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更新日:2022年1月6日

令和4年1月6日年頭記者会見(道の駅ふくしまグランドオープン他2件)

記者会見資料

動画(手話なし)

動画(手話入り)

発言内容

令和4年1月6日年頭記者会見
日時/令和4年1月6日㈭午前10時~10時50分
場所/庁議室


1.開会
(広聴広報課)
定刻になりましたので、ただいまから令和4年市長年頭記者会見を始めます。
本日は冒頭、市長からの年頭の御挨拶がございます。その後市からの発表事項についてご説明申し上げます。


2.市からの発表
(市長)
明けましておめでとうございます。
2期目に入りましてもうすぐ1ヶ月ということになります。またそういう状況ですので市政への方針は選挙のときから述べていることと、特段の変更はありませんが、年頭に当たり今年の抱負を申し上げ、発表事項をご説明いたします。
1期目は中核市移行、オリンピック開催、朝ドラエール放送、大震災後10年という本市にとって重要な出来事が相次ぐ中、台風19号や新型コロナなど多くの災難に見舞われました。私としては、こうした中でも公約の新ステージに向けた取り組みを足を止めることなく進めるとともに、災難を飛躍のバネに変えて市政のグレードアップを図ってまいりました。昨年は新型コロナに翻弄された1年でしたが、新総合計画を策定して、福島市の将来像への道筋を描くとともに、待機児童ゼロをはじめ様々な分野にわたって新たな政策が前進、実現をいたしました。市政は大きく動き、福島市は新ステージへの道を着実に歩み始めていると思っております。しかし新型コロナは変貌しながら脅威を増しており、今年からは中心部のまちづくりの過渡期となって今後数年は最もつらい試練の年が続きます。それでも今年こそは新型コロナを抜ける出口、希望の未来への入り口の光が見える年にしてまいりたいと思います。新型コロナにつきましては、年末まで約70日にわたって感染確認ゼロとなるなど落ち着いた状況が続きました。ワクチン接種も対象の9割に達しております。これもひとえに市民の皆様、特に献身的に従事いただいている医療・保健関係の皆様のおかげでありまして心から感謝を申し上げます。しかし、オミクロン株の出現で東京、沖縄など一部の都道府県では爆発的な再拡大が起き始めています。早晩、福島市にも入ってくるとの覚悟に立って、市民の皆様に改めて基本的な感染防止対策の徹底をお願いし、市としても第6波への対応を最優先に進めてまいります。
今月3日からは、こちらにあるように、薬局での検査も可能になりました。今回のオミクロン株、これまでの調査の状況では、無症状の感染が多い状況となっています。このため年末年始に県外の方と会ったとか、県外に行ってきたとか、こういったことで不安のある方は早めに検査を受けていただきたいと思います。こちらにあるようにこの検査の対象は、県内に居住する例えば住民票のない学生さんなども対象にはなりますので、早めに検査を受けていただければ大変ありがたいと思います。
そして、急ぎたいのはワクチンの3回目接種であります。これは具体的に後ほど申し上げますが、一般高齢者には1ヶ月前倒しをして2回目から7ヶ月後に打つこととして2月1日から開始いたします。高齢者以外の方の前倒しは国の供給次第になります。正直なところ国の小刻みな方針変更につきましては、我々の準備がついていけない面もありますけれどもできる限り前倒しをして取り組んでまいります。
そしてコロナに加えて原油高が追い打ちをかけて厳しい市民生活と地域経済の再生には国や県の施策に加えて、市でも値引き型のエールクーポンの提供など独自の対策を機動的に進めてまいります。あわせてコロナ後を見据えて、デジタル化など新たなる変革を推進しコロナ禍を乗り越えてまいりたいと思います。一方コロナ禍で進行する人口減少を何としてでも食い止めなければなりません。あらゆる面での都市のグレードアップが必要です。しかし、私としては四つの要素プラス2の取り組みを重点に市政を進めてまいります。
