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更新日:2022年9月2日

令和4年8月19日定例記者会見(【新型コロナワクチン】9月もNCVふくしまアリーナでの集団接種を継続します他4件)

記者会見資料

動画(手話なし)

動画(手話入り)

発言内容

令和4年8月19日定例記者会見
日時 令和4年8月19日(水)午前10時~10時40分
場所 庁議室


1.開会
(広聴広報課)
それではただいまから定例記者会見を始めます。
本日の発表事項5件を一括して市長からご説明申し上げます。


2.市からの発表
(市長)
お集まりいただきありがとうございます。私から5件について発表させていただきます。
最初は、新型コロナワクチンの集団接種を継続するというものであります。
まず最近の感染状況を申し上げますと、福島市の今日の新規陽性者数の発表は492人の予定でありまして、過去最高に引き続き肉薄しているというかそういう状況であります。
県の方も、今日はまた過去最大を更新すると聞いておりまして、お盆は過ぎていわゆるお盆のときにあまり検査できなかった方が、今この新規陽性者として判明しているというだけではなくて、むしろやはり一段の感染拡大が見られるのではないかと市の方では考えております。
こうした中でワクチンの要望も今高まっております。このために4回目の集団接種は8月25日で終了する予定でしたけれども、今申し上げた接種意欲の高まりとか、あるいは我々もできる限り医療機関の負担を軽減したいということで引き続き9月も集団接種を実施してまいります。
同様に3回目接種の集団接種もノババックスで夜間、土曜日の接種で継続して、接種機会を確保して参ります。
現在、病床の方も非常に厳しい状況になっておりまして、福島市内のコロナの即応病床は全体で75床あるのですけど、昨日の時点で申し上げるとその9割がもう既に埋まっております。ですからなかなか入院調整がしづらい状況、容易には入院いただけないような状況になってきております。その点では若い方々もワクチンを打つことで重症化を予防して、そして全体として医療が成り立っていき、かつ市民の皆さんの命も守れるように、自らを守る手段としてワクチン接種をお考えいただきたいなと思います。
9月の集団接種に関しては、4回目はご覧のように9月1日2日8日9日でモデルナをその日によって400~520人程度実施をいたします。
3回目接種の方は夜間が9月9日、130人程度で、先ほど申し上げたようにノババックス18歳以上が対象になります。
それから土曜の接種は3日と10日、それぞれ150人程度を予定しております。
現在の接種状況を申し上げますと、4回目接種の方は今接種対象が、接種が可能な方、こちらにあるように3回目接種から5ヶ月を経過している方でありますけども、そのうち60歳以上に関しては58%接種が進んでおります。59歳以下の方はまだ23%という状況でありまして、今申し上げたように重症化を予防してできる限り入院もしなくて済むようにということでワクチンの方、前向きに御検討いただきたいと思います。若い方の接種状況を申し上げますと、7月20日時点がこの白抜きの部分でありますが、それから1ヶ月ぐらい過ぎた現在、現時点で申し上げますと大体2%から6%ですかね、伸びてはおります。大都市などに比べると、福島市の若い世代の接種状況はかなり高い状況ではありますけれども、やはり接種をして重症化をしない、あるいはかかっても他の方に移さないという効果がありますので、ぜひ接種を前向きにご検討いただきたいと思います。
あと集団接種ですけども、この10日までかということで申し上げますと、これはここまでというわけではなくて、今後も我々としても状況を見ながら集団接種をできる限り確保できるように努めてまいりたいと思います。
1点目は以上であります。

