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更新日:2023年3月2日

令和5年2月2日定例記者会見(令和4年度福島市防災講演会・優良自主防災組織表彰他5件)

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動画(手話入り)

発言内容

令和5年2月2日定例記者会見
日時 令和5年2月2日(木)午前10時~10時40分
場所 庁議室


1.開会
(広聴広報課長)
それではただいまから定例記者会見を始めます。
本日の発表事項6件を市長からご説明申し上げます。

2.市からの発表
(市長)
おはようございます。
まず発表事項の前に一つ報告をさせていただきます。
昨日から電子図書館がスタートいたしました。これまでの実績、今朝の9時までで申し上げますと、ログインされた方は実人数で463人。それから貸し出し冊数が332冊ということで、早速ご利用いただいているのではないかなという印象を持っております。
特に昨日の午後4時以降で借りられた方が半数以上を占めておりまして、その点ではいつでもどこでもという、この電子図書館の便利さが、お忙しい方も自宅に帰って夜間に本を借りる、とこんな行動ができているのかなと思っております。
それと私も実は知らなかったのですけども、児童用では読み放題のコンテンツがあるみたいでこちらは80冊ほど、もう閲覧されているということで、小さなお子さんにも楽しんでもらえているかなということで、こういったものは本当にデジタル社会のいいところだろうと、私は改めて認識した次第であります。

