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更新日:2020年5月28日

令和2年5月28日定例記者会見

記者会見資料

短時間の強雨から身を守ろう ~内水ハザードマップが完成しました~(PDF:104KB)

マスクでエールを!プロジェクト(PDF:285KB)

市内すべての児童生徒にマスクを届けました! ~「地域でマスクをつくって学校応援プロジェクト」~(PDF:272KB)

「新型コロナウイルスに負けない!福島エール川柳」募集!(PDF:194KB)

コピー用紙453万枚の大幅削減! ~「再チャレンジ!ペーパーレス大作戦」~(PDF:253KB)

放課後児童クラブの待機児童23名に減少(PDF:265KB)

特別定額給付金 郵送申請による支払い予定日について(PDF:95KB)

動画(手話無し)

動画(手話入り)

発言内容

1.開会 
(広聴広報課長)
 それではただいまから定例記者会見を始めます。本日の発表事項7件です。
 一括して市長からご説明申し上げます。


2.市からの発表事項
(市長)
 おはようございます。それでは私の方から発表させていただきます。
 まずは内水ハザードマップの完成についてであります。
 昨年は台風19号で広域的に大雨に見舞われました。
 水害というのはこのような大規模な洪水災害もありますが、頻繁に起こるという点でいいますと短時間の大雨によるいわゆる内水被害っていうのも頻繁に起こっております。
 本市でも皆さんご承知のとおり、森合のガード下など頻繁に浸水したりしておりまして、これに対する対策も急がれているところであります。
 福島市ではこの度この短時間の大雨に伴う内水のハザードマップを作成いたしました。
 市民の皆様に内水による浸水の正しい知識や避難方法などの情報提供し、浸水被害への対処等を行っていただきたいと考えております。
 具体的なマップはこのようになっておりまして、ちょっと色が薄いかもしれませんが浸水する箇所を黄色のような色で示しております。
 これをホームページなどでは拡大をして明確に見ることができます。
 今回は避難の際のルートなども事前に確認できるように避難所の場所もこのように掲載をいたしまして、近くが冠水をしたら、どのように避難をすればいいかとこのようなことも確認できるようにいたしております。
 ちなみに地図にある赤で囲まれた部分、これに関しては具体的にシミュレーションを行いまして、そして冠水する部分を算定いたしました。
 またそうじゃない部分に関しましてはこれまでの経験からというか記録からイメージをさせていただいているところであります。
 この内水ハザードマップにつきましては、今後 市のホームページの担当である下水道建設課のページをご覧ください。
 それから「ふくしまeマップ」こちらの方に掲載をいたします。
 ちなみに「ふくしまeマップ」はいわゆる洪水ハザードマップも掲載をしておりますので大規模な洪水と内水を重ね合わせて見ることも可能であります。
 それから本庁および全支所にマップを本日より掲示をいたしております。
 このマップ自体は印刷をこれからして各戸に配布しますが、こちらの方はちょっとこれから時間がかかります。だいたい9月に配布できる見込みであります。
 これは3番の②に書いておりますが、9月号の市政だよりと共に配布をする予定であります。
 しかしながらそれまでに水害が出るような大雨が発生する懸念がありますのでこれに関しましては、各人にまできちっとしたマップは渡せませんけども、こういった図面とか情報を元に地区ごとを単位とした住民説明会を6月から開催をいたしまして、今後のゲリラ的な大雨に備えていきたいと考えております。