一つは、防災や共生社会、ゼロカーボンの取り組みを通じて安全安心なまちを構築すること。
二つ目は教育と子育てで選ばれるまちを実現すること。
三つ目は、農業にしても商工業にしても、将来にわたってやっていけるという産業にすること。
そして四つ目は、にぎわいと文化であります。
そして、あらゆる分野にわたって必要なプラス2として、デジタル化と、女性の活躍を推進いたします。その中でにぎわいについては再開発ビルの完成までの間、駅前通りの南側の店舗がなくなって、まちなかの火が消える危機にもなります。そのため、若い人たちにも参加いただいて、まちなか再生の新たな枠組みを作って取り組みます。そしてその拠点として、議会にも相談をしなきゃいけないわけでありますが、現在旧中合のビルにありますまちなか交流館、この機能を向かいのエスタビルの地下に移しまして、さらに、この地下と駅の間はですね、これがエスタビルの地下の出入り口でありますけども、ここからこういう地下道の空間が駅まで続いています。ですからビルの地下だけではなくて、この空間も一体的に活用することでにぎわいの空間をつくってまいります。そして駅前広場から、この地下歩道そして新しいまちなか交流館、そしてそこを上がれば駅前通りがあって、そしてさらにその向こうにはこの夏完成予定の新まちなか広場があります。これらを連動させて、イベント展開あるいはにぎわいづくりを図って参ります。
一方、街中は買い物の機能とかその点ではちょっと低下するわけですが、郊外部では道の駅ふくしまが、また後で申し上げますが4月21日プレオープンし27日にグランドオープンいたします。もう既に、このようにですね建物本体はもう出来上がっております。外観はピアノの形をイメージしておりますし、中はかなり木をふんだんに使いまして非常に広々とした空間になっています。ご覧のようにアクセスは大笹生インターチェンジのループ内にありましてここがそうですね、非常にアクセスの良い場所、そしてそこにはこれも木質感あふれる子どもの遊び場、そしてドッグランも整備いたします。こういったものもできますし、また飯野のUFO研究所など各地域の個性的な地域づくりを推進して福島の活力を増進してまいります。
二つ目はデジタル化の推進です。
あらゆる分野でデジタル化を推進する地域総ぐるみの新たな枠組みを設け、苦手な方や中小企業にも優しくサポートしてデジタル化を強力に進めてまいります。
そして三つ目ですが、この3月には福島市を中心とした9市町村による連携中枢都市圏を形成する予定です。相互に協力し合って広域的発展を目指してまいります。そしてその一環として、ちょっとだけ触れますが5歳から11歳の小児のワクチン接種、これを広域的にできないかということで呼びかけ検討をしているところであります。今後数年は本当に試練の年が続きますがあらゆる面で福島市をグレードアップするチャンスでもあります。
私としましては引き続き、開かれた市政、スピードと実行をモットーに、市民とともにつくる共創で福島市のリノベーションを実現してまいる所存であります。なお、年末年始は断続的に大雪に見舞われまして市民の皆さんにご不便をおかけしました。市といたしましては、従来からは様々な改善を図りながら連日未明の時間帯からフル回転でその対応に努めてまいりましたが、装備やノウハウなど除雪の力不足を感じております。今日も学校関係を中心にひどいところの対応を進めておりますが、この経験を今後十分に受け止めまして除雪力強化プロジェクトのようなものを取りまとめてまいりたいと考えております。当面は全力で学校の再開も近いですので除雪に当たってまいりたいと思います。


