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更新日:2022年2月3日

令和4年2月3日定例記者会見(補正予算について他4件)

記者会見資料

動画(手話なし)

動画(手話入り)

発言内容

令和4年2月3日定例記者会見
日時 令和4年2月3日(木)午前10時~10時40分
場所 庁議室


1.開会
(広聴広報課長)
それではただいまから市長定例記者会見を始めます。
本日の発表事項5件を一括して市長からご説明申し上げます。


2.市からの発表
(市長)
それでは皆さんお集まりをいただきましてありがとうございます。
私から5件というか実質6件について発表させていただきます。
まずは予算であります。今週の土曜日、議会に緊急会議の開催をお願いすることになりました。予算の補正であります。
内容は、除雪・除排雪費用の追加でありまして、3億5000万円を追加計上いたします。ご承知のように昨年末から相次ぐ降雪とそれから低温によりまして、なかなか雪が溶けない、圧雪凍結して溶けないという状況が続いております。交通事故、転倒負傷などを防止するために生活道路や通学路の歩道にまで拡大をして、例年以上に除雪排雪除氷作業を行っておりますが、これに伴いまして除雪経費も過去最大の除雪費用となる見込みであり、不足分を追加計上いたします。併せて今週末の寒波を始めまだまだ降雪低温で除雪が必要とされるということも想定されますので、これまでの経費に加えて追加計上をいたします。
具体的に申しますとこれまでの除排雪の実績は、4億1200万円に上る見込みであります。これに対しまして現時点での予算措置は、当初予算が2451万円、予備費で追加経費1億5000万を追加しまして1億7000万円余あるわけですが、2億3700万円ほど足りません。今後また除排雪が必要になった場合に備えて、1億円を追加計上したいと考えております。この不足分と追加計上分を合わせて3億5000万円を補正しようというものであります。
ちなみに昭和52年から除排雪経費の統計が残っておりますが、過去最大が平成25年の3億3143万円ということでありました。ですから今回の4億1200万円というのは、この過去最大を約25%上回るという額になっております。ちなみに、令和2年度にまた1億100万円という記録がありますが、1億円を超えたのは過去5回でありまして、福島市としては1億円を超えること自体が非常に少ないわけでありますが、今回は4億円以上にまでのぼっているということであります。なお今回だけではなくて、今後今回の除雪に対する各種対応を検証いたしまして、新年度予算で除雪力強化パッケージとして我々の公的な除雪力、あるいは市民の除雪力を高めるための予算をパッケージとして計上したいと考えております。
1点目は以上であります。

2点目はワクチンの3回目接種に関することであります。
本市でも2月1日から一般高齢者に対する接種が本格的に始まりました。しかし一方で感染動向、非常にこの急拡大の勢いが止まらないで本日も61名ということでこの7日間の10万人当たりの平均も100人を超えてきております。
こうした中で特に子どもの感染が非常に多くなっておりまして、これは全国的にもそうでありますが、子ども関連のクラスターが広がっていて保育教育の場の維持が困難な状況が出てきております。このために、本市ではこれまでもワクチンの前倒しを実施しているところでありますが、今回さらに前倒して特にこの幼児や児童生徒との接触機会の多い保育教育施設従事者への接種を優先的に政策的に実施して参るということであります。
まず5歳から11歳の子どもというのは、ワクチンの接種の対象に国も公式に認めましたが、これは3月からということであります。まだいつからできるかというのも実は我々としても判断できる状況にはなっておりません。それから5歳未満、これは就学前の子どもたちですけども、こちらはそもそもワクチンの対象外でワクチンによる予防といったことができません。
こうした中で子ども関連施設のクラスターが多発しているわけであります。そうした中で何ができるかといったときに子どもたちにはすぐには打てないわけでありますが、子どもたちとのこの相互感染のリスクを下げるために、保育士そして教職員の接種を政策的に優先的に進めてまいりたいと考えております。これまでもかなり集団接種などを増強して高齢者はやっておりますが、今回は別に高齢者の枠を減らす食うのではなくてさらに能力を増強させて、そして子どもたちの分をやろうということであります。
こちらにありますように、おおむね2月末まで完了できるようにこの保育教育施設関連の従事者の接種を進めてまいる予定であります。