続いて発表事項に移ります。
まず一つ目は防災講演会、優良自主防災組織表彰のお知らせです。このイベントは阪神淡路大震災の翌年から実施をしておりまして、今年度で27回目になります。
今回は2月17日午後1時半から3時までキョウワグループ・テルサホールで実施をいたします。
内容はまず、一つは自主防災の表彰でありまして、今回五月乙女団地自治会の自主防災組織、それから成川区自主防災会の2団体を表彰いたします。
そして防災講演会の方は、茨城県の常総市の根新田町内会というところの須賀英雄さんにお願いをしてあります。
こちらは平成27年9月の関東東北豪雨で被災を受けまして、その後その教訓から全国初のマイ・タイムラインの作成とか、災害時のドローン活用など先進的な技術を使った取り組みをする一方で、向こう三軒両隣の精神を融合した自主防災活動に積極的に取り組んでおられる団体でありまして、こちらにあるように防災まちづくり大賞をはじめ様々な表彰を得ている団体であります。
こういった非常に有意義と思われる方に講演をしていただきますので、ぜひご参加いただければと思います。
市民の皆さんの申し込み方法はこちらにありますように、オンライン申請、FAX、電話ということで、申し込み期限は2月10日ということになっております。
続いて二つ目です。
街なか不動産投資研究会というのを初めて開催するというものであります。
福島市では昨年、駅前再開発とかあるいはこの西側にあります市民センター事業に着手するなど、街なかの活性化に向けた取り組みを積極的に進めているところでございますが、そうした中で、やはり問題として浮き彫りになってきているのが、老朽建物の解体後に平面駐車場が増えてもう駐車場だらけになっているとか、あるいは集客力のある商業施設の出店やマンション供給の適地が少ないといった事情から、なかなか民間における不動産投資が低調であるという現状があります。
今後街なかを活性化していく上では市が取り組むだけではなくて、やはりこういった民間投資を呼び込んでいく必要がありますので、不動産、金融、商業、行政などの関係者が集まって共通認識を深め、不動産投資を活性化し、街なかの魅力向上を図るための研究会をスタートすることにいたしました。
開催日は2月14日午後1時から2時半ということになって、こちらもキョウワグループ・テルサホールであります。
1回目の内容は私が趣旨説明をした後に中心市街地の現状および課題について市が説明し、参加者に意見交換をしていただくという内容になっております。
メンバーは先ほど申し上げたような関係部門から13団体と、市では田中副市長をトップに参加していただく予定です。これは普通の市の研究会と違って、例えば何らかの提言をまとめるとかそういったものよりは、いかにみんなで認識を広めていくか、深めていくかというのが大事だと思うのです。その点では研究会メンバーだけが集まってやる研究ではなくて、最初からいろんな方に集まってきていただいて結構ですと、オープンな研究会にします。ですから一般聴講も概ね40人は可能にしておりまして、こちらの方は事前の申し込みは不要ですので、ぜひ街なかの状況とか、どういう制度があるのだろうかとか関心のある方は、どんどんと参加をしていただきたいと思います。
時間があればそういった方で話したい方はできるだけお話をいただけるように運用していきますので、ぜひ多くの皆さんの参加をお願いいたします。
研究会に関しては今後5、6回の開催を予定しておりまして、次回以降は各分野のテーマ、例えば次は金融面から見た動きなどを話してもらうとか、そういったことをして皆さんが認識を深め、資材高騰など厳しい状況ではありますけども、街なかの不動産投資が活性化するように取り組んでまいりたいと思っております。
現状ちょっとまず皆さんにご説明しますと、これが今の福島市の街なかの現状です。青の部分が駐車場ですね、非常に駐車場が多くなっていて、約3割というか3分の1ですがその土地が駐車場になっているというところです。赤は空き店舗でありまして、空き店舗はこのように増えてきまして特にコロナで増えた面があります。しかし最近は市の支援策などもあって、新規出店が増えて空き店舗は減っているという状況にあります。
ただ空き店舗もまだこんなにあるじゃないかというよりは、新規出店をするにも、うまくマッチした空き店舗がないというミスマッチが生じております。あるいは非常に古すぎて本当はなかなか使えないとか、そういう部分があってやはり不動産投資の活性化が必要なのだろうという認識でおります。
ちなみに最近の新店舗の状況を申し上げますと、市で空き店舗のイノベーション補助とか家賃補助を実施しております。リノベーション補助の状況では15店舗が利用して出店しておりまして、ご覧のように飲食業、理・美容、クリエイティブ産業とか、あるいはその他、そういったところが今出てきているということでありますが、やはりここにあるように、出店意欲が旺盛ながらも適した希望の物件がないというのが我々に伝わっているところでありまして、ぜひ民間にもこういった物件提供をこれから進めてほしいなということで今回、研究会を立ち上げたわけであります。
ぜひメディアの皆さんにも広報していただいて、あとはこの研究会の内容も取材いただければと思っております。