続いて発表事項です。
今申し上げましたように、道の駅ふくしまが4月21日にプレオープンして、3日間プレオープンします。最初の日は11時から16時、残り2日は9時から16時にプレオープンします。そしていよいよ4月27日からグランドオープンということでこちらの店舗の方は、9時から18時でありましてオープニングイベントも実施する予定です。もちろんトイレなどの公共空間は24時間対応という形になります。
続きまして新型コロナワクチン接種の当面のスケジュールなどについてお話を申し上げます。まず3回目接種の進め方でありますが使用ワクチン、もう既に12月1日から医療従事者、そして24日からは高齢者施設。福島市ではもう始めております。現在はファイザーでやっておりますが、2月からはモデルナも使って実施する予定です。接種対象はまた後ほどご説明いたします。医療従事者に関しましては当初3月末までという方針でありましたが、できる限り1月末で終わるよう前倒しをしていきたいと思っています。一部2月残るかも知れませんができる限り1月末までという形で進めます。一方高齢者施設も前倒しをして、12月24日から始めておりますが、こちらもできる限り2月ぐらいには終われるように進めてまいります。ただ、医療機関と様々な調整があってあるいは入所者の状態とか難しいところもありますがそういったところは、クラスター防止の観点から施設の従事者だけでも早めにやって、そしてクラスター防止を図ってまいりたいと思っております。高齢者施設もう既に全国でも大規模なクラスターも出ておりますので、その防止の観点からできる限り前倒しを図ってまいりたいと思います。
そして高齢者施設入所者以外の一般の高齢者に関しましては国の方針で、2回目から8ヶ月以降というのが7ヶ月以降ということで1ヶ月前倒しになりました。我々としてもできる限りそれに応じてやってまいりますが、そういう高齢者への対応だと単に接種体制だけじゃなくて、受付のサポートとか様々な高齢者接種に対しての体制整備が必要なわけです。そうするとまた雇用期間の変更とかいろいろと出てまいりまして、なかなかこまめな変更には追いつかない面があります。その点では単純に7ヶ月後ということだとそういった準備を考えますと、混乱なく前倒しを進めるということで2月1日から接種に関しては実施してまいります。そしてできる限り高齢者に関しましても国のワクチンの接種状況、前回もお話した通り、今、目処が立っているのはなかなか難しい面がありましたけどもできる範囲で我々としては前倒しを進めてまいります。
そして64歳以下の方に関しては、こちらは8ヶ月以降というのがまだそういう国の基準といいますか見通しになっておりますので、これもいずれにしても国でどれだけワクチンを早く確保できるかというのに懸かってくると思います。国にはできるだけワクチンを早く確保していただいて、そして供給いただければ我々もまた前倒しを図ってまいりたいと思います。なお集団の方も実は後で申し上げますが小児のために我々考えていたのですけども、小児が3月以降ということでちょっと後ろ倒しに今なっております。当初の見込みに比べるとその分の集団で準備した体制は高齢者向けに前倒しをして、2月の初めから集団接種の方も始めていきたいと考えております。
接種券の発送については皆さんの資料の次のページをご覧いただきたいと思うのですけども、医療従事者に関しては7月末までに2回目が完了した方には1月17日に接種券を送付いたします。それ以降の方に関しては順次送付という形です。それから高齢者に関しましては昨年の6月末までに2回目が完了した方。この方々は2月末までに2回目完了から8ヶ月が経過するわけですが、こういった方々も前倒しをいたしまして1月17日に一括して送付いたします。その後の方につきましては接種可能日の2週間から6週間前程度に送付をいたします。
そして前に、予約は予約可能日というのを設けて分散を図りますと申し上げました。なかなか言葉だけだとイメージがつきづらいかもしれませんが、今日ちょっと具体的にお示しをしました。高齢者接種の前倒し分6月の末までに2回目が完了した方の分ですけども。2回目完了日が、6月7日から10日の方は、予約の可能日が1月30日ですよと、11日から14日の方は1月31日、15日から16日に関しては2月1日とか、このように1回目の接種日に応じて予約の開始日を細かく設定してまいります。ですから、これまでは開始日に、例えばここだったらこの全体の塊が1月30日にどっと来てそれで混乱したわけですけども、毎日毎日であればそんなに数は多くないのでいろんな方法でも混乱せずに予約を取っていただけるかなと考えております。
そして予約受け付けは、改良をしたシステムによる予約サイト、それからコールセンターによって行いますが、こちらは1月30日の午前9時から受付を開始します。そして事業所連携型受付といってスーパーや郵便局に予約スタッフを我々が派遣をしてそしてオンライン予約をサポートするわけですが、こちらは1月30日の午前10時から開始いたします。これはお店の開く時間とかそういったことでこういう時間設定にしておりますが、具体的にはこちらの店舗でスーパーとしては実施をいたします。前に発表した内容からするとコープふくしまの2店舗が新たに加わりまして、こちらでも予約のサポートをいたします。その点ではスーパーは14ヶ所という形になります。
