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更新日:2022年1月23日

令和4年1月23日緊急記者会見(福島市内で発生したクラスターについて)

記者会見資料

動画(手話入り)

発言内容

令和4年1月23日緊急記者会見
日時 令和4年1月23日(日) 午前10時30分~11時10分
場所 庁議室


1.開会
(広聴広報課長)
それではただいまから、市長緊急記者会見を始めます。
本日の発表内容を市長からご説明申し上げます。

2.市からの発表
(市長)
おはようございます。
本日は日曜日にもかかわらず、お集まりをいただきましてありがとうございます。
昨日、福島市内におきまして二つのクラスターが確認されましたのでご説明をさせていただきます。
まず、26例目のクラスターですが、これは宿泊施設になります。14日に最初の方が陽性判明をいたしまして、15日16日と続けて判明をいたしました。
この段階で、従業員の方もすべて検査をしておりまして、この段階までは4人だったのですけれども、昨日、新たに一旦陰性となられた方々のうちから再検査で、陽性が判明しまして5人ということになりました。そのためにクラスターと認定し今回皆様に公表するものであります。
こちらの方は従業員102名、13日から16日までの宿泊が359名ということになっております。
こちらの宿泊施設、しっかりとご自分でホームページ上に公表されまして、そして、こちらにあるように、17日から休業し、宿泊客にはすべての施設の方からご連絡をいただいております。
そのために、私の方からも名前も公表いたしますが市内の温泉旅館穴原温泉、吉川屋さんです。
このように、施設自ら公表し様々な対策をとっていただいておるということで、現在までのところ宿泊客に関しましても陽性者の報告はありません。感染対策の状況は、不織布、一部布マスクもあったようですが、これを常時着用されて体温測定も出勤時または自宅で検温記録とお客様にも当然入口で検温しているという状況です。
消毒も手指の消毒、共有部はアルコールで拭き上げ換気のほうは不定期に実施するということで対策をとっておられます。
これまでの調査状況ですが、PCR検査につきましては、保健所の方で聞き取り調査をして、55名が対象ということで認定をしましてこの方はすべて終了しております。4名陽性でありまして、うち市外が1名と、この4名というのは、ですから最初の方以外です。それから、他の46名は対象外ということです。それからこれら陽性の方と、接触のあった出入り業者に関しましても、3名検査をし全員陰性が確認されております。
先ほど申し上げましたように宿泊客に関しましては、現時点で陽性の報告なしと。
健康観察を継続しまして有症状の場合は再度検査を実施ということでありますが、これまで陰性、対象の方には2回検査が済んでいるという状況であります。ちなみに合計5名の方のうち市外は1名、ということであります。今日の発表に含まれるのはこの22日、この方につきましては福島市の発表に含まれるという形になります。症状の有無に関しましてはこちらの通りでありまして、無症状の方がお1人いらっしゃいますが、残りは有症状ということでいずれも軽い状況です。
続きまして二つ目です。
27例目になりますが、児童施設であります。
こちらは、20日に最初の方が陽性判明をいたしまして、そして21日にもうお1人、そして昨日、一気に8人陽性が判明しまして合計10人のクラスターに現時点でなっております。
内訳は、職員の方が7名で、そして幼児10歳未満こちらはいわゆる幼児施設になります。児童施設の中でも就学前の子どもたちの施設です。それが3人というところです。
症状に関しましては、無症状の方が、3人いらっしゃいますが、残りは有症状ということで、実はこの子どもたちの無症状は子どもたちですから皆さんご承知のとおり、普段から鼻を垂らしているとかそういう方もいらっしゃっていて、そういう方ははっきり言うと変わらないと我々も症状ありという判断には実はしておりません。そういう方も含めて無症状ということでご理解ください。
職員は43人、児童119人でありまして、こちらの施設に関しては最初の陽性が判明した翌日から園の方は休所しております。