 続いて二つ目になります。
 これはもうすでに報道機関の皆様には投げ込みをさせていただいておりますが、改めて私の方から周知をさせていただきます。
 「マスクでカッパも!エールを!プロジェクト」であります。
 だいぶ市中においてマスクが出回ってきましたけれども、なかなかマスクが入手できないという方もいらっしゃいます。一方で様々なマスクの配布事業があって、自分としては使わないというふうに受け止めておられる方もいらっしゃるかと思います。
 それから医療機関でいわゆる防護のための医療用ガウンをだいたい装着しておりますけど、これは医療資材の中でも一番今足りない状況にあります。そのために医療機関では雨合羽のようなものを内側に着て、その上で外にクロス状、布状のものを着て感染防止をしているというような対策もとっておりますので、市の方でこの際、雨合羽の寄付も募って必要とする医療機関、あるいは介護サービス事業所あるいはマスクなどの入手が困難な高齢者の方々などにお送りをしたいなということで今回収をさせていただいているところであります。
 寄付を募るマスクにつきましては不織布のマスク、あるいはガーゼマスクでありまして、いずれも衛生上、未使用・未開封のものに限定をさせていただきます。
 また雨合羽、レインコートにつきましても、未使用のものでお願いをいたします。
 あんまりごついものだと医療用には使えませんので、比較的軽装なものをお願い申し上げたいと思います。
 受付期間は今週の火曜日から始まっておりまして、郵送でも受付をいたしますが市役所の本庁舎の1階、あるいは各支所、出張所、各学習センターでも受け付けておりますので、当面使わないという方はぜひご協力いただきますようお願い申し上げます。
 実はすでにいろんな方から今持ってきていただいておりまして、マスクに関してはいきなり1000枚持ってきていただいた方もいらっしゃいます。
 これも含めますとマスクの方は今1185、合羽の方も105集まっておりますが、余剰のものの有効利用のためにぜひご協力をお願い申し上げます。
 それから3点目は同じマスクなんですが、学校再開するにあたって地域の方々のご協力でマスクを作って、子どもたちに届けようというプロジェクトを福島市では始めました。
 本当に各学習センターで学んでいる方々、そしてそのニュースを見て申し出をしていただいた方々、それぞれに外出自粛などが要請されるなか家庭でマスク作りをしていただきまして、約2万枚作成していただきました。
 この度5月20日までに全て児童生徒に届けさせていただきましたので報告をさせていただきます。
 そしてこの2ヶ月間、ご協力いただいた皆様方に本当に心から感謝を申し上げたいと思います。本当にありがとうございます。
 今回、協力していただいた皆さまは2番にありますように16の学習センターで活動している皆さんで、学習センターの利用団体あるいは女性学級、高齢者学級の生徒の皆さん、それから学校支援地域ボランティアの皆さんであります。
 さらにJAふくしま未来の女性部、ふくしま女性団体連絡協議会などにご協力いただいております。約600名であります。
 また材料の方も企業の皆さんなどにご協力いただきまして、クラロン、丸福織物、それから綜合衣料有限会社みかみさんに材料を提供いただいております。
 あわせて感謝を申し上げる次第であります。
 贈呈した学校につきましてはこちらにあるように市内の小・中、そして特別支援学校など78校になります。
 そしてこの度、感謝の気持ちを込めまして、全校の贈呈の模様を裏面にあるようこんなふうにポスターを作りました。
 感謝の気持ちをそれぞれの活動をしていただいた皆様にお届けしたいということでこれを各学習センターなどで掲示をさせていただきます。
 3点目は以上であります。

 それから4点目、これはちょっとほっとするような話題でありますが、新型コロナウイルスによりまして自粛生活を強いられましたけども、本当に皆さん、つらい思いで自粛などにご協力いただいたものと感謝申し上げます。
 そうした中でいわゆる川柳は江戸時代なども庶民が憂さを発散させたり楽しんだりする、そういう道具といいますか、物だったわけでありますが。
 この度、新型コロナウイルスに関する負けないメッセージとか、あるいは頑張っている皆様への応援のエールを川柳に託して詠んでいただきたいということで「新型コロナウイルスに負けない!福島エール川柳」というものを募集いたします。これはいわゆる生涯学習活動の一環として学習センターで応募させていただきます。
 学習センターに備え付けの応募用紙に記入のうえ、持参または郵送していただければ幸いであります。締め切りは8月31日までとなっております。
 優秀作品につきましては市政だよりや市のホームページで掲載をいたします。
 また、これをきっかけに川柳を楽しんでいただこうということで、川柳講座を動画で配信をいたします。
 川柳講師による動画講座を市の公式YouTubeで配信をいたします。
本日からご覧のとおり3編にわたって配信をいたしますし、第2弾としてはテレビ番組のようなものですが、川柳講師によって赤ペンチェックをしてそして作句力がアップするポイントの解説などを配信いたしますので、楽しみながら川柳にいそしんでいただければと思っております。

