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更新日:2021年8月21日

令和3年8月21日緊急記者会見(新型コロナ 20例目のクラスター) 

記者会見資料

動画(手話入り)

 

発言内容

日時 令和3年8月21日(土) 午前11時00分~11時30分
場所 庁議室


1.開会
(広聴広報課長)
それでは、本日の内容を市長からご説明申し上げます。

2.市からの発表
(市長)
はい皆さん、おはようございます。
本日は土曜日にも関わりもせず、お集まりいただきましてありがとうございます。
福島市内で発生した、20例目のクラスターについて発表させていただきます。
こちらのクラスターはですね、主にお酒を提供する飲食店でありまして、名前を申し上げますと、置賜町の「気分屋酒場」というお店です。
文字は、いずれも漢字で「気分」ですね。いい気分とかの気分と、「屋」は屋号の屋です。屋根の屋ですね。酒場は普通の酒場というお店であります。
発生状況を申し上げますと、これまでに8人、確認されております。
8月17日から20日にかけて、確認しておりまして、うち1人はですね、⑦の方ですけれども、市外の方であります。19日までの陽性者に関しましては、昨日までに発表されておりますが、20日の⑧の方に関しましては、本日発表されるという予定になっております。
このクラスターに関しましてはですね、この8人が、同時に、このお店を利用していた、一緒に利用していたというわけではなくて、3人のグループが1組、2人のグループが1組、そして1人で行ったというのが、3人ということに分かれております。それから、これらの方々が利用した日にちもですね、3日間に分散をしております。
市の方ではですね、これまで陽性が確認された方の聞き取りをする中で、感染経路追っていたわけですけども、なかなかそれぞれの方の感染の元といいますか、場面というのが、特定されない中で、これらの方の共通するものとして、このお店が浮上してまいりまして、実はまだお店の方に関しては検査をしておりません。ですから、従業員が陽性かどうかというのもこれもまだ不明な状況でありますけども、そういう状況の中でも、このお店がですね、感染の場になったという蓋然性が高いと判断をいたしまして、20例目のクラスターということで確認をいたしました。
この飲食店の状況はですね、従業員は、オーナーの方1人のみということであります。営業状況はですね、8月以降といいますか、その前からだと思いますけども、
基本的に予約営業となっておりまして、予約があるときのみ店を開けるという状況のようであります。8月はですね、8月2日、3日、6日から10日、13日、14日に営業しておりまして、利用客は全部で40人程度ということであります。
今回、お店の方も、ある程度は利用客を把握しておりましたけれども、把握されてない部分も相当程度あるということで、検査の呼びかけをするためにもですね、市として店名を公表させていただきました。
15日からは、ずっと休業されていると、お盆休み期間ということであります。そして料理の提供は無くですね、お酒の提供が主ということの営業形態であります。この店、オーナーの方の名前とか、いろいろ確認をいたしましたが、営業許可が出ていない状況で営業をされておりました。
そして、感染対策の状況ですが、体温測定、マスクに関しましては従業員、利用客ともに、未実施という状態でした。消毒に関しましては、閉店時に拭き上げ消毒をされているということであります。
調査状況につきましては、8月20日、昨日ですね。従業員の方と連絡が取れまして、聞き取り調査を実施しております。そして飲食店からの情報提供により、接触した利用客の把握を実施しておりますが、把握しきれない分は、この店名公表でPCR検査など、相談を呼びかけたいというふうに思っております。
今後もですね、疫学的な調査を進めまして、PCR検査を実施し、感染拡大防止に努めて参りたいと考えております。
この8人以外にもですね、このクラスターに関連して、陽性が確認された方は5人いらっしゃいます。その5人の中には、もしかすると、このお店を利用しているんじゃないかなという、思われる方もいらっしゃいまして、私どもとしては、現在、調査をしているというところであります。
福島市においてはですね、7月31日から、県の営業時間の短縮要請が出ている中で、こうして8時以降、短縮をお願いしている時間帯の営業によってですね、こういったクラスターが発生したというのは、私としては大変残念であります。
基本的にはですね、本当にお店の方には、時短の要請に、ぜひご協力をいただきたいというのがまず呼びかけの一つでありますし、それから、やはり今回、クラスター、感染され、陽性になられた方のようにですね。こういうお店を利用されて、そして深夜まで利用されてるという実態が明らかになってるわけで、市民の皆様にもですね、今、不要不急の外出自粛をお願いしております。
特に、夜8時以降はですね、このように、営業の短縮のお願いをしておりますので、利用客の皆様も、ご協力をお願い申し上げたいというふうに思います。
そして、こちらのお店、いわゆる一つのグループで、陽性が、感染が拡大したというのではなくて、日にちが分散をして、しかも分散して、陽性が確認されてますので、他の利用客の皆さんにもですね、感染してる可能性は高いと思っております。
同じ、そういった方々がさらに別な、夜営業してるお店に行って、また感染が拡大するということも懸念もされますので、このお店を8月6日以降利用された方、そしてまた、このお店と同じように、午後8時以降営業している飲食店を利用された方、こういった方々は、ぜひですね、8時以降に利用したとお伝えいただいて、ご覧の電話番号に、ご相談をいただきたいというふうに思います。
早期発見が、早期収束に繋がりますので、何とか、早期にですね、収束させていきたいと、いうふうにも考えております。
とりわけ、利用された方々をですね、早い方で8月10日ということで、かなり前になっております。発症も、8月14日が最初ですので、この時期に感染していた方がいらっしゃるとすれば、他にまた、感染が拡大してる可能性もありますので、ぜひ、心当たりのある方は、ご相談をいただきたいというふうに思います。
私からは以上であります。

