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更新日:2021年8月16日

令和3年8月16日 非常事態宣言下における感染状況について

記者会見資料

動画(手話入り)

発言内容

日時 令和3年8月16日(月) 午後2時10分~2時30分
場所 庁議室


1.開会
(広聴広報課長)
それでは、本日の発表事項につきまして、市長からご説明申し上げます。

2.市からの発表
(市長)
 はい、今日は急遽ありがとうございました。
 今日の発表内容はですね、皆さんからすると新鮮味に欠ける内容かもしれませんが、お盆後の感染拡大を防止するためには、ここでしっかり手を打っておかなければいけないということで、皆さんにお集まりをいただきました。
 まず、福島市における感染状況を申し上げますと、ご承知のように福島市では、7月25日にデルタ株が急拡大をしてきたということで、独自にデルタ株急拡大警戒情報というのを発出させていただきました。
 そして、この緑が福島ですけども、月末にかけて飲食店を中心としたクラスターなどが相次いでいたことからですね、ちょうどオリンピックの野球の試合が開催された7月28日に、県に時短等の措置を要請いたしまして、そして県の集中対策をですね、7月31日から実施していただきました。
 そして、その間に県と3中核市での共同メッセージを出したり、その後県の方では、まん延等重点措置なども始まってですね、対策を強化してきたというのがこれまでの流れであります。こうした取り組みの成果もあってですね、福島市の1週間当たりの新規感染者数はですね、31.74まで行きましたけども、何とかそこから下がって、現在は、20前後で持ちこたえているという状況になっております。しかしですね、ここで、お盆特有の理由による感染が増えてきておりまして、今後、大幅にまた拡大する恐れがあるということで、私としては、対策を打ちたいというふうに思っております。
 こちらにあるようにですね、8月12日には、福島市がまだ独自にお盆シーズン特別注意報というのを出しまして、そして広報車で市内全地域を回っておりました。内容はですね、やはりその帰省を含めて、まず福島から県境を越えて移動される方が増えるんですね。それから、帰省者も増えて参ります。こういうものはできるだけ控えて欲しいと。それから、帰省者が帰ってきたらそれはそれでもう帰ってきたものはしょうがないので、できる限り帰省者との接触も避けてくださいということをこの予防の期間中に、我々は強く申し上げておりました。
 それから、お盆特有として親族等ですね、いつも会っている人以外の人が集まって、そこで会食するといったことがあります。これはこれまでの感染拡大局面でも何度も見られていた事象でありまして、これも控えてくださいということを強く我々として強調いたしました。
 そして、県の要請にもあるように、不要不急の外出を控えてください。
 この3点に特に絞ってですね、お盆シーズン特別注意報という形で市民にお願いをしてきたわけであります。しかしながらですね、今の状況どうなっているかというと、8月1日から15日までの陽性の確認数が129人、市内居住者でおります。
 そのうち、県外に移動した、それによって感染したのではないかと思われる方がですね15人いらっしゃいます。そして、この15人から、二次感染をしたという方々が12人いると。これは市民だけでありまして、実際は市外の人へうつっている場合も、これはあります。
 それから、帰省された方。今日、県の発表では県内全体で9人県外の方が確認されているようですが、福島市でもそのうち2人、この福島市で確認しておりますが、これまでに、この8月中で8人いらっしゃいます。首都圏が半分ぐらい。それから東北が3人、関西が1人いらっしゃるわけですが、8人いらっしゃっているんですね。これは福島市の保健所で確認しておりますけれども、福島市のこの129人の中には、入りません。そして、ここから感染された方が4人いるというところであります。
 それから、いつもの人以外との接触があって、それによって感染されたかではないかという方が、3人いらっしゃるという状況です。そして我々が恐れるのはですね、大体お盆に会って、そしてそれから3日後から、大体2週間ぐらいの間にですね、そのお盆時の接触に伴う陽性患者というのが出てくるのです。これから、非常に拡大することを懸念しております。とりわけ、今、この8人と書いてありますが、まだ十分まだ調査が進んでおりませんので、この帰省者に関連した、感染者数というのは、またこの数日の間に出てくるのだろうと思うのです。
 そこで、福島市としてはですね、お盆後の感染拡大防止対策として、県外に移動した方、それから帰省者など、いつもの人以外と接触した方、この方にはぜひ、受診や相談をお願いしたいと思いますし、そのために、福島市としては、積極的に無料のPCR検査を実施いたします。
 今、申し上げたようにこれらの方の感染が増えております。県境を越える移動をした方、或いはいつもの人以外との集まりはですね、今後も引き続き控えていただきたいというふうに思います。まだ帰省されて、戻ってない方もいらっしゃると思いますが、ぜひ同じ家庭内でも、できる限り近場での接触は避けるとかですね、或いは感染防止をした上で、顔を合わせるとかそういったことで感染対策を徹底していただきたいと思います。
 そして症状のある方はですね、これまでと同じでありますけども、かかりつけのお医者さんとか、或いはお医者さんの方にまた受診をしていただく。それから、県外移動者または帰省者など、いつもの人以外と接触し感染の不安のある方は、これは積極的にPCR検査を実施しますので、こちらにご連絡をいただきたいと思います。
 その他、こういった方に該当しない方でもですね、不安な方にはまた、前向きに検査等も対応して参りますので、ぜひ早めにですね、受診相談をお願いしたいというふうに思います。
私からは以上です。

