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更新日:2021年4月8日

令和3年4月8日定例記者会見(新型コロナワクチン高齢者施設で接種スタート 他4件)

記者会見資料

動画(手話なし)

 

動画(手話入り)

発言内容

1.開会
(広聴広報課長)
おはようございます。定刻となりましたので、ただいまから定例記者会見を始めます。
本日の発表事項5件を一括して市長からご説明申し上げます。


2.市からの発表
(市長)
 おはようございます。
 本日から皆さんのレイアウトを変更させていただきました。前は固定テーブルがあったんですけれども、あれだとどうしても感染防止をした集まりがしづらいという面がありまして、このようにフリーなレイアウトができるような形に持ってきまして、記者会見の方もそれに合わせて、このような席配置とさせていただきました。よろしくお願いします。
 それでは本日、事前にお話しておりました4件に加えまして、プラス1件を私の方から発表させていただきます。
まず一つは新型コロナワクチンの高齢者施設での接種をスタートするということであります。前にもお話ししてた通り、本市では4月19日から高齢者の入所施設および従事者に対して優先接種を行います。県から配分されるワクチンが極めて限定的でありまして、一般の人に接種をしていただくというのは非常に無理があるのではないか。何よりも本市では今回、有料老人ホームでクラスターが発生しましたように、クラスターが発生する危険性や重症化する危険性は高齢者の入所施設が非常に高いわけです。そのため高齢者入所施設を優先的にワクチン接種していこうということで、4月19日からスタートするわけであります。今後、ワクチンの供給状況に応じて順次、一般の高齢者に対象を拡大して実施してまいります。
 まず、接種するのは介護老人保健施設、市内に19ヶ所ありますが、19ヶ所全てであります。合計で1574人。うち高齢者の方は1038人でありまして、4月19日から22日にかけて1回目の接種をします。かなりの施設が4月19日にスタートするということであります。全体で1950を我々持っていますので、若干残りがあります。
 そのため介護老人福祉施設の方にも増やして、こちらは3施設297人、その内153人の高齢者に対して接種を行います。こちらの開始は4月20日から27日ということになっております。この中には、本市の場合、飯舘村と合同で接種を実施いたします。4月26日の週に配分される1箱は飯舘村の分の1箱が福島市に配分されて、4月中に確定しているのが4箱なわけです。
 そういうこともありまして、飯舘村のいいたてホームに関しても優先的にこちらで接種をする。合計いたしますと15の高齢者施設の1871人、うち高齢者は1191人に接種を行うというものであります。2回目の接種は今申し上げた県から配分される4箱のうちから2箱を2回目に接種いたしまして、接種3週間後、5月10日からを目途に2回目の接種を行う予定であります。
 皆さんも関心高いかと思いますが、施設に関しては、部外者に入っていただくことはご遠慮いただいております。感染防止の観点から直接的な取材、中に入っての撮影はご遠慮いただきたいと思います。なお、開始日の4月19日に生愛会ナーシングケアセンターで取材を受け入れていただくべく準備を進めております。それなりに感染防止に注意をして、取材の設定をさせていただきたいと思っております。後日その詳細をお知らせしたいと思います。
 今後のスケジュールなんですが若干変更があります。このような形で福島市のスケジュールを立てておりましたが先日発表させていただきました。高齢者の接種クーポンの発送、これまで4月30日ということにしておりましたが、やはり市民の皆さんの関心が高まってきている。それから5月のワクチンの入手がだいぶ供給されるのがわかってきているということがありまして、1週間前倒しをして4月23日に高齢者の接種クーポンを発送したいと思っております。なお、現在配分が確定してる4箱以外にも国から配分される可能性があります。我々としてはそれに手を上げたいと考えております。これに関しては一般的な高齢者の接種のスケジュールを移すのは、様々な医療スタッフの動員などもあってできないんですけれども、高齢者施設に関しては今申し上げた15施設以外で弾力的に接種することが可能だと考えておりますので、5月の高齢者の一般の前の週、5月11日以降に20施設程度、できればやっていきたいということで今調整を進めております。
