゃったということで、各観光施設でその受け入れに困ってしまったとか、外国人の方のマナーの問題とか、相談とかがもし寄せられていることがあったら教えてください。
(市長)
個別には聞いてないです。担当課どうですか。
(観光交流推進室)
私どもも特段そういったお話は伺っておりません。
(市長)
個別には聞いていないですけど、観光客のマナーの話では、とある国はこうだとか、そういう話は旅館からは、一般的な話としてはお聞きをしております。
それから、こうやって増えてきていることの点で言うと、問題点は人手不足です。旅館の方がやはり働き方改革などを求められておりますし、現に、かつては休みなしに営業していたものが、週1回、あるいは週2回を休むようになるとか、そういった面もありますし、何かとこのコロナで一旦、従業員を離してしまったようなところもあるので、そこのところが、また確保に苦労するとかそういった話は聞いております。今後、旅館とか、あるいは飲食業は人手の確保というのが本当に課題になっているものだと認識をしております。
(福島テレビ)
観光客の入込数について、関連で伺います。
コロナ禍前より増えたのはわかるんですけど、震災前より増えている要因としては、一番どんなところが要因だとお考えでしょうか。
(市長)
まず決定的に大きいのは、道の駅ふくしまがあるわけです。これは昨年ぐっと数字が伸びたことは、道の駅ふくしまだけで、今回で言うと159万人ありますから、かなり増えているのです。
ところが、道の駅ふくしまを除いても、実は今、過去最高を上回っている状況にありまして、その点では、先ほど申し上げたようにテーマ観光とか、あるいはインバウンド対策、さまざまな観光振興策を打ってきていますので、そういったものが徐々にではあろうと思いますけども、効いてきている面もあるのだろうと思っております。
特に顕著なのは、飯野町のUFOふれあい館です。あそこはやはり国際UFO研究所を作って、それでUFOのイベントをやったことで、絶対数は他に比べて、必ずしも目立って多いわけではないですけれど、それなりに伸びてはいるのです。やっぱりそういったそれぞれの施設での取り組み、あるいはコロナ禍の中において、我々は決して守りに入らないで、要するに利用者の負担減とか、単なる赤字補填的な施策をするよりは、魅力アップを図ろうという政策も図ったわけです。温泉旅館とか観光農園とか、さまざまな周遊スポットで魅力アップをしていただいて、そして観光客を引き込もうという事業をやりました。
非常に特例的な事業で、当初予算は2億円を計上したのですけども、皆さん非常に熱心で、結果的に実は2億9000万円を使っております。そうした取り組みが、やはり観光客の皆さんにも行って楽しい場所になってきているのだろうと思うのです。あるいはピーチホリデーをやっておりますけども、果物を使ったスイーツのお店は、これまでは観光農園が1つぐらいしかなかったのが、今ではいろんなところでやっていただいています。そうしたところは、私などもたまに休みの日に行くのですけど、もう午前中からいっぱいで入れないのですよ。
そういったものを目的に人が動いているとか、そういったことも効果としてあるのだろうと考えております。
(福島テレビ)
今後についても伺いたいのですけれども、一方で観光客の玄関口となる福島駅東口の開発の遅れというのがある中だと思うんですけど、今後どのように市長としては、福島市の観光客の誘致に力を入れていくか改めて教えてください。
(市長)
やはり我々の考えとしては、東口のコンベンション機能をできるだけ早く回復をさせて、そして人を呼び込んで、市内を回っていただきたいと考えております。
一方で、その間はさまざまな施策を駆使して、観光客あるいは来訪者の誘致に取り組みたいと考えております。
そのための1つは、街なかの活性化であって、さまざまな新規店舗の誘致とか、あるいはイベントによる来訪者の増大、それから、いわゆる施設はありませんけれども、今ある施設で、できる限りコンベンションとか、あるいはさまざまなイベントを誘致する、あるいは単なる観光客ではなくて、スポーツのイベントであったり文化のイベントでもいいと思うのですけども、そういった行事で誘致をして観光していただくと、そういったような、さまざまな施策を駆使してやっていきたいと思っています。
ちなみに、吾妻山麓ふく酒街道を、先週土曜日にスタートしましたので、こういった取り組みも、必ずしも福島駅を通じない観光の仕方もあるかと思いますので、こういった取り組みもさらに進めてまいります。
(読売新聞)
関連して入込観光客数の課題についてお伺いしたかったのですが、温泉地に関しては、平成22年と比べてもやはり減ってきていると、軒並み数字が落ち込んでいるようですけれども、こういった温泉地などの観光地のてこ入れ策といいますか、そういうのでもしお考えがあれば、お聞かせください。