 続いて5点目になります。
 ペーパーレス大作戦のご報告ということであります。
 本市では平成30年度からペーパーレス大作戦ということでタブレットを活用したりしてペーパーレスを推進してまいりましたが、初年度の半年は目標の10%に対して7.3%の減ということにとどまっておりました。
 そのために「再チャレンジ!ペーパーレス大作戦」として、令和元年度に1年間再チャレンジしたわけであります。
 その結果、コピー用紙453万枚の大幅削減を達成いたしまして、パーセンテージにしますと、平成29年度比で12%の削減を達成いたしました。
 これは本当に紙にかかるコスト削減とか職員の意識改革、あるいは業務の効率化に繋がってきているものと考えております。
 どういった形でペーパーレスを推進したかというと1の下の方にありますがタブレット端末を活用してペーパーレスで会議・打ち合わせをするとか、ワークフローを活用して申請・回覧・簡易決裁などをいちいちコピーをしないで回覧をするとか、あるいは各種冊子のデータ化による印刷数を削減するとか、あるいは裏紙の利用ということで推進をしてきたわけであります。
取り組み成果の状況につきましては次のグラフでありまして、コスト的に申し上げますと850万円のコスト削減につながっております。
 正直言いますと私昨年の終わりぐらいから自分のところにくる紙はちょっと多くなったかなと思っていました。
 今年のペーパーレス大作戦の成果もうまくいくかなと心配していたのですが、ある意味では作成を始めたころは私にいろいろと言われるからかなり意識してペーパーレスにしていた面があったのではないかと思ったのですが、ペーパーレスの意識がかなり現場に浸透してきて、現場での取り組みが進んだことでこの目標が達成できたのではないかなということで、ある意味広がりを私としては喜んでおります。
 また単にペーパーレスにするというだけではなくて、それなりのやっぱりこのオンラインツールを活用するということで、そういう文化が定着して様々な意識改革、業務改革に繋がってきていると思います。
 これまでもご紹介をいたしました台風19号における罹災証明の電子化とかですね。今回も5月の初めに特別定額給付金の緊急支給をやる際にAccessでもって多数の受付ができるような仕組みを作ってもらいました。
 やはりこういった地道な取り組みがこの業務改革に繋がっているものと思っております。
 今後も引き続き業務改革に取り組んでまいりたいと考えております。
 ここではそれぞれの取り組みが出てきております。

 続いて放課後児童クラブの待機児童のご報告であります。
 本年5月1日現在の放課後児童クラブにおける待機児童は23名ということで、前年同期比で14名の減少ということになりました。
 今回は昨年5月から比較いたしますと、すでに待機児童が発生していた小学校区とか待機児童の発生が見込まれる小学校区に新たに6クラブを開設いたしまして、かなり収容人数を増加させました。
 それに伴って減少したということでありますが、正直申し上げればこれだけ増加させれば、今年はゼロになるかなと実は期待していたんですが、若干甘く23人の待機児童が発生したというのが実態でございます。
 なぜだろうということを分析しますとこれまで待機がゼロだった地域でいきなり11人出てるというような地域があります。
 これはおそらく昨年の幼保無償化によって子どもさんを保育所に預けて働きに出られるという方が増えてきてるんじゃないかと思います。
 そうなりますと、当然お子さんは学校に上がったときに放課後児童クラブに入りたいということになりますので、その需要が増えたのではないかなと。
 そこを我々として読み切れずに対応できなかったことが今回23名の待機児童に繋がっているんではないかと今のところは分析をしております。
 さらに詳しく分析をして、対応策を練るとともに今後はやはりいわゆる保育所でのニーズがどのように放課後児童クラブに移ってくるかということを十分に意識しながら、前年の秋ぐらいには動向も捕まえて、そしてクラブのいわゆるキャパシティー、容量を増やすなどの取り組みを進めていきたいと思っております。
 ちなみに昨年の10月1日現在では9名に減少しておりました。
 放課後児童クラブに関しては、いわゆる保育所と違って毎年年度途中は減るんですね。
 その点では今後も減るのかもしれませんけれども、その点では当初をいかに減らすかというのが大事になってまいりますので、来年こそは待機ゼロを目指してこれからも取り組みを進めてまいりたいと考えております。

