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更新日:2023年2月9日

令和5年1月19日定例記者会見(「福島市電子図書館」サービスを開始します他1件)

動画(手話なし)

動画(手話なし)

発言内容

令和5年1月19日定例記者会見
日時 令和5年1月19日(木)午前10時~10時30分
場所 庁議室


1.開会
(広聴広報課長)
それではただいまから定例記者会見を始めます。
本日の発表事項2件を市長からご説明申し上げます。

2.市からの発表
(市長)
今日はいつもよりは少なくて2件でありますが、私からまず説明をさせていただきます。
最初は、福島市の電子図書館サービスを開始するというものであります。
こちらにあるように電子図書館サービスは、年中無休24時間対応可能で文字の大きさも変更できたり、あるいは読み上げてくれるものもあります。そして何よりも図書館に来館することが不要で期限が来たら自動返却もできるということで大変この電子化の時代には便利なサービスだろうと思います。これを2月1日午前10時からスタートいたします。
電子図書館で借りられる電子書籍は、こちらにあるような内容になっておりまして、合計いたしますと約1万1000タイトルという形になります。現在県内にある電子図書館のサービス冊数からすると、大体これまでの最大の2倍以上の県内最大規模という形になるかと思います。この電子図書館を利用できる方は本市に在住、あるいは在勤在学の方で、貸し出し冊数は2点まで14日間にわたって借りることができます。予約の上限冊数は2点で、取り置き期間は3日間という形になります。1回だけ延長ができますが次の利用者の予約が入ってないものに限ります。
電子図書館というと普通、電子データというとダウンロードして利用することをお考えかもしれませんが、電子図書館はダウンロードしてオフラインで閲覧することはできません。あくまでも図書館にネットを繋いでいる状態でサービスの利用ができます。
利用手順としては最初に窓口で図書貸出券を取得する必要があります。既に有効な図書貸出券を持っておられる方は不要ですけども、まだ福島市の図書館の貸出券を持っていない方、あるいは有効期限が切れている方は、まずは貸出券を取得してください。その上でオンライン申請または窓口でパスワードを取得して、それでログインすれば利用できるという形になります。本市にお住まいじゃなくて在勤在学の方が窓口で図書貸出券を取得する際には、本人確認書類を忘れないようにお願いしたいと思います。
具体的な画面はこちらにあるように、福島市のホームページの市立図書館に入っていただきますと、電子図書館というこういったボックスがあります。こちらをクリックしていただけるとこの画面が出て参りまして、そこで利用者IDとパスワードを入力してログインすることが可能という形になります。非常に簡単な操作でできますので、電子図書館サービスをご利用いただきたいと思います。
特に今回のサービスには読み上げ機能もついています。もちろん本によってそれが利用できるものと利用できないものがありますが、読み上げ機能に対応したものは読み上げてくれるということで、目の見えない方でも利用しやすい面がありますので、ぜひこちらの方をご利用いただければと思います。
まず1点目は以上であります。

