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更新日:2022年10月6日

令和4年9月15日臨時記者会見(新型コロナワクチン9月27日からオミクロン株対応ワクチンの接種を開始します他1件)

記者会見資料

動画(手話なし)

動画(手話入り)

発言内容

令和4年9月15日臨時記者会見
日時 令和4年9月15日(木)午前10時~10時20分
場所 庁議室


1.開会
(広聴広報課長)
ただいまから臨時記者会見を始めます。
本日の発表事項につきまして、市長からご説明申し上げます。

2.市からの発表
(市長)
今日は臨時にお集まりいただきましてありがとうございます。
今日はオミクロン株対応型のワクチン接種について発表させていただきたいと思います。
オミクロン株の対応ワクチンは、今回オミクロン株のBA1対応という形になりますが、従来のワクチンを上回る重症化予防効果が期待でき、また今申し上げたようにオミクロン株に対応するということで、短い期間になる可能性はありますが、感染予防効果や発症予防効果も期待されているものであります。
対象者は2回目まで接種を終了した全ての12歳以上ということになっておりまして、前回の接種から5ヶ月以上たった方が接種を受けることができます。使用するワクチンはファイザー社製とモデルナ社製の2種類が現在のところありますが、ファイザー社製の場合は12歳以上が可能になります。一方でモデルナ社製の方は18歳以上ということで、それぞれ対象者が違っているのが今回のワクチンであります。
福島市におきましては、皆さんの資料のリード文にありますように、オミクロン株対応ワクチンが9月19日の週に配送される見通しとなりました。このため本市では、この現在のワクチンから混同を避けるために、オミクロン株対応ワクチンとの切り替えを行った上で9月27日から実施いたします。
個別接種はファイザー社製を使用し、集団接種の方はファイザー社製とモデルナ社製の両方を使用して開始するという予定であります。
それに先立つ予約の受付は明日9月16日9時から受付を開始いたしまして、これはオンライン予約または予約センターでの電話予約という形になります。
先ほど申し上げたように今回のオミクロン株対応ワクチンは、従来のワクチンに比較して効果が高いと期待されたものであります。また第7波の波も高止まりというか、下げが鈍っているような状況でありまして、こういった感染の波に備えるためにも接種が可能な方は早めの予約と接種をお願いしたいと思います。
具体的な接種券の発送と接種のスケジュールについてお話を申し上げますと、まず、現在例えば3回目の方であれば、2回目接種から5ヶ月以上たった方には3回目の接種券が発送されております。そして4回目の方に関して言えば、これは60歳以上と重症化リスクの高い基礎疾患などをお持ちの方、それから医療従事者、高齢者施設などの従事者に関して4回目の接種券が送られているという状況にあります。
こちらの方(接種券送付済みの3・4回目未接種者)は、まだそれぞれの3、4回目が済んでいなければ現在お持ちの接種券で予約が可能であります。しかし、ちょっと見当たらない、手元にないという場合は、改めて再発行いたしますので申請をして、接種を受けていただきたいと思います。既にこれに関しては9月8日にお知らせをしております。
こちらの方(接種券送付済みの3・4回目未接種者)はもう既に直近の接種からかなりの時間が経っていますので、現在それに接種券もあるということで、優先的にまず進めてまいります。
それからもう一つ、国の方針では、この接種券送付済みの方と重症化リスクの高い方、60歳以上とかそういう方を優先して、ある程度めどが立ったら対象を拡大していいよという方針をいただいておりますが、これまでの感染拡大の状況を見てみますと、例えば第7波にしても高齢者施設や医療施設で多くのクラスターが発生いたしました。
これは前にもお話ししたことがあるかと思いますが当初これらの施設の従事者は4回目のワクチン接種の対象ではなくて、こういった従事者の方から施設内に持ち込まれて、そしてクラスターが発生したという経緯が多々あったわけであります。
こうした状況を踏まえて、本市では最近のこの下げ止まりの傾向の中にもやはりこの9月に入って学校が始まって、学校などを中心に広がっているという面もありますので、この現在4回目の対象になっていない、児童施設やあるいは学校の施設の従事者、教職員、こちらの方を優先して、この重症化リスクの高い方々と一緒の時期で接種を始めたいと考えております。そしてまたその学校、児童施設が終了したらこれまでと同様、危機管理などのエッセンシャルワーカーについても、早めに接種を進めていきたいと思っています。
それから4回目の60歳以上や重症化リスクの高い方、現在対象になっている方は既に4回目の接種券が行っていますけども、これから5ヶ月経過するという方は9月20日に発送いたしまして、こちらも早く接種できるようにする。
それから今回、新たに12歳から59歳までの方で基礎疾患などお持ちでない方も対象になりました。こちらの方に関しては10月上旬以降に直近の接種日が早い順から順次接種券を発送するということであります。
同じように3~5回目に関しても、接種時期が到来すれば我々の方から接種券を発送して、そしてご予約いただけるようにするとこんな段取りを進めてまいります。
これを図にするとこのようになっておりまして、現在2回目まで接種が終わっていて3回目が終わっていないという方は2万9000人いらっしゃいます。
それから60歳以上、それから基礎疾患などのある方、医療従事者などで、4回目の接種時期が来ているけれどもまだ打っていないという方が3万9000人ほどいらっしゃいます。
こちらは現在でも打てる状況なので、速やかに予約をしていただいて打てるようにすると。それから同時並行して、先ほど申し上げましたように幼稚園保育所などの児童施設、それから教育施設のエッセンシャルワーカーについては、同時期に接種を始めると、順次エッセンシャルワーカーの危機管理などに広げていくという考えであります。