そして、感染対策の状況ですが、職員に関しましては不織布を常時着用と。子どもたちの場合は先ほど申し上げましたが、就学前の子どもたちですから、その点ではマスクは基本的には着用していないという状況です。ただ私も行ったことありますけど、全部が全部してないわけじゃなくて当然されている子供たちもいるのですけども、なかなか全員にそれを徹底することは幼児施設だけに難しいという現状があります。体温測定の方は自宅で検温し入口のサーモカメラで測定をして、児童に関しては午後もう1回検温をするという体制をとっております。消毒は手指の消毒、共有部はアルコールでのふきあげ、そして換気は常時窓開け換気をしているというところであります。
現在も調査中でありますが、最初の1人に関して関係の深いところは緊急検査ということでできる限り早く前倒しをして、現在職員18人と児童14人に関しては検査が終了し結果が出ています。うち、職員は6人陽性。児童はこちらにあるように3人陽性ということでわかっていますが、職員6人のうち市外が2人という形になっております。
こちらの施設、いろいろ建物上区分されていて、我々とすれば非常に接触が濃いところから緊急でやりましたけども、このような形でかなりの数が出ましたので残りのところに関しても、すべて検査をするということで今進めておりまして、順次、職員、児童に関してのPCR検査を実施いたします。それから一旦陰性となった方も含めて、健康観察を今後とも継続し有症状の場合は再度検査を実施するという形にしております。
このように、実はこの今回の児童施設のクラスター、我々でも驚くほど早い状況で広がっているということで、なぜこんなに早く広がっているのかなというのは、調査の現場レベルでも非常にこの感染のスピードに驚いている状況です。その点では残りの検査を急ぎたいと考えております。
これまで市で、20日までに48人、オミクロン疑いの陽性が確認されているのですが、実はその症状を見ていると今一般にメディアの皆さんでは軽症か無症状が多いという話がされていますけども、我々が調べているところでも無症状という方でも、実はかすかな症状があるという方がどうも多いんじゃないかというふうに見ています。今回の市の48人で調査してみますと症状無しは2人でありまして、最初に、本当に軽い咳とかあるいはちょっとした喉痛で始まってそしてちょっと遅れて発熱がやってくると、こういうパターンが多くなっているようです。その点では、喉の痛み、軽い咳にはやっぱり十分注意をしていただきたいなと思います。その上で、こういった症状があるのですが、これまでの新型コロナで特徴的だった味覚の異常とか、そういったものが今回の場合はほとんど観察されておりません。その点では、やはりこの軽い咳喉の痛み、ここには、普段と変わらないという方も多いと思うんですけども、十分注意をいただいて、そして、ちょっと熱が出始まったらもうその時は完全に本格的に他の方にうつすような状況になっていると見ておりまして、そういった面ですごく感染が早くなっているのじゃないかなと思っております。ぜひ、軽い咳や喉痛には注意いただいて、早めにお医者さんを受診いただきたいと思います。
これまでも市の方で市民の皆さんに注意喚起をして参りましたけども、とにかく、この感染の現場で見ていると、先ほどの児童施設のように小さい子供だと、例えば、どうしても抱きかかえなきゃいけないとか、マスクをしていても感染してしまうとかそういうなかなか避けられない感染というのがあります。
しかし一方で、多くは避けられる感染で陽性になってしまっているというケースが多く、我々は発見しております、見ております。
その点では、やっぱりマスク無しの会話っていうのが一番問題でありまして、皆さん本当に普通はマスク無しの会話っていうのは非常に注意されていると思うのですけども、これまでも言ったようにこういった場面で実はやっぱりひょいとこう、マスクを外してしゃべっているケースが多いわけです。やっぱりきちっとした食事でもきちっとしたときは大丈夫なのですけども、職場でも皆さん大体ずっとマスクしておられると思うのです。ただやっぱり、お昼になるとちょっと気を抜いてマスクを外して食べたときにまたつい会話をしてしまうと、あるいはお茶のときなんかもそうです、ちょっと軽いふっと気が緩んだときにマスクなしの会話をしてしまって感染させてしまっているというケースが見受けられますので、いわゆる宴会だけじゃなくて、ちょっとした気を許すようなお食事、お茶のときにマスクなしの会話をしないようにご注意いただきたいと思います。