2点目の①というのは以上でありますが、二つ目は現在の予約状況に関するご報告と市民の皆様へのお願いであります。
1月30日から高齢者の予約を開始いたしました。福島市ではこちらにあるように、毎日の予約できる人数を限定してというか指定をして、1人1人に予約開始日というのを指定してそして分散を図ったわけです。ちなみに1月30日から始まりましたが、その日に予約開始できる人は1300人ぐらいです。31日は1600人ぐらい、1日は1800人、2日は2100人ぐらいということで分散化しているわけです。しかしながら、現在までこういった対象になった方の予約されている状況というのはこちらの数字にある通りでありまして、全体を見てみると75%ぐらいということで、昨年は本当に開始と同時に多くの方が押し寄せるように予約を取られたわけですが、今回は我々が予約できますよと言っても予約をまだされてない方が約4分の1 いるという状況になっているわけであります。これにはいろいろ原因もあるかと思いますが、まずは全国的に3回目の接種の比率が下がっているのです。ちなみにお一人お一人希望をとって指定されている、一番進んでいる相馬市さんの状況を聞いてみましたが、だいたい15%ぐらい2回目終わった人と3回目のギャップがある。要するに少なくなっている状況のようであります。我々の場合はやっぱり同じぐらいは見送られる数もいるとは考えておりますが、さらに10%くらい下がっているのはやはり前回の予約にかかる面倒というか煩わしさで、あまり今回も気乗りしないとかそういった面があるんじゃないかなと私としては考えております。
こうした中で、対象になられた方、今は高齢者ですがそのうち高齢者以外の方も入ってまいります。そこでお願いをしたいのは、やはりご自分の命もそうでありますし周りでもやはり重症化リスクの高い方もいらっしゃいますので、やはり命を守るためにできる限り速やかな接種をお願いしたいと思っております。この3回目接種による予防効果は、オミクロン株に対しても保たれているとなっておりますので、ぜひ接種することに前向きに取り組んでいただきたいと思っております。
しかし先ほど申し上げましたように、福島市では混雑を避けるためにお一人お一人に予約開始日を設けています。予約開始日にならないと例えばネットでも予約できない仕組みになっています。その点では開始日にならないと予約できませんので、接種券に記載されている自分の予約開始日を確認して、そしてその日が来たら速やかに予約して接種を受けていただきたいと思います。とにかく速やかに予約していただきたいのですが、まずは予約開始日を確認して待っていただいて、その日が来たらできるだけ早く予約を取っていただきたいということであります。
特に高齢者や基礎疾患のある方など重症化リスクが高い方、それから重症化リスクの高い方との接触機会が多い方、この方々はぜひ自分の命もそうですし、周りの方の命を守るためにも3回目接種をお願いいたします。
それから今回先ほど言ったように分散をしました。予約枠はたっぷりあります。十分にあります。ですから、早く言えば予約開始日が来てその日の夕方にとっても十分とれるのですが、ここにあるように電話に関してはやっぱり皆さん特にお年寄りの人たちは朝一番にかけられる。朝一番はやっぱり混み合います。それに対して昼ぐらいからさらに午後になるともうスカスカになってきます。現実に今、下の1階の予約サポートもほとんどガラガラの状況になっているのですけど、こういった面でこの混雑する時間を外していただければ、円滑に電話は繋がってそして予約が取れますのでぜひ朝はずらして予約を取っていただきたいと、予約というか特に電話ですね、お願いしたいと思います。
それから、オンライン予約に関してはどの時間帯でもスムーズにアクセスできて予約が取れております。その点ではオンライン予約は本当に夜中でも取れますので、都合の良い時間に取っていただきたいと思います。それから指定のスーパー、郵便局での予約も現在、並ぶかなと思って心配したのですけどそういった状況ではなくてスムーズにサポートの順番を待てますので、ただどうしても開店直後とか、皆さんの買い物に行かれる時間はもしかすると混む可能性はありますので、そうした集中しがちな時間帯をできるだけ避けてご利用いただければと思います。先ほど申し上げましたように予約枠は十分にありますので、間違いなく取れますからぜひ慌てないで取っていただきたいということです。
それからもう一つ全国的に話題になっているのはファイザーとモデルナの関係です。これはどちらで受けても大丈夫であります。1、2回目どちらで受けているかに関わらず3回目の接種は同じものでもあるいは違ったものでも構いません。高い効果と安全性が確認されておりますので、あまり選ばないで受けていただければありがたいなと思っています。一般的にモデルナの方がどうしても人気薄と言われていますが、モデルナのワクチンは2回目よりも発熱などの症状、副反応が少ないと報告されておりますので、その点では人によって違いますけど安心して受けていただきたいと思います。
本市でも集団接種はモデルナで実施しています。体育館で始めているのはモデルナです。それから病院は基本的にモデルナにしております。ファイザーはクリニックでありますが、ぜひモデルナでも気にしないで受けていただきたいなと思います。ちなみに一般公開予約、最終的に我々がネットで把握できる予約ですが、そちらの予約者は現在61%がファイザーを39%がモデルナを予約されております。供給自体は55対45でファイザーの方が多いぐらいなのですけども、もう少しモデルナが上がってくると全体としてうまく回るかなと思いますが、ぜひ自分の都合のいいときにモデルナがあったとしたら、モデルナも回避しないで予約をお取りいただければと思っております。そうしたことでこの市全体のワクチン接種のスピードを上げて、そしてこの第六波の波を早く脱却してまいりたいと考えております。

