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更新日:2021年4月5日

令和3年2月25日定例記者会見(古関裕而記念館がリニューアルオープンします!、チャレンジ2050 ゼロカーボンふくしま市 他7件)

記者会見資料

動画(手話無し)

動画(手話入り)

発言内容

1.開会

(広聴広報課長)

皆さんおはようございます。

それではこれより定例記者会見を行います。

案件が7件、一括して市長からご説明申し上げます。

 

2.市からの発表

(市長)

おはようございます。

発表事項7件でありますが、その前にこの度の福島県沖地震の被害に関しましてご報告をさせていただきます。

皆さまのところに、この紙があるかと思いますけれども。

昨日、この地震によってお亡くなりになった方が1名確認されました。

この方は市内に住む50代の男性の方でありまして、地震から間もなく圧迫による窒息によって亡くなったものとみられております。

昨日、判明したわけでありますが、この方は1人暮らしということで、本人と連絡が取れないために家族が確認したところ、室内で家財の下敷きになって亡くなっている本人が発見されたというものであります。

謹んで哀悼の意を表したいと存じます。

この地震に関する被害状況につきましては、更に拡大してきているのが判明してきております。

現在、避難されている方が22名でありまして、多くは市営住宅、中央団地の7号棟にお住まいの方々でございます。

この方々に関しましては、市の方で他の市営住宅への移転をお願いしておりまして、全世帯、中央団地の中、あるいは他の市営住宅、あるいは民間など、それぞれのご希望に応じて、今月中には移転いただけるのかなと見込んでおります。

それから今回、住家被害なども現時点で判明した85棟について記載しております。

さらに罹災証明に関しましては、昨日現在で2914件、約3000件に上っております。かなり増えてきております。

このうち交付済み件数が891件になっております。

今回の地震においては申請いただいているんですけれども、約7割ぐらいは、市の職員が現地に行ってきっちり確認しなくてはいけないという状況でありまして、その点では一昨年の台風19号のときも浸水家屋が多数出まして、私どもも対応したんですが、あの時はおよその浸水した高さで大規模被害・半壊などの判断ができたんですが、今回の場合は具体的に見ていかなくてはいけないということで時間を要しております。

市としてさまざまな応援体制を強化して、罹災証明の交付に対応してまいりたいと考えております。

それから支援物資、ページで言うと3ページ。

8の(3)(4)でありますけれども、支援物資なり、寄付ですね。

寄付も100件を超えまして120万円ほど尊い浄財をいただいております。本当に感謝申し上げたいと思います。

最後の4ページになりますが、被災者生活再建支援金ですね。

本市の場合、法による適用が決定されました。先ほど申し上げた市営住宅が全壊の扱いとなりまして、そこに住まわれている16世帯。そういったこともあって、合計すると10世帯を超えるということで法が適用されることになっております。

その受付に関しましては、後ほど報道の皆さまにはご案内させていただきたいと思いますが、こちらにあるところで受付をするということであります。

また、(7)の災害見舞金に関しましても、受付を開始いたしました。

災害の復旧と被災された皆さま方への支援に迅速に取り組んでまいりたいと考えております。

続いて発表事項になります。

まずは、新型コロナワクチンの集団接種に従事いただける看護師・准看護師さんを募集するというものであります。

集団接種の実施に当たりましては、医師と看護師でチームを組んで、接種を進めていくわけでありますが、これまで福島市では、いろいろと縁故などを頼りに募集してまいりました。

現在のところ、43人ほど応募いただいているんですが、私たちのところで必要と見込んでいるのは約100人と見込んでおります。

その点ではまだまだ足りない状況でありまして、看護師・准看護師さんの募集を公募で行うということで今日発表させていただきます。

従事期間は、4月から8月、皆さんご存知のように、国の関係で時期がずれてまして、どういう形になるかわかりませんが、現在のところは4月から8月で集団接種は毎日を予定しておりまして、その中で1日単位、半日単位で勤務の調整させていただくことを検討しております。

そういったことで働いていただき、従事する内容は予診の介助、ワクチン接種、薬液の準備、接種後の経過観察でありまして、特にワクチンの接種、注射が打てる方に私どもとしては来ていただけると大変ありがたいなと思っております。

従事場所は福島市内でありまして、3月に研修等を予定しております。

こちらの方では条件、報酬とかを記入しておりませんが、それなりに私どもとしてお支払いはさせていただくつもりでありますが、具体的にはお問い合わせをいただければ幸いであります。