続いて2つ目。福島市民エールクーポンの第4弾の発売利用開始であります。
対象は6月1日現在市内に住民票のある全ての市民でありまして、今回は3000円で4500円分が購入できる、そういう仕組みにしております。
4500円分のクーポンのうち3000円分は全店舗共通型、1500円分は中小規模店専用型ということで、地元の地域経済にも配慮した内容にしております。
引換券を全市民に、世帯主宛ですけれども8月22日に、来週の月曜日発送いたします。おそらく翌日以降届くことになりますので、翌日以降から引き換えが可能になります。なお今回は世帯全員が住民税非課税の場合は1世帯それぞれのお1人に1セット追加することにしておりますので、それは9月中旬に引換券をお送りいたします。
利用は翌日の8月23日から可能という形になります。こちらにあるように販売店は、郵便局、ダイユーエイト、いちい、コープふくしま、イトーヨーカドー、という形になっておりまして、こちらで引き換えが可能です。加盟店は大体、現在1600店舗ありまして、かなりの店舗に引き続き参加いただいております。内容についてはこの特設サイトをご覧いただければと思います。そして今回のデザインですけども、これまで古関裕而さんの写真を使っておりましたが、今回は実湧満彩の市のロゴをぜひ市民の皆さんにまた周知したいということで、こちらをちょっとメインに使わせていただきました。これは全店共通券で、こちらが中小規模店専用券になります。我々としては市民の皆さんに親しみやすく、明るくエールを届けるデザインとしたつもりでありますし、先ほど申し上げましたように福島市のロゴ、あるいはキャッチフレーズであるこの実湧満彩、これを市民の皆さんにも浸透したいと思ってこれを採用しております。
それから引き換えの場合でありますけどももう大体市民の皆さんご承知かと思いますが、福島市のこのエールクーポンは先着順で実施しているものではありません。ですから混み合う時間帯などを避けて購入いただければと思います。特に密を回避するという観点から小人数でご来店いただくなど、上手く様子を見て交換いただければと思います。
クーポンの販売時間はお店によって異なりますので事前にご確認をいただければと思います。
2点目は以上であります。

続いて3点目になります。
街なか減災・防災体験コーナー、そして防災ワークショップの開催であります。
今年もご承知のように、危険な暑さが続いたかと思うと一転して大雨が降って全国各地で水害が発生をしております。
このため防災の日である9月1日から2週間、街なか交流館で、街なか減災・防災体験コーナーを設置いたします。
防災グッズの展示、体験等を通じて市民の防災意識の向上を図るとともに、福島市在住の外国人あるいは女性の方々と、災害時の避難行動などについて一緒に考える防災ワークショップも開催をいたします。こういったものを街なか減災体験コーナーでは展示をしたりあるいはワークショップですけども、予定しております。
街なか交流館はこのような配置になっていますけども、これが入り口ですね、地下歩道から出て、入って常設展示以外の部分、これを全部使ってこの防災・減災の体験コーナーを実施いたします。中にはペット同伴避難所体験コーナーとか、災害時に備えた防災展示コーナーもあって、それで今回外国人にも配慮した防災イベントも実施いたしますので、多文化共生を象徴するアンブレラスカイも同時開催をする予定であります。
外国人とのワークショップは9月4日、日曜日に10時半から0時30分まで市内在住の外国人が参加いたします。言葉の壁もあって、あるいはその風習の違いなどもあって、何かと外国人の方々は不安じゃないかなと思いますが、今回を機に福島の防災について知っていただければと思います。
そして、どうしてもこれまで防災というと男性がハードな感じで取り組むケースが多かったのですが、女性目線の防災をより一層推進したいということで女性の皆さんとのワークショップを9月11日に開催をいたします。実施内容はマイ避難プランの作成、避難(所)グッズの体験、非常食の試食とこういった内容になっております。
3点目は以上であります。