(広聴広報課長)
それではただいまの案件につきまして質疑応答に移ります。
質問のある方は挙手をいただきましてこちらからの指名の後、社名お名前を述べてマイクを通してご発言をお願いいたします。

(福島中央テレビ)
ご説明ありがとうございました。
まず最初にそもそもの無許可営業ということで、これは福島市の保健所に特に申請は申請っていうかそういう許可の申請がなかったということなんですか。
(市長)
経緯を調べてみますとですね、相談はあったようでありますけれども、最終的に営業許可というのは出されておらず、福島市の方でも営業許可を出しておりません。
(福島中央テレビ)
そうするといわゆる無許可営業ということになってそもそもの問題にもなってくるのかな、と。
(市長)
そうですね。はい。
(福島中央テレビ)
それはまた別に対応するということですよね。
(市長)
おっしゃる通りだと。はい。
(福島中央テレビ)
わかりました。
あと、ここの関連で5人っていうふうなお話さっきありました。これって5人っていうのはつまり、いわゆる二次感染とかもしくはここに入る可能性もある人と、その一次、いわゆるこのクラスターの中か二次感染の、境あたりにこの5人は入るみたいなそういう。
(市長)
そうです。
(福島中央テレビ)
あと、お店の方の検査終わってないってこともあったんですけども。
(市長)
はい。
(福島中央テレビ)
これ検査終わってないんですか。
(市長)
そうです。昨日連絡取りまして、いろいろ聞き取り調査をして。これからまた、市としては検査をお願いしますという事で、やっていただくことになっております。
要はそれぞれの方のですね、感染の場というのはなかなか我々特定できなかったわけです。
ですから、このお店の方に、いわゆる濃厚接触とか、接触者としての、検査をお願いするという段階までなかなか至らなかったんですね。
それで、今回こういう8人出る中で、やはりここが感染の場ではないかということを、市としても認定をして、その上で、お店の方にお願いをしているという状況であります。
(福島中央テレビ)
19日の陽性判明日の人がここに乗っかってるってことはかなりぎりぎりで、クラスターだということが認定されたんだろうなっていう。お店の方もまだ検査されてないのかなという状況はわかったんですけども、お店の方からうつった可能性っていうのは当然あるわけですよね。
(市長)
それはどういう状況か、可能性としてないわけではありませんが、とにかくデルタ株ですので、例えば、拭き取り消毒、拭き上げ消毒とかですね、やっていらっしゃるということでありますけども、かなり閉鎖的な空間であれば、ウイルスが残ってる可能性もありますし、あるいはですね、現時点では、今回判明された方は1日しか行ってないということでありますけども、常連の方は、予約営業なんですけども空いてればよくいらっしゃってるみたいなんですよ。
そうすると、ある方を介して、感染が拡大している可能性があるわけです。
いろいろそこは、パターンが考えられて、どのような形で広がったかに関しては我々もまだ特定できておりません。
(福島中央テレビ)
分散してる3人グループ、2人グループ、1人が3人だったんで、必ず介するのは店の人かなと思ったんですけど、必ずしもそういう理由ではない可能性もあるってことですね。
(市長)
はい。
(福島中央テレビ)
密閉されてる中でっていうことでもありますし。
(市長)
はい。他のお客さんの出入りもありますから。
(福島中央テレビ)
あと最後に1点。昨日まん延防止、郡山っていうことでありましたけれども、福島市の今後、やっぱり今この飲食店っていうのもありましたけれども、市長のお考えどうでしょうか。
(市長)
福島市も今、ここ数日10人を超える感染者が出てまして、1週間当たりの10万人当たり新規陽性者数が、30人をちょっと超える、そういう状況になっています。
今週の月曜日にお話したように、私としては、お盆の動きによって、これは感染を拡大する。そういう予測もあって、それで月曜日に県外移動とかそういったものに絡んだ人の相談を呼びかけたわけです。