ただでさえ看護師さんというのは、人手不足の職種でありますので、非常に厳しいのですが、何とか接種業務に従事いただく看護師さんに応募いただいて、円滑に進めてまいりたいと考えておりますので、報道の皆さまもどうかご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

市の方でも看護師さんなどとお話をすると、どうやったら目に付くだろうかというと、スーパーとかが非常に皆さん気付きやすいというお話をいただいておりますので、スーパーなどにポスターなども掲示して募集していきたいと思っております。

こんな感じで進めてまいります。

1点目は以上であります。

2点目であります。

古関裕而記念館であります。

現在改修をしておりまして休館しておりますが、リニューアルオープンの目途が立ちました。3月13日の土曜日にリニューアルオープンをいたします。

今回のリニューアルは初めてのリニューアルになりまして、これまでとは大幅に展示内容などが変わります。イメージはこんな感じになるわけですが。

今回こういった内容であって、上が現状で、下が今後でありますが、動線を明確にすることで混雑を避けられますので、安心して観覧いただけるような形にもしてまいります。

何より今回の目玉は、立体音響の仕組みでありまして。

古関裕而さんは、私も驚きなんですけれども、楽器を使わないで作曲されるわけですね。全部頭の中で音符に書いているわけです。

どんな頭の構造になっているんだろうと思うわけでありますが、作曲脳への旅ということでありまして、ある意味古関さんの頭の中をサウンド・トリップして、作曲ができるまでを体験いただくような、そんな立体音響の取り組みを今回の目玉として出すことにしております。

こちらの方の曲は、「栄冠は君に輝く」と「とんがり帽子」「紺碧の空」の3曲でありますが、まさに古関さんの頭の中を疑似体験できるスペースとして今回投入いたします。

また、これまでの古関裕而記念館は上部に光を取り入れる窓がありまして、それはそれで明るいんですけれども、実は作品といいますか、古関さんの遺品を保存するには非常に悪い環境だったんですね。

今回そういった面でも保存を良くするための改修も行いまして、大事な古関さんの関連の品々を大切に保存しながら、皆さんに楽しんでいただきたいと考えております。

ペーパーの方に目を移していただきたいんですけれども、スケジュールとしては3月12日にまず内覧会を開きます。

報道の皆さまの方にもご案内を別途させていただきますが、午前・午後に分けて報道の皆さまと関係の皆さまの方に事前の内覧をいたします。

そして、3月13日に10時30分からオープニングセレモニーを実施いたします。

テープカットは記念館前で実施して、一般の方々には11時から入っていただく。このように予定しております。

12月議会で条例を改正いたしまして、開館時間は9時から午後5時と従来よりも30分延長いたしております。

それから入館料は今回から有料になります。

一般が300円、小中学生が100円、団体にはそれぞれ割引があり、8割の額にしております。

3のその他を見ていただきますと、オープン当日は音楽堂小ホールにおきましてバリトン歌手佐藤一生氏による古関メロディーのミニコンサートを開催いたします。

入場料は無料でありますが、先着80名様ということで、コンサートを実施いたします。

それから昨日、皆さまのところにご案内を差し上げたと思いますが、街なかで古関メロディーボックスをお披露目いたします。

その2週間前の2月27日土曜日11時からお披露目をさせていただきます。

古関裕而ストリート、街なかの方は、一番県庁通りに近いところで懐メロボックスといって「イヨマンテの夜」はじめ5曲がこちらに入っています。

古関さんの実家に近い、それを挟んでその手前、駅側では「応援歌ボックス」ということで、「紺碧の空」とか「我ぞ覇者」「六甲おろし」「闘魂こめて」「栄冠は君に輝く」というおなじみの応援歌をこちらには入れてあります。

まちなか交流館では「不朽の名曲ボックス」ということで、「高原列車は行く」「君の名は」「オリンピック・マーチ」「とんがり帽子」「長崎の鐘」というものが入っていまして、こちらのほうは可動式ですので、いろいろなところに持っていくことも可能というものであります。

27日11時から、日銀の前の応援歌ボックスのところ、こちらでお披露目をさせていただきます。

そして最初に曲を流しながら開幕という形にさせていただきたいと思っております。

実はこのメロディーボックスは、昨年中には完成していたんですけれども、新型コロナウイルスの感染が拡大しまして、外出に関しては自粛いただくということで、これまでオープンは差し控えておりました。