続いて4点目です。
高齢者等スマートフォン利活用支援講座の申し込み受付を開始するというものであります。
社会全体でのデジタル化が求められておりまして、市役所あるいは産学官で福島市でもデジタル推進協議会というのを作って、あらゆる範囲、あるいは高齢者とか町内会とか、そういうデジタルに苦手な方々、あるいはちょっと出遅れている方々、こういった人たちも底上げしようということで今取り組んでおります。
6月の予算で高齢者向けの講座の予算を大幅に拡充いたしました。今回、その予算の執行として講座を設定いたしましたので、受付を開始するというものであります。受付は8月25日から開始いたします。
オンライン申し込み、またはコールセンターに電話で申し込みという形でありますが、申し込み自体が練習になりますので、ぜひスマートフォンとかお持ちの方はそれでまずやってみていただきたいと思います。そうしていただくと、またその後の講座もより有意義なものになるのではないかなと思いますので、よろしくお願いいたします。
今回は市内に店舗のある携帯キャリアのスタッフが講師、それから大学生、それから市が高齢者自体を教えることができるリーダーに今養成をしております、これらの方をシニアICTサポーターと言っているのですが、こういった方々がサポーターとなって3つの講座を実施いたします。
当面9月から12月実施分の申し込みを開始いたしまして、こちらにあるように1、2月分と、あと、このシニアICTサポーター養成の方は11月から申し込みを開始いたします。
今回は入門体験講座ということで基本的な操作を学ぶ講座を16学習センターで実施しますが、全80回のうち53回分を今回の受付にいたします。
それから町内会のいわゆる電子町内会の支援講座、これは31町会が実施をしておりますが、全45回中、37回分を今回実施いたします。最寄りの学習センターで実施をするということです。
それからシニアICTサポーター、こちらの方は拠点的な学習センターで全15回実施をいたしますが、先ほど申し上げたように11月からの申し込みになります。
そして市がいろいろな今ICTの情報提供サービスなどを実施しておりますが、やっぱりこれもなかなかわからなくてできないという方もいらっしゃいます。ですからこの講座と同時に市公式LINEアカウントとか通報システム、あるいは防災アプリ、あるいは県民アプリ、あるいはももりんシェアサイクルの専用アプリ、こういったもののダウンロードの仕方、あるいは利用の仕方、こういったことも教えて市のサービスをより利用しやすいようにしていきます。
そしてこれにあたっては、ぜひ大学生の皆さんの協力をいただきたいなと思っていまして、大学生サポーターを現在もある程度確保はしているのですが、より多くの大学生を募集したいと思います。中にはやっぱりバイトがなかなかできないという人もいらっしゃると思うので、これで大学生のバイト代稼ぎの代わりをしていただければまた、一石二鳥かなと思います。
こちらはどういったところでやるかの一覧ですので、こうやって見るとかなりの数をやるなというのがおわかりいただけるのではないかなと思います。これが入門編、電子町内会です。
4点目は以上であります。

そして最後は、福島市文化振興条例のパブリックコメントです。この度、福島市文化振興条例の素案を取りまとめましたので、そのパブリックコメントを実施するというものであります。
手続き的にはこれまでと同じでありまして、意見の提出期間は本日から9月20日までということであります。
今回の特徴をちょっと説明しますと、皆さんのところにあるかと思いますけども、文化振興条例の中でも福島らしさというのにかなりこだわりました。福島らしい文化の継承と持続的発展のための道しるべとなる、そういう条例を目指しております。当然、総合的、計画的に推進をしてまいりますが、今回、まず条例本文じゃなくてその前文ですね、前の文に福島の地勢や成り立ち、あるいは時代背景、あるいはどんな文化があるかといったことを書いて、ある意味これが福島の特色だよということを示しながら、その上でこの条例の推進に当たっては福島市らしい特色ある文化の推進に特に意を用いるという形で、特色ある文化を育成していきたいと考えております。
そして我々としてもこうやって改めて見ますと、特に福島市の黄金時代であった明治から大正にかけての建物とかが、あまり実は残っていない現状もあります。そういったことを我々反省として受け止めて、これも前文に示しておりまして、その上で今後の文化振興を進めるんだという決意を書いてあります。さらに、特徴的なのはこの条例の中で、文化振興基金というものを設けるという形にしました。現在福島市では、文化施設の整備基金と、あとは古関裕而音楽賞にかかるお金を持っているのですけども、今回この二つを廃止しまして、当然こちらも対象には入るのですけど、より広い文化の振興ができる基金を設けます。
そしてやはり文化というのは税金で進めるだけではなくて、市民の皆さんの寄付とか、そういったもので進めていくというのがやはり自由な文化を育成する上では非常に重要かと思いますので、市民の皆さんからの寄付も受け入れて、そして積んでおくと、こういったことがしやすいようなそういう構造にしております。その点では、本市独自の特徴を持った文化振興条例になっているのではないかなと思います。
それから文化を文化として止めるのではなくて、3つ目の黒丸にありますが、文化以外の分野、観光とか、まちづくりとか、あるいは教育とか、こういった連携をしっかりとって、そういったものの中に文化の要素を取り入れて文化振興と相乗効果を発揮できるような、そのような施策の進め方をするということをうたっております。
私としてもこの福島市文化振興条例、公約の一つでありますので、今回こうやってようやくお示しすることができました。これを踏まえて今年度中に条例を制定してまいりたいと考えております。

