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更新日:2022年11月7日

令和4年10月6日定例記者会見(「福島わらじまつり」を「ええじゃないか豊橋まつり」で披露!他3件)

記者会見資料

  ◆福島市保健所管内年代別陽性者数(PDF:38KB)

動画(手話なし)

動画(手話入り)

発言内容

令和4年10月6日定例記者会見
日時 令和4年10月6日(木)午前10時~10時30分
場所 庁議室


1.開会
(広聴広報課長)
それではただいまから定例記者会見を始めます。
本日の発表事項4件を一括して市長からご説明申し上げます。

2.市からの発表
(市長)
私から4件説明させていただきます。
まず1点目は、福島のわらじまつりを豊橋市のええじゃないか豊橋まつりで披露するというものであります。
古関裕而さんの妻、金子さんの出身地である豊橋市とは、朝ドラ「エール」をきっかけといたしまして、交流を深めてまいりました。この7月には福島花火大会において、豊橋市伝統の手筒花火が打ち上げられたところであります。その際に豊橋市長から私に今年のええじゃないか祭へのご招待がありまして、福島市としては、返礼を兼ねて、福島市のわらじまつりをご披露しに行くということにいたしました。
併せて、この祭りの期間中、福島の旬のフルーツの販売を行ってくだものの宝石箱と言われる福島のPRをして、豊橋市の市民の皆さんに福島市のいいところを知っていただきたいと考えております。
こちらにあるように豊橋市のお祭りというのは来場者60万人以上ですから、福島市のわらじまつり、大体30万人であります。したがって、倍以上の方がいらっしゃるという非常に大きな祭りになっております。
そして総踊りの参加者は例年2万人以上ということで、かなり熱気にあふれた踊りになります。今年度は上限1万人ということで、やや縮小して実施をするということでありますが、非常ににぎわいのある祭りに違いはありません。
そういった中で10月15日に行われる総踊りのときに、福島市のわらじ祭りをこちらでご披露するというものであります。わらじはフルサイズの日本一の大わらじ12mのわらじではなくて、中わらじ、長さ7mのものになります。そして福島市からも担ぎ手が豊橋市を訪問いたしますが、全て福島市でやるのも大変でありますし、担ぎを福島と豊橋市で一緒になってやるというのが一つのまた交流になりますので、豊橋市からも担ぎ手さんを出していただいて一緒になって担ぐようにしたいと思います。
また15日16日、豊橋公園で観光物産博覧会、農産物博覧会という非常に大きな催しがあるのですが、そこで福島市のブースを出展して、福島市の果物、リンゴや梨、洋梨の販売を行って福島市の美味しい果物を豊橋市民の皆さん、あるいはおいでいただく皆さんに味わっていただこうと考えております。ええじゃないか豊橋まつりの雰囲気はこんな感じでありまして、本当に総踊りはかなりの方が出てかなり壮観かなと私も楽しみにしております。こちらは物産展の模様でこういったものがかなり公園内で出店をするということで、福島市のPRもできるものと期待をしております。
1点目は以上であります。