今、感染の方はだいぶ少なくなってまいりましたが、一方で地震によって被災されて、また大変な思いをされている方も多いかと思います。

しかし、そういう時だからこそ、昨年コロナ禍の中で古関さんの歌が、あるいはエールが全国民に対しての励まし、エールになったということも踏まえまして、ぜひコロナとか、地震でご苦労されている皆さまに、古関さんからのエール、古関メロディーでエールを送りたいという気持ちで、今回27日からこのメロディーボックスをオープンさせていただきます。

ぜひ気分転換に街なかを歩いていただいて、古関メロディーを聞いていただければ、私としてはありがたいなと思っております。

続いて3点目になります。

チャレンジ2 0 5 0ゼロカーボンふくしま市~温室効果ガス排出量実質ゼロの実現を目指します~ということで、本日、今申し上げたチャレンジ2 0 5 0ゼロカーボンふくしま市ということを目標にした、福島市脱炭素社会実現実行計画を決定いたしました。

実行計画の決定は、県内では初めてになると思います。

このように、2050年までには温室効果ガスの排出量を実質ゼロにするという目標を明確にして、そして取り組んでまいることにしております。

第一段階としては、10年後の令和12年度に30%以上をまずは削減するということを目標立てて、さらにその後の20年後にゼロを目指していくということで取り組みを進めることにしております。

どのような取り組みを進めるかということで申し上げますと、四つの基本方針を載せております。

一つは「再生可能エネルギーの導入拡大と効果的な活用」。

二つ目は「省エネルギー・省資源に向けたライフ・ワークスタイルシフト」。

それから三つ目は「温室効果ガス吸収源の確保に向けた取組の推進」。

四つ目は「気候変動を見据えた対策の推進」ということで、この四つを柱にこれからゼロカーボンに向けた取り組みを進めてまいります。

このように福島市では、ゼロカーボンに向けた取り組みを進めるための計画を決定いたしましたので、ここで改めてゼロカーボンに向けた決意というか、それを市民の皆さんと共有をして、内外にも方針を発して、取り組みを進めるということで、本日、福島市ゼロカーボンシティ宣言を行いたいと思います。

福島市ゼロカーボンシティ宣言

異常気象による大規模な災害が多発するなど、地球温暖化に伴う弊害が顕在化しています。脱炭素社会を実現し、地球温暖化を防止することは全世界的な課題であると同時に、私たち地域の将来にも大きく影響する課題です。

福島市は、ここに2050年度に温室効果ガス排出量実質ゼロを目指し、「ゼロカーボンシティ宣言」を行います。

この目標を市民・事業者と共に共有し、各主体が将来に対する責任を自覚しながら、次の四つの基本方針に沿った取り組みを推進し、持続可能な未来を創出してまいります。

目標達成に向けた4つの基本方針、

本日決定いたしました福島市脱炭素社会実現実行計画に盛り込んでおります。

基本方針1、再生可能エネルギーの導入拡大と効果的な活用。

基本方針2、省エネルギー・省資源に向けたライフ・ワークスタイルシフト。

基本方針3、温室効果ガス吸収源の確保に向けた取組の推進。

基本方針4、気候変動を見据えた対策の推進

令和3年2月25日、福島市長木幡浩

以上宣言いたします。

3点目は以上であります。

まだいろいろたくさんありますので、次行かせていただきます。

続いて、市に提出する書類の押印見直しについてであります。

これに関しては、昨年10月に基本的に全面的に押印を廃止する方向で検討するということで検討を進めてまいりました。

一つ一つ、市でピックアップをして進めてまいりましたが、その全体像をお知らせしたいと思います。

基本的には市に提出する書類の押印は不要として、これから行政のオンライン化を進めてまいります。

概要で申し上げますと、市に提出する押印が必要とされる手続きというのは2234件ありました。

そのうち本日までに押印不要とした手続き、これは徐々に取り組んでまいりまして、1706件。

全体の76.4%がもうすでに押印不要ということにいたしております。

そして今年度中に押印不要となる見込みの手続きは、1908件、合計85.4%ということになります。

先ほど申し上げましたように、原則押印廃止するという方針で取り組んでまいりました。

このために福島市におきましては、事業者からの見積書や納品書、請求書の押印も不要といたしました。

これは本市の担当が調べたところでは、県内で初めての取り扱いになると聞いております。

また補助金の交付申請書、こども医療費請求書、延長保育利用申請など身近な手続きについても広く見直しを行って、押印不要ということにいたしました。

3番にありますが、今回326件に関しましては、まだ押印不要ということにはなっておりませんが、これは法律で押印が必要とされる契約書とか、申請書の中の申請者以外の同意書など、現時点で市ではなく他の取り決めによって必要とされるものであります。

