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更新日:2021年11月18日

令和3年10月21日定例記者会見(新型コロナワクチン NCVふくしまアリーナで予約不要の当日接種を実施します)

記者会見資料

動画(手話なし)

手話入り

発言内容

1.開会
(広聴広報課長)
おはようございます。
定刻となりましたので、ただいまから定例記者会見を始めます。
本日の発表事項を市長からご説明申し上げます。

2.市からの発表
(市長)
おはようございます。
今日は一件だけということであります。
新型コロナワクチンですけども、10月23日にNCVふくしまアリーナで当日接種、予約なしの接種を行うというものであります。
全世代の方にこういった機会を提供して希望する方の11月中の接種完了を図ってまいる所存であります。
なお福島市は現在ワクチン予約の受付中であります。モデルナであれば100人公開のうちの35人分、今朝の時点ですけれども。それからファイザーの方も2100人中、1200人分ぐらい予約の枠が残っておりますので、出来るだけ予約をしていただいて、お受けいただきたいと思うのですが、予約が面倒だとか、そういう方に関しましては、こちらの当日接種をお使いいただければというふうに思います。対象は12歳以上の方で福島市民あるいは飯舘村民あるいは福島市への避難者であれば全員という形になります。一度も新型コロナのワクチン接種を受けていない方が対象になります。使用するワクチンはモデルナ社のワクチンであります。
報道にもありますようにモデルナ社のワクチンに関しましてはごくまれに、心筋炎、心膜炎を発症した事例がありまして、その発症する事例というのは10代20代の男性の2回目に発症をしていると、そういったような調査が報告されております。そのため10代20代の男性の方はファイザーのワクチン接種も今予約受けておりますので、そちらもご検討いただければというふうに思います。
場所はNCVふくしまアリーナでありまして、10月23日の正午から午後1時までの間に整理券を配布いたしまして、午後1時15分から3時までの間に接種いたします。2回目は11月20日ということで、これは固定させていただきます。定員は100人となります。
そして当日接種ではありますけれども、接種券、それから健康保険証など本人確認書類、そして福島市民以外であれば、福島市での接種予約に必要なIDとパスワードが記載された書類がありませんと接種ができませんので、十分ご注意をいただきたいというふうに思います。
発表内容は以上でありますが、現時点でのワクチン接種の見込みについてご説明をさせていただきたいというふうに思います。
10月19日時点での接種率でありますが、12歳以上の対象者全員に対しまして、現在は全体で82.6%の方が1回目終了いたしまして、71.1%の方が2回目終了しているという状況にあります。
この中で1回目終了したのが一番低いのが、現在はこの19歳から29歳の方になっておりまして72.1%というふうになっております。そして年齢が上がるに従って接種率が上がっているという状況であります。
2回目の接種率に関しましては、ご承知の通り福島市は20代から50代にかけての接種に関して、若い世代から開けましたので、今一番低いのが40代で50%という状況であります。20代の方であれば、もうほぼ6割の方が今2回目終わっているという状況です。
そして福島市の特徴としては、この小学6年生から高校生ですね。この年代に関して80%以上の方が1回目終わって、低い小中学生の年代でも57%が終わっているというのは特徴的かなというふうに思っております。
そして予約まで含めますと、11月末までに2回目接種が終わる方というのは全体で申し上げますと87.4%となっておりまして、当初の見込みからするとかなり多くの方に接種を受けていただく見込みになっているかなというふうに考えております。
そして60代以上の方は90%以上に達しているわけでありますが、この10代の方々も85%以上ということで、こちらも本当に我々が始める前に想定した以上に非常に高い比率になっているかなと思っております。