2点目はネーミングライツパートナーの募集であります。
福島市ではこれまでもネーミングライツを進めてまいりましたが、今回新たにスカイパークと庭球場、そして信夫ヶ丘競技場の三つに関しましてネーミングライツパートナーを募集いたします。
この有効活用を通じた自主財源の確保と、あるいはその施設の知名度、あるいは親しみやすさ向上を図るためにネーミングライツを募集するものであります。
ご承知のようにスカイパーク。室屋義秀選手の活動の本拠地になっておりまして、非常に我々とすれば対外的にアピールできるものではないかなと思っております。天空の飛行場にいい名前をつけていただいて、パートナーとともにウィンウィンの関係を築くことができればと思います。
それから二つ目は、森合にある庭球場、テニスコートでありまして、こちらは市内のスポーツ施設でも非常に利用いただいている庭球場であります。コートは18面ありまして、令和3年度の利用者数は12万人余りということで、コロナ禍であってもかなりの数の皆さんにご利用いただきました。その点ではネーミングライツの募集をするにあたって、我々としてはアピール力があるのではないかと判断をしております。
それから三つ目は、信夫ヶ丘競技場でありまして、こちらはこの数年で再整備をいたしましてスタジアムなどもかなり綺麗になりました。そして、こちらは聖火リレーの福島市の出発地にもなりましたし、来年5月21日に開催される福島シティハーフマラソンのスタートとゴール地点になるということで、一番のメイン会場になります。こういった陸上競技以外にもサッカーやラグビーなどの会場としても親しまれておりますので、ネーミングライツとして非常に有望ではないかと私としては考えております。
応募に際しては施設の名称、それからネーミングライツ料、これはいずれの施設も年間100万円以上ということであります。それから契約期間は令和5年4月1日、来年の4月1日から3年以上5年以下で、ご提案をいただきたいと考えております。募集期間は本日から11月30日まででありまして、募集に際しましては募集要項をご覧いただいてご検討いただきたいと思います。お問い合わせ先はこちらになります。
選定方法につきましては、提出いただきました書類に基づきまして、市の内部に設置しますネーミングライツパートナー選定委員会で総合的な評価を行って、優先交渉権者を選定いたします。選定は、応募資格を満たしているかどうか。それから応募者の提案内容、相性とかネーミングライツ料、こういったものを評価させていただいて、パートナーを決定していきたいと考えております。
2点目は以上であります。

3点目は、前回の記者会見で発表しました12誘導心電図伝送システムに関しましてデモンストレーションを行うというお知らせであります。
12誘導心電図の概要につきましては前回お示しした通りでありますが、こういったものでありまして、通常だと病院に着いてから心電図を測定してそして診断し、手術などの準備をするというこれまでのフローでありましたけれども、今回は救急車が到着した時点で心電図を測定して、そしてそれを病院に送って、病院の指示のもと、一定の現場での措置をすると同時に、病院側もその時点から急性心筋梗塞の治療の準備をするということで、大体救急車が到着する時間が平均12、3分ですから、その12、3分治療スタートが短縮されるということで我々救命効果があると期待しているものであります。
今回は県立医大の病院のこちらの方でデモ会場を設けまして、皆さんにこの模様を公開しようというものであります。内容は12誘導心電図の伝送の実演でありまして救急車内での伝送の様子、それから病院内での受信の様子。これは本来、離れて1ヶ所で見られるわけはないのですけども、今回医大で実施をするということで、両方メディアの皆さんにその様子をおわかりいただけるかなと思っております。
また12誘導心電図の伝送の有効性につきまして、県立医大付属病院の循環器の内科のドクターから皆さんにご説明をさせていただきます。
お申し込みにつきましては10月7日まで、明日までにご連絡いただきたいので、よろしくお願いいたします。

最後は補正予算についてであります。
昨日付けで、福島市一般会計補正予算第8号を専決処分いたしました。
今回はコロナ禍における原油価格物価高騰等総合緊急対策の関連と3月の福島県沖地震の関連であります。合計すると17億3000万円で、財源内訳は、国、県、それぞれご覧のような額になっております。こちらからわかる通り、今回は市の負担がないものについて議会のご理解をいただいて、専決処分をさせていただきました。
まず一つ目は、価格高騰緊急支援給付金でありまして、これは9月20日だったでしょうか、国が決定した低所得者向けの1世帯当たり5万円の給付に関する予算です。こちらは15億9000万円になります。
物価高騰は10月1日を期にさらに進行しておりまして、我々としてもできる限り早く、こういった対策を実施したいと考えております。
そのために、この低所得世帯への1世帯当たり5万円の支給に関して今回専決処分をし、こちらにあるように12月の下旬には支給開始をしたいということであります。
対象は令和4年度の住民税非課税世帯でありまして、9月30日が基準という形になります。それから、非課税世帯でなくてもこれまでの低所得対策と同様に、この期間の中で家計が急変をして、世帯全員の年収見込みが市県民税非課税水準以下になったような世帯、こちらを対象として給付いたします。市としましては、約2万9000世帯を想定しております。
今後の手順としてはこれから準備にかかりまして、11月の上旬にはまず非課税世帯にはこちらから確認書を発送いたします。そして申請をいただくという形になります。申請というかそれに応じていただくということですね。
それから家計急変世帯は申請が必要ですので、これも11月の初めから申請を受付するということにしております。その上で11月の下旬には支給を開始しまして、何かとお金が必要になる年末の時期には、手元に5万円が届いているという状況にしてまいりたいと思います。
1点目は以上であります。