 そして7点目は特別定額給付金の郵送申請による支払い予定日についてであります。
 1人10万円の特別定額給付金につきましては、本市としてはいち早く市民の皆さんに給付をすることがコロナ対策において非常に重要になるということで、5月当初からまずは生活困窮者向けの緊急支給。それからオンライン支給。いずれもかなり早い段階で支給開始をしてまいりました。
 そして郵送申請につきましても13日の時点で発送いたしまして、14日から受け付け。
 そして20日には最初の振込みをするということで、スタートの時点はかなり早かったんではないかなと思っておりますが、実はその後支給が滞っておりまして、現在までに郵送申請で約10万ですね。2番にあるように9万9832件の申請をいただいているのですけれども、残念ながら支給できているのは3000件にとどまっております。
 改めてこの支給の体制を本市においては委託事業者にお願いしているのですけれども、そちらの方の強化を図りまして、この度銀行口座への振り込み予定日の目標を立てましたので、それをお知らせさせていただきたいと思っております。
 本当にこの給付金の早期給付をお待ちになっている皆さんには本当に遅れて申し訳ないとお詫び申し上げる次第です。
 市としてはお示しをしている予定日を少しでもこれから早くできるようにまた努力をしていきたいと思っております。
 ちなみに振り込み予定日は5月18日まで市に到着した方については6月2日までに振り込む予定です。
 それから20日までに到着する方に関しては5日まで振込み予定。
 22日までの到着分については9日までに振込み予定。
 26日までは6月12日まで振込み予定。27日以降は16日以降随時振込という形にさせていただきます。
 特別給付金の振込みが決定した際は給付決定通知書が郵送されます。
 それから審査書類に不備がある場合は通知書を郵送してお知らせをいたします。
 その場合はやはり書類の確認ができるまで支払いが遅れることがありますのでご了承いただければと思います。
 問い合わせの窓口はご覧のコールセンターでありますが、大変多くのお問い合わせをいただいておりまして、電話がつながりにくい状況となっておりご不便をおかけしております。
 申し訳ありませんが、もし予定日以外に関していろいろとご質問のある場合は時間をおいておかけ直しいただければと思っております。
 私からは以上であります。

 

