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更新日:2022年11月21日

令和4年11月4日定例記者会見(インスタ映えスポット出現!~福島駅東口駅前地下歩道「おもてなし階段」お披露目~他4件)

記者会見資料

動画(手話なし)

動画(手話入り)

発言内容

令和4年11月4日定例記者会見
日時 令和4年11月4日(金)午前10時~10時30分
場所 庁議室


1.開会
(広聴広報課長)
それではただいまから定例記者会見を始めます。
本日の発表事項5件を一括して市長からご説明申し上げます。


2.市からの発表
(市長)
本日は発表事項4件と、緊急会議に提出いたします議案についてご説明させていただきます。
まずは東口駅前地下歩道の階段にデザインアートを施すというものであります。
福島市では駅前の地下歩道を、駅前通りとそしてまちなか交流館と一体としたにぎわい空間として運用するようにこれまでやってまいりましたが、この度、福島学院大学情報ビジネス学科とのコラボによりまして、東口の地下歩道への階段を古関裕而のまち福島にふさわしいデザインアートを施すことになりました。
このデザインアートのお披露目式を11月13日、午後1時から1時半の間に行うことにいたします。この日は、まちなかテーマパークというのが行われていますけども、ちょうどその最中にお披露目を行います。
オープニングは申し上げたように古関さんをテーマにしていますので、古関メロディーでのパフォーマンスをやりまして、そしてこれに参加いただきました学生代表によって階段に込めた想いとか、見どころを話していただきます。その後、古関メロディーの合唱ということで【高原列車は行く】を歌いまして、最後、おもてなし階段での写真撮影ということになっております。
それからご来賓として、古関裕而さんのご長男、正裕(マサヒロ)さんをお迎えしておりましたので、こちらの方にもご参加いただくということにいたしております。
デザインはこんな感じでありまして、下から見るとちょうど階段のこの縦の目に、結果的にはこんなふうに見えるようにデザインアートを施します。
こちらにストリートピアノがあるので、本当に古関さん指揮のもと、特にストリートピアノを弾く人にとってみれば指揮をされながら演奏すると、こんなふうなイメージで写真が撮れるものにしています。
今回のデザイン作成にあたってはワークショップを3回開催いたしまして、学生5チームに分かれてチームごとに作品を制作いただきました。最終日に私も参加してプレゼンを実施してもらって、デザインの方向性を確認して最終的にこの案にまとめたということであります。
そして下から見るとこれですけど、上から見ると左側の階段だけに、こういうピアノの鍵盤で、【栄冠は君に輝く】と、これは上からの場合ですね、下からは【高原列車は行く】の旋律をたどるような感じで歩けるように施してあります。
なお片面だけにしたのは、やはり降りるときにこういったものが場合によってはちょっと危ないことになるかもしれないという問題もありまして、その点ではしっかりと安全な場所を右側に確保すると、特に目の悪い方などが怪我などしないようにこのような配慮をして、バリアフリーにも配慮したデザインにいたしております。
1点目は以上であります。

