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更新日:2021年5月10日

令和3年3月24日定例記者会見(この春から「ふくしま花回廊」がスタート!! 他5件)

記者会見資料

動画(手話無し)

 

 

動画(手話入り)

発言内容

日時 令和3年3月24日(水) 午前10時~10時20分
場所 庁議室


1.開会
(広聴広報課長)
おはようございます。
昨日に引き続き、お集まりいただきましてありがとうございます。
本日定例記者会見、案件5件について、市長から一括してご説明申し上げます。


2.市からの発表
(市長)
おはようございます。
連日お集まりいただきましてありがとうございます。
私から5件発表させていただきます。
まず一つは、新型コロナワクチン集団接種のシミュレーションを実施するということであります。
昨日もご説明しました通り、この議会にワクチン関連の予算も提出をして、鋭意ワクチン接種の準備を進めておりますが、実際にワクチン接種がどのように機能するか、問題点を洗い出してスムーズな接種を実現するためにシミュレーションを行います。
期日は3月29日、午後2時から4時を予定しております。集団接種の会場であるNCVふくしまアリーナで実施をいたします。内容はこちらに書いてある通りでありますが、訓練は2巡いたします。1巡目と2巡目。2巡目は実際どのようなものになるか、記者の皆さんも自分たちで体験してみないとわからない面があるかもしれませんので、ぜひ余裕がありましたら体験していただいて、我々にも感想をお聞かせいただけたらありがたいなと思っております。その後、総括とアンケート回収を行い、実際の改善に繋げてまいります。
今回のシミュレーションは、実際に接種を受けられる方は入ってきて受付をされて、さらに予診票、基本的にはそれまでに書いていただくわけですけれども、記載されていない方はここで記載していただいて、体温測定、問診となって、医師の予診を受けることになります。そして順番が来たら接種を受け、その後経過観察をして、何も異常がなければお帰りいただく、このようなフローになっております。この一連の流れをシミュレーションいたします。
通常の動きではない方、コミュニケーションが難しい方がいらっしゃいます。障がいを持つ方とかあるいは外国籍の方、そういった方々には「おもいやり接種」として、別途我々がきめ細やかな対応をする体制を整えて、それが実際にワークするかどうか訓練を行います。それがこちらのおもいやり接種であります。
さらに経過観察をして何もなければいいんですけれども、ご承知のようにアナフィラキシーという副反応が出る場合があります。訓練では、実際に副反応が出たという想定に立って、その場合に我々はどのように対応するのか。NCVでは常時救急車をおくのではなくて、すぐ近くに消防署がありますので、そちらに通報して来ていただきます。そして病院に運んでいただくわけですが、このプロセスも訓練で確かめたいと考えております。また訓練は、どうしても整然としてやってしまうんですけれども、あえて混雑を作り出して、受付の状況などですね。その際に、我々がどのように整理をして流していくか、このような訓練も行いたいと考えております。この訓練に当たっては、福島市の接種アドバイザーの先生による確認、助言も行うことにしております。
ぜひ訓練を見ていただくと同時に、できれば実際に体験をしていただいて、皆さんのご意見をいただければ幸いであります。
1点目は以上であります。
続いて2点目です。
ふくしま花回廊がスタートということで、春の花キャンペーンに参加して楽しく花回廊スポットを巡ろうということであります。
福島市には花見山をはじめとして、花ももの里、花やしき公園、さらにはクマガイソウの里など数々の花の名所があります。こういった花の名所をつないで観光として回っていただくということで、福島市ではふくしま花回廊という花観光のネーミングをつけているわけであります。
今回、本格的にこのふくしま花回廊をスタートさせようということでキャンペーンを実施することになりました。市内の魅力的な花スポットなどへの周遊を促して、滞在時間の増加と飲食店や観光施設を回っていただいて、お楽しみいただこうということで、お得なキャンペーンを実施いたします。なお、お出かけの際は、手指消毒とマスクの着用、混雑する時間帯を避けるなど感染防止対策を徹底した上で、お楽しみいただきたいと思います。それから飲食も当然回って歩く間にはされることになると思いますけれども、実際に飲食をする場合には、黙って食べる、黙食を徹底していただいて、感染防止を徹底しながらお楽しみいただきたいと思います。
キャンペーンの概要は、買って食べて応募、春のふくしま花回廊キャンペーンということで、今週の土曜日から5月末まで行います。参加方法は、専用の応募ハガキまたはスマートフォンで参加できるようになっております。
このような花回廊ガイドというものがあります。厚手の紙の方にハガキもありますので、必要であればそのハガキを使って応募をいただくということであります。対象スポットは、花スポットとして11ヵ所、飲食店は30店舗。花見山物産広場で11店舗を用意しておりまして、これらお金を使う店は1000円ごとに1ポイント。これは福島県観光物産館でも同じように1000円ごとに1ポイントであります。花スポットに関しては1ヶ所回るごとに1ポイントであります。