これにつきましては、そちらが見直されれば、おのずとわれわれも見直し可能となり次第、随時押印の見直しを行ってまいります。

それから押印の見直しそのものが目的ではなく、それによるオンライン化を進めてまいらなければなりません。

そのために、オンライン申請を進めていくわけでありますが、すでに10月にオンライン申請を市民課と国保年金課において導入いたしまして、1月末時点で市民課は25件の申請、国保年金課においては159件の申請が報告されております。

今回の押印見直しに伴いまして、現在のところ63件の事務手続きに関しては今年度中にオンライン化を導入する予定であります。

本市の場合、現在でもできる限りオンライン化を進めようということでやっております。

このたびの地震に伴います罹災証明の申請手続きとか、あるいは新型コロナに伴う売り上げ減少に対する支援金の給付、これもオンラインを導入しておりまして、特に支援金の方はだいたい半数近くはオンラインでご申請いただいております。

罹災証明の方は1割くらいだったですかね。1割くらいがオンラインということですが、皆さん片付けとかでお忙しいと思いますので、できる限りオンラインを使っていただけると市役所とか支所に行く手間がなく、かつ感染リスクも負わないで手続きができますので、ぜひご活用いただきたいと考えております。

4点目は以上であります。

続いて5点目であります。

おおざそうインターチェンジ直結の福島おおざそう工業団地で大規模区画の公募をいたします。

これが最後のF区画の公募となります。

もうすでにこちらの方は埋まっておりまして、これまで公募をしておりましたB区画の方も内定しております。

残ったのは最後のこの大きい区画でありまして、こちらはご覧の通り、隣は道の駅ということで非常に立地条件も良くて人気の物件になるかと思っております。

こちらの方でF区画の公募販売をいたします。

農産物の加工関連とか医療・健康関連産業など、本市の強みを生かせる企業に重点を置いて集積をしていきたいと思いますので、制限はありませんけれども、できる限り本市が重点と考えている産業の皆さまの方に応募いただけると大変ありがたいなと思っております。

この区画の概要を申し上げますと、面積は約2万8千平米。

販売価格は、4億9千万円くらいということにしております。

受付期間は本日から8月末までということで、分譲対象業種としてはご覧の通りであります。

売却内定時期は、道の駅との連携や地域振興の取り組みの観点からも立地計画を審査し、本年の9月頃に売却先を決定する予定であります。

ここにありますように、隣が道の駅ですので単なる工場というよりは、こことうまく連携を図れるものが、われわれとしては、なおさらありがたいと思っております。

これに対する支援としては用地取得助成金とか雇用奨励助成金、あるいは転入支援助成金など、手厚い補助があります。

また、人材確保支援ということで、就職マッチングなど地元の高校などにも間に入って本市で応援いたします。

さらに、福島市独自の取り組みとして、チャレンジフィールドという取り組みを行っておりまして、この事業は新製品を開発するのにマーケティングをやりたいとか、あるいは共同研究をしたいという場合には、市も一緒になって、その取り組みを進める、あるいは応援をする、そのような取り組みをしております。

とりわけ食品加工の場合には、市役所の職員とか、お客様に試食をしていただいてモニタリングをする、このようなこともやっておりますので、ぜひたくさんの応募をしていただければと思っております。

団地の魅力としては、ご承知の通りインターチェンジに直結する。

これが高速道路でおおざそうインターチェンジに入ってすぐのところであります。

また浜通りでイノベーションコースト構想が進んでおりますが、そちらの方にも、おおざそうインターチェンジから相馬-福島道路を通って、非常に近く行けますので、関連のビジネスが展開できますし、何よりもコロナ禍における企業の地方移転も促進していきたいと考えております。