2点目です。
新型コロナの感染が今リバウンドしてきております。
最近の動きはこのようになっておりまして、全数把握見直し後の最小が10月3日、142だったのです。それが直近の数字で言いますと395ということで約3倍に今増えてきております。
これからまた非常に懸念されるのは高齢者のクラスターでありまして、高齢者施設のクラスターは第6波から第7波では、施設のクラスター数でいうと約6倍という非常に多い数のクラスターが出ております。約40件です。最近10月に入っても感染のリバウンド傾向の中で5件のクラスターが発生しておりまして、やはり高齢者の施設のクラスターは重症化リスクが非常に高いので、何とかそこでの防止を図りたいと思っております。
このために、まず高齢者施設のクラスター対策・感染防止対策として、オミクロン株対応ワクチンの年内接種を何とか進めていきたいと思っております。151施設、入所者約5000人いるわけでありますが、その中で約4800人接種ができればと考えております。なお高齢者施設は先ほども申し上げた通り、第6波では40施設でクラスターが発生しているのですね。4回目、あるいは3回目予防接種前の方がいる施設にクラスターが発生してしまうと、接種する時期がしばらく後になりまして、高齢者施設の予防接種が遅くなってしまいます。その分は接種できても、年内の遅い時期になるかもしれないのですが、我々とすれば3ヶ月の間隔で接種できる期間が来れば、できる限り早く高齢者施設での接種を推進したいと思っております。
それから、何よりも高齢者施設で働く皆さんがしっかりと感染防止対策をとっていただくことが大事ですので、感染対策の動画を作りまして、これを施設のみなさんに見ていただいて、そしてしっかりとした対策を実施していただきたいと思っております。
これは福島市の公式YouTubeと市のホームページで配信いたしますので皆さんもぜひ、お時間があったら見ていただければと思います。
約13分の動画で、市保健所の保健師が丁寧に感染対策をご説明いたします。
それから高齢者施設向けのクラスター発生予防の研修会を福島県立医科大学の仲村感染制御部の副部長さんに出ていただきまして、Webで研修会を実施する予定であります。こちらの日時で実施いたしますので、受講希望の方はお早めにお申し込みをいただきたいと思います。
そして高齢者ばかりでなくて、これから感染防止対策を講じながら活動を継続していくという上では準備が重要になってまいります。特に今年は新型コロナとインフルエンザの同時流行が懸念されておりまして、この二つの感染症が同時流行いたしますと、医療機関がとても混雑してなかなかその診療を受けられないというおそれがあります。
そのために市民の皆さんには、医療機関に行かなくても何らかの手当ができる備品を備えていただきたいと思っていまして、それは解熱鎮痛薬、せき止め、抗原検査キット。このようなものはこれからの寒さが本格化する前に備えて、特に高齢者の皆さんなど重症化リスクの高い方は、すぐに医療機関に行っていただきたいと思いますが、そうじゃない軽症の若い方などはこういった備品をもって当面はまずは対応いただきたいと思います。
そして何よりも感染拡大を防止するには、早期のワクチン接種が重要です。ワクチン二刀流と書きましたが、オミクロン株対応ワクチンの年内接種と、それからインフルエンザワクチンの同時接種も可能ですのでぜひお考えいただきたいと思います。
インフルエンザに関しては高齢者への助成に加えて福島市では独自に子どもさんと妊婦さんに1回2500円の補助を行いまして、大体1500円ぐらいで打てるのではないかと思いますので、ぜひインフルエンザの方もお願いしたいと思います。
2点目は以上です。

3点目です。
福島市では、関係人口の拡大と、福島市への応援の輪を広げることを目的に、首都圏の皆さんのネットワーク作りにこれまで努めてまいりました。2年前ぐらいにこれらを企画いたしまして、何とかやれる状況というか企画はしたのですけども、コロナによってなかなかみんなが集まっていただくという場面は作れませんでした。この度ようやくそれが実現をいたします。
11月5日に東京福島市のつどいという会を実施いたしまして、首都圏在住の福島市ゆかりの皆さんの交流会を開催いたします。
時間は6時半から8時ということで、アートホテル日暮里ラングウッドで開催をいたします。
首都圏の福島市関係の方の集まりというのは、一つは福島市ゆかりの会ということで皆さんの参考のところに書いてありますが、本市出身の方とか、なんか親戚関係があるんだとか、そういう方の集まりが、ゆかりの会です。
それから、例えば東京から福島市に転勤してこられて、そしてまた東京に戻って行かれたといったような勤務経験がある方の会が、東京ふくしま笑而会(わらじかい)と、笑うという字と古関裕而さんの而を使っているのですけども、東京ふくしま笑而会というのがありまして、こちらの方がいわゆる転勤者の皆さんの集まり。
そして今回、ふくしまわらじ会という、こちら福島市にいる在勤の方の集まりの方も参加して交流を進めようということであります。内容は今回初めてになりますので、私の方からここしばらくの市政の報告とか、あるいは古関裕而さんのご長男、正裕さん率いる喜多三に演奏していただくとか、あるいは先日委嘱いたしました、ふくしまエール大使大波三兄弟からのビデオメッセージ、そして本市の農産物を活用した料理や地酒、そして観光PRブースといった形で、約80人で開催いたします。その様子を取材いただければと思います。