 やはり感染経路不明の感染が増えてまいりまして、我々としてはいつまたこれが高齢者施設や医療施設に飛び火するかと恐れております。その点では、高齢者施設の接種をできる限り前倒しで実施して、クラスターの発生、あるいは高齢者の皆さまの重症化というのものを回避していきたいと考えております。
 なお、一般の入所者以外の高齢者の皆さまに関しては、5月17日から予定通り接種を開始する。その場合、5月10日から受付ができるように進めてまいりたいと考えております。
1点目は以上であります。 
2点目はMOMORINシェアサイクル社会実験についてのお知らせであります。
 本市ではこれまで「ももりんサイクル」というママチャリを無料で提供しておりましたけれども、やはり高齢化などもあって電動アシスト付きというものがより好まれる時代になりました。また、この新型コロナの中で自転車というのが改めて見直しをされております。できる限り自転車によるサービスを拡充していきたいということで、今回電動アシストサイクル自転車によるシェアサイクルというものを導入いたします。これにあたって、本年の4月20日から社会実験を1年間実施してまいりたいと考えております。その概要を申し上げたいと思います。
 まず発表資料をご覧いただきたいと思うのですが、今回の特徴はスマートフォンアプリでいつでも自転車やサイクルポートの空き情報が確認できるということです。かなりネット化を推進しております。それから24時間365日、お好きなときに好きなだけ自転車の利用ができるということであります。これまでは無料でありましたけれども、自転車の駐輪場に委託業者の方がいて、その方が出し入れをお手伝いする範囲でしか利用ができませんでした。
 今回このスマートフォンを使うことで、人との関わりを最小限にして、いつでもどこでも利用できる、そのような仕組みにしております。そういった仕組みを変えた関係で、今回市内12ヶ所にサイクルポートを増やして、その範囲内であればどこでもお返しができる、かなり自由度の高い仕組みにさせていただきました。
 利用の開始日は4月20日午前10時でありまして、社会実験としての期間は来年3月31日までということになります。その後はどうするんだということですが、この社会実験の成果を検証いたしまして、その後も我々としてはより良い形でサービスを続けて本格実施をしてまいる予定であります。概要を申し上げますけれども、これに関しては内容をご覧いただきたいと思います。今申しあげたとおり、利用時間は24時間365日利用可能です。貸出自転車は電動アシスト付きミニサイクル(20インチ)であります。ミニサイクルですから、いろいろな方がお使いしやすいだろうと思っております。利用料金は30分50円でありまして、他の安いところに比べるとだいたい半分の値段で設定させていただきました。これはこれまで無料で「ももりんサイクル」をご利用いただいていた、あるいは市内の駐車料金なども勘案いたしまして、この値段を設定いたしました。支払方法はスマホアプリケーションによるものかクレジットカード決済になります。
 そして福島駅東口と西口には、現金の精算機を置きまして、現金と交通のICカードによって決済ができるというものであります。利用開始日は4月20日9時30分から東口駅前におきましてオープニングセレモニーを実施いたします。私はじめ関係者によって、あるいは若い利用者なども今考えておりますが、写真撮影、走り初め、シェアサイクルのデモンストレーションを実施いたします。雨の場合は東口の駅前広場、花時計前で実施予定であります。
 今回、電動アシスト付きということでバッテリー充電が必要になります。その場合、ゼロカーボンシティを宣言した福島市としてできる限り再生エネルギーにこだわっていこうということで、このバッテリー充電に関しましては、あらかわクリーンセンターのバイオマス発電による再エネ電力を利用します。再エネで皆さんに走っていただくということであります。やはりスマホを持っておられない方とか、なかなかスマホ文化に慣れない方もいらっしゃいますので、経過措置として「ももりんレンタサイクル」は、基本的には4月30日で終了いたしますけれども、5月1日より当分の間、東口貸出所で継続して「ももりんレンタサイクル」のサービスは実施いたします。ただ、どうしてもこちらは人が必要ですのでご利用時間は午前10時から午後5時までということになります。
 今回のMOMORINシェアサイクルの特徴はこちらにあります。貸出・返却・支払いまでスマホで完結いたします。好きなポートで、いつでもご利用可能。サイクルポートならどこでも返却可能という形になります。利用料金はご覧のとおりです。利用方法は非常に簡単でありまして、まずアプリをダウンロードして会員登録をしていただきます。当然、決済機能が必要ですので、お手持ちのカードを使った決済登録も必要になってまいります。その上でQRコードを読み取ってレンタル開始をし、一時駐輪も可能で、本当にぴっぴっぴと言う感じで借りるところから返却処理ができます。そこは皆さんも当日実際に見ていただければと思います。