一方で郵便局も今準備を進めておりましてまだ調整中であります。予約の開始日あるいはどこで受け付けるかに関しましては決まり次第また別途お伝えをいたします。なお、皆さんの資料の3ページ目のその他でありますが、3その他。オンラインと電話、そして事業所連携型で予約の受付をいたしますが、別途、前回同様に本庁や支所でも受付をいたします。それから、福島市に避難されている方につきましては、当然福島市で3回目の接種を受けられますが、接種券送付後の予約につきましては市民同様にやっていただければと思いますが、それまでにいつ接種券をお配りするかとか、そういった準備は基本的に避難元の市町村が担当しておりますので、これはちょっと私どもが全部発表できませんから避難者の皆さんは避難元の市町村にお尋ねをいただきたいと思います。
それから、まだ1回目2回目終わってない方も、持続的に取り組んでまいりますが、特に今満12歳になられる方に、我々の方で予約券を送付してやっていただいておりますが今も断続的にずっと予約をされているようです。それから12歳以外にこれまでやっておられなかった他の年代の方も、1、2回目申し込みされてこられる方がいて年末から増えてきています。おそらくこのオミクロンの影響で接種を受ける方も増えているんじゃないかなと思っています。
今後一つ、我々として大きな課題は小児の接種。5歳から11歳、どのように進めるかということです。先ほど申し上げましたように当初国では2月からでも、という話があったのですが、現状3月以降ということになりました。我々としては、3月の頭からでもできる体制を準備しております。接種期間9月末までいいよと言われているのですけども、やはりこのオミクロン株の状況を考えると我々としてもできるだけ早くやりたいと思っていまして、可能な限り短期間で接種この1万5000人に対してやってまいりたいと思います。体制としても基本的には個別接種ということになるのですけども、ただ、この子どもたちは小児科になります。すると小児科の個別接種だけでは、この1万5000人相当程度を短期間に接種するという非常に困難だと思っております。その点では、市で小児科の先生方にもご協力をいただいて、集団接種を大規模に実施したいと考えております。(5)にありますようにNCVふくしまアリーナで接種開始から3ヶ月間ぐらいにわたって、1日当たり400人から600人ぐらいの規模で小児の集団接種を行いたいなと思っております。やはり小児というのは対応が難しい面があります。福島市でもなかなか難しい状況ですので、広域で一緒に頑張っている仲間の市町村もそちらも大変じゃないかなと思っていまして、その点では共同でやってはいかがでしょうというようなことは我々としても、今呼びかけてぜひ福島と一緒にやりましょうというところがありましたら、積極的に我々として対応してまいりたいというふうに思っております。それぞれの市町村でできることがある意味ベストではあろうかと思いますが、なかなか難しいところにはお互い力を貸し合って接種を進めてまいりたいと思います。
それから、これからの接種回数のイメージです。12月と1月、この点線が当初の見込みです。前倒しでどうなるかというのは色がついた部分。医療従事者、あるいは高齢者の施設入所者・従事者それぞれ前倒しをすると、例えば1月であれば6000人が9500人になると、それからこの一般高齢者が本格的に進む2月は、これは高齢者の場合約1ヶ月前倒しをするということになりますが、そうすると、当初2万2000人ぐらいだったものが、どっと増えまして4万2000人ぐらいになります。そして現在は高齢者のこの赤の部分がどんどんと前倒しをされて前に行きますが、その他の黄色、それから緑の部分は、緑は小児ですけども、黄色の部分は前倒しがまだワクチンが来ませんのでそれはそのままということで、あとだいたいこんな感じでワクチンが進むということであります。
そして最後は、パブリックコメントで汚水処理施設の整備の長期計画であります。
本日から意見の聴取をいたします。今回は、適切な汚水処理が行われることで衛生的な生活環境のもとで暮らしが実現するとともに、公共用水域の良好な水質が保たれているということを、目指す姿として取り組みを進めてまいります。
それぞれ公共下水道、それから集落排水、そして浄化槽および汲み取り便槽、そして民間開発に伴う集合処理施設、この方法によってやってまいりますが、今回これまでの方式からするとかなり変更いたします。これまでは公共下水道が原則というかメインでそれをできる限り広げて実施をしていくということですが、それだと時間とお金がものすごくかかります。これから人口減少が進んでいく中でそれをやるのは非常に非効率あるいは遅くなるだろうということで、今回、浄化槽設置を強化して、特に事業認可区域外の3の二つ目ですけども、事業認可区域外の市街化区域におきまして、合併処理浄化槽整備重点区域を設けて、そして市としても補助制度を拡充して年間基数を約100基増やすことで整備を進めていくと、このような取り組みをして市内全体の下水道の整備促進に努めてまいりたいというふうに思っております。
詳しくは担当部署の方にもお聞きいただければというふうに思います。
私からは以上です。