続いて3点目です。
ふくしまチカホ・トリックアート展と、デジタルアクアリウムの同時開催についてであります。
冬場に入りまして、昨年の秋には本当にもう毎週のようにあちこちでイベントをやっていたものがだいぶ少なくなってしまったのですが、駅前の地下歩道という、あまり雪に左右されないゾーンと一体的に街なか交流館を活用して今回、お子さん連れや家族で楽しめる、ホッと明るくなるようなイベントを開催いたします。
まず一つは地下歩道、駅前の地下歩道のトリックアート展、海の仲間たちでありまして、こちらは前回動物で非常に好評でしたが、今回はカメラを向けると海の動物が浮き出て見える、そういったものを展示いたします。
それから街なか交流館におきましては、これはまたデジタルを活用して楽しい遊びのひとときができると思うのですが、まず自分で絵を書くのです。そして機械に読み込ませると、書いた絵がデジタルの世界で、水族館で泳いで回るようなそういう仕掛けを今回導入いたします。これも先ほどデジタルの図書館の話をしましたけど、デジタルでまた自分のものがいかにも海の中を生きて泳いでいるような、そんな楽しい体験ができますので、ぜひ特にお子さん連れの皆さんにおいでいただいて、試してほしいと思います。
そしてこの書いていただいた作品は、同じ期間の間、駅前地下歩道におきまして展示もするということで、1回限りで終わらずその後しばらく楽しめるという形にしております。
期間は2月13日から3月26日までですので、ぜひ駅前に足を運んでいただければと思います。
続いて4点目。
感染状況などについてであります。昨日、県の方から死亡者などに関する分析の発表がありましたが、我々もちょっとこれは分析を進めておりましたので、もうちょっと簡明にわかりやすくお話をさせていただきたいと思います。
福島市における新規感染者の状況はこちらの濃い色の方でありまして、現在は1週間で200人を割っている状況でありましてだいぶ落ち着いてまいりました。これは最近で言うと10月12日以来の週間10万人あたりの新規陽性者数が200人を割ったということなのですが、しかしこうやって長期的に見ればまだ第6波のピークぐらいの高さでありまして、その点ではまだまだ高い状況が続いていると言えるのではないかと思います。
こうした中で亡くなった方でありますが、メディアの皆さんからもよく言われるように今回の波でかなり多くの方がお亡くなりになっておられます。その数、第6波はお2人でしたけれども、第7波は29人、第8波は55人と増えております。
そして、亡くなった方の年齢別とかそういった状況を見ますと、まず年齢別で見るとやはり圧倒的に高齢の方が多いと、特に90歳代で約半数近くを占めて、80歳代も3割、この2つの世代だけで約8割に達している状況です。
それから、陽性が判明したときどういう状態だったかというのがこちらでありまして、高齢者施設に入っていた方が41%、病院に入られていた方が29%ということで、こちらも4分の3が病院や高齢者施設に入っておられたということなのです。
ですから高齢者の中でも、こういった施設に入られて比較的体の状態が衰弱されている、そういう方がお亡くなりになっているというのが言えるかと思います。
結果としてそういった方がより体力を消耗して亡くなる、あるいは持病が悪化してお亡くなりになるということでありまして、この新型コロナ特有の肺炎などからお亡くなりになるという方は、なかなかあまり見受けられないという現状です。
そして、ワクチンとの関係を調べたのがこちらであります。
全体でお亡くなりになった方のうち29%は一度も接種を受けておられなかったということで、その他1回2回が8%、3回以上は61%となっております。ちなみに、高齢者のワクチン未接種の方というのは、わずか3.6%であります。ですから、3.6%に対して29%、亡くなった方の29%を占めるということで、やはり未接種の方は重症化しやすく、お亡くなりになった方の中でも未接種の方が多くを占めるという結果になっております。
こちらはクラスターの状況であります。第6波はわずか2人ということだったのですけども、亡くなった方がですね。このときは若い世代を中心にした感染拡大でありまして、感染拡大しながらも高齢者施設はわずか2施設と少なかったのです。大体、児童施設、学校が多くを占めておりました。一方で、第7波から高齢者施設の方に入り込んで、クラスターが非常に多くなっております。医療機関もこのように増えております。さらに第8波に入りますと、もう私も第7波だけでも相当高齢者施設がクラスターになったなと思っていたのですが、さらにその倍に高齢者施設が増えております。医療施設も増えているということで、先ほど申し上げたようにこういった施設に入られていて衰弱された方が、お亡くなりになっているということを表しているのだろうと思います。
そしてこれが年齢別の感染者数です。私も今回は亡くなった方が増えているので、何らかのコロナの病原性というかそういったものの影響はないのかと思って調べてみたのですけれども、そちらに関しては有意な結果は認められなくて、むしろ明確になったのは、高齢者の感染が増えているからお亡くなりになった方が増えているという、ある意味極めてわかりやすいこの比例方式というか、比例の結果として増えているということではないかと思います。