そして発表事項ではありませんが、ご承知の通り一昨日から福島市内でクマによる人身被害が続いております。福島市では17日から現地のパトロール、あるいは広報活動、あるいは鳥獣被害対策実施隊と警察署との連携によるクマの捜索活動、あるいは罠設置、さらには花火による追い払い、そしてさらに防災用の個別受信機などを使いまして、各町会長さんなどに注意喚起をしたり、あるいはラインで注意喚起をするなど様々な対応をとってまいりましたが、まだ問題の解決にはいたっておりません。引き続き、被害がありました在庭坂の地域を中心に市民の皆さんには警戒をしていただくと同時に、我々としても、できる限り早期解決を目指して関係機関と連携しながら取り組みを進めてまいりたいと思います。
そして最後になりますが、今日も地元紙一面に出ておりますが聖光学院、準決勝に駒を進めて明日戦いを進めます。相手は仙台育英ということで東北対決にはなるわけですけども、ぜひこの東北対決を制して決勝に駒を進め、初の夏の甲子園の大優勝旗の白河超えを、福島を超えてじゃなくて、福島にこの県内にとどめていただくように頑張っていただきたいと勝利に向けてのエールを送って、私の会見を終わらせていただきたいと思います。
私からは以上です。

(広聴広報課)
それではただいまの発表事項につきまして質問をお受けいたします。
質問のある方は挙手をいただきましてこちらから指名の後、ご発言をお願いします。
(福島テレビ)
新型コロナについてお伺いしたいんですが、冒頭感染状況についてのお話もあったかと思うんですけれども。
やはり福島市も過去最多ということでなかなか疫学調査難しい現状あるかと思うんですけど、どういった傾向が出ているというふうに今わかってる範囲で。
(市長)
正直に言うと、なかなかわからなくなってきているのが現状です。これまではかなりお一人お一人の行動履歴などを積極的疫学調査で把握していたのです。ですから最近は飲み屋さんを中心に出ているとか、あるいは学校を中心に広がって家庭で広がってとか、こういう傾向がうかがえたのですけども、今正直言うとなかなかわかりません。
ただ言えるのは、どこかに集中して起きているというよりは、もう本当に全体的にいろんなところで、あるいは場面で感染が生じているのだろうと思っています。そしてやはり今回のお盆で、やはりいろいろと県外あるいはこの市内でもいろいろ動かれたと思うのです。やっぱりこの動いた結果として、また拡散したのではないかなと我々としては受けとめております。
ただ、実はやってよかったなと思っているのは、我々お盆前に医療機関の負担をできる限り減らしながら、やっぱり早期に陽性者を把握して、そこで隔離というか、押しとどめて広げないようにということで検査キットの配布をいたしました。1日200の予定だったのですけど、結局は300とか、あるいは昨日からは250を配っているのですね。
検査キットによる陽性率を見ると、実は35%ぐらいの方が陽性になっているのです。ちなみに無症状者に対する薬局なんかでの陽性者は大体2~3%なのです。それに対して35%。これは実は、市内で実施されている保険医療機関、お医者さんでの検査とか、あるいは市が濃厚接触者などに実施する行政検査、これに対する新規陽性率は大体36%位なのです。そうすると、本来だとやっぱりお医者さんにかかっていくような人が、特にお盆の医療体制が手薄なときにこの検査キットを利用していただいて、そして陽性が判明したと、そこで一旦この方々の動きは止まるのでそういった面での抑制は、多少なりともできているのではないかなとは思っております。
(福島テレビ)
一方で市内の医療機関ですと病床の使用率が9割程度というご説明あったかと思うんですけれども、まさにこのペースで入院調整広域的にというのも取り組まれると思うんですが、やはり結構厳しい状況に、医療体制というのも、もうなっている現状があるんでしょうか。
(市長)
そうですね、県全体ではもう6割ぐらいの病床利用率になっていますので、なかなか広域調整も難しいと思います。
それから、今回の場合介護施設とか病院でもかなりクラスターが出ていて、そこで療養されている高齢者の方が入院されていますので、いわゆる健康な高齢者以上にこういった方々は非常にやっぱり、脆弱ですから長引いてしまうのですね。その点ではなかなかその病床の利用状況というのは改善しないと思います。
それから、あえて言うならば我々福島市も含めて、今回の4回目接種の最初の時に、高齢者だけじゃなくて、医療従事者とか、高齢者施設の従事者もやってくれと申し上げていたのですね。結果的には大きな波になってから政府も対応したのですけども、今あまり進んでないわけですよ。というのは、結局陽性になった方はしばらく置かないといけないのです。ですからやっぱり高齢者で陽性になる方も、いわゆる我々が外出制限をかけなきゃいけないような、そういう方々じゃないわけです。どちらかというと、今申し上げたように施設とか医療機関に入っていて、それでスタッフなどを通じてかかってしまうというパターンが多いですから、その点では非常に厳しい状況であるのはもう間違いありません。だからせめて、また医療従事者とか施設従事者のワクチン接種の方も、我々としてはできる限り早く急ぎたいのですけど、本当に今申し上げたように、一旦かかってしまうと、一定の期間ワクチン接種ができませんので、そういった面での難しさがあります。