 

(広聴広報課)
それではただいまの発表事項についての質問を受けます。質問のある方は挙手をいただき、こちらからの指名の後マイクを通して社名お名前を述べてからご発言をお願いいたします。それではどうぞ。
(福島テレビ)
ワクチンのこの接種体制についてちょっと確認なのですけれども、年末の発表の段階でも2月1日から高齢者前倒しという発表もあったかと思うんですが、それからの変更点というか進展したポイントというのは何かあるんでしょうか?
(市長)
高齢者に関してはより前倒したというわけではありません。ただ具体的にこういう形でやっていくというのが具体的に今回は提示させていただくということですね、高齢者に関しては。
(福島テレビ)
その他全体ワクチン接種全体でいうと。
(市長)
小児は今回初めてこういう形でお示しをさせていただきました。それから、事業所連携型も具体的な店名入ってなかったと思いますが、それは店名を入れて、それからコープふくしまを加えたと。それから前倒しの観点で言うと、こちらにも入れてあるように高齢者を前倒しする観点から、医療従事者とかの方をスピード上げていまして、その点では全体がかなり前倒しになっているというのは、言えるのではないかなと思います。
ワクチンが来ないとどうしてもこの一般接種部分の前倒しはできないわけですけども、それ以外はこちらでも前倒しできるようになったらできる限り早くやれるように今やれる部分は、できるだけ前に進めてやっていくと、この方針で臨むのをこの全体の絵としてご説明した次第です。
前も集団接種に関してははっきりと申していなかったと思うのですけども、これも集団接種をやる、しかも、我々小児と同時かなと思っていたものを前倒しで高齢者の一般接種の開始からやるということで今回お示しをしております。
なお、一般予約でやるのはなかなか2月1日より前は難しいのですけども、本市の場合、かかかりつけ医による、別途予約みたいなものを設けておりまして、それに関しては今後また医療機関と調整して前倒しできるものは、していきたいなと考えております。
(福島テレビ)
あとご説明の中でもあったんですがオミクロン株への危機感、警戒という点で、まさにこの前倒しをする理由とともに合わせてその辺りの警戒について市長のお考えを教えてください。
(市長)
とにかく、2回目接種から一定の時間が経つと抗体が減るという中で、第6波を避けるには、これは3回目の接種が非常に重要でありますし、ましてやこれだけオミクロン株が急激に拡大していると、こう思われる状況の中では、3回目接種は本当に我々どんどんとスピードを上げて進めなきゃいけないと考えています。そしてオミクロン株に関して申し上げると、とにかく感染力が強いということが言われています。これまでの事例でいいますと、これまで感染してから発症するのも、最初のアルファ株は4、5日だと言われたものがどんどん早くなっていて、今はこのオミクロン株は2、3日でなるというのですね。ですから、我々が気づいた時点でもう次の人にまたうつっているというケースが非常にあります。それから、感染力が強いので、例えば飲食のときにマスクをしないで会話をするとか、そういうことで、特に近い距離とか、それでやるとかなり罹患、感染する確率が高くなるのだろうと思います。その点ではやはり改めて市民の皆さんには、基本的な感染防止対策の徹底をお願いいたします。これに関しては12月31日に、急遽市内でも70日ぶりに感染者が確認されたということで市長メッセージ出させていただきました。
それを十分に踏まえて、対応いただきたいと思います。そして我々も、先ほど申し上げたような、これは県が中心になってやっていただきましたけれども、薬局における検査とか、あるいは医療機関との医療調整とか、そういった部分も含めて様々な機関、総力をあげて、第6波に備えていきたいと考えています。
(朝日新聞)
子どもへの集団接種についてお伺い致します。集団接種1日あたり400人から600人ということですけども、これはあれでしょうか、何か地域単位とか学校単位とかその集団というものはどういう集団を。
(市長)
これは、やはり学校での問題はやっぱり一定のコミュニティ単位でやると、それぞれ同調圧力になってしまうわけです。ですから我々はそういう地域単位とか学校単位とかではやりません。あくまでも市全体のNCVアリーナのところにそれぞれ個人で申し込んでいただくと。そうすることで個人の匿名性というか、あるいはその個人の行動の自由が尊重されるのではないかなというふうに思いますので、あくまでもそれぞれの個々人の申し込みで実施をいたします。
それから先ほど申し忘れましたが資料3ページのところに※印で留意点というのをつけております。