それから、車の中もそうです。特にいつも一緒じゃない方と同じ車内に入ったときです。この時にやっぱりマスクは外さないで欲しいと思います。特に今非常に寒いですから皆さん窓閉めているケース多いと思うのです。そうすると、これまで以上に換気が悪くなっています。そこで、マスクを外してしゃべってしまうとたちまち車の中に充満してしまって、そしてわずかにマスク外しただけでも他の方がそのウィルスを吸ってしまって感染してしまうというケースが考えられるというか見られていますので、車の中も十分気をつけていただきたい。
それから先日お話しした障がい者施設でのことなのですけども、やっぱり一定の狭いところに、歯磨きでみんな集まってこうやって磨いて、やっぱりそこでの密はできる限り避けて欲しいと思いますし、ましてやそこでしゃべるとなるとそこでまたウィルスをかなり出してしまいますので、こういったケースも十分ご注意いただきたい。こういったフッと気が抜けた場合に注意をしてマスクなし会話を止めることで、この避けられる感染をなくすようにぜひご協力いただきたいと思っております。
あと今回の第6波、子どもたちに非常に多く感染しております。我々のところでも今回の児童施設のように出ておりますし、学校の児童生徒こちらもクラスターにまでは至っていませんけども、実はかなり数が出ています。やはり子どもたちの場合、ワクチンを打っておりませんので、その点では、かかりやすくなっているのは間違いありません。市では、幼児教育、幼稚園とか保育所あるいは民間の学習塾あるいは学童を含めて、児童施設に対しての検査相談とかあるいはその感染防止の相談を受け付けております。
これまでも11施設で申し込みいただきまして、もうすでに5つは市としても実施しているのですが、こういったこともやっておりますので、特に今回、一番防御しづらい特にマスクをしない小さな子どもたちですと、そういう意味で非常に防御しづらいのでこういった施設の方はご相談いただきたいと思います。その施設の関係でも結構ですし、あるいはご自分が感染しているかどうかということを確認する意味でも結構ですので、ご相談いただければと思います。電話相談はこちらであとオンライン申請も受け付けておりますのでぜひ活用いただければと思います。
なお症状のある方は、これは我々ではなくて、医療機関に行っていただかなきゃいけませんので、かかりつけ医、または、受診相談センターにまずは電話をしていただいて、受診をしていただきたいと思います。特にこれから気をつけたいのは学校は一つの塊で学校単位ですから抑えやすいのです。ところが、学習塾とかに入っちゃうとこれはいろんな学校から集まってくるので、そこで感染が生じるとまた多くの学校に拡散してしまうのですね。その点では、こういった民間の学習塾も十分ケアしていきたいとサポートしていきたいと思っておりますので、ぜひ積極的にご利用いただきたいと思います。
それからこれまでも申し上げておりますように、症状ある方は医療機関ですけども、無症状の方に対する無料検査を実施しております。市内では、また一つ実施機関が21日から増えまして、合計すると25ヶ所検査ができます。そして今日のようなこの土日、こちらにあるように土日をやっているところはほとんどありませんので、土日に関しては、市と薬剤師会が連携をいたしまして市民会館で無料検査を実施しております。先週は土曜日が15件だったのですけども、初めての日だったのですが、昨日はもうすでに50件ということでかなり増えております。非常に増えているので15分間隔で予約をとっておりまして、これまでは15分5名ということを定員にしておりましたが、薬剤師会の方で、さらにキャパを広げていただきまして、15分で6名ということで1名増やしまして、全体の数を検査能力を上げて今対応しておりますので、ぜひこちらの方、こちらにありますのでご利用いただければというふうに考えております。事前に予約サイトで予約をお願いいたします。
私からは以上であります。
 