また宿泊施設42件、古関裕而記念館、商工会議所が実施しております「ランチで食うポン」参加店47店舗などでもポイントが貯まるということであります。なお花見山物産広場内でも飲食物を販売いたしますが、その広場内での飲食は禁止しております。食べられる方は自分の車で食べていただくとか、どこか人と離れたところを見つけていただいてお召し上がりいただく、このようなことになるかと思います。
プレゼントの内容はご覧の通りでありまして、15ポイント以上であれば福島牛とか温泉地宿泊券に応募できますし、それぞれポイントに応じたプレゼントを用意いたしております。
その他の花観光の取り組みとしては、同じく27日から福島駅の東西のビジョン、西口観光案内所で花観光の動画を配信いたします。季節ごとの花スポットの素晴らしさ、これをご覧いただいてYouTubeで配信いたしますのでご覧いただければと思います。
2つ目ですが、まちなか交流館で花回廊の写真パネル展を開催いたします。
こちらは3月27日から5月9日まで、まちなか交流館の2階で開催いたします。
3つ目は、花の見ごろ情報看板を設置するということで、駅の西口観光案内所、花見山本部前など観光のスポットごとに情報看板を設置いたしまして、花の見頃情報がわかる情報を表示する予定であります。さらに、ふくしま花回廊ポスターを作成しまして、これを掲示して花回廊のPRをしていく、このような取り組みをすることにいたしております。
2点目は以上であります。
続いて3点目になります。
これも花観光絡みでありますが、古関裕而メロディーバスを花見山に走らせるというものであります。
メロディーバスは今、古関裕而記念館との周遊コースを走らせていただいておりますが、3月27日から4月18日の花見山の期間に限って、メロディーバスを花見山と福島駅の往復に活用いたします。ぜひこのメロディーバスに乗りながら、花見山の素晴らしさを、また古関メロディーを聞きながら花見山の素晴らしさを味わっていただけたらありがたいなと思っております。
また、この周遊観光を促すために、期間限定で花見山号と連携して、花見山の花木のプレゼントを実施いたします。内容は、メロディーバスでありますけれども、駅との間を往復することにいたしております。花見山号は福島交通さんが自主運行いたしますが、これと連携をしてメロディーバスを走らせます。
具体的には、花見山号の時間というのは、このように1時間に3本あるんですけれども、メロディーバスは1時間に1本、福島駅の東口であれば9時からおおよそ1時間ごとに走らせます。メロディーバスが先行して、その他の花見山号がくっついていくということであります。メロディーバス自体は乗車定員24名となっておりますが、感染防止対策のため、およそ半分ぐらいの定員で運行したいと思っております。最初にご希望のある方にはメロディーバスに乗っていただいて、半分くらいになったらメロディーバスへの乗車はお止めいただいて、花見山号の方に乗っていただいて走る、このような取り組みをすることにしています。なお、この取り組みに伴いまして、現在、古関裕而記念館や音楽堂に運行するバスはメロディーバスではなくて代車をもって運行させていただきますので、こちらの方にメロディーバスをとお考えの方はご注意いただきたいと思います。
それから、花の花木をプレゼントいたします。3月27日から4月2日まで実施をいたしますが、各日400名さまを限定にプレゼントいたします。駅の東口から花見山号の利用者、メロディーバスに乗った人も対象といたします。要するに、駅からバスに乗車いただいた方を対象に乗車時に花木プレゼントの引換券を配布いたします。花木はずっと持ち歩くと枯れてしまいますので、戻ってきてお帰りのときにまちなか交流館の2階で引換券と交換で花木をプレゼントするということにいたしております。
その他の取り組みとして、記念撮影用の巨大フォト看板を設置いたします。花見山本部周辺で花見山が楽しめるように、実際には花見山は山ですので、足の悪い方はなかなかいけないとか、雨でぬかるんでいると中に行けないという場合もありますし、時期によっては今年だいぶ早くなりそうで、予定していた方が行ってみたら終わっていたということも、もしかしたらあるかもしれません。そういう場合に、ぜひ記念に花見山の見ごろを背景に写真を撮っていただきたいということで、巨大フォト看板を設置いたします。3m×3mですから、かなり大きいです。2番目にありますが、花見山の混雑状況とか混雑予想カレンダーを、特設サイトなどを通じて配信をしていく、このような取り組みをしていきます。いずれにしましても、我々は今年、花見山観光、花回廊観光を実施いたしますが、感染防止対策をきっちりと行い、それを皆さまに呼びかけながら実施してまいりますので、ぜひみんなが楽しく花観光を楽しめるように、それぞれ一人一人が感染防止対策を講じていただきたいと思っております。