5点目は以上であります。

続いてこれも電子化の関係になりますが、スマートフォン決済アプリの利用対象を拡大するというものであります。

本市ではすでに市税、あるいは水道料金および下水道使用料、それから住民票、税証明手数料などについて、キャッシュレス決済を導入してまいりました。

1月末までに1万件以上の利用をいただいております。

今回さらに、こういったキャッシュレス決済を拡大しようということで、本年の4月から対象を拡大いたします。

対象となるのは、後期高齢者医療保険料、介護保険料、保育所保育料、認定こども園の利用者負担金、市立幼稚園の預かり保育料であります。

使用可能アプリは「LINE Pay」「Pay Pay」「Pay B」「支払秘書」となっております。

特にこういうQRコード決済は、若い方かなりやっておられますので、保育の関係などはこちらを利用される方も多くなるかなと思っております。

利用方法はこれまでと同じでありまして、こちらに書いてありますので説明は省略させていただきます。

6点目は以上であります。

それから7点目、パブリックコメントの実施であります。

福島市交通安全計画とバリアフリーマスタープラン、こちらのパブリックコメントを実施いたします。

意見の提出期間は本日から3月25日ということでありまして、その他の手続きはこれまでと同様であります。

まず交通安全計画につきましては、交通事故のない安全で安心して暮らせる福島市を目指すということで、特に今回、最近の事故なども勘案しながら子どもが日常的に集団で移動する経路や通学路などの安全確保をいたしますということで、大津の事故をはじめ、子どもたちが犠牲になった事故も踏まえ、その対策の強化を図ることにしております。

また横断歩道における歩行者優先、一旦停止をしない車が多い中で強化して、少しは改善していったような感じもしますが、こちらも引き続き対策を強化してまいります。

また、夕方とか夜間の被視認性を高めるために反射材用品の着用を促して、主に高齢者の事故をなくしていこうという取り組みが今回われわれとしての重点的な施策として盛り込んでおります。

続いて、バリアフリーマスタープランということで、本市が先導的共生社会ホストタウンとなるに伴いまして計画を策定するものでありまして、策定すれば国の補助も手厚く受けられて、より事業が進むということであります。

内容的にはご覧の通り、心のバリアフリー、多くの人が参画するバリアフリー、さらにユニバーサルデザインによるまちづくりといったことを実施することにしておりまして、とりわけ中心市街地以外に市民の皆さんから要望の強かった3温泉地とか、あるいは花見山周辺、こういったところでバリアフリーを強化して観光を進める。

あるいはオリ・パラレガシーとして、あづま総合運動公園周辺におけるバリアフリーなどに重点的に取り組んでまいります。

また、バリアフリー環境の形成ということで、これも市民の皆さんの声なんですが、どこにバリアフリー対応のトイレがあるとか、使いやすい建物かわからないという声がありまして、それをマップへ落としたり、そこにステッカーを貼って表示をすることで、皆さんに使っていただきやすくする、そんな取り組みも進めてまいりたいと考えております。

発表事項は以上でありますが、昨日コンベンション協会の方から発表があったことを私の方から補足をさせていただきたいと思います。

今回、コンベンション協会が主体となって、市民の皆さんの市内の宿泊施設を利用する場合の市民割というものを導入いたします。

コロナとか地震で、本当に先ほどの古関メロディーでも申し上げましたがストレスなどが溜まってつらい思いをされていると思いますが、ぜひその中で、市内の温泉などの宿泊施設を利用していただいて癒していただければということであります。

これは3月1日から3月いっぱいの実施期間でありまして、それぞれの利用料金に対しまして2千円を割り引くというものであります。

全体の枠としては2千泊を予定しておりまして、旅行代金が1人1泊7700円以上につきまして、2千円の割引を行うというものであります。

県民割とGoToキャンペーンとの併用も可能にしておりますが(※)、現在GoToは停止状態でありますし、県民割の方も段階的に拡大していくということで、割り当ては非常に少ない状況であります。

この状況の中で、せめて市民の皆さまにストレス解消していただくと同時に、市内の温泉などを利用していただいて、応援をいただきたいなということで、今回コンベンション協会が主体となって取り組むものであります。

財源の方はふるさと納税で、われわれがコンベンション協会に支払わなくてはならないものが決まっているんですけれども、その部分をうまく活用して、コンベンション協会がこのように自立的な取り組みをしていただけるということで、自発的な取り組みとしては本当にわれわれもありがたいなと思っております。

ぜひ皆さんにもご紹介、ご利用いただければと思います。

私からは以上であります。

 

3.質疑応答

(広聴広報課長)

それでは、発表事項について質問を受け付けます。ご発言の際、社名と氏名をお願いします。それから挙手の方をよろしくお願いいたします。

(毎日新聞)

地震の死者について確認させていただきたいんですけれども。

一人暮らしということで、本人と連絡が取れずに家族が室内を探しに行ったということ?

(市長)

そうですね、連絡が取れないので行かれて。

(毎日新聞)

別に住んでおられるということですか。

(市長)

そうですね。

(毎日新聞)

家財の下敷きになっているというのはご家族が確認されたということですか。

(市長)

発見されて、それで通報があって、関係機関で確認をしたということであります。

(毎日新聞)

警察に通報?