 サイクルポートはこれまでは「ももりんレンタサイクル」は合計4ヶ所しかなかったんですけれども、これを自動化、無人化することで合計市内12ヶ所に設置いたします。
 ご覧のとおり、サイクルポートを設置しまして、例えば駅前で借りていただいて、古関記念館に行っていただく。そこで一旦お返しいただければ1回50円で済むわけです。古関記念館でゆっくり見ていただいて、そしてまた借りていただければ50円ということで、合計100円で済むような形にもなりますので、その点では非常に使い勝手が便利になってくるであろうということであります。それぞれのポートにおける駐輪可能台数は、ご覧のとおりでありまして、我々とすれば、たまってくれば、それをまた別の空いたところに戻す、このようなことをこちらの委託業者の方で段取りをしてまいります。
 MOMORINシェアサイクルのデザインは、このような形でありまして、非常に濃い赤を使っておりまして、バッテリータイプ、バッテリーを入れ替えて走っていただく。入れ替えるのはこちらで作業するわけですけれども、いろいろなももりんのデザインがありまして、10種類あります。レアバッテリーという非常に珍しいバッテリー、ここには入っていないですかね。9種類だけですから。秘密のバッテリーもありますので、ぜひこういったものも探しながら自転車に乗っていただければと思います。それでこれを充電するときは、先ほど申し上げたように再エネを使うということにいたしております。
2点目は以上であります。
それから3点目、パークアンドライド社会実験のスタートということであります。
 本市では今、駅前のまちなか交流館をはじめ、駅前の古関裕而ストリートで様々なイベントも実施しております。若干これの難点は、イベントだけだと車で来られた方が駐車料金を自分でずっと払わなきゃいけないという面があります。それがネックになっている面もありまして。それから大勢来てしまうと駅前だけでは駐車場が少ないという面もあります。
 そのためにパークアンドライド方式で、街中のイベントに参加される方、楽しまれる方の駐車場を用意してにぎわいを作っていこうではないかということで、今回この取り組みを進めるわけであります。
 このパークアンドライド社会実験は、4月24日土曜日から始める予定であります。午前9時からでありまして、社会実験自体は11月7日まで実施をするというものであります。今、街中の話を申し上げましたが、福島市ではこれから毎週日曜日を歩行者天国にしたいということで警察・関係機関と調整を進めております。こういう取り組みをすれば、仮にイベントを開くにしても非常に開きやすいし、一時手続きも必要ありませんので。それから仮にイベントをやっているかどうかわからなくても、街中に行けば何かできるんだろう、楽しめるんだろうということで集まってくると思うんですね。そういうことで、歩行者天国の定例化を予定しております。そういった取り組みとあわせてにぎわいづくりにパークアンドライドを活用していきたいと思っております。
 パークアンドライドは、駐車場をどこに置くかというのが非常に問題でありまして、今年は社会実験として市役所の西側駐車場を使ってまいります。こちら午前9時から午後6時まで、入車自体は午後3時までにしますが、こちらを確保いたします。だいたい50台程度活用できます。パークアンドライドに来れば、利用料金はおひとり大人100円、お子さん6歳から12歳未満までですけれども、1人50円という利用料金を払っていただきます。これは車の料金ではなくて人の料金にしております。基本的にここに駐車していただいたら、ここにバス停がありますので、ももりんの循環バスで街中に行っていただくということを基本にしております。ももりんの循環バスは1回100円でありますが、今回は1日乗り放題のチケットを100円で購入いただくというか、利用料金でお渡しをするということにしておりますから、その点では1日フリーのバス券、2回普通は乗ることになるわけです、往復。それが半額で済むということですので、我々とすればお得な設定になるのではないかなと思っております。またここにシェアサイクルのポートもありますので自転車で行っていただいても結構です。
 その場合、このシェアサイクルの料金は別途発生いたしますが、こういう近場に置くことで、バスに乗っていただいてもいいし、場合によっては歩いていっていただいても可能な、中心市街地との回遊性を確保したいということで、今回このような社会実験を進めることにいたしております。