続いて3点目になります。
災害時における車両避難場所の提供協力についてであります。
本市から東北運輸局福島運輸支局にお願いをいたしまして1月21日に災害時における車両避難場所等提供協力に関する覚書を締結いたしました。これによりまして、災害が発生した際に福島運輸支局の駐車場に一時的に避難できることになりました。
だいたい2番目にありますように駐車場65台ぐらいが確保されます。こちらは本市の吉倉地区でありますが、吉倉地区の場合はこのようにかなりの地域が浸水想定区域に入っております。ちなみに避難場所としては本当にいいはずですけどもクラウンアリーナもこういう形で浸水想定区域に入っておりまして、避難場所として使えません。そのために、現在は吉井田小学校とそれからJA吉井田活性化センターを避難場所として使っております。しかし、これだけ吉井田地区の人口などもあるわりには2ヶ所で少ない状態でして、そのために市でいろいろと対応を検討しておりましたが、こちらにある吉倉の福島運輸支局こちらは浸水想定区域外でありまして、雨のときも安全に避難できるということで運輸支局にお願いをいたしまして、この度こちらの駐車場をお借りするということになりました。
ちなみに使えるのは業務時間外ということで土日であれば24時間大丈夫ですが、平日であれば8時から18時までの時間帯を除いた時間に活用できます。しかし災害の規模によって「ぜひ対応お願いしたい」ということであれば、そこは協議によって現時点では想定してない時間外も大丈夫という取り決めにさせていただいております。
こういったことで、今後も民間の皆さんというか市以外の様々な資源を活用させていただきながら、避難場所の確保に努めてまいりたいと考えております。