(広聴広報課長)
それではただいまの案件につきまして質問をお受けします。
質問のある方は挙手をいただきまして、こちらからの指名の後、社名お名前を述べてから、必ずマイクを通してご発言をお願いいたします。
それではどうぞ。

(福島民報)
宿泊施設、児童施設それぞれについてちょっとお尋ねしたいんですけれども、宿泊施設の方は現時点でPCR検査やるべき方は終わったという認識でよろしいでしょうか。
(市長)
はい
(福島民報)
児童施設は、職員18人終了児童14人終了ということで残りの25人、105人はそれぞれ順次全員検査するのでしょうか。
(市長)
全員やるつもりです。
宿泊施設の方も、一旦初期段階で4人出てから、もうすでに1週間経っていますので、その点ではだいぶ広がりはもうここで収まってはいるのだろうと思います。
(福島民友)
児童施設のほうですけれども、念のため。名前を公表されてないというのは、この児童施設に出入りしている人たち、すべて把握できているからということになりますでしょうか。
(市長)
そうですね。普通こちらのほうは我々も基本的には公表しておりません。
(福島民友)
この二つの施設ですけれども、最初の方の感染経路はそれぞれわかっているのでしょうか。
(市長)
はい、宿泊施設に関しましては、これは県外との接触でもって、最初感染したのだろうと思っております。ただこれは、いわゆる宿泊客との接触になっているわけではない。これはもう断定できます。そうじゃなくて別の、通常の旅館営業とは別の県外との接触によって持ち込まれてきていると我々は、断定しております。それから二つ目の児童施設の方はちょっと今調査中でまだわかりません。ただ、現時点において県外に行かれたとかそういう県外に行った、そういう歴はないです。その点では、この市内あるいは県内で感染されていたという、可能性が高いと見ています。
(読売新聞)
2枚目のオミクロン疑いの件だったんですけれども、これは20日までにゲノム解析で確定した人でしょうか。
(市長)
違います。疑い。要は、L452R変異が検出されてなかった方を我々は基本的にオミクロ疑いとしています。ちなみに、オミクロンの前はアルファ株とかだったのですが、現実には今ほとんどそれはもうデルタによって駆逐されてありません。ですから、今デルタでないとすればそれはまずオミクロンで間違いないと思います。
(読売新聞)
20日までに、デルタ株のスクリーニングで陰性になった方が48人いたっていうことですね。
(市長)
はい。
(福島中央テレビ)
先ほどの市長のご発言の中で、学校とか、クラスターまでには至っていないものの、感染者が学校などでも出ているということで、児童生徒ですね。いわゆるその社会的に心配されている、エッセンシャルワーカーへの感染の広がりっていうのも懸念されるのかなと。大阪では保育園に登校しないでくれなんていう呼びかけもあって、福島市は現時点でそういう段階ではないというふうには思っているのですけれども、今後のエッセンシャルワーカーを守っていくためにですね、市としてどういったことを検討されているのかというのを。
(市長)
それは前回の会見で私申し上げましたけど、あれは20日ですよね。福島市では、もうこれもだからちょっと、今のこの感染の広がりにすると、ちょっと追いつかない面もあるのですけれども、エッセンシャルワーカーに対する集団接種を実施いたします。これは2月中から始めますので、2月中はまず施設の従事者が中心になりますが、幼稚園保育所、あるいは学校、あるいは学童、そういったところの職員に関しては、優先的に集団接種をやっていくと、できればそういう方の早いグループは、2月中にも実施をしたいと思っております。基本的に、もっと早めればいいじゃないかってお話があるかもしれませんが、まず2回目から、基本8ヶ月なわけですね。
現在、最大前倒しで6ヵ月までであれば前倒しをしていいということになっているので、その点では、我々も最大6ヶ月前倒していくそのタイミングになるので、そういう最大限前倒しをして、エッセンシャルワーカーに関してはワクチン接種を進めていきたいと考えています。
あとは先ほど申し上げましたように、それぞれの施設での防御措置をしっかりやっていただくということを我々としては呼びかけ、これからもアドバイスとかやっていきたいと思います。
現実に、ちょっと一部見ていただければおわかりの通りやっぱりそういう守らなきゃいけない職場でも、布マスクとかそういうことを職員の方がされているケースがあるわけです。布マスクでも、内側にフィルターとか何か入れていれば防御力が高くなるのですけども、普通の布マスクとかあるいはウレタンでは、デルタの時ですらマスクをしていてクラスターが起きていたような事例もあります。ですから、ぜひ、防御力の高いマスクにそういった方々は徹底していただきたいと思います。
(テレビユー福島)
他の市町村でまん延防止措置の要請もしているところもありますけど、現段階での市長のお考えをお聞きしたいなと。あともう一つ児童施設、これ検査が残っているのは130人が検査残っているということで、確認したかったんですけどお願いします。