続いて4点目です。
福島市の四季の里が「恋人の聖地」に認定されたというものであります。
「恋人の聖地」という事業は、NPO法人地域活性化支援センターが実施しておりますが、このたび四季の里が申し込みをしましたところ10月1日に認定を受けることになりました。
11月15日に私が出席をして恋人の聖地銘板授与式というのに出まして、その銘板をいただくということです。銘板のイメージがこんな感じのものになります。
今後四季の里におきましては、四季の里全体を出会いの場にふさわしい場にアレンジしてまいります。また四季の里におきまして出会いの場を創出するイベントを開催していきます。
早速12月24日に民間企業主催で婚活イベント、これは市が後援をしまして開催をいたします。
また四季の里ではこれまでもブライダル事業を実施しておりまして、結婚式前の撮影とかガーデンウェディング、結婚披露宴とやっておりまして、特に撮影の方は人気で結構あるのですけども、今後こういったウェディングを大いにご活用いただきたいと思っています。
前もお話ししましたが結婚の数が非常に減っております。こういった出会いの場、あるいは出会えるような雰囲気をつくることによって、少しでもまた結婚の増加に繋がっていただければと考えております。
4点目は以上であります。

続いて市議会緊急会議への提出議案についてご説明いたします。
議会に11月9日に緊急会議を開催いただくよう市の方でお願いをしました。開催していただけるという見込みであります。
そこに出す議案でありますが、予算関係1件、その他1件、合計2件になります。
予算はコロナ禍における原油物価高対策でありまして、合計いたしますと13億7470万円になります。
主な事業を説明します。
まずは第5弾の市民生活エールクーポンでありまして、第4弾と同じ1セット4500円のエールクーポンを今回は2000円で購入可能という形にいたします。
こうやってみますと購入額よりプレミアムの方が多いという形になりますが、今回物価高が高じておりまして家計がかなり苦しくなっております。その点では我々もどういった形で家計支援できるかということをいろいろ考えました。
例えば水道料金の引き下げとか、そういったものもあるのですけども、やはり物価高というのはいろんなものが上がっている状況なので、買い物券でやるのが一番直接的ではないかなと考えております。またそういった中で措置しますので今回は実際の購入額よりプレミアムの方が多いのですけども、家計支援ということを重視いたしましてこのように手厚いプレミアムが得られるクーポンにいたしました。
このエールクーポンを現在の第4弾と一体的に活用していこうということで、現在発行のエールクーポンは12月25日までだったかと思いますが、この消費期限を来年の2月28日まで延長いたしまして、こちらの第5弾と合わせて、エールクーポン商戦を張っていきたいと思っております。
このエールクーポンは、全ての市民の皆さんにそれぞれの世帯主へ12月の上旬に引換券を発送いたします。そうすれば引き換え後は市内1600店舗で利用可能という形になります。
そして、生活支援の中で子育て世帯と妊婦への支援を手厚くしたい、ということで子育て・マタニティーエールクーポンという、これは別建てで先ほどのエールクーポンは市民全員に出すとして、それに上乗せをして子育て家庭とマタニティの方にはお出しをします。
こちらは、1人当たり9000円分のエールクーポンを購入引換券ではなくて、クーポン自体を贈呈するという形ですね。そういう形で実施をいたしますので実質9000円の給付と同じという効果になるかと思います。
対象は18歳以下の子どもさん。これは平成16年4月2日以降に出生した方ということで、現在ストレートでいけば高校3年生までの方という事になります。
それから妊娠されている方で、2月28日までに妊娠届けを提出される方が対象になります。
18歳以下のお子さんには12月の上旬にこちらも一応引換券になります。引換券をお渡しして、それを引き換え所に持っていくと自己負担なくエールクーポン2冊分が引渡しをしてもらえるという仕組みにしております。
それから妊娠されている方にも同様に12月の上旬にご案内をいたしますが、それ以降の届け出の場合は届け出時に直接手渡しをするという形にしております。
こちらも、給食費のさらなる補助とかいろいろ考えたのですけども、例えば給食費だと一番お金のかかる高校生は対象外になってしまうわけですね。それから幼稚園に入っているお子さんなども対象外だし、おうちで子育てをしている人も対象外になってしまうということで、その点では一番このエールクーポンが幅広く行き渡るだろうということで、こちらの仕組みを使いました。
続いて児童施設の運営支援です。
施設の光熱水費高騰に対する支援に関しましては県の方で高齢者施設とか障がい者施設は実施をしております。しかし子どもに関する施設に関しましては、これは対象外になっておりまして、こちらは市の方で実施したいと考えております。
保育所、認定こども園、あるいは放課後児童クラブ、幼稚園、児童センターなどの私立の施設に市の方から運営費を支援いたします。