それから2点目は、3月の地震の関係で住宅の応急修理の支援としまして1億4000万円を計上するというものであります。それから住宅の応急修理、こちらは1億4000万であります。3月の地震に関しましては、福島市としてはできるだけ早期に着手しようということで、昨年の地震とほぼ同規模であったことから、当初昨年と同様の1200件を想定しまして、予算としては4億5600万円、3月議会で予算措置をいたしました。その後受付が進行してこの9月末をもって受付を終了致しました。その結果、今回は昨年よりもかなり多い1549件の申し込みがありまして、それに応じて予算が足りなくなる見込みが出てまいりましたので、合計すると5億9600万円ぐらいになるということで、それで今回その足りない額の1億4000万円を追加補正したというものであります。こちらも追加補正をした上で、早急にこの支援の実施に努めてまいりたいと考えております。

発表は以上でありますが新型コロナについて若干申し上げたいと思います。
先月の26日から全数把握が変わりまして、福島市であればこれまで福島市というのが全部わかったのですけども。現在は福島市で何人いるかというのは、これは明確にわかりません。しかし、福島市管内の医療機関で把握をした数というのは大体我々の街の傾向を反映しているだろうと考えられるわけであります。
そこで9月26日から10月4日までの福島保健所で把握した、あるいは福島市内の医療機関で把握した患者さんの年代別の内訳を見てみますと、このようになっておりました。この圧倒的に多いのが10歳未満でありまして、続いて10代未満が多くて、おそらくこの子どもたちと接する機会の多い、30代40代が多くなっていると、こういう傾向が見てとれたわけであります。
今回の第7波は、これまで以上に全世代で感染が広がっているという傾向が見て取れたのですが、かなり感染が下火になってきた現在においては、どうもこの子どもたちを中心とした拡大が生じているのではないかと我々推測をしております。
ついては、やはり子どもたちの感染、学校や保育所幼稚園への感染というのは我々も十分注意をしてまいりますし、こちらのお子さんに関連したご家庭とか、あるいは学校、保育所などでも引き続き十分注意をして、感染防止を徹底していただきたいと思います。やはり、子どもたちからまた大人に移って、大人からまた全世代に広がるというパターンもありますので、ご注意いただければと思います。
そして今後期待されるのがオミクロン株対応のワクチンでありますが、10月5日、昨日までに福島市内では4348人の方が接種を終えております。これは2回目まで接種が終わった方のうち12歳以上の方なのですが、12歳以上で2回目まで終わった方の全体は約23万人ぐらいです。当然まだオミクロン株対応ワクチンを打てない方もいらっしゃるわけでありますが、この全体の23万人の今1.9%という状況になります。3回目4回目でどちらがオミクロン株対応ワクチンを打っているか見ますと、3回目では236人の方、4回目では4112人の方が打ってらっしゃるわけですけども、現在は3回目4回目を打っていなかった方が接種しているという状況ですから、そういった方はどちらかというと、接種を敬遠されていたと思うのですね。その点では、このオミクロン株対応ワクチンになって、やっぱりやってみようかということで打たれた方が多いのではないかなと私としては判断をしております。そうした中で特に3回目を打っていない方というのは、2回目まででもういいやということで見送っておられたと思うのですが、それでも200数十人の方は今回、オミクロン株対応ワクチンを打たれている。それから年代別に見ると結構、12歳から15歳の方が打たれていたので、やっぱりこれは若い方もオミクロン株対応ワクチンだったら打ってみようかという気にもなってきているのではないかなと考えております。
今後、新型コロナとインフルエンザとの同時流行も懸念されます。
ぜひ感染に関して不安な方に関しては、できる限りこのオミクロン株対応ワクチンを打っていただければと考えております。我々も夜間接種なども始めましたが、改めて接種環境を充実させながら、あるいは様々な方法で若い世代なども打ちやすくしながらオミクロン株対応ワクチンの接種に努めていきたいと考えております。そして福島市の場合、学校とか幼稚園、保育所のエッセンシャルワーカーに対しての先行接種をやっております。こちらの感染状況でもわかる通り、やはりこういった施設での従事者というのは、感染するリスクが高いという状況にもなりますし、またそういった方がかかればまた子どもたちに感染していくという面がありますので、できるだけ従事者の皆さんは早めに打っていただけると私としてはありがたいと思っております。
私からは以上です。