20代以上の方も一番低くて78.5%ということでありますけれども、他の世代に比べると低くはなっておりますので、我々としては比較的若い世代の方を対象に今後もワクチンの接種を呼びかけて、できる限り多くの方に接種していただくように努めてまいりたいというふうに思います。
もっとも、今行っている予約でも高齢者の方、あるいは60代の方も10数人とか、そのぐらい予約が入っていまして、接種してもいいけど予約してなかったという方が多い状況なのかなというふうに思います。現在はスムーズに予約ができますので、ぜひ予約を考えておられる方はファイザー、それからモデルナ両方選べますので、ぜひ早めにご検討いただきたいというふうに思います。
それから感染状況でありますが、福島市では9月21日から連続して24日間感染ゼロという日が続きまして、そして1日1名出て以降また0が続いておりまして、本日の発表も0であります。従いましてちょうど30日間の間に感染者が1名だけということで非常に少ない状況にはなってきております。
しかしながら街中での人の動きも活発になっておりますし、市外との移動もかなり増えてきております。その点では感染のリバウンドが懸念されてくるわけでありますが、このリバウンドを防ぐためにはまず何よりも、この1番にありますような不織布マスクなど効果の高いマスクを着用したり、こまめに手洗い消毒をする、そして十分な換気等、基本的な感染防止対策を徹底していただくというのがまず基本であります。
それから拡大を防止するという上で、やっぱり大事なのは早期発見、早期抑制です。そのために私ども0の場合でも周知をしておりますけども、少しでも体調が悪い場合は登校や出勤はしないで医療機関に早めに相談、そして受診をいただきたいというふうに思います。そしてそこで早めに発見できれば他への波及、特にクラスターといったような事態は防げますので、ぜひ、いろいろと項目をお願いしておりますけども、ここがしっかりできればなんとか最小限に収めることも可能ですので、特に留意をしていただきたいというふうに思います。
それから昨日、福島市保健所の「感染症だより」というのを発行させていただきました。これからの季節、インフルエンザの流行シーズンになります。昨シーズンは0という本当に驚くべき数字でした。これは新型コロナ対策のためにマスクの着用、それからこまめな手指消毒、そして3密回避という対策を市民の皆さんにやっていただいたので、インフルエンザの方も基本的には同じ対策で抑制できたということかなというふうに思っております。
そしてインフルエンザというのは新型コロナの症状と同じであります。その点では調子が悪くなったらすぐに受診をするということで早期に発見し、また感染を防げますのでその点では同じように調子が悪かったら早めに受診いただきたいなというふうに思います。
そしてインフルエンザが発症しますと持病が悪化するリスクも高くなっておりますので、とにかく基本的な対策を徹底いただきたいというふうに思います。そしてインフルエンザにも予防接種が有効であります。ただインフルエンザの予防接種も効果が出るまで2週間かかるというふうに言われております。まだ新型コロナワクチンの接種が残っている方もいらっしゃるわけでありますが、新型コロナワクチン接種とインフルエンザのワクチン接種は、その間隔はどちらが先であっても2週間おいていただくようにご注意をいただきたいと思います。
伝え聞く情報によりますと、今シーズンはインフルエンザ予防接種のワクチン入荷が、入ってきているところもあるのですが、やっぱり入荷が遅いようで、11月以降に本格的に入ってくるというふうに聞いております。
医療機関でインフルエンザのワクチン接種を受ける場合は、あらかじめ入荷状況を確認の上、医療機関に予約をして接種を受けられることをお勧め申し上げたいというふうに思います。
いずれにしましても、インフルエンザにしても新型コロナに関しましても冒頭申し上げた、こちらの対策をしっかりやっていただければかなり抑えることが可能でありますので、ぜひこれからもこうした基本的な対策を行った上で活動の回復に努めていただきたいというふうに思います。
私からは以上であります。