続いて4点目です。
福島市企業立地オンライントップセミナーを開催するというお知らせです。
福島から始まる戦略的新産業拠点プロジェクト2022ということをテーマに、福島で進む新たなビジネスイノベーションにスポットライトを当てて、オンラインセミナーを開催いたします。
本来であれば私も東京の方に出向いて、そしてリアルの開催を予定しておりましたが、こうした状況でリアルの開催が困難だということでオンラインに切り替えまして、オンラインのトップセミナーを実施するというものであります。
日にちは2月25日13時半から14時半ということであります。参加無料で事前登録が必要ということでありますがZOOMのウェビナーを使って配信をいたします。内容は、日銀の福島支店長であります植田リサ支店長から2022年の福島県経済の展望、戦略的拠点として福島市への期待というタイトルで基調講演をいただきます。
その後、私が福島市の進化を中長期的な視点からご案内をして福島市のプレゼンテーションをいたします。その後、植田支店長、私に加えてイービーエムの朴(パク)社長、福島で世界に向けたビジネスを意欲的になさっていますが、朴社長に加わっていただいて「福島で働くとは」あるいは「福島でのビジネス展開」「戦略的新産業拠点としての福島市」というものを三つのテーマに分けて、これらに関するトークを展開しようというものであります。
資料の4にあるように事前登録をお願いいたしますし、当日の取材をご希望の会社につきましてはイービーエムの福島製造開発センター「FIST」の方で実施をいたしますのでこちらに来ていただければと思います。
4点目は以上であります。

それから5点目。
1月28日に総務省が2021年の人口移動報告を公表いたしました。
県内でも都道府県別で見ると、転出超過数が全国で2番目に多いということで皆様にも報道いただいております。今回はその分析を現時点でありますけれども皆様にお知らせをしたいと思っております。
こちらが総括なのでこれを見ながら総括に書いてある内容をご説明したいと思いますが、福島市の転出超過数はここ数年で見ると徐々に少なくなってまいりまして、2020年は88人ということで、転出超過が解消されるまであと一歩のところまで迫りました。しかし昨年は一転をいたしまして、422人の転出超過となりまして一昨年に比べると大幅に転出超過が増えているという状況であります。この422人というのは、県内では3番目に多い数になっております。なんでかな?と思って分析していますがこれはよくわかっておりません。
実はなかなか我々が分析しづらい面で言うと外国人の登録人口も実はあるんですね。これがやはりコロナの関係で、例えば一昨年であればかなり止められたものが昨年は規制がだいぶ緩和されて、それで本国に戻るとかそういう方が一斉に戻っていた可能性、ちょっとそんな動きも聞こえてきたりいろいろありまして、そこはこれからまた分析をしてみたいと思っていますが、この辺の具体的な内容に関しては十分まだわかっておりません。
状況をまずお知らせしますと本市は一貫してこの20歳から29歳が転出超過になっているのです。こちらも一昨年と比べると約55人増えております。しかしそれ以上に30歳代が122人転出超過になり、また何でかわからないですが50代もこれが一番大きくて138人転出超過が増えているという状況になっておりまして、この辺の転出超過は最終的に422人という転出超過になった要因になっていると年齢別で見て取れます。
ただ一方で、このうち0代を見ますと5年前ぐらいはかなり転出超過だったのですが最近は転入超過になってきておりまして、これは10歳代もそんな感じになってきております。その点では本市が進める子育てするなら福島市といったような形での子育て支援策でこちらの方に転入される方というのも多くなったかなと推測をしているのですけども、こういった動きが見てとれるわけであります。
一方で自然増減を見ると、今回はかなり自然減が増えまして350人ぐらいマイナスが増えております。亡くなられる方がこの高齢化に伴って増えてくるというのは仕方がないというか当然の現象ではあるわけですけども、一方で今回は皆さんにぜひ知っておいていただきたいのは、出生数が大幅に減っているということなのです。2020年から昨年で見ますと9.8%減っているのです。確かに少子化の中で徐々に減ってはおりましたが、ここまで大幅な減というのはこれまでなかった話でありまして、これはかなりコロナによる影響が大きいだろうと見ております。そしてまたこの少子化の一つの背景になっているのがまたこの結婚ではないかと見ていまして、結婚もこれは2019年と比べると2020年は12.2%減っています。そしてさらに昨年はもっと減りまして2019年と比較すると13.9%減っているのです。その点では、このコロナによって子どもを産み育てることへの不安、そういったことから産み控え的なものがあったというのと、それから結婚自体が減ってきて特にこの2020年の減はその翌年の子どもの出生数の減というのに響いたのかなと見ております。その点では、今年はさらにまた減る恐れがあるというのが危惧されるわけでありますけども、こういった現象でこのコロナ禍というのはこの社会の基本的な部分も非常に大きな影響を与えていると思います。
市でも、これまでも子育て支援あるいは教育対策最優先で政策を進めてまいりましたし、結婚に関してもコロナの中で新しい生活様式に対応した会議費補助金の中で、結婚披露宴に対する補助もやっております。今年度は54件使われておりまして、それなりに背中を押す効果にはなっていると思います。また今年度から結婚新生活支援事業というのを始めて、一定所得以下の新婚世帯には家賃補助とかあるいは引越し費用の補助とかそういったものを出しております。こちらの方も150組申請いただいて、それなりに結婚への支援にはなっていると思うのですが、やっぱりこの社会全体のコロナの中の情勢が、こうした結婚減というものを招いていて、これがさらに少子化に拍車をかけているのではないかなと私としては受け止めております。今後もこういう分析をしながらさらにこういった対応を強化してまいりたいと思っております。
私からは以上です。