次はフルーツ王国福島のフルーツをブランディングしていこうということで、「ふくしまスイーツ・プレミアム」という取り組みを進めておりましたが、その第一弾の認証品が決定いたしましたので発表させていただきます。
こちらは福島市産の農産物などを活用した優れたスイーツをブランド産品に認証する「ふくしまスイーツ・プレミアム」というふうに銘打ちまして、市内外の、むしろ市外の方ですね。一級の審査員の方々に審査をいただいて、プレミアム感のある素晴らしいスイーツを認証いただくことにしております。
今回認証されましたのは、菱沼農園のフルーツ・ポップコーン。森山さんの湯庵プリン、三つ目はパティスリーエクロールさんのクレ・ドゥ・ソルというお菓子、これは古関裕而のブランドもついておりますけれども。それから信陵建設さん、これはまさに異業種で進出されたんですけれども、ドライフルーツとメイプルナッツ。今シリアルを売っておられるんですねフルーツの。それから清泉堂さんのLove FUKUSHIMA。ニューキムラヤさんのうつくしまゼリーの白桃。Piggyさんのあんぽ・バターケーキ。Home Made Endohさんのざくざくグラノーラクッキーと、この8製品が今回第一次に認証されることになりました。
ちなみに応募状況をご覧いただきますと、合計12業者の13商品を応募いただきましたけれども、審査の結果、平均70点以上で認証とさせていただきました。プレミアム感のある、対外的にも強い商品力のあるものを育てようということで、審査基準を厳しくしまして、今回はこの8製品が認証基準に達したということであります。審査員はご覧の通りの4名であります。
今後でありますが、認証品のPRイベントや販促会を実施したり、第2弾以降も次々と市内の事業者さんをはじめとして福島のフルーツを使ったスイーツを開発いただいて認証していきたいと思います。なお、来週の火曜日、また定例会見を予定しておりますが、その会見の終了後に皆さまへのお披露目の試食会を開催いたしますので、こちらもぜひご参加いただければと思います。
続いて5点目です。
まちなか交流施設「ふくふる」の施設ロゴデザインが決定したということであります。
まちなか広場の前にある「ふくふる」という交流施設でありますが、これまでの行政の施設とは違って、市民の皆さんに参画いただいて、しかも中学生くらいから大学生くらいの若い人たちも参加して、当然高齢者の皆さんもそうですけれども、施設自体のコンセプトを作っていただきました。そして、運営自体もそうした方々を中心に運営していただいております。今回はデザインの制作に関しても「ふくふる」の運営協議会とか利用者の皆さまがた、運営される実際の皆さまがたにご検討をいただいて、そして制作をしたわけであります。
福島市では新しい総合計画、「共創」、共に創るというのがメインコンセプトになっているわけですけれども、ある意味では、今回共創で今回のデザインも作っていただきました。このデザインについては、施設の出入り口の看板、ホームページ、チラシなどで使用していく予定です。デザイン自体は、こちらにある通りでありまして、本当にカラフルで色鮮やかで、いろんな人が集まって楽しそうに集ってくる、そんなイメージがうかがえるのではないかと思います。
さらに、こういったいろんなものがあるというのは、まさに多様性という、新しい計画の重要なテーマも体現しておりますし、こういったロゴデザインを活用しながら、市民の皆さんには多様な交流を活発にここ「ふくふる」で実施していただきたいと考えております。
このようなイメージで看板を作る予定でありますけれども、看板がけは今後設置しますので、改めてまたご案内をさせていただきます。
発表事項は以上であります。
最後に、明日からオリンピックの聖火リレーが始まります。
福島市では明後日金曜日に実施されますけれども、ここで改めてお願いをしたいと思います。福島市のコースは信夫ヶ丘球場を出発いたしまして、このような形で移って、ここが市役所でありますが、市役所経由してさらに県庁通りを入って県庁に行くというコースが福島市のコースになっております。
この聖火リレーの実施に当たってご覧になりたい方も当然いらっしゃるわけですが、ぜひ安全安心な聖火リレーを実施するために、こちらの事項についてぜひお願いを申し上げたいと思います。まず何よりも体調不良のときには観覧を自粛いただきたいということで、出ないでおうちでご覧いただきたいと思います。
2点目ですが、住まいに近い場所で観覧いただきたい。
3点目、マスクは必ず着用してください。
4点目、大声は出さないで拍手などで応援をいただきたい。
それから5点目です。密の回避、人と人との間はできる限り2 m以上の距離を取るということで、混雑しないようにご注意いただきたいと思います。
なお、県でも発表している通り、過度に密集が生じてしまった場合、その時点で聖火リレーが中断される場合があります。そうなりますと、本当に楽しみにしていた方が残念なことになりますので、一人一人が気をつけることが大事であります。ぜひ、この注意事項を守って、安心安全な聖火リレーをまずは福島からスタートさせるということでご協力いただきたいと思います。
聖火リレーの様子はNHKの特設サイトでもご覧いただけますので、こちらもご覧いただければと思います。
私からは以上であります。