その点では、この時期に増えるというのは、我々としては覚悟して、大事なのは早期発見だということで、市としても呼びかけながら、かなり検査の範囲を広くするそれから医療機関にもできるだけ早く検査をしていただいて、そして、陽性が確認されたらすぐに連絡して欲しいということで、要する早期発見に努めてきたわけです。
その点では、この時期ある程度上がると、お盆の特殊事情によってですね、それはもう、我々としては想定済みの話であります。何とかそういう早期に発見することで、抑えたいということで今一生懸命やってまして、その点ではその範囲内が現在の状況かなと思ってます。ただ、この防御線が、破られるようになると、これはもまん延防止措置をですね。いわきや郡山と同じように、県にお願いせざるをえなくなる場面もあるだろうと、こんなふうに考えております。
(福島中央テレビ)
そうするとまだ想定内の範囲ではあるけれども、今後の推移を見て。
(市長)
とにかく我々としてですね、ここまでは防御しようというところの段階ですので、何とかここで防御できればというふうに思っています。
(福島民報)
今回の店名を公表したというのは市の判断でしょうかそれとも店側の方で。
(市長)
基本的には市の判断です。
(福島民報)
このお店に行った方が、特定できてないような状況だからということですね。
(市長)
そうですね。それが一番大きな理由です。
(福島民報)
あとこの無許可営業に関しては、警察の方では把握してますでしょうか。
(市長)
それは存じておりません。私はわかりません。
(朝日新聞)
今回の感染者全員20代というようですけども、帰省された方とか、もしくはそういう、県外の人と接していた方とかそういうところまでの有無の調査は進んでますでしょうか。
(市長)
現在の聞き取りまででいうとですね、そういった方は含まれておりません。
20代が多いというのはかなり、20代にアピールできるような、何かプランなどを提供したりしてですね、そういった面で、20代の方に人気のあるお店かなというふうに思っております。
(朝日新聞)
ちなみにお店は何時ぐらいまで営業されてたんですかね。
(市長)
かなりの深夜までですね。利用客によっては日を越すということもあったようです。
今、県と市でもですね、営業時間の短縮要請に対する状況を見て回ったりしておりますが大体今20店舗ぐらいは営業されているのかなと我々掴んでおります。
できる限りですねそういったお店には協力いただきたいんですが、こちらのお店は、そういったものにちょっと把握されてないんですよ。というのも、予約営業という時だけやるというのが一つあって、常にこう、外に、お店が営業してるっていう状態がわからないというのが一つ実態としてあるかなと思ってます。それから、先ほど申し上げたように、無許可営業だったので、例えば我々が夜お店を回ろうというとき、リスト化して、そしてしらみつぶしで回ってくわけですね。だからそこから抜けてしまってるんだろうというふうに思います。
(福島テレビ)
福島市の今月の感染者数と、直近1週間の10万人当たりの新規陽性者数、クラスターの発生数を改めて教えていただけますか。
(市長)
1週間あたりは今日の分まで入れると、31.4ぐらいです。
今日これから発表するものが17人ですかね。
クラスターは合計3例目です。
(保健所長)
今月の人数は、17人含めて203人です。
(市長)
本日発表分を含めて。1日から20日までということです。
(毎日新聞)
主にお酒を提供する飲食店、これは例えばバーとかって、どういう形態か。
(市長)
それはいろいろ形態が、お店によって独自ですから。いわゆるバーとも名乗ってませんし。料理は提供しないみたいです。
(毎日)
この市外陽性者の方は、これは県内の陽性者に含まれる。
(市長)
県内です。
(福島中央テレビ)
重ねての質問すいません。
