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更新日:2021年8月25日

令和3年8月20日 新型コロナワクチン 基礎疾患のある方の集団接種を実施します 他3件

記者会見資料

   ◆福島市における県外移動・帰省等に係る感染状況(PDF:280KB)

動画(手話なし)

動画(手話入り)

発言内容

1.開会
(広聴広報課長)
ただいまから定例記者会見を始めます。
本日の発表事項4件を一括して市長からご説明申し上げます。

2.市からの発表
(市長)
おはようございます。今日もお集まりいただきましてありがとうございました。
今日からは、このデルタ株、非常に感染力が強いということを踏まえて、皆さんにも一層注意を喚起していただくために、私もこうやってガードしてありますがマスクをしてお話をさせていただきたいと思います。
今日は予定4件でありますが、その前に最近の感染状況と注意喚起ということでお話をさせていただきます。
今週の月曜日に、8月に入