(広聴広報課長)
それでは質疑応答に移ります。
発言の際は社名と氏名をお願いいたします。それでは挙手の方をお願いいたします。

(福島中央テレビ)
ワクチンのシミュレーションについて伺いたいんですけれども。
全国各市町村がシミュレーションを始めつつあるんですけれども、先ほどおっしゃったように、混雑とか課題が見えつつあるんですけれども、その他見ていきたいところというのは、市長として何か課題としてこういうところとかその他ございますか。
今後、実際ハイブリッドでやっていくときに、例えば医師会とかその辺りの調整とか、もろもろ課題があると思うんですけれども、シミュレーションの課題、そして総じてそれ以外の課題、今考えていらっしゃることがあれば教えてください。
(市長)
やはり全国各地で行われ始めてきていて、課題も明らかになってくると思いますが、やはり時間がかかるというのが、それぞれ共通したものになっておりますし、他でやってるからわかるではなく、実際に我々が体感してみるということが大事かと思います。
昨年、新型コロナ対応の避難訓練を行いましたけれども、最初の受付とか検温の時点で相当かかってしまって、中に入れないという問題点が明らかになったんですね。
こういうのがあったらいいなではなく、実際に動くかどうかということを優先してやらないとうまく回りませんので、そこは改めて確かめたいと思います。
それから先ほど私ご説明しましたけれども、今回の特徴として「おもいやり接種」ということで、コミュニケーションが取りづらい外国人の方とか、通常のルートで接種できないような身体に障がいのある方など、そういう方もいらっしゃるわけです。そういう方にどのように対応するか、これも今回の大きな一つのテーマですので、こちらも確認したいと思います。
それからアナフィラキシーが出た場合に、先ほども申し上げたように、こちらの想定ですと消防署に連絡をして、そこから来ていただいて運ぶということにしております。
そのあたりの一連の対応も実際医師の皆さんと協力しながら確認したいなと思います。
この訓練は当然ながら医師会の先生がたにも参加していただいて実施をいたしますので、お互いに一つ一つ問題意識を持ちながら確かめ合って、より円滑に接種ができるような仕掛けを進めていきたいと思っております。
なお、これは集団接種だけではなく、福島市の場合170ぐらいの個別接種も予定しておりますので、医療機関における接種の参考にもなると思いますので、それも意識しながら取り組んでまいりたいと思います。
(福島中央テレビ)
あと1点、ちょっと話が脇道にずれるかもしれないんですが、このコロナ禍の中でワクチン接種もそうですけれども、マイナンバーも注目を集めているような気がするんですけれども。
行政コストとかも踏まえて、マイナンバーの活用をどのようにホームページにも載っておりますけれども、マイナンバーの活用をどのように考えていらっしゃいますか。
(市長)
マイナンバーの活用というのは、これからという点で言えば必ずやっていかないと、本当に複雑化しておりますし、我々行政としてもこれまでと比較にならないスピードが求められているんですね。
その中でマイナンバーを活用した取り組みを進めていかないと立ち遅れる、特に世界に置いていかれるという危機感を私は持っています。
そのためにも、私どもはどんどん進めていきたいと思っております。
ただ今回マイナンバーを使って、この接種をやるというふうになっているんですけれども、具体的に国から来ていないので、このシミュレーション訓練の中でマイナンバーをどのように使えるかさっぱりわかりません。現時点では想定していないです。
それは今後国から情報が来次第、3月29日は無理でしょうから、今後の準備の中でどのように取り入れるか検討していきたいと思います。
(福島中央テレビ)
多分現実的には難しいと思うんですけれども。
最後に1点、オリンピックに関して、聖火リレーが始まるんですけれども、残念ながら海外からの観客の受け入れというのは難しいようなんですけれども。
海外にPRする良いきっかけだったと思うんですけれども、その辺り今どのようにお考えでしょうか。
(市長)
海外客、特に我々は海外の皆さんに、感謝と復興の状況を見ていただきたいということでこれまで進めてまいりました。
大変残念な思いはありますけれども、現状を考えればやむを得ないと思います。
私これまで申し上げていた通り、状況に応じて最大限の工夫をしながら進めていく、その中でやれる範囲のことをやればいいんだと思っております。