(広聴広報課長)
それではただいまの発表事項についてご質問をお受けします。
質問のある方は挙手をお願いします。

(福島民友)
わらじまつりを豊橋まつりでという最初の発表事項なんですが、内容は今日発表したものでわかりました。
ちょっと関連にはなってしまうんですけども、豊橋側から、友好都市というか、そういうような提案もかつてあったかに、記憶しているのですが、こういうふうに今年の夏、豊橋市長も福島に来られている。
今度は木幡市長も豊橋を訪問するという流れができていて、何かそこら辺って、進展があるとか、こういうふうに考えている、などあればお聞かせください。
(市長)
今回浅井市長もいらっしゃって、あるいは豊橋市から議長さんもいらっしゃいました。今回は私も行きますし、真田議長も伺う予定でおります。今回、両者のある意味で誇りとするものを交換して市民に見ていただくということで単なるこういう行政とか議会トップの交流にとどまらないで、市民の皆さんの中でもそれぞれ機運が盛り上がってくるのではないかなと期待をしております。
そうしたことを受けて、我々も前向きに友好都市に取り組んでいこうということは、考え方としては一致しておりますので、今後、そういった市民の盛り上がりを改めて確認をし、その上で必要な手続きをどのようにやっていくかというのを両市で検討していくことにしております。
できるだけ早い時期にいいお知らせができればいいのではないかなと、私としては期待をしております。

(広聴広報課長)
他にございますか。
よろしいでしょうか。
ないようですので発表事項については終了させていただきます。
その他の質問をお受けしたいと思います。何かございますか。
(河北新報)
もしかしたら以前もおっしゃっているかもしれないですけど、新型コロナウイルスの感染者数の把握について、今、先ほどの発表事項でおっしゃったように福島市内という形での把握はできなくなったというか、把握の仕方が変わったと思うんですね。
以前からこれまでの感染者数の経過だとかっていうのをお示ししながら、市民にいろいろと今の状況の説明しようとされてきたと思うんですけど、そこで今回、全数把握変わって、少し市としても情報の把握の仕方が変わったということで、改めてその全数把握から、少し把握の仕方変わったということについて、ぜひとまでは言えないんですけど、どういう感想、思いをお持ちなのか教えてください。
(市長)
いろんな物事というのは、いい面もあれば悪い面もあると思います。今おっしゃったみたいに、福島市としての全体が把握できなくなったというのは、今回の全数見直しの一つのデメリットではあるというのは、これは間違いありません。ただ、しかしながら、全数把握をすることに伴う様々な負担を考えると、やっぱり全体としては負担が軽減されて、そして高齢者をはじめとする重症者などへの、あるいは重症化リスクの高い方への対応の重点化とかが図られたのではないかなと思いますし、それから医療機関におきましても、一定の余裕ができることでコロナ患者だけではなくて、コロナ意外の様々な患者さんへの対応というのをしっかりとできる体制が作られたということで、私としては評価をしております。
とりわけ、インフルエンザなどもあくまでも定点観測でしかやっていないわけです。新型コロナに関しても、かなり症状としては重症化リスクの低いこの疾病といいますか、感染症になってまいりましたので、今後より一般化するというかその症状に応じた体制を作っていく上では、一つの一律化というか、そういった過程に来ているのだろうなと考えております。

(広聴広報課長)
他にございますか。
よろしいでしょうか。
ないようですので以上をもちまして定例記者会見を終了いたします。
本日はありがとうございました

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このページに関するお問い合わせ先

政策調整部 広聴広報課  

福島市五老内町3番1号

電話番号:024-525-3710

ファクス:024-536-9828

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