(広聴広報課)
他に質問はございますでしょうか。
ないようですので、その他に移ります。発表事項以外で皆様からの質問をお受けします。
(河北新報)
ちょっと各社で報じられている件なんですけど、旧統一教会の関係について改めて市長の口からですね、どういった関係があるのか、あったのかということとその経緯についてご説明いただけますでしょうか。
(市長)
統一教会というか旧統一教会、私としてはもうまさに現在の福島家庭教会になりますけれども、最初の選挙のときにいろいろ市民の皆さんへの支持を広げていく過程で、支持者の1人からご案内いただいて、訪問をしてお話をさせていただいた。それから、そのときはとにかく私としては自分の政策をお話しますし、いろいろな市民のお話もお伺いするという中で参りました。
それから、私自身はこれまでもそういったこれまで訪問した団体とか、そういったところとは選挙だけではいおしまいというのではなくて、その後もそれなりに、こういった家庭教会だけじゃなくてですよ、コミュニケーションを取りながらいろいろこちらも話しをし、また話を聞いてきた経緯があります。ですからこちらの方にも年に1回ぐらいは関連のイベントなどにお招きをいただきましたので、そのときに行って話をするとか、あるいは行けない時はメッセージを送るとか、そういう対応をしてまいりました。これがこれまでのその関係になります。
(河北新報)
これも既にいろいろ報じられているところで重なるところで恐縮なんですけれども、年に1回くらい招かれて、幹部の方とお話をされたりと、今のご説明でもそういったことだと思うんですけれども。
それが市の政策に影響したということはなかったのかっていうことと、どういうお話をされていたのかというところですね。
というのと今後のなんていうんですかね、関係性についてはどのように考えられているのか。
(市長)
いわゆる一市民としての考え方については、私はそれを全て基本的には受け止めて自分なりに消化して、それを反映させる。これは当たり前ですよね。いわゆる話として私はとにかく最初から待機児童問題とか、子どもたちの施策に関しては非常に重視しておりましたので、そういった話が多かったと思います。
いわゆる教会の布教活動というか、あるいは向こうの活動に関しての要請とか、そういったことは一切ありませんし、我々としてもそういったことについての話はしたことはありません。
そして今後については、私としては大学時代はね、統一教会とかそういったのは当然自分たちも勧誘を受けたりしていますから、我が身の問題としてちゃんと存じ上げておりました。ただそういった時期を外れると、ほとんど接点もないですから統一教会がどういう行動を取っているかというのはよくわかりませんでしたし、今回報じられているような金銭トラブルというのも大体我々が知るのはメディアの報道を通じて知るのですけれども、そういうのも特段気づくようなものもなかったので存じ上げておりませんでした。
しかし今回こういうことで、いろいろな問題が明るみに出てきていると。それから場合によっては私が接点を持つことで、妙な誤解あるいはトラブルを誘引してしまうということも考えられますので、そういったことを十分に踏まえながら慎重に対応、対処していきたいと思います。
(福島放送)
今の件に関してだったんですけれども、その慎重に対応していきたいというのは、今後もイベントですとか、そういうのに出席する可能性はあると捉えていいのでしょうか。
(市長)
今申し上げたように、いろいろな問題に巻き込まれるとか、そういうことも踏まえて慎重に対応ということなのですね。もう私自身というか、こう言って申し上げるところは実際のところは基本的には接点を持たないという意味で受け止めていただければと思います。