(市長)
まず児童施設の検査で言いますと、全部が児童職員合わせて162人ですね。それで終わっているのが32プラス1ですから33人。いくらになりますか?引き算してもらえれば。
それからまん延防止措置ですけれども、実は今日の福島市は24人の発表になります。今やっぱり急激に増えていまして、19日に実は初めてレベル2に福島市は入ったんですね。
この時が市人口10万人当たりの週間が17人なのです。今日の24人で29.36ということで、約30人になって、わずか3日でレベル3に突入しました。初めて。ただ、これでも多分県の平均以下だと思います。
私自身はこの間も話しましたけども、もともとこのまん延防止措置というのは、法律上市町村長がどうこうするっていうのは全然規定上ありませんので、県が判断するのですけども、やっぱりこれはこんなに早く次から次となってしまうので、例えば福島市がやるとなったら、それはもう市町村が個別にやってくれ云々の話ではなくて、県全体で判断すべきことだろうと私は思います。先行して、南相馬といわき行きましたけれども、あまりこう、個別に何かどこかが要請したからやるとかじゃなくて、これだけ感染力が強くて、感染スピードが速いわけですから、予防的にやるんだったらもう一気に全部やってしまうべきではないかというふうに思います。
ただですね、私も一応県とはしょっちゅう話をしているからわかるんですけども、実はつらい立場なのは間違いないです。県もいろいろ今話していますけども、まん延防止措置をやるにはやっぱり国の了解が要ります。最終的に国が決めるわけですよね、県から要請しても。ちなみに福島県は、我々からすると非常に厳しくなっているというか厳しい状況なのは認識しているんですけども、これでも全国的に見れば、感染のこの今の状況からすると43番目なのです。一番低い方、少ない方なのですね。私も調べてみたら福島、21日の段階、だからちょっと前の段階なのですけども、県の感染ちょうど1日遅れて我々がそのレベルに達して29、30人ぐらいなんですよ。全国平均は今、1週間当たりを10万人170人ぐらいになっている。今、県内で一番、ひどいのが南相馬で、今ちょっと落ちてきて60人ぐらいだと思うのですけど、週間60人ぐらいになるとですね実は39番目なのですよ。全国で言うと。だからなかなか、県がとにかく県全体やってくれとお願いしても、国の方の了解をもらえないんじゃないかというのも、私としてはちょっと、そういう面もあるかなと思っているんですけど、ただ、こういうことですからこういう状況になったら、あんまりその個別の市町村単位ではなくて、やるときは一気にやってやらないと、逆に個別にやると遅れが生じてしまう場合もあるし、あとは、前回見られたのは、福島市ではもう飲食店とかなんか規制されていると、そうすると、よそに行って飲んでしまうとか。こういう面が、実はありました。その辺もあるのでやるときはバサッとやった方がいいだろう。
ただ、今回の特徴で申し上げると、まん延防止措置が本当に効くのかというのが実はあるのですよ。まん延防止措置の一番重要な手段が飲食店などへの営業の自粛要請とか制限なんです。ただ、今回の福島市、あるいは県全体で見てもあまり飲食店で起きてないのです。
やっぱりそこは、市民の皆さんもう大分気をつけられて、まず真っ先にこの注意すべきというところとして飲食店に、ちょっとこう行くのを控えるとか、或いはそこで注意しようということでやっておられると思うのですね。
ですから、先ほど私説明しているように、飲食店じゃないちょっと気の抜けた食事する場所、例えば家でのホームパーティーとか、職場での昼飯とか、それでちょっとした歯磨きの場所とか、そういうところで感染が起きているのです。
そうなってくると、まん延防止措置の手段というのが、我々は普通にこう、今も、県民に協力要請をしているのですが、それと同じぐらいにしかならないんじゃないかとがありまして、その点では、メディアの皆さんもそうですけどいたずらにも何もまん延防止措置だというのは、本当にそれが、こういうのに有効なのかということも踏まえて検討していかないと、いたずらに飲食店さんだけを押さえつけちゃって、結果的にはあまり効果なかったってことにもなりかねないのじゃないかというのは心配しております。
ですから、我々も単純に増えてきたからどうのこうのじゃなくて、やっぱりそういった状況を分析しながらですね対応していきたいというふうに思います。


(広聴広報課長)
他にございますか。
よろしいでしょうか。
質問ないようですので以上をもちまして、本日の緊急記者会見終了いたします。
ありがとうございました。

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このページに関するお問い合わせ先

政策調整部 広聴広報課  

福島市五老内町3番1号

電話番号:024-525-3710

ファクス:024-536-9828

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