ちなみに60歳以上で見ますと、第6波700人に対して第7波はその4倍に増えて、そして第8波はそのまた2倍近くに高齢者の陽性が増えているのですね。そして特に70歳代以上で見ますと第7波の倍になっているわけです。こちらにあるように、第7波から第8波が倍ぐらいになっているというのも、結局高齢者の方が多く感染してお亡くなりになっているという図式が見てとれるかと思います。その点では今後の感染防止対策、とりわけ5月8日から2類から5類に感染症法上の分類が変更になるにしても、いかに高齢者を守るかというのが大きなポイントになってこようかと私は思います。
そしてやはりこれからもお願いしたいのは基本的対策の再徹底でありまして、高齢者などに接する方は特に徹底をお願いいたします。そして高齢者がスムーズに医療機関に受診できるよう重症化リスクに応じた受診をして、そして重症化リスクの低い方、あるいは軽症の方はできる限り検査キットによるセルフチェックなどを積極的に活用し、医療という限られた機能は、できる限り重症の方あるいは高齢者のようなリスクの高い方に利用できるようにしていただきたいと思います。
そしてあと特に高齢の方はワクチンの接種をお願いいたします。我々も、いかに高齢の方に打っていただけるかということが重要な課題でありますが、ぜひお願いをいたします。またやはり今回のオミクロン株対応ワクチンは感染予防効果もあると言われております。その点では特に高齢者層でありますけれども、若い世代もできる限り接種を検討いただきたいと思っております。
ちなみに福島市では昨日から予約なしの夕方夜間の接種が街なか交流館で始まりました。定員50人という形で実施をする予定でありますが、昨日早速43人で、これまでのNCVで実施したときよりは若い方が多かったということでありまして、これから周知されてくればまた増えるかなと思っておりますが、ぜひ便利な駅前接種をご利用いただければと思っております。
そして最後、5点目になります。マイナンバーカードの申請、受け取り、それからマイナポイントの申請はお早めにということであります。
マイナポイントをもらうためのマイナンバーカードの申請期限は2月末までということでいよいよ迫ってきております。ぜひ、お早めにマイナンバーカードの申請をしていただいて、またお受け取りもお願いしたいと思っております。
ちなみにマイナンバーカードの申請状況はこのようになっておりまして、現在推定というか速報値で1月22日現在68%というのが申請率であります。これに対して、実際に受け取った方は59.1%ということで、実はまだ受け取っていない方が9%ぐらいいらっしゃるのですね。当然申請したばかりで受け取れない状態の方もいらっしゃいますけども、もう既に受け取れる状態にありながら長期にわたって受け取っていないという方も結構いらっしゃいます。その点ではこちらにあるように、2万4000枚ぐらいまだ受け取ってないわけですが、そのうちの1800枚は昨年3月以前に申請をされているということで1年以上というか、1年近く受け取られてない方もいらっしゃるわけで、ぜひ申請いただいた方はお早めに受け取りをしていただきたいと思います。
またマイナポイントの申請状況は、いつも市役所1階でも多くの方がお並びになっておられますけれども、現在保険利用登録は取得者のうちの57%。公金受け取り口座は49%となっております。こちらもまだ受け取ってないという方々がかなりいらっしゃいますし、今後さまざまな行政サービスで、こういったことを我々も活用してまいりますので、できる限りお早めにマイナポイントを受け取るための手続きもお願いをしたいと思います。
パブリックコメントを実施いたします。資料をごらんいただきたいと思います。
今回は飯野町にある縄文の遺跡、和台遺跡の保存活用計画であります。
本日から3月2日まで実施をいたします。実施方法は、これまで同様でありますので説明は控えさせていただきます。
内容につきましては皆さんの資料にあるように、まず和台遺跡というのは飯野にある拠点的な縄文中期の集落跡でありまして、平成18年に国史跡に指定をされました。
本市ではこの遺跡の本質的価値を引き継ぐと同時に、市民の皆さんあるいは多くの皆さんにもご覧いただけるように今後、保存活用計画を進めてまいります。本質的な価値といたしましては東北南部における縄文中期の拠点的な大規模集積跡であること、それから縄文時代の生活や、生業、祭祀行為や精神文化を考える上で重要な遺構や遺物だという認識のもとに保存活用を進めてまいります。
そして我々の保存活用のコンセプトとしては縄文中期の交流拠点を目指す、川と大地に包まれた縄文の風景を感じるようなものにしてまいりたいと思っております。
こちらに図面はありませんが、縄文の遺跡それからゲストハウス的なものも整備をしますし、それから遺跡だけじゃなくて、皆さんがリピーターとしてお出でいただけるように周辺に木立を植えますが、そこは縄文時代のどんぐりがなるような、体験できるような、そういった木だけではなくて、飯野は花やしき公園などでも有名な花の地域でもありますので、四季折々の花を植えてこの遺跡で縄文の空気とともに花も楽しめると、そんな史跡にしてまいりたいと思っております。
私からは以上であります。