(広聴広報課長)
それではただいまの5件の発表事項についてのご質問をお受けします。
質問のある方は挙手いただきましてこちらの指名の後マイクを通して社名お名前を述べてからご発言をお願いいたします。それではどうぞ。
(福島テレビ)
3回目の接種の件でお尋ねをしたいんですけれども、保育教育施設っていうのは、どういう施設が対象になってくるのかと、あと、推定でどれくらいが対象になるのか人数も合わせて教えてください。
(市長)
対象は小さいところから申し上げると、保育所・幼稚園それから認可外なんかも入りますけどそういった類ですね。それからその上の年代で申し上げますと学校とそれから学童の施設です。さらに児童養護施設とかそういった児童関連の施設、これが対象になります。
対象人数はどれくらいですかね。
(保健所副所長)
人数につきましては保育施設が今のところ約1800人、小中学校高校教員の皆さんが2400人程度と見込んでおります。合計4200人です。
(市長)
4200人ぐらいになります。
(福島テレビ)
あとですねこの2月のところで3回目接種、網掛けにして書いてあるんですけどもだいたいいつぐらいから始められる予定でしょうか。
(保健所副所長)
2月のできるだけ早い時期に接種をしていきたいと思っています。
(市長)
またその際には皆さんにもお知らせをして、接種の状況などを取材いただけるようにセットしたいと思います。
(NHK)
除排雪費用の追加のところで伺いたいんですけれども。
先ほど市長は、市民の除雪力を高めるために、備えの部分で追加するというふうにおっしゃったと思うんですけれども。
(市長)
市民だけじゃなくて当然我々行政も含むし、市民のもということです。
(NHK)
特に市民の除雪力を高めるためというところについて、何か策というのは新しく来年度に向けてでも検討はされているんでしょうか。
(市長)
ええ、今検討中です。
これまでも、今回やったように小型除雪機の貸し出しはやってきたわけです。これも私が就任して3年前、年末の雪を経験してより多くの人に貸し出しができる仕組みに変えて、それから小型除雪機も10台に増強したのです。今回それをまた増強するというのも考えられますし、それから市の持っているものをいろんな面で有効活用していこうと考えております。
それから今回私すごく感銘を受けたのですけども、東部地区に行ったら消防団を中心として除雪隊というボランティア団体が立ち上がって、そしてやっていただいたのです。やっぱりそういう方々を応援できる仕組みというかそれもまたきちんとしていきたいなと思います。
これまで福島市は市民の皆さんへのお願いというのもあまりやってなかったのですね。今回はもう皆さんメールを受けているからたぶんお分かりだと思いますけど、災害に準じて今は災害メールとかあるいはLINEとか様々な媒体で今日などもそうですけども、雪がこれぐらい降る見込みですよと、転倒などに注意してくださいと、それで除雪のご協力をお願いしますと、こういったことも言っておりまして、やはり市民の皆さんにもそういった意識をこれまで以上に高めてもらいたいし、それに対する我々の支援もきちんとしていきたいと思っています。
(NHK)
民間の会社にも除雪を委託されていると思うんですけれども、その民間の会社に対して除雪力を高めるための支援というのは何か考えておられるんですか。
(市長)