そして新たに4回目の接種時期が到来する方はこれらが始まって、そのちょっと後ぐらいにスタートをすると、それから新たに接種対象になる12歳から59歳の方で令和4年4月末までに接種した方、接種が終了した方については、5ヶ月が経過をしてから接種対象になりますので、こちらの方には10月上旬に接種券を発送して打っていただくようにすると、このような段取りでおります。
全体的な数を申し上げますと、ご覧の通り10月は大体7万7000人ぐらい、それから11月は7400人ぐらいが対象になるというものであります。我々は現在、このように直近の接種から5ヶ月が経過する方を対象にこの接種体制を組んでいるわけでありますが、現在国の方で、例えばこの9月までに打った方を5ヶ月経過してからとすると、来年の2月末までは打てないことになってしまうわけです。ところがこれまでの接種の波を見ると、やはり年末年始のシーズンを経てまた新たな波が拡大するという繰り返しをしているわけです。それで国においては、この9月までに接種した方も何とか年内に接種できるように、直近の接種から3ヶ月終了後に対象にするという検討がなされ始めていまして、これは10月中には結論を出すということで今検討が進んでいます。
もし、10月の末までに直近の接種から3ヶ月経過した方となりますと、これまで高齢者などはどちらかと言うと12月以降に大きな波が来ると、我々5ヶ月の接種の場合は見ていたわけですけれども、これがだいぶ前倒しをされて、11月とか12月とかそういった形で、かなり早めにしかも大量に接種をしなきゃいけないという形になってくる可能性があります。それについては、今後も国の動向を見ながら円滑にその接種後3ヶ月の体制に対応できるように、準備を進めていきたいと考えております。
ちなみにこれまでのワクチンの接種状況を申し上げますと、福島市では年齢別の人口に対する比率でありますけれども、概ね16歳から18歳以上の方は60%以上の方が、3回目接種が済んでいます。12歳から15歳もほとんど60%でありまして、平均して見れば10代も60%台を超えているという状況でありまして、全国に比べるとかなり高い比率ではないかなと思っています。
そして、対象になっていない11歳以下の方も含めた全人口で見ても、72%の方の接種が済んでいまして、これは最近の福島市がわりと早めに感染者数の減少傾向にあるということに、一定の寄与はしているのではないかなと考えております。
それから5歳から11歳の方に関しては、1回目42.5%、2回目40.1%でありまして、全国の平均に比べると大体倍近い接種率になっています。しかし、2回目済んでから5ヶ月以上を経過する方がまた出てまいりまして、今回また新たに申し上げますが3回目のワクチンの対象になりまして、これから始めてまいります。これはまた後ほどお話をいたします。
それからこれは年代別の4回目の接種率でありまして、これは現時点で、直近の3回目から5ヶ月が経過した数に対する接種率ということでありまして、高齢者は81%、その他の年代は大体50%ぐらいということでありまして、若干最近伸び悩んでいるのはこのオミクロン株対応ワクチンの接種開始をにらんで、接種控えもあったのかなと私としては見ております。
現在接種対象の方全体に対する接種率は72.8%という形になっています。
それから5歳から11歳の方でありますが、先ほど申し上げましたように全体で言うと1回目42. 5%、2回目40. 1%でありまして、それぞれの年齢ごとに内訳を示しますと綺麗に11歳から年齢が下がるに従って接種率が低くなっております。
こうした5歳から11歳の方、このような状況ではありますが第7波では感染の拡大に伴いまして全国的に重症化例が増えております。小児陽性者数の急増に伴いまして、以前は少数だった重症例と死亡例が増加して基礎疾患のない小児でも出ております。
それから、こういった状況を踏まえて日本小児学会では、全ての小児に新型コロナワクチンの接種を奨励しますと、奨励という考え方に変わりました。また併せて、ここにあるように、当初5歳から11歳には法的な努力義務というのは課されておりませんでしたが、この小児科学会の動きと合わせて法的にも努力義務が設定されたところであります。
そして小児の副反応について言うと、全国的な調査でもまた本県のひらた中央病院と県立医大による調査でも、2回目接種後の副反応は発生割合が成人と比べて小さいという結果が出ました。その点では、副反応のこの傾向は、お知り置きいただきたいなと思います。
それからこの冬はインフルエンザとの当時流行というのが非常に懸念されているわけですが、インフルエンザワクチンに限って新型コロナワクチンとの同時接種が可能になりました。もっとも、コロナとインフルエンザだけが同時接種可能でありますが、その他のワクチンとは接種間隔を2週間以上おいて接種をしていただきたいと思います。
そして現行の制度では無料で接種できる期間というのが今年度末までになっています。そのために3回目までなんとか無料で打とうと、あるいは打つことを検討しようという方に関して申し上げると、現在の仕組みですけども3回目まで無料でやるにはこの時期に2回目が終わっていないと、3回目はどうしても有料になってしまいますので、その点では早めに2回まで終わって、そして3回目をご検討いただきたいなと思います。ちなみに、1回目10月3日、2回目10月24日に接種した場合、3回目は5ヶ月後の3月24日以降ということでありますので、これだと3月末までに3回目接種が間に合います。その点では、2回目の接種を10月中に終えていただければ、3回まで無料で打つことが現段階で可能という形になりますので、検討されている方は早めに検討の上、予約などの段取りを進めていただければと考えております。
ちなみに小児の接種の具体的な流れとしては、9月8日から3回目接種券を対象になった方に順次発送しております。大体6000人という形になります。
そして、また9月16日段階でまだ2回目接種を終えてない方というのは9800人ほどいらっしゃいますが、その方々には小児学会が接種を奨励していることや、副反応の状況などを葉書に記してお送りをしてご検討いただくように市としてはしているところでございます。
なお、小児の3回目のワクチン接種に使用するワクチンは、1 、2回目と同様ファイザー社製の従来型のワクチンという形になります。
私からは以上です。