2点目は新型コロナワクチンでありまして、2月から受験生や働く世代の接種促進のために、帰宅途中に接種が予約なしで受けることができる駅前接種というのを行うというものであります。
現在の感染状況をその前にご説明いたしますとこのようになっております。第8波に入りまして12月の初めぐらいにピークがやってまいりました。その後減ってまいりまして、この年末年始の休みで再拡大をしてまたさらに拡大するかなと我々心配したのですが、1月10日ぐらいからはむしろ減少気味になっておりまして、このような状況です。しかしながら、10月初めの第7波から第8波に移行するときの底と比較いたしますと、約3. 2倍の引き続き高い水準で感染が続いているという状況にあります。
こうした中で、県が2月5日まで医療ひっ迫警報を出しているわけでありますが、病床利用率の方は確保病床に対して福島市においては50.5%ということでありますが、病院のクラスターで確保病床に移らないでそのまま別のベッドで入院されているという方も含めますと、現在は110%を超えるということでかなりひっ迫している状況にあります。
そしてあと現在我々が非常に警戒をしているのは、インフルエンザとの同時流行です。インフルエンザに関しましては、福島市内では12月の最後の週から流行期に入りました。その後もこのような状況で推移しておりまして、1月9日から15日の週に関しては、その前の週に比べるとちょっと減ってはいるのですけれども、これはあくまでも医療機関定点での数値、12医療機関の患者さんで表しているのですね。一方で別の統計で学校とか保育所、幼稚園から報告されている数字を見ますと、昨日にインフルエンザで休んでおられるお子さんは、その1週間前に比べて2倍ぐらいになっておりまして、その点では現在もインフルエンザの小流行ではありますけども拡大が続いていると見てよろしいかと思います。
そうした中でオミクロン株対応のワクチンにつきまして、福島市は現在全人口の49.3%、もうすぐ50%という接種率になっております。高齢者は74. 4%、60から64歳は65.6%、50代は57.5%と比較的高くなっているのですが、こちらにあるように10代から40代はこの上の層に比べると、接種率が低いという現状があります。
やはりなかなか時間が取れないといったような方もいらっしゃるかと思いますので、我々としても、今受験シーズンを控えて、そしてその受験生を守る、あるいはその家族の皆さんが受験生を守るためにも、接種をできる限りご検討いただきたいなと思っております。
そのために、福島市は1月に予約なし接種をNCVアリーナにおきまして、水曜、金曜、土曜の3日間実施をしております。2月からは、やっぱりNCVだと向こうまで行くのが面倒だという方もいらっしゃいますので、駅前の街なか交流館で水曜と金曜に実施することにいたしました。時間は午後4時15分から6時45分までの受付ということで、高校生だったら学校帰りに、それからお勤めの方も帰宅途中で接種を受けられるという体制を作ることにしております。定員は各日先着50人ということになります。場所は街なか交流館、エスタビルの地下にあります。
それから、しっかり予約してやりたいという方には予約も可能ですので、ご希望の方は予約サイトからオンライン予約か、あるいはお電話で予約をしていただければと思います。
予約なしでも可能ではありますけども、接種券は必要ですのでぜひこちらにあるように接種券と本人確認書類、それからお持ちであればお薬手帳を忘れずにお持ちいただきたいと思います。
使うワクチンはファイザー社のオミクロン株対応ワクチンBA.4-5対応型のものになります。これから本当に受験生の皆さんは大事な時期を迎えます。コロナに罹って本当にこれまでの努力が十分発揮できないということにならないように、ぜひワクチン接種の方もご検討いただきたいと思います。
これは受験生だけじゃなくて周りのご家族の方もぜひご検討いただければと思います。
それから併せてインフルエンザの方も先ほど申し上げたように、最近流行でどんどんと拡大してきている状況にあります。
福島市では高校3年以下の子どもさん、それから妊婦、高齢者の方には接種に対する助成を行っております。これは1月末までとなっておりますので、ぜひインフルエンザも心配だという方は1月末までにインフルエンザのワクチンを打っていただければと思っております。同時流行への警戒の意味からも、早めの接種をお願いしたいと存じます。
私からは以上であります。

(広聴広報課長)
それではただ今の2件の発表事項につきまして質問をお受けいたします。
ご質問のある方は挙手をお願いいたします。
(福島テレビ)
電子図書館に関して質問があるんですが。
まず、市長としての若干かぶるんですがコメントとしまして、今回対応するいきさつでありますとか、あとは改めてそのコロナ禍という状況もあって、メリットなんかもあると思うんですけども、その辺でコメントをいただいてもよろしいでしょうか。
(市長)
やはりコロナ禍で、新しい生活様式の浸透というのが課題になっておりますし、それから何よりもデジタル化を進めていくというのは、我々として重要な課題なわけです。
その点では図書館サービスも電子化すれば、こちらにあるようにいつでもどこでも利用できますし見やすく便利なわけですね。その点ではこういったものは必ず早くやらなきゃいけないと思って今回開設をすることにいたしました。
市民の皆さんにもぜひご利用いただきたいと思っています。
(福島テレビ)
先ほど県内で最大規模だというお話を伺いましたが、もしわかるのであれば、今県内の公立図書館のある自治体で実施されているところはどこなのかとか、あとは2倍という話ありましたけど、県内の今、他の自治体で実施している状況というのもわかれば教えてください。
(市長)
これは我々が調べた範囲での話でありますが、郡山市、伊達市、いわき市、須賀川市で既に実施されていると伺っております。そのうち、用意されている冊数の最大は、郡山市の約4600冊と伺っております。
(時事通信)
電子図書館サービスについてまた追加でご質問なんですけども。
コンテンツ数が約1万1000タイトルというので、これは市立図書館の蔵書の一部という認識でよろしいですか。
(市長)
そうですね、ただ電子図書に馴染むものというか、そういったものを我々として取り揃えました。
一つはまず図書館になかなか足を運べないビジネスマンとか、あるいは子育てでなかなか外に出られないという方ですね。あるいは中高生向けのもの、こういったものをまず重点的に選びました。
それから2点目は福島市では小中学生の読書に特に力を入れておりますので、小中学生の読書意欲を向上させて、図書館利用に繋がるものというのを用意いたしました。
それから3点目は先ほど申し上げたように文字を大きくしたり、読み上げたりすることもできますので、視覚障がい者など読書が困難な方が利用できるものということを重点に用意した図書を選択いたしております。
(時事通信)
それでは、電子図書館サービスだけで楽しめるコンテンツみたいなのもあったりするんでしょうか。
(図書館長)
電子図書館だけでということになりますと、オーディオブック、聞く本、読み上げっていうのもあるんですが、その他に、聞く、オーディオブックというようなもののコンテンツの方も揃えております。
(市長)
要するにリアルの図書館にはないものがあるかということなのでそれでちゃんと答えれば。
(図書館長)
聞いて、聞き流すといいますか、聞いて対応するようなそういったコンテンツもありますし、あと動画のコンテンツというのも少しではありますが準備するようにしております。
(市長)
だからそれはリアルにはないのかってこと。リアルにないものをここで用意しているかということ。だから今動画でもDVDとか何かで用意してれば、同じものがリアルでも見られるのでしょうけど、図書館に行って見られないものが電子図書館にあるかということ。
すいません、ちょっとまた確認させてもらいます。
(福島民報)
電子図書館サービスについてなのですが、この図書館に置いてある蔵書とちょっとほぼ一緒のものが見れるってことですけど、これ、電子書籍用に、その画面っていうのは普通の本のを複写したようなものではなく。
(市長)
そうですね、電子図書のライセンスを我々が買い取って用意するのです。ですから当然電子図書専用のものになっていると思います。
もっとも、作るときに普通の本と同じような文字数とかなんかとかその辺はいろいろあるかと思いますけども、あくまでも電子図書専用のコンテンツを用意いたしております。
(福島民報)
今回の電子図書館サービスの開始に当たって電子書籍を市が買ったってことですね。
(市長)
そうですね、権利を我々が買い取っています。
(福島民報)
すいません、詳しくなくてあれなんですけども、例えば人気のあるタイトルとかを増やしたりするっていうのもやっぱり権利の問題でできなかったりするんですか。
(市長)
それはあくまでも買った権利の分しか我々は用意できないので例えば3タイトルというか、ライセンスを3つ、ある本に関して買ったとすればもう3冊分しか貸し出しできないということになります。
(福島民報)
同時に閲覧できないわけなんですね。
(市長)
そうです。当然そういった権利保護もあるからだと思いますけど、要するにダウンロードはできないわけです。あくまでもその見ているところで現実に本が貸し出されているような状況になってきています。