3.質疑応答
(広聴広報課長)
 それではただいまの発表事項について質疑応答に移ります。挙手の後こちらからご指名させていただきます。
 社名と名前、ご発言の方をお願いします。
(朝日新聞)
 給付金の件です。支給が遅れている理由をもう少し具体的に教えていただいてよろしいでしょうか。
(市長)
 本市では民間に業務委託をしております。
 そして民間の方に一定の体制で取り組んでいただくようにしているのですが、体制作りが遅れておりまして、当然審査をする上では審査をする人員の確保、人だけではなくて習熟していただかなければなりません。
 それがどうも遅れていたようで。
 十分な審査体制ができていなかったということであります。
 本市の方でも最初の振り込みは仕方ないにしても、その後の動きが非常に鈍かったので委託業者を調べまして、いろいろな状況を確認し働きかけた結果、体制を早急に強化していただいて、そして振り込み予定日の目処を立てていただいたという状況であります。
 当初は90人体制でやるということでしたが、実際は60人ぐらい。しかも稼働が習熟していない段階でやっぱり低い状況にあったようでありまして、そこは市として強く改善を申し入れております。
 実は市の方も一部こちらで引き上げて直接やることも検討はさせたんですけども、実は本市ではない市外事業者でありまして、そこから持ってきてやるといろいろと混乱します。実はいろんな流れがあります。
そこで形をいじってしまうとトラブルが多発してしまって収集がつかないことになりますので、そういう点では今の段階では業者に体制を強化していただいて、そして既存のフローをより効率化させて対応いただくということでお願いをしております。
(広聴広報課長)
 よろしいですか。
 他質問ございますか。
(読売新聞)
 放課後児童クラブについてお伺いします。
 待機児童23人というのは県内で多いのか少ないのか教えてください。
(市長)
 それはわかりません。
 少なくとも平成30年の89人は最多でしたし。令和元年の37人も大幅に減少しましたけども県内最多でありました。
 今年に関してはまだ他の市の状況は承知しておりませんので状況はわかりません。
 ただ、本当に先ほど申し上げた昨年から始まった幼保一元化の影響がどのように出るのかなと私もちょっと注視をしております。
(読売新聞)
 追加です。
 資料の表は27年度からの数字ですが、過去最多は30年度の89人になるのでしょうか。
(市長)
 はいそうです。
 統計上はこれが最多です。
(広聴広報課長)
 よろしいですか。どうぞ。
(福島放送)
 特別定額給付金の件で一点確認です。
 先ほどの説明の中ですでに支払ったのは3000件とおっしゃっていました。
 郵送による申請で3000件にとどまっているということでよろしいでしょうか。
(市長)
 はい。郵送申請に対する支給が3000件でありまして。ちなみに緊急支給分として市の窓口で受け付けた件数は940件ぐらいなんですけども、こちらの方は全部支給は終わりましたし、オンラインの方はこれも1日から受け付けておりますのでオンライン申請の初期の分もそちらの方で支給は済んでおります。
 もっともオンラインの方は今も受付しておりますけれども、実はオンラインと郵送申請が重なりますと、今回のオンライン申請に伴う様々なシステムというのは全国一律のシステムです。ところが、これまで日本の場合、マイナンバーの仕組みを活用するということに便利なようになっておりません。早く言えば、申し込みだけはオンラインであとは全部我々が手作業で確認するという状況で、それに対して郵送申請の方は、こちらは世帯主に世帯全員分をまず印字をして申込書を発送します。ですから返ってきた申込書に関して言えば基本的にあんまり間違いがないんです。
 それに対してオンラインの場合は世帯の人がまず自分のだけ申請してみたり、世帯主以外の人が申請してこられたり、さらには何回も申請してこられたりとか、実はこういうトラブルというか、こちらにとってみると非常に事務に不都合な状態が今この並行される状態で起きておりまして、市としては郵送申請の方も滞っているんですけども、できればオンライン申請ではなくて郵送申請をしていただけると、こちらの方の事務が少しでも緩和されるんで郵送申請でお願い申し上げたいと呼び掛けているところであります。
(広聴広報課長)
 よろしいですか。他質問ございますか。
(時事通信)
 ペーパーレス大作戦についてお伺いします。
 この取り組みが始まった際に、各課の優良事例を庁内インフラで共有して他の課でも実施するという進め方をしていたと記憶しているのですが、各課の取り組みの中で先進的な事例があれば教えてください。
(市長)
 今もそういった事例の共有化はやっておりますけれども。
 それは今も実施をしている「変えるチャレンジ」という一人一改善運動などにもあらわれてきております。
 いろいろとありますが、目立ったところでいうと一部の自治体でもやっております、紙による辞令を廃止するとか、あるいはこれまでは何かにつけ申請をするとやっぱり紙でやっていたんですね。