(広聴広報課長)
それではただいまの発表事項につきまして質疑応答に移ります。
質問のある方は挙手をいただきましてこちらからの指名の後、社名お名前を述べてからマイクを通してご発言をお願いいたします。
それではどうぞ。
(福島放送)
この感染状況のグラフというか表のところでちょっとわからないので教えていただきたいのですけど。1日から15日まで市内で129人いますと、陽性者数で書いてあるのは、この項目別にありますが、県外と接触129人のうち、県外の方と接触した、県外に移動された方が15人いらっしゃるという理解でいいですよね。
(市長)
はい。県外に移動してそれで感染したんだろう、と思われる方がまず15人いると。そこから移った方が、感染した方が12人ということです。
(福島放送)
この帰省者は、市外の方ということですか。これはどういう?
(市長)
基本的に県外ですね全部。それで、15人中12人は首都圏です。
(福島放送)
福島市に帰ってきてらっしゃるという帰省者なのですね。
(市長)
帰ってきたのですね。そこから福島市で発熱とかして、それで検査の結果陽性だってわかったわけです。ただその方々は、基本的によその地域で居住しているので、福島市のこの感染者数129人には入らないです。
(福島放送)
この関連陽性者の4人というのは市民の方でよろしいでしょうか。
(市長)
はい。
県でも、今日もそうですけど、全体64名でしたっけ。市町村別に出ますけど市町村に属さない、その他県外者が9名いますよね。それと同じようにこの9人分の県外者がこちらになりますね。
(福島放送)
いつもの人以外との接触ありというのは、これは市民の方ってことですね3人は。
(市長)
そうです。これは上の方とはまた別に集計してあります。
(福島放送)
だから帰ってきてらっしゃった方とはまた別ってことですね。
(市長)
はい。
(福島放送)
あと、この無料PCRですけれども、これは県外に移動した人、または帰省された方と接触した人で、症状はなくてもPCR受けられるということですね。
(市長)
そうですね症状のある人は、我々も医療機関じゃないですから、そこはお医者さんで受診していただいて、基本的には症状のない方がこちらにご相談いただければPCR検査をするということです。
(NHK)
2点質問があるのですけれども1点目。
県外の移動者または帰省者にその症状がなくとも無料でPCR検査を実施しますというふうに呼びかける積極的に呼びかけるのは今回が初めてですか。
(市長)
そうですね、こういう形でやるのは初めて。ただ、今までは、接待を伴う飲食店のクラスターなどの時においてですね、飲食店を利用した方々に、どうぞこちらにご相談くださいと、そして、検査を実施しますとこういう形で呼びかけたのはありますけども、帰省とか、まさにこういったお盆時期なんかに絡んで、呼びかけるのは初めてです。
(NHK)
あともう1点質問があるのですけれども。
こちら側が調べた中で入ったデータですけれども、NTTのデータの方で、郡山市の方では駅前の人出の人数が、かなり減少していたんですけれども、福島市の方では13日と14日でポイントがちょっと高くなっていたのですね人出が。他の市町村との、何て言うか危機感というか、市民に対しての受けとめっていうのは何か市長として、お考えありますか。
(市長)
ちょっとそこは基準。何と比較しているかにもよりますよね。そこは大きく違わなければ、それはちょっとした1日単位の動きの差だと思います。ちなみに、福島市の方はですね、私もこの間、知って逆に驚いたのですけども、福島市の人口当たりの感染者数で見るとですね、福島市は県内の平均以下なのです。その点では、我々も早期の検査などですね。そういった感染防止に努めていますし、何よりも市民の皆さんがそれなりに感染防止の意識を持って動いてらっしゃることがこういう結果にあらわれているのではないかなと私は考えています。
(NHK)
このまま引き続きこう抑えていけるように、改めて呼びかけたいっていうようなお考えそうですね。
(市長)
何とか今このような形で収まっているわけです。しかし、やっぱり今現場で感じることはですね、やっぱりデルタ株がすごいです。感染力の強さなのです。これまでの保健所の調査だとここまで濃厚接触。それから、濃厚にはならないけどもここまでは検査しておこう。と思ってやってきた面はあるのですね。
しかし最近はさらに、ここまではやっておこう、をまたさらに広げているのです。その広げた範囲内で見つけているケースも結構あるんですよ。先ほども保健所の現場の担当者とね、話していて、それで感染していたの?という感じを私持ちました。
2人とも意見は一致したのですけども、ですからやっぱりこういう危機感がですね、我々の中にありますので、その点ではこのお盆の時期の動きによって、まだ出てこない方が今後出てくるというのは非常に我々としては恐れているので、できるだけ早く押さえ込みたいということで、この今の受診とPCR検査の呼びかけを今しているわけです。
(朝日新聞)
感染者のグラフを拝見して、お盆の時期にこれから増えてくる懸念もおありになるということもわかるのですけれども。ちょうどオリンピック福島市で開催した時にグラフがこう上がってきているようにも見えるのですが、そのオリンピックの直接的或いは人々の心理的な影響っていうのはどのようにお考えでしょうか。