(広聴広報課長)
それでは質問をお受けいたします。質問のある方は挙手の方お願いいたします。

(朝日新聞)
今後12歳以上はみんなオミクロン株対応のワクチンになるということですが、分かればですけど、12歳未満の子供たちにはいわゆる従来のワクチンを打つということですけども、今後、どうなんでしょうか。そのオミクロン株対応ワクチンへの変更の見通しとか何かそういうのは何か情報入ってますか。
(市長)
これは薬事承認が必要な話になりますね。製薬会社の方はそちらに向けての動きをしつつあるということですが、今我々としてお話できる状況ではありません。
(福島中央テレビ)
ちょっと改めてにもなるんですけれども、現状の感染状況を市長としてはどのように見ていて、このオミクロン株対応のワクチンの接種率が進むにつれて期待されることを改めて教えていただいてもいいですか。
(市長)
現状で申し上げますと、一時期のお盆明けのピークに比べますと、かなり下がっているのはやっぱり事実であります。ちょっと具体的な数字は、今1週間の10万人当たり平均陽性者数が480人ぐらいです。福島市は一番高いときには1046ですから、半分ぐらいに減ってはきているのです。しかしながらなかなか減少スピードもちょっと鈍ってきているような感じがありますし、今の例えば第6波のピークからすると2倍以上の高さであるわけですね。その点では、一時期のピークに比べると減少はしているけれどもなお高い水準にあって、その点では今後とも感染防止に十分な注意を払って、取り組みを進めなきゃいけないと、こういう状況にあるという認識をしております。
こうした中で今回のオミクロン株対応ワクチンでありますけれども、先ほど申し上げましたように、これまでは免疫機能をすり抜けるとか言われたわけですね、重症化予防に加えてオミクロン株はそれに対応するということで、感染予防あるいは発症予防の効果が期待されます。
その点では、現在の水準をよりぐっと下げる効果はあるのではないかなと私としては期待をいたしております。

(広聴広報課長)
他にございますか。よろしいでしょうか。
質問が無いようですので以上をもちまして、本日の臨時記者会見を終了いたします。ありがとうございました。

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このページに関するお問い合わせ先

政策調整部 広聴広報課  

福島市五老内町3番1号

電話番号:024-525-3710

ファクス:024-536-9828

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