 そういったものが基本的には全部オンラインに移行してきたとか。
 あとは何か現場から優良事例ありませんかね。
(環境課)
 あと各課の方で紙ベースで作っておりました冊子を全部データ化したり、そういった形での取り組みがございます。
(市長)
 これまではややもするとやっぱり紙でコピーをしてみんなでみるとかいうのに対しても、これは当たり前っちゃ当たり前なんですけど、データ化してそれをみんなで共有する。そうするといろんな整理もできますし、いつでも引き出しやすくなるわけですね。
 そういった取り組みがかなり広がってきているというふうに受けとめております。
(広聴広報課長)
 よろしいですか。
 他よろしいですか。
(読売新聞)
 ペーパーレス大作戦ですが、取り組みの成果で850万円のコスト削減したとありますが、紙を買うお金、処分代、どういったものが減ったのか教えてください。
(市長)
 これは一応計算上こういうふうに算出いたしました。
 それはいろんな予算の中で不要経費とかそういう形で現れてきていると思います。
(広聴広報課長)
 それではその他の方に移ってよろしいですか。
 その他の方に移ります。
 その他について皆様からご質問があればお願いいたします。
(産経新聞)
 NHKの連続小説朝ドラ「エール」の関連です。
 今年福島市はオリンピックや聖火、このエールを核にして街を盛り上げていくという「エールプロジェクト」を本格始動というなかで、こういう状況になってしまって、15日にはNHKからエールの放送休止が発表されました。
 ただ、新型コロナは収束に向かうような好転した雰囲気があります。
 今までのエールプロジェクトの一連に関する市長の受け止めと、今後どのような形で展開したいなど展望があればお願いします。
(市長)
 オリンピックの開催にエールの放送ということで、ある意味1000年に1度もないような大きな出来事が今年は行われる予定だったわけですね。
 これに大いに期待をして、我々も準備を進めておりましたけれども、ご承知のようにオリンピックの方は来年に持ち越され、エールの方も放送はされておりますけども、これで多分オリンピック以上にむしろ人が来るだろうと思ってたのが、もうほとんどいらっしゃる方がいないという状況で、それは本当にもう残念でたまらないという状況にあります。
 ただそれは嘆いても仕方ないので、そういった中でも我々としてできることはできるだけやろうということで、古関裕而さん、あるいは古関裕而の町福島の情報発信とか、あるいは街の人に少しでも元気になってもらおうということでエールバスですよね、ラッピングバスの方もある意味市民に普通に乗っていただくためにも走らせて、街でいかにもエールをやっているんだよっていうのがわかるようにしてきたつもりです。
 今後、社会経済活動が徐々に緩和されていくことになりますけども、我々もそれに合わせてできる範囲内での取り組みをエールを活用して実施をしていきたいと思っております。
 すでに古関裕而記念館に関して言えば、一部リニューアルは済んでおります。
 これも結局見ていただけないような状況になっているんですが。
 古関裕而記念館も6月の初めから換気などの対策をしっかりした上で部分的に開館していきたいと考えております。
 この施設は他の施設以上に実はかなり密な状況なんですよ。
 そのために我々としてはこれまで閉館していたんですけれども、6月1日からは、まずは市民限定で予約制をとってご利用いただけるようにしたいと思っております。
 そしてちょっと今確証は持ってないんですけど10日ぐらいからは県民限定で広げて、そして全国的な移動が可能になる19日以降といいますか、市としてはステップを踏んで20日と考えていますけども、20日以降は全国的にもご利用いただけるようにしようかなと思っております。
 ただ何よりもやっぱり感染拡大防止が最優先ですので数を稼ぐというよりはあくまでも感染拡大防止がきちっととれる範囲内での利用拡大ということに努めていきたいと思っております。
 また今回緊急支援策第4弾で、イベントによる回復というのも挿入させていただきました。
 今後民間の方がエール関係のイベントをすると、あるいは市もそういったものをやると、その状況状況に応じて開催をしながら徐々に段階的に市のにぎわいを取り戻していきたいと考えております。

(広聴広報課長)
 それでは以上をもちまして定例記者会見を終了いたします。
 皆様どうもありがとうございました。

 

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このページに関するお問い合わせ先

政策調整部 広聴広報課 

福島市五老内町3番1号

電話番号:024-525-3710

ファクス:024-536-9828

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