会社というのはビジネスでやっている方に我々お願いしているので、それでどのような対応があるかというのはまた検討の余地があるわけです、かなり。会津などは必ず除雪をしなきゃいけないのである意味最低保証みたいな感じでやられたりしている。ところが福島はどこまで必要なのだろうかというのも非常に難しいところで、先ほどの数字にあるように令和元年だったら1500万ぐらいしか実はかからないわけです。こういった中で最低保障みたいな形で出すと、また数千万円雪も降らないのに市が出さなきゃいけないとか。しかし一方でそれをやらないと民間は機械なども揃えることができないとかいろいろ難しい問題がありまして、そこはいろいろとコミュニケーションを図りながら対応を考えていきたいと思っています。
(福島中央テレビ)
予約状況についてだったんですけれども、7割程度にとどまっているということで改めてとどまっている理由としては何が考えられるでしょうか。
(市長)
先ほど申し上げた通りですけど、一つは3回目自体に対する関心の薄れなのかよくわかりませんが回避する傾向というのがまずあって、それが10%から15%ぐらいはあるのだろうと思うのです全国的に。あともう一つは、高齢の方々はやっぱり面倒だっていうのはすごく嫌がられるわけですね。特に前回の1回目2回目のときに予約が取りづらかったということで予約を取ること自体に抵抗感を感じている方がいらっしゃって、そういった部分がこの10%程度下げているのじゃないかなと私としては考えているのですけども、そのために先ほど申し上げましたように予約は非常に取りやすくしておりますので、ぜひその気持ちをちょっと外していただいて予約を取りに動いていただきたいなと。ただ動かないとこれはできませんのでぜひそこはお願いしたいと思っております。
(福島中央テレビ)
特に希望がファイザー、モデルナに偏っているようなそんな状況はないでしょうか。
(市長)
そこは福島市の場合、先ほどお示ししましたように極端に偏っているなというのは見受けられないかなと私は考えています。
(広聴広報課長)
他にございますか。
よろしいでしょうか。
それではないようですので発表事項については以上とさせていただきます。
発表事項以外で、皆様からのご質問をお受けします。
よろしいですか。

(市長)
さっきちょっと申し忘れました。一部のメディアの方も来られていたからおわかりだと思いますが、午前中に県と一緒に国土交通省の方にモニターで除雪費の支援に対する要望をさせていただきました。そういったことで我々も雪寒道路という、国が指定した道路に関しては国の補助の対象になっておりまして、現在はだいたい事業費ベースで1000万円ぐらいしか対象になってないという状況なのですけども。現実に今、我々のこの除雪の状況からするとうちの全体の10分の1位なのですね。ですから4000万円ぐらいになってまだまだ支援をいただいてもいいだろうということで、要望を先ほどさせていただきましたのでお伝えをさせていただきます。

(広聴広報課長)
先程のNHKさんの質問の関連ということで補足になりました。それでは以上をもちまして本日の定例記者会見を終了いたします。本日はありがとうございました。

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政策調整部 広聴広報課  

福島市五老内町3番1号

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