小児の接種後の副反応には、実際に身体に出現するものとあともう一つ、やっぱり不安、ストレスによるものというのがありますので、接種を受ける前に保護者の皆さんには主治医への相談とか、あと家族での話し合いといったことで事前に準備をお願いしたいと思っております。
(朝日新聞)
今、個々人での申し込みということですが、申し込みが集中するというようなことは考えられませんでしょうか。
(市長)
それはありますけども、やはりその集中と、今申し上げたような同調とか何かどちらを優先するか、もちろんアトランダムに指定をするというやり方もあるかと思いますけども、ただこちらも、小児の場合はかなり接種率下がってくることも考えられるわけです。やっぱりそこは個人の自由なので我々としてもいろいろ指定とか何かをしてやるとなかなかうまくいかない面があると思います。だからそこはいかに集中を避けるかということに関しての方策を考えながらやりたいと思います。
ちなみに今考えているのは、年齢の低い方はやっぱり副反応とかなんかも十分注意をしなきゃいけないので、できる限り個別接種でやっていただこうと思っているのです。その点では集団接種は、当初はこの5歳から11歳の中でも比較的年齢の高いところを対象に、まず予約をしていただいてその上で、徐々に下げていくと、こういうやり方をしようと思っております。まだ検討中ですけども。集中の弊害とまた一方で、いかに個々人の意思を尊重する仕組みをつくるかとこういったことを十分天秤にかけて、我々とすれば仕組みを作ってまいりたいと思っております。
(福島民報)
子どもへの接種の広域的な取り組みというところで、考えられているようなこのNCVで行う集団接種に近隣の市町村の子どもも、来ることができるということでしょうか?
(市長)
はい。それを想定しております。やはりスタッフの移動を伴うとなると、これまたこれもすごく大変なのでこちらで実施をすると。その際に、共同でやるところには一定のサポートもちょっとお願いをして、そういう形でやれないかなということを考えています。
(福島民報)
集団接種会場の提供以外で何かその広域的な連携で進めるような取り組みというのは想定しているものありますでしょうか。
(市長)
今回は特にないです。提供というよりはそれはそれで、まさに接種するというサービス自体を一緒にやることですから。場所の提供だけではありません。
(テレビユー福島)
冒頭のご挨拶にもありました駅前の再開発についてお伺いします。今年の春にも工事の着手が予定されていまして計画が大きく前進する年になろうかと思います。改めてなのですが再開発が進むことに対しての市長の思い、お考えをお聞かせください。
(市長)
本当に福島の駅前一番の県都の顔にもなるわけでありますが、ここからどんどんと、店舗とか、あるいは人もどんどんいなくなって寂しい状況が続いてくるというか、加速してきたわけですけども、やはり今回の再開発で、ここに人が集まる、あるいはここからさらに人が拡散をしていく回流していく、そういう場にしたいと思っております。とりわけこれまでとは明らかに違うのは単なる商業ではなくて、いわゆる集客施設を作るということです。ここに市が集客施設をつくって、そしてそこでコンサートなり会議なり、イベントなり様々なものが行われて、そしてその方々が街に流れ、街に流れる人を、またターゲットにして、お店もどんどんと戻ってくる、そしてにぎわいができてくると、さらにはここが一つの人口流出の歯止めになって、福島市はもとより広域的な発展といいますか、活性化の源になるというようなことを私としては期待をしております。
しかしながら、通常の予定だと、令和8年に完成ということですから、4年かかってしまうわけです。できる限り前倒しはしたいと思うんですが相当な期間は、まさに駅の目の前がずっと工事が行われていて、そのところにはお店一つないという状況が続くわけです。これをいかに乗り切るかというのが我々にとって非常に難しくかつ重要な課題でありまして、その点では今回、先ほど申し上げたようなまちなか交流館を移転して、単にそれを移転するというだけではなくて、うまく繋がりができるような形に仕掛けてですね、まちなかのにぎわいを作っていきたいと思っております。
(広聴広報課長)
よろしいでしょうか、他にございますか。
市長からもございましたのでその他も含めてご質問をお受けします。
よろしいでしょうか。
他に質問ないようですので以上をもちまして年頭記者会見を終了いたします。
本日はありがとうございました。

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政策調整部 広聴広報課  

福島市五老内町3番1号

電話番号:024-525-3710

ファクス:024-536-9828

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