先ほど民報さんからの質問でありましたけど、今回市の判断で店名公表されたということですけども、店の意向で発表しないという自治体も結構多かったりするんですけど。
(市長)
お店も概ねそれは理解しておりますが、特に今回は市の判断と意思が強く働いたという意味で、市の判断と申し上げました。当然ある程度、お店の方もやむを得ないという形で了承いただいているものと認識しております。
(福島中央テレビ)
現場ではやっぱり、これだけ特定できないと、ちょっと感染する可能性っていうのは拡大する可能性は当然あるわけなので、やはり市としてもやっぱり今後もそういう姿勢ですか。
(市長)
これは前も申し上げた通り、特定できるものであればあえて店名を公表するメリットがあまりないですね。ところが、特に今回のように分散して、感染が起きているような場合ですね。これはやっぱりお店が十分に把握してなければ、我々がしっかり呼びかけないといけませんので、その点では、店名公表は必要だというふうに考えております。
(福島中央テレビ)
県内でもなかなか公表してくれないような自治体もあるのはあるんですけども、やっぱりこれは発表していく、その方が感染拡大には繋がらないと思うんですけど、やはりそういう必要性っていうのは当然あるというふうにお考えですか。
(市長)
そういう風に認識をしているのですが、ただですねこれもメリットデメリットがあるんですよ。やはり店名公表を常態化するとですね、かなり我々のとこに入ってくる情報が入ってこなくて、それで確認が遅れたりとかですね、そういうものもあるんですね。やっぱり現場は単純じゃないんで、そういういろいろな状況の中でどのような感じをやっぱり全体として作っていくかっていうのをね、我々としては、普段から苦心をしております。
(NHK)
先ほどのご発言の中で全てデルタ株ということだったのですけど、こちらの感染者8人デルタ株ということですか。
(市長)
そこはまだですね。
ただ昨日も発表しました通り、福島市では、28のうち27でしたっけ。
直近一週間の検査で言うと、28かな、正確に言うと。
(保健所長)
27です。
(市長)
28件中27が、デルタ株と推定されるL452Rの変異ですので、今市内ではほとんどは、いわゆるデルタ株と思われるものが席巻しているのだろうというふうに思っております。
(福島民報)
感染者8人なのですが、10日から14日の間にこのお店を利用されたということですか。
(市長)
いや違います。これあまり特定はできないんですけど、利用日の一番早い方は10日。それから発症した日の一番早い方が14日ということです。
(福島民報)
営業も14日までしかしていない。
(市長)
そうですね。最後の営業日は14日ですので。
(福島民報)
10日から14日の間に利用された方で、1、2、3番目は3人のグループで、10日に利用したということですか。
(市長)
グループは、どの番号の日とかは全部それと関係ありません、この順番は。
(福島民報)
このナンバーワンの20代男性の方が10日に利用したっていうことでいいんでしょうか。
(市長)
具体的には申し上げません。
(福島民報)
これはわかった順番ではないってことですか。
(市長)
そうですね。あくまでも、陽性が判明した日なのでこれは、順番で言うとですね。
(朝日新聞)
ちょっと細かいのですがこのお店の場所なのですけど、なんか雑居ビルの地下にあるとか。
(市長)
さんかく広場のすぐそばです。1階です。

(広聴広報課長)
他ございますか。よろしいでしょうか。
ご質問ないようですので本日の緊急記者会見を終了いたします。
ありがとうございました。

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このページに関するお問い合わせ先

政策調整部 広聴広報課  

福島市五老内町3番1号

電話番号:024-525-3710

ファクス:024-536-9828

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