 具体的には、こちらに管理人の詰所を置きますので、そちらで料金を払っていただいて、1日フリーの乗車券を購入いただくということでありまして、バスを使うのであればそこでバスに乗っていただいて街中に行っていただいて、街中で好きなだけ過ごしていただいて、6時までに基本的に出庫していただくということにいたしております。
 あとは社会実験でありますのでパークアンドライド利用後にアンケートにお答えいただくということでお願いをしたいと思っております。これはあくまでも社会実験ですので今後の利用状況とか、あるいはアンケート結果なども踏まえて、やり方自体も変える可能性はありますが、この4月からこのような社会実験を行って、より中心市街地に市民の皆さん、あるいはいろいろな方がお出かけできるように進めてまいりたいと考えております。
3点目は以上であります。
4点目はパブリックコメントであります。
 今回は農業・農村振興計画でありまして、本日から5月7日までパブリックコメントを実施いたします。実施方法についてはいつもの通りであります。
 今回の農業・農村振興計画の特徴で申し上げますと、なんといっても農業の担い手確保が重要な課題であります。担い手育成と多様な人材の活躍を促進するということで、今回新年度予算で確保しましたメンター制度とか、あるいはICTを活用した新規就農者オンライン相談事業などを活用しながら、人材の確保育成を図ってまいります。
 2点目は農業経営を強化するということで、農地の集約・集積による規模拡大、それからスマート農業の推進、さらには農業経営の安定化に加えて6次産業化ということで、四季の里の加工館の拡充なども図ってまいります。
 3点目は、農村環境を保全し活用するということで、有害鳥獣対策なども含め、多面的な機能を維持・発揮するとともに、道の駅ふくしま、いよいよ来春の開業になっておりますので、そちらとの連携も進めてまいります。
 4点目は、農産物の安全確保、品質向上と消費拡大を推進するということで、気候変動への対応、病害虫への対応、GAPの取得促進、さらには福島型給食などによる地産地消、こういった取り組みによって、農産物の安全性の確保、品質向上と消費拡大を推進してまいります。
 5点目は、農業振興のための連携を推進するということで、福島大学食農学類等をはじめとした農業関係者との連携を進めてまいります。
 施策の展開にあたっては、最後にありますように何よりコロナとの関連を十分に考えてまいらなければなりません。新しい生活様式を取り入れるなど、ポストコロナを見据えて対応してまいります。
 以上が予定していた4点でありますが、加えて花見山についてのこれまでの取り扱いとの変更についてお話をさせていただきます。花見山の規制については、当初4月18日までを予定しておりましたけれども、花の開花がだいぶ早まってしまいまして、かなり桜は散っております。人出も現在までのところ、これまでの時期で言うと、一昨年の6割。一昨年は、開花が今よりはるかに遅くて、これから増える状況でしたから、一昨年ベースでいうと3割ぐらいの人出なんですけれども、これからさらに減ってくるという状況が見込まれます。感染防止に注意をして、皆さんそれなりに控えていただいたり、混雑を避けていただいていることに本当に感謝を申し上げたいと思います。こういう状況になってまいりましたので、交通規制も4月18日までを11日に前倒しをして、そして4月12日から多目的広場ですね、今は観光バスの駐車場などにしておりますけれども、そちらの方にマイカーでおいでいただけるようにする、このような取り扱いにしたいと思います。もちろん多少の混雑も予想されますので、強制的な警察署の規制は4月11日までとしますが、12日から18日までは市で自主的にガードマンなどをメインの入り口に置いて対応していきたいと思っております。
 渡利多目的広場に車を置いていただけると、これは従来と同じですが、マイカー1台につき500円の協力金をお願いしておりますし、バスについても1台5000円か1万円を頂戴することにいたしております。これに伴いまして、福島駅と花見山の間の臨時バス「花見山号」も4月11日までということで取りやめをいたしまして、12日以降は、通常の乗合バスをご利用いただきたいと思います。
 なお物産ひろばにつきましては、予定通り4月18日までオープンいたしております。その他、こういう状況でありますけれども、引き続き感染症防止対策については徹底をお願い申し上げたいと思います。
私からの発表は以上であります。