(市長)

まず消防ですね。

(毎日新聞)

どういったご自宅というか?

(市長)

そのへんはあまり、はい。

(毎日新聞)

市内のどこかというのは?

(市長)

それは情報としては開示しないということにしています。

(毎日新聞)

圧迫による窒息死というのはどなたが確認したのですか。

(市長)

これは検死ですかね。

(毎日新聞)

確定したということ?

(市長)

確定いたしました。

(毎日新聞)

わかりました。ありがとうございます。

(河北新報)

昨日判明したというお話でしたけれども、昨日確認したということなのか、もっと前にわかっていたことが、昨日市に伝わったのか。

(市長)

昨日われわれに連絡があって確認しました。

(河北新報)

発見されたのはもっと前だったのか。

(危機管理室)

発見自体は23日でありますが、関連とわかったのが昨日ということでした。

(河北新報)

1週間以上経って見つかってしまうと、市民の安否確認というのは市の大事な仕事のひとつだと思うんですけれども、今回発見が遅れてしまったことについて市としてどのように受け止めるのかということ、また今後の対策方針みたいなものなど考えているんでしょうか。

(市長)

正直申し上げて、私どもが一人一人確認するのは難しいと思うんですね。

そこは今後とも、向こう3軒両隣の地域の助け合いとか、あるいはいわゆる福祉サービスなどを受けておられる方には、福祉サービスで確認するとか、そういうことでやっていくことが必要かなと考えております。

今回はまだ50代の男性の方でありますので、お体が不自由というお話は聞いておりませんので、どういう対応をしていくかっていうのは、われわれとしても非常に難しい問題かなと感じております。

(広聴広報課長)

よろしいでしょうか。

(福島テレビ)

同じ内容でした。

発表内容以外についてでもよろしいでしょうか。

(広聴広報課長)

その他で受け付けます。

(毎日新聞)

もう一度確認なんですが、室内というのはご自宅の室内ということでよろしいんでしょうか。

(市長)

この方の室内ということで大丈夫です。

(広聴広報課長)

発表事項のほか質問ございますか。

よろしいでしょうか。

その他について質問をお受けいたします。よろしくお願いします。

(福島テレビ)

今日から大学の一般試験が始まっておりまして、福島大学と県立医大の受験が行われていますけれども、保健科学部のキャンパスが駅前に立派なキャンパスができました。福島市としての期待感というものを教えてください。

(市長)

福島市の街並みというのは、大学が郊外に移転してしまって若い人がいなくなり、衰退といいますか、寂れる大きな原因の一つではないかなと私も見ておりました。

今回、大学生が市内の中心部に戻ってくるっていうのは、大変嬉しく思っております。

ぜひ駅前に近いこのキャンパスで学生さんたちには、本務である保健科学の勉強をしっかりとやっていただきたいと思いますが、大学の勉強以外はぜひ街なかで楽しんでいただいて、さまざまなまちづくりにも参加いただいて、街を明るく、活性化の一助となっていただければありがたいなと思っております。

(福島テレビ)

600人近い学生が揃う、それプラス教職員ということで700人くらいがその場所に集うということですよね。

駅前の中合の件とかもありましたけれども、活性化という面でどういった効果が出てくるとお考えでしょうか。

(市長)

若い人たちが歩くということ自体が、にぎわいに繋がっていくと思いますし、学生さんや教員の皆さんがランチを食べる、あるいは授業が終わった後に買い物をするなど消費拡大効果も出てまいります。

さらにそこを常に本拠にすることで、最近福島市内でも若い方がさまざまなイベントに参加をする、あるいは自らやるというのが増えてきております。

目の前はまさに「まちなか広場」でもありますし、われわれとしても、ぜひまちづくりの重要なパートナーのひとつとして、これから連携をしていきたいなと考えております。

(福島テレビ)

ありがとうございます。

(広聴広報課長)

その他よろしいでしょうか。

それでは以上で、定例記者会見を終了いたします。

本日はありがとうございました。

(市長)

ありがとうございました。

 

 

※お詫び

発言の中で「県民割」との併用ができる旨の説明をしていますが、実際は「県民割」併用でのご利用はできません。お詫びして訂正いたします。

なお、GoToキャンペーンとの併用は可能となっています。

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このページに関するお問い合わせ先

政策調整部 広聴広報課  

福島市五老内町3番1号

電話番号:024-525-3710

ファクス:024-536-9828

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