(広聴広報課長)
それではただいまの発表事項についてご質問をお受けいたします。
ご質問のある方は挙手をお願いいたします。
(福島テレビ)
まず1点目の自主防災組織の関連で質問させてください。
今年度で27回目ということになりますけれども、改めて先進的な自主防災活動されている方を講師に招いて講演をされるというのは市民にどんなことを感じてもらいたいと考えているからなのか狙い教えてください。
(市長)
防災は自助共助公助という三つのバランスが大事かと思いますが、やはり自分で守るという意識がないと成り立たないのだろうと思うのですね。
こちらは関東豪雨の経験を生かして、本当に様々な取り組みをうまく混ぜ合わせて取り組んでいる団体ですので、ぜひこういう団体の取り組みを参考にしていただいて市民の皆さんにもこれまで以上に自主防災に取り組んでいただきたいと思っております。
(福島テレビ)
そしてまた福島市内の二つの町内会が今回表彰されるかと思うんですが。どういった点が評価されての表彰になるのか教えてください。
(危機管理室)
はい、まず五月乙女団地の自治会になります。
こちらにつきましては、訓練を長年に渡って取り組まれているということと、あと今回特徴的なのが、安全無事を知らせるタオルを掲示したりする取り組みをされているということでございます。
成川地区の自主防災組織につきましても、防災訓練の中に消化器、バケツリレー、AED、タオル使用の応急手当とか、かなりのメニューを訓練の中に取り入れているということでございまして、そういった点を評価させていただいております。
(福島テレビ)
あとまた不動産の研究会についてもお尋ねしたいんですけれども、まずその福島駅周辺の土地の3分の1が駐車場だったっていうのが結構な衝撃を受けたんですけれども、市長はどうお感じになりましたか、この事実っていうのは。
(市長)
そうですね、やはり不動産投資をするというのもある意味でリスクを伴うわけですね。建物を建てて、あまり人がこないでお店も入ってもらえないとなると、その不動産投資が回収できないという恐れから、ある意味一番安全策であるこういう平面駐車場になっている理由があるのだろうと思います。
その点ではこれまでの何て言いますかデフレマインドというか、そういうものに根ざした判断がこういった状況をもたらしているのだろうと私は思っております。
今福島市は再開発を機に好循環、街がにぎわっていく好循環を再生していこうと思っていまして、その場合にはやはりこの不動産投資でもって新たな店舗などの供給がないとなかなかこう、好循環が回っていかないのです。
その点では今回ぜひ民間の皆さんにも不動産投資を進めてほしいということで、今回のこの研究会を立ち上げることにいたしました。
(福島テレビ)
出店意欲があってもやはり適した物件がないっていうところについては、どんな希望条件が出店したい方は持ってらっしゃるんでしょうか。
(市長)
お聞きする限りでは、例えば福島の場合細切れに土地がなっていて、そこで1軒1軒建てるケースが非常に多いわけです。そうすると店舗面積が小さくなってしまうのですね。店舗面積が小さいとアットホームな飲食店とか、あるいは非常に専門的でいつもお得意さんとやりとりするようなファッションとか、そういったものはいいかと思うのです。しかし一方で、あまりお店の方といろいろ触れないで、自分でゆっくりものを見たいとか、あるいは若い人で言えばいろんな選択できるものの中から自分が選びたいといって、品揃えを必要とする場合には店舗が狭いと駄目なのですね。その点ではそういう広い面積の店舗がやっぱり少ない。
それから本当にビル自体がやはり旧式なものになって、今の新しい利用需要に対応できていないとかこういったものもあるようでありまして、やはりそうした現在の需要に応じたビルの供給あるいは店舗の供給をしていかなきゃいけないだろうと思っております。
(福島テレビ)
最後にすいません、この研究会とかを通してどういうまち作りに繋げていきたいか教えてください。
(市長)
はい、我々とすれば古くて良いものは当然、その保存自体も一つの不動産投資になると思いますし、それから今のこういった細切れの状況を、区画整理などをしながら店舗を供給してほしいと思っているのですが、先ほど申し上げましたように再開発事業が一つの契機になって人出が戻ってくる。それに応じてまた不動産投資が増えて、またお店が増えて、そしてまたそれを目当てに人が戻ってくると、こういうような好循環を作り出していきたいと思っています。

(広聴広報課長)
他にございますか。
ないようですので発表事項については以上とさせていただきます。
発表事項以外で皆様からご質問をお受けいたします。
発表事項以外についてはよろしいでしょうか。
それではないようですので以上をもちまして、本日の定例記者会見を終了いたします。
ありがとうございました。

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このページに関するお問い合わせ先

政策調整部 広聴広報課  

福島市五老内町3番1号

電話番号:024-525-3710

ファクス:024-536-9828

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