(広聴広報課長)
それではただいまの発表事項について質疑応答に移ります。
質問のある方は挙手をお願いいたします。
マイクをお届けしますので指名の後、社名とお名前を述べてからご発言をお願いいたします。それではお願いいたします。
(福島中央テレビ)
最初のトピック、高齢者向けワクチンについてお伺いしたかったのですけれども。最初15施設1871人で括弧内、今スライドの括弧内が高齢者とおっしゃっていましたよね。それ以外の方というのは?
(市長)
従事者です。これも一緒にやらないとワクチンの効果がありませんので、施設に関しては入所されている方と従事者を一体的に行うということを基本にしております。
(福島中央テレビ)
先日、市内の高齢者施設のクラスターの話もありましたけれども、そちらも理由の一つになっているのでしょうか。
(市長)
我々の方針は先日のクラスターが出る前に示しておりましたので、これまでの12月までの状況を見て、あるいは全国的な状況を見て、入所施設というのはどうしてもクラスターが発生しやすいわけですね。
こういう入所施設というのはかなり身体機能が弱ったお年寄りが入所されていますので、いったん感染されるとかなり重症化し、かつ死亡する危険性も非常に高くなります。その点では一般的な高齢者の方よりはリスクが高いというのが高齢者入所施設でありまして、我々は限られたワクチンしか供給されませんので、まずはそれを優先させようということで高齢者施設からワクチン接種を開始するわけであります。
(福島中央テレビ)
来週に2箱、4月26日の週に各市町村に一箱でしたよね。
飯舘村の分も、飯舘村と共同で実施していくということなんでしょうか。
(市長)
先日も発表させていただいた通り、飯舘村と我々共同で実施してまいりますので飯舘村分も福島市に配分されることになっております。
(福島中央テレビ)
直接飯舘村ではなく、直接福島市に届くということですか。
(市長)
基本的にそういうことで、飯舘村分として我々のところに届きます。
(福島中央テレビ)
4月23日に高齢者クーポンの前倒しになった理由について、関心が高いことや高齢者の重症化を防ぐことなどを理由に挙げてらっしゃいましたけれども、5月の供給の見通しはある程度立っているんですか。
(市長)
5月に関して言えば、先日、河野ワクチン担当大臣が、5月中には高齢者の半数が1回できるような形で供給するというようなお話をされました。我々も供給される時期が見通しづらくて、我々とすれば5月17日から開始をするということで、これまで様々な体制を組んできたわけであります。その点ではかなり見通しは立ってきたなと思っております。
それで5月17日からの本格化をさせてまいりますが、一方で国の方では、やる気のある市町村には前倒しで配分してもいいよというような感じで言っていますので、それをいただくにしても全体の体制をまた動かして一般の方を前倒しするというのは、我々としても対応できません。高齢者の入所施設であれば個別に対応できますので、先ほど申し上げたように、こちらはリスクが高いですから。それをできれば前倒ししてやっていきたいなということで、今後調整していきたいと思っております。
(広聴広報課長)
他にございませんか。
(河北新報)
5月10日から高齢者接種の予約受付が始まるということですが、県内でも郡山などで、すでに予約受付が始まっていて混乱があったりしてると思うんですが、受付の際の工夫ですとか、どういったことを考えていらっしゃいますでしょうか。
(市長)
そもそもこういうスケジュールにしたのも、我々は混雑を避けたいという面がありました。一旦受付を開始して、当分またできないということになると、そこで一気に来てしまって、かつ、できない方は相当な不満を持たれると思ったんです。
それで一般的な接種というのはやらず、先ほど申し上げた通り、リスクが高い方から接種するという判断をいたしました。
5月17日以降は継続的に接種ができると思います。その点では申し込んでしばらくできないということにはならないだろうと考えております。
ただ、どうしても最初に早くやりたいという方は殺到してしまいますので、そこはできる限り皆さん慌てないで予約をやってくださいということで呼びかけをしたいと思います。福島市の場合は、ネット予約、オンライン予約をまず一つやりますし、電話予約に関しては集団接種も個別接種の医療機関の分も一元的に予約を受け付けます。かなりのオペレーターの数を用意して受付するようにしておりますので、分散化を図れるかなと考えております。できるだけ予約するにも、できればオンラインの方に傾斜していきたいんですね。そのためには現在10日から予約可能ということにしてるんですけれども、予約に必要な情報はできる限り早く出したいと思っております。予約するからには、例えば集団接種であれば、これは我々が決めるから簡単なんですけれども、1日何人やれますよ、とか、日によっては医師の確保などによって少ない可能性もあるわけです。それを日ごとに設定しなくてはならないんです。
各クリニックの方も、我々もこれから実際どれだけ来るかを見て、どれだけの医療機関にやっていただくかも決めなくてはなりません。ある程度来る見込みがないと予約の段取りができないんですけれども、それができたら実際にこの医療機関でこの日から実施できます。あるいは今医療機関といろいろ調整してるんですけれども、医療機関でできるからといって、ずっと月曜から土曜日まで皆さんされるわけではないんです。
例えば一般診療に影響のないように、何曜日と何曜日だけやりますとか、こういう医療機関もあるし、例えば午後だけやりますというところもあります。そういう医療機関も多様なんですね。その多様なものを全て予約の仕組みに入れて受け付けなくてはならないので、それをこれから調整していくのですが。それが調整でき次第、どんどん前広に出していって、こういう状況なら私はここで受けようとか、そういった判断が市民の皆さんができるように情報提供していきたいというふうに思います。
(広聴広報課長)
他にございますか。よろしいでしょうか。
ないようですので、それでは次に移らせていただきます。
その他につきまして皆さんからご質問がございましたらお受けいたします。
(広聴広報課長)
ございませんでしょうか。
よろしいですか。
他に質問がないようですので、以上をもちまして定例記者会見を終了いたします。
本日はありがとうございました。

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このページに関するお問い合わせ先

政策調整部 広聴広報課  

福島市五老内町3番1号

電話番号:024-525-3710

ファクス:024-536-9828

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