(広聴広報課長)
ただ今の発表事項についてのご質問をお受けします。
質問のある方は挙手いただきまして、こちらから指名の後、マイクを通して社名、お名前を述べてからご発言をお願いいたします。
それではどうぞ。
(福島中央テレビ)
2点ほど質問です。まず明後日の開始ということですが、明後日定員が100名ということでこちらは先着ということですか。
(市長)
はいそうです。
(福島中央テレビ)
100人ということですが、今後このような当日接種をまた別に開催する予定はあるのでしょうか。
(市長)
それは今回の当日接種の状況とか、あと予約の状況に応じてまた検討をしたいと思います。やるかやらないか含めてですね。
(福島中央テレビ)
念のため確認だったのですが、当日接種は県内でほかの自治体ではなさってないですよね。
(市長)
いやちょっとそこは、私は詳しくわかりません。
福島市では最初に高齢者を対象に7月にやり、それから8月ですかね、実施をいたしました。特に2回目の接種の8月のときは結構いらっしゃったんですよ。
2日間だったですかね、180人ぐらいいらっしゃいまして。やっぱり高齢者の方は予約が面倒だったのか、それで福島市は民生児童委員の皆さんにまわって歩いていただいたんですね。
それで情報提供していただいたら、それで集まってきたというのがありまして、やはりいろんな理由で予約に至らないって方もいらっしゃるんだろうなと思います。
(NHK)
2点お伺いしたいんですが。
まず接種率、19から29歳の若い世代の接種率が全体の中ではやや低くなっている。11月末まで接種完了見込みでも一番低くなっている。
若い世代から先に接種を進めてきた一方でこういうふうな見込みになっているというのはどういった原因が考えられるのか。
もう1点、とはいえ11月末までに90%近くが接種終わる見込みになってきて、今後ワクチンパスポートであるとか、いろんなことが今言われていますけども、それについて市長の考えはどうかお聞きしたい。
(市長)
20代の方、全体の中では低いですけども当初予想されたよりはかなり高いのは間違いないと思います。
私自身若い世代からやったのも、若い世代の皆さんやっぱり慎重だというようなことは事前にいろいろ言われていたわけですね。その点では早くやっぱりそういう判断をしていただけるようにしないと、最後の方に接種を回してしまうと、なかなか接種する気にならないで過ぎてしまうかなと思ったので、ある意味早めにやった面もあるわけなのです。
その点では早めに開けたからこそ、この率にまで上がってきているのかなというふうに私は考えております。引き続きいろいろネットでの誤解などもありますので、正しい情報といいますか、我々として情報提供して理解いただいた上で、接種していただけるように努めてまいりたいというふうに考えております。
それからワクチンパスポートなどへの対応ですが、市としても今部局横断的に検討はしております。私自身これ自体は有効な取り組みだというふうに考えておりますが、しかしあまりにもこれを全面的に利用するとマイナス面も大きいかなというふうに考えております。
その点ではどのようにしてワクチンパスポートを活用するかというのはよく検討しなきゃいけないかなというふうに思います。
そういった点でこれからも議論を煮詰めて参りたいというふうに考えております。
(NHK)
もう少し詳しくお伺いしたいんですが、全面的にそれを出していくと難しい部分もあるんではないか、というのはつまりどういうことですか。
(市長)
それはやっぱりワクチンの未接種者に対する一定の偏見とか差別とか、あまりにも全面的にやってしまうとそういった懸念はあると思うんですね。
それから人をある意味救うための検査による陰性証明というのがあるわけですけども、検査をするとなれば現在我々がやっているのは1回で1万円ぐらいするわけですよ。そういう検査環境が例えば福島であれば簡単に民間の検査を受けられるわけではないわけですね。
検査をしょっちゅうやらなきゃいけないとなると、その負担をどうするのかとか、そういう問題も出てくるわけで全面的にそれを使うとなると、そういったものに対する対応というのは不十分な環境なのではないかなというふうに考えておりまして、そういった点も踏まえて、利用場面とかそういったものを考えていく必要があると考えております。
(朝日新聞)
当日接種とは直接関係ないかもしれませんが3回目のワクチン接種等についてはどういうふうに現状なっておりますでしょうか。
(市長)
国からは、もう既に県に配付される箱数なども示されてまいりました。
我々も12月から、最初は医療従事者になりますけれども、それをできるように今準備を進めております。
その場合に一般市民の皆さんにもどういうふうな形でお知らせをしていくかというのを鋭意詰めておりますので、できるだけ早く今後の全体像を、我々として全体像を固めて、そしてお知らせをしていきたいというふうに考えております。
とにかく今示されているのは2回目接種から8ヶ月以降ということになるわけですね。ですから、まずそれが3回目接種をやるタイミングということになります。
それから今回、予約の面などでいろいろとご迷惑をおかけもしましたので、予約の仕組みなども再検討して、殺到してなかなか取れないとかそういう状況のないように内容を詰めております。

(広聴広報課長)
他にございますか。
よろしいでしょうか。

ないようですので、発表事項以外で皆さまからの質問があればお受けしたいと思います。
発表事項以外についてはよろしいでしょうか。

ないということですので以上をもちまして本日の定例記者会見を終了いたします。
ありがとうございました。

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このページに関するお問い合わせ先

政策調整部 広聴広報課  

福島市五老内町3番1号

電話番号:024-525-3710

ファクス:024-536-9828

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