したがって、海外の方がいらっしゃらなくても、海外に向けた発信をどのようにするかというのは、いずれインバウンドが回復したときに我々にとっても重要な課題となるわけです。そういった問題意識を持って今から取り組んで参りますし、コロナが完全に終息していない中で、どのようにお客さんをお迎えするかというのは、今回の新型コロナだけではなくて、今後もこのような感染症の問題が出てくる恐れはあると思うんですね。
現実にSARSとか、いろいろこれまでも来ているわけです。
単に回避するだけではなくて、今後のことも考えればこれを克服していく。
受け止めて乗り越えていくことが大事だと思うので、国内のお客さんをお迎えするにしても、様々な工夫をしながらお迎えをしていくということでチャレンジしていきたいと思っております。
(広聴広報課長)
他に質問ございますでしょうか。
(福島コミュニティ放送)
新型コロナの集団接種シミュレーションの件で確認させていただきたいのですが、おもいやり接種をされた方のその後の経過観察というのは、移動されて一緒の場所で見るということでよろしいのでしょうか。
(市長)
はい、そうですね。基本的には今回別にしたんですけれども、実際の流れは別のレーンを作ってやろうかなと思うんですけれども。今回はこちらの方で会場の都合もあって実施をいたしますが、基本的にはその後の観察もこちらの方で実施をするというのが基本だと思います。
ただ、その人の状況によって、例えば発達障害で大勢の中にいるといろいろな面で乱されてしまう方もいらっしゃるわけです。そういう方はまた別のスペースを用意するとか、そういったことも考えていかないと思っております。
(広聴広報課長)
他にございますでしょうか。よろしいでしょうか。
その他の質問を受け付けます。
挙手の方お願いいたします。
(福島放送)
昨夜の会見でご説明いただいた自衛隊のクラスターについて、まだないとは思うんですけれども、もし今日になってわかったことがございましたら教えていただけますか。
(市長)
昨日新たに12名、合計17名になっているわけですけれども、何よりも検査を広げて全体像を捉まえていかなければなりません。その点では自衛隊の駐屯地の中の検査対象のピックアップをしておりまして、だいたい100人くらいの検査が必要かなということで進めております。
昨日申し上げた通り、今回12名の方にしても10日ぐらい前から症状があった方もいらっしゃるわけです。その件ではそのご家族とか、駐屯地外の方への検査も急がなくてはならないと思っております。
近い家族を優先的に、特に発症の早い人ですよね。
その人を中心に検査を進めていくということで、今ピックアップをしているという段階です。
早急に進めていきたいと思います。
(河北新報)
話題が変わるんですが、SNSツールのLINEなんですけれども中国の一部企業が閲覧可能な状態になっている。
福島市もLINEを広報発信に使っていると思うんですが、一部自治体では利用停止という動きがあるんですが、福島市ではどのような対応をとるのか教えてください。
(市長)
福島市のLINE活用は、メッセージ機能を使ってこちらから市の情報発信する、それから道路などの不具合があった場合に通報いただく市民通報システムの二つのサービスを提供しております。
サービスで扱うデータの所在は、実はLINE社とは別の福島市が事業を委託している県内事業者のサーバーで管理しておりますので、直接的に今回のLINEとの問題はありません。
取り扱っているデータにつきましても、今申し上げたように我々が一般的に皆様に提供してるような状況を市民の皆さんに提供している、いわゆる情報提供ですね。
それから道路など壊れているよとか、情報いただくことなので、結局今危惧されている個人情報などではありません。そのため現段階でLINEを通じたサービスを止めるとか、そういう必要はないだろうという判断をしております。
最も今後どのような推移になるかは引き続き我々も注意して見守り、場合によっては必要な対応を検討していきたいと思います。
(広聴広報課長)
他に質問ございますでしょうか。よろしいでしょうか。
それでは以上で市長定例記者会見を終了いたします。
本日もどうもありがとうございました。

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このページに関するお問い合わせ先

政策調整部 広聴広報課  

福島市五老内町3番1号

電話番号:024-525-3710

ファクス:024-536-9828

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