(市長)
3温泉地は先ほど申し上げたように、1.2倍で一応増えてはいるのです。温泉地に関して言うと、まずは旅館などが減ってしまって、キャパシティ自体が小さくなっている面があるわけです。それに限らず、先ほども申し上げた人手不足で、実際の営業日数が減ってしまっているとか、そういう面での宿泊者減という要素が、逆に供給能力の面から出ている面があるのです。しかし稼働率で言うと、その部分が高くなっていますので、そういった面での経営基盤の強化は、図られるものもあるのだろうと考えております。
ただ、やはり来訪者の増大というのはこれからも取り組んでまいりますし、飯坂に関して言えば、やはり街全体として楽しめる温泉地にしていきたいということで、今回、街なかの出店に対する補助も行いますし、そういった中で、このレトロな街づくりというのを作って、皆さんに歩いて楽しんでいただく。
それから、イベントなども昨年日本一の桃祭とか、飯坂の若い人たちが実施をしましたけども、そういったメインになるイベントと、やはり街なかの人たちが連動して、そしてより滞在して楽しいような、そういった取り組みを促していきたいと思っております。
(福島民報)
先ほど市長の話で観光関係の人手不足が進んでいるということで、今後インバウンドとか、またさらに増えて観光客がどんどん増えていく、さらにまた人手不足というのがちょっとまた深刻化してくるのかなと思うのですが、行政として例えば人手不足の解消に今取り組まれていること、あるいはこれから今後、こういうことで支援していきたいっていうのがあれば、お伺いしたいと思います。
(市長)
やはり観光人材の養成というのは、業界とともに進めていかなくてはいけませんし、それから、やはりこれから伸びるであろうインバウンドの受け入れ体制をさらに強化するということが必要だろうと思います。
その場合に、福島市民自体の国際化というか、そういったものも重要なわけでありますが、現実的には、現在もそうだし、これから大きなウエイトを占めてくるのが、外国人労働者かなと考えております。そのために外国人が福島に住みよいまちづくりをするということで、昨年9月には、多文化共生センターYuiverseを作って、外国人の方にも居場所があるような、そんなまちづくりにしたいという取り組みもしております。
いずれにしましても、そういった多様な形で外国人の皆さんにも、住んでいただけるまちにして、そして、福島の観光業などに携わっていただきたいなと思っています。
(広聴広報課長)
他に質問ございますか。
ないようであれば発表事項以外で、皆様から質問をお受けいたします。
ご質問のある方は挙手願います。
(読売新聞)
阿武隈急行に関してお伺いします。
取締役会が開かれましたが、新年度の事業計画案も承認されました。今後またあり方検討会も新年度早々に開催されると思いますけども、改めて検討会に期待することというのがあれば、お聞かせください。
(市長)
阿武隈急行に関してはもう私はこれまでもずっと主張しているのですけど、やっぱり安定した経営基盤を作っていかなくてはいけないと思うのです。
今、赤字になれば関係行政主体が支援をするというようなスキームになっていますので、それでは、安定的な経営ができないだろうし、一方で責任ある経営という点でも私は問題ある仕組みだと思っています。
そういう点では、いわゆる上下分離的な考え方で、基盤はしっかり行政が持つよと、しかし、上の日常的な経営の部分は、しっかり会社側が責任を持って運営をしてくれという体制が必要だろうと考えています。それから、そういった基盤的なものを考える場合も、今の阿武隈急行全体を同じに捉えるのではなくて、利用が大きい福島県側と、それから必ずしもそうではない宮城県側で、いわゆる運行形態というか、そういったものを変えるということも1つの方策だろうと思っています。一律的な仕組みでは、余りにも負担が大きくなり過ぎますので、できる限り経営の効率化も図りながら、持続してサービスが提供できる、そういう体制をぜひ、関係自治体と協議しながら、私としては作っていきたいと思っています。

(広聴広報課長)
他に質問ございますか。
他に質問がないようですので、以上をもちまして、定例記者会見を終了します。
本日はありがとうございました。
 

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このページに関するお問い合わせ先

政策調整部 広聴広報課  

福島市五老内町3番1号

電話番号:024-525-3710

ファクス:024-536-9828

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