(広聴広報課長)
他にございますか。
よろしいでしょうか。発表事項については以上とさせていただきます。
次にその他の質問ということで、発表事項以外で皆様からのご質問をお受けしたいと思います。
(福島テレビ)
ゴミの問題に関して、ちょっと2、3点あるんですが、昨日市内のセブンイレブンさんで「てまえどり」が始まったという取り組みがありまして、弊社の方でも取材させていただいたんですが、それに対しての率直な、まず市長の感想というかですね、いい取り組みだと思うんですが、その受け止め方をまず聞かせてください。
(市長)
どうしても、いち消費者として言うと新しいものを取りたがるのですけども、やっぱりゴミを減らしていくという観点からすると、すぐに食べるようなもの、あるいは賞味期限の中で食べるものはできる限り手前から取っていただいて、みんなの協力でゴミを減らしていくということが大事だと思いますので、ぜひ市民の皆さんには、こういったものが貼ってありますのでこれをご覧いただいて、ぜひご協力いただきたいと思います。
(福島テレビ)
そのゴミの関連なんですが、なかなか福島市ですとですね、ゴミの量がですね、多い状況が続いてまして、今審議会の方で意見書近日中に手渡されるという話を伺いました。なかなか市民のご理解も必要かと思うんですが、これからの減量の状況も含めて、あとはその有料化という話も出てきているようなんですが、それに関して市長どのようにお感じになってらっしゃるのか聞かせてください。
(市長)
ゴミの減量化と有料化に関しては、これまで審議会から一定の目標を持って、基準年から20%減量化できなければ有料化やむなしという答申をいただいて、我々ゴミの減量化に努めてきたわけです。
市民の皆さんにも協力いただいて、このコロナ禍とか災害の中ではあったのですけども、減量はできているんですね。しかし目標まで達しきれていないと、それはコロナとか災害の要素を差し引いても達していないという状況にあって、その点では私どももまだ努力不足かなと思っています。
その点では審議会の意見からすればゴミ有料化やむなしという状況なので、有料化自体をどうするかということで我々は判断していかなきゃいけないわけですが、改めてこの今の取り組みを審議会にお示しをして、ご意見を今伺ってもうすぐ答申が出るという段階になるわけです。そのご意見を踏まえて、市として有料化をどうするか最終的に判断をしてまいります。
ただ有料化するか否かは別としてまだまだ減量化に向けた取り組みは進めないといけません。ですから、先ほどのこの「てまえどり」なども新たにやっているわけでありまして、今後も市民の皆さんにご協力いただきながらゴミ減量に向けた取り組みは強力に進めていきたいと考えています。

(広聴広報課長)
他にございますか。
よろしいでしょうか。
質問が無いようですので、以上をもちまして本日の定例記者会見を終了いたします。
本日はありがとうございました。

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このページに関するお問い合わせ先

政策調整部 広聴広報課  

福島市五老内町3番1号

電話番号:024-525-3710

ファクス:024-536-9828

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