(福島放送)
あと、すいません、確認の部分でもあるんですけれども、統一教会といえる福島家庭連合というのが同一のその系譜を踏む団体だったと、そういうこと自体は認識はされていたっていうことでいいんですか。
(市長)
例えば名称変更したなんていうのは事実として私は実は把握しておりませんでした。伺っているうちにあれこれはそうかなと、そういったことの認識はありましたけども、またそれ以上に、深く調べてああそうか、一体化したのかとかいうのも、そこまでは、一体化というか名前を変えた団体だということまではちょっと存じ上げませんでした。その点では、ただ仮にその何て言いますか、わかっていたとしても、トラブルとかはそこ自体は把握できていないので、私としてはやっぱりトラブルとかそういうのがあるのであれば、より慎重に聞いてれば対応したと思うのですけども、なかなかそこのところも把握できていなかったというのが今回こういった接点を続けた要因かと思っております。
(福島放送)
そして一応なんですけれども献金だったりとか、選挙の協力そういったことはなかったことでいいですかね。
(市長)
ありません。
(朝日新聞)
今ほどの関連でちょっとくどいようで恐縮なんですけども、その最初の選挙のときにその支持者の方に紹介されたというお話しですが、これ例えばその選挙の際の推薦状とか為書きとか、何かそういったものはいただいてるようなことはあるでしょうか。
(市長)
ないと思います。それは後援会の方にも聞きましたけどないということです。
(朝日新聞)
あとそれからいろんなイベントとか会合とか開かれているようですけども、そういったものに市の方として後援したりとか、共催したりとか、そういったことはございますか。
(市長)
ありません。あくまでもこれは個人で接触を持っていたというものであります。
(朝日新聞)
あともう一点、関連団体の天宙平和連合というところがよく平和大使というものを、重要な方に任命してたりしてるんですけども、市長はそういったものは。
(市長)
知りません。知りませんし、もちろん当然なっていないと思います。
(朝日新聞)
先ほどの聖光学院の4強に関してですね、今メッセージありましたですけども、例えば連携中枢都市圏としてのお考えありますか、応援イベントみたいなもの。
(市長)
応援イベントですか。私もあまりこちらが口出すのは逆にどうかと思っていたのですけども、一説にちょっと仄聞した限りでは、明日コラッセでパブリックビューイングやるのですかね、関係の方々が。もし、そういう盛り上がりがあるのだったら、ぜひ福島駅西口のエールビジョンで、決勝はぜひそちらでパブリックビューイングでもやってもらったらなと思っています。
ですから、ちょっと今日はまず朝の会見の準備をしなきゃいけなかったので指示はしておりませんが、盛り上がるのだったらぜひあの大きな画面の前で盛り上がっていただいたらどうかななんて、私が今、思っているだけで実際やるかどうかはちょっとわかりませんけども、それは一つのアイデアではないかなと思います。

(広聴広報課)
他に質問はございますか。
では他に質問がないようですので、以上をもちまして定例記者会見を終了いたします。
ありがとうございました。

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政策調整部 広聴広報課  

福島市五老内町3番1号

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