対象期間は、今年の4月から来年3月の支払い分までということでありまして、教育保育に要する光熱費の負担増分を市として支援をいたします。具体的には4年度と3年度分を比較いたしまして、入所児1人当たり6600円を上限に保育所の場合は支援をしようという形にしております。
その他の施設に関しては保育所が12時間開いていますので、実際に運営されている時間などを勘案しながら単価を設定して、それを上限に光熱費の支援をしていきたいと考えております。合計すると6400万円になります。
それから続いて物価高騰等に直面する事業者の支援といたしまして、事業者の省エネ設備の導入支援を行います。この冬は、何とか節電などをして電力需要などの逼迫に備えようということになるかと思いますが、それだけではなかなか進歩がありません。そのために事業者の省エネ設備の導入支援を行いまして、今後も継続的に経営の効率化、あるいは温室効果ガスの削減に資するようなそのような取り組みを支援していきたいと思います。1億550万円を計上しております。
対象は市内に本店または支店が所在する中小企業あるいはその他の事業所でありまして、対象期間は12月上旬から3月10日までの申請分までという形になります。なお納期の都合上、来年度にずれ込む場合にはこれはちょっと2月上旬までの申請ということにしております。これは我々として繰り越しの手続きといいますか一定の手続きが重要になってまいりますので、このような取り扱いにしております。
対象になる製品はエアコンなどの9品目でありまして、やはり省エネの性能を重視しております。統一省エネラベルの多段階評価点がこの星三つ以上または、15%以上の省エネ改善効果が確認できるもの。これらを導入するときに、市において2分の1以内、上限50万円分を補助しようというものであります。
この範囲内であれば複数の製品を購入することは結構ですが、1法人あたり1回限りの申請ということにしております。
それから続いて農業に対する支援であります。まずは肥料価格の高騰対策支援ということで、化学肥料の値段が高騰しているわけです。できる限り今後化学肥料に頼らないそういう体制作りが重要であります。このために果樹選定枝を炭に変えて保肥力を高める土壌改良材として有効活用する、そういう炭化器を設置していただくとそのための支援を行うというものであります。
対象は市内で登録のある果樹販売農家で炭化器の導入費用の2分の1上限8万円であります。全体で560万円計上いたしております。炭化器のイメージはこんな感じになりますね。
それから施設園芸エネルギーの転換支援として、既に6月補正におきまして炭化器や省エネ設備導入支援、これを3分の1で市として補助することにしておりましたが、やはり昨今のこの転換需要が非常に高いということを踏まえまして、こちらの補助率を3分の1から2分の1に拡充をするというものであります。
対象の施設は、地中熱のヒートポンプとかバイオマスのボイラーといったような、いろいろな園芸施設への燃油を必要としない暖房設備を対象にしております。
予算の方は特段今回増額いたしません。既定予算対応です。
最後、「ちょうどいい旅、ふくしまステイ。」周遊促進費で700万円を計上しております。
現在様々なスタンプラリーなどを実施しておりますが、多くは年内に終了する見込みであります。一方で冬季間の観光というのはいわゆる閑散となる傾向にありますので、冬季の観光の刺激策としてこの事業を実施いたします。
QRコードを利用したデジタルスタンプラリーで市内のスポットを回遊していただいて、ポイントを集めアンケートに答えていただければ応募できると。
そして応募された方には抽選で、温泉の宿泊券やスイーツプレミアム商品など総額100万円が当たるというものにしております。
こちらにあるように四季ごとの観光客数が書いてありますが、大体冬場が一番少ないので何とか冬場の底上げを図りたいというものであります。
そして最後でありますが専決処分の承認の件でありまして、これは令和4年度の一般会計予算第8号で、国の低所得者世帯に対する5万円の給付などの対策を専決処分したものであります。
私からは以上です。

(広聴広報課長)
それではただいまの発表事項についてのご質問をお受けします。ご質問ある方は挙手をお願いいたします。
ご質問ございませんか。
ないようですので発表事項以外で、ご質問ございましたらお受けしたいと思います。
発表事項でも結構です。
他のご質問もないようですが、よろしいですか。
それではないようですので以上をもちまして、本日の定例記者会見を終了いたします。
ありがとうございました。

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政策調整部 広聴広報課  

福島市五老内町3番1号

電話番号:024-525-3710

ファクス:024-536-9828

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