(市長)
心理的な影響をですね、私はなかなか否定しづらいかな、やっぱり多少はあるのじゃないかなって気はしますけれども。直接的な影響でいうとそれはありません。福島市の場合は、会場になった関係もありますので、実は今回のPCR検査と同じようにですね。選手を泊めたホテルとか、或いはその選手の送迎に当たった輸送機関とか、そういった関連の会社に対するPCR検査を実施いたしました。それから、大会関係者なんかと接触をして、ちょっと不安だなと思う方もいらっしゃると思ったんですね。そういう方にも、相談をしていただいて、検査なども実施してきました。その結果、1件も陽性は見られませんでした。その関係の方はですね。それから、オリンピックの中でも福島の会場では、これは報告されてませんし、私は直接的には、なかったかなというふうに思います。
(朝日新聞)
冒頭にあったその心理的なのはちょこっとっていうのはもう少し、
(市長)
そこは我々もわかりません感覚的なことです。全くないとなかなか言い切れないじゃないかなというぐらいの話ですから、それは福島というよりは、日本全体の面でという感じですね私の印象としては。
(福島中央テレビ)
コロナ禍で、2度目の夏休みだったり、お盆休み期間というのを迎えて、人々のこの慣れであったりとか、油断っていうのもあるのかなと思うんですけれども、この市内の感染状況動向というのをご覧になってですね、そのあたりどのようにお考えでしょうか。
(市長)
そうですねやはりこの、7月の終わりから8月にかけての局面ではですね、私自身も多少の緩みはあるだろうというふうに感じました。
そのために、県への要請もですね、これまでの感染拡大の局面からすれば早いタイミングで私としては、要請をさせていただきました。その後も、先ほど申し上げたように、広報車で市内全体を歩いたりですね、いろいろやっておりまして、市民の皆さんと、かなりの程度は危機感を共有できているかなというふうに思っています。
(福島中央テレビ)
最後に1点なんですけれども、お盆はもう終盤ですし、終わりますし、夏休みも終盤なんですけれども。これから休みずらして戻ろうなんて考えてらっしゃる方も中にはいるかもしれないんですね。そういった方たちにですね改めて市長からメッセージをお願いできますでしょうか。
(市長)
そうですねこれから戻ろうということは、これは県からもお願いしているように原則中止か、延期をと申し上げておりますので、できる限りそういった要請に従って欲しいという、要請に協力をしていただきたいというふうに思います。それから、いろんな事情でですね、やむを得ず来ざるを得ないって方もいらっしゃると思いますが、その場合は、やはり今、このデルタ株っていうのは非常に感染しやすいということを十分に踏まえてですね、同じ家庭の中でも、徹底して感染防止の対策を講じていただきたいというふうに思います。
(福島民報)
帰省者をどう定義しているのかちょっと詳しく教えていただきたいんですけど。
(市長)
帰省者はですね、一般的に県外から大体聞き取りで、帰省という感じで受けて聞き取りをした方を帰省というふうに位置付けています。
(福島民報)
要は、保健所が陽性者に聞き取りして、結果、市外、市外でいいのですか。
(市長)
これ全部県外です。市外と書いてしまいましたが
(福島民報)
帰省してきていると答えた方。
(市長)
そうですね帰省中でと答えたというか、そういう調査はしていませんが、その説明の中で我々が帰省しているというふうに認識をした方ですね。
(福島民報)
PCR検査自体は、この帰省者の方っていうのは、どこで受けたとかってある。
(市長)
全部福島市で受けて、我々が見つけた。見つけたというか確認しています。
(福島民報)
住民票が福島市外にあるとかそういうことまでは。
(市長)
そもそも福島市にカウントするかどうかは住民票の問題じゃないです。居住の実態がどこにあるかがベースになっていますので。ですから、学生さんであれば、住民票はもしかするとこっちにあるかもしれませんが、我々は、それは確認していません。
(福島民報)
居住はしてないと。
(市長)
そうですね居住の実態は、県外にあります。
(福島放送)
無料PCRなんですけれども、県外から来た方が移動した方っていうのもあると思うんですが、逆に広島県なんかですと、帰省された方に市内の方とかに接触する前にPCRなんかをやっているんですが、そちらまで拡大するというお考えはありますか。
(市長)
それはこれまでもいろんな局面で会議検討もしましたが、それをやると、我々は今来ないでくれって申し上げているんで、呼び込む効果を持ってしまいますので、本市としては実施いたしません。

(広聴広報課長)
他にございますか。
よろしいでしょうか。
質問ないようですので以上をもちまして、本日の緊急記者会見を終了いたします。
ありがとうございました。

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このページに関するお問い合わせ先

政策調整部 広聴広報課  

福島市五老内町3番1号

電話番号:024-525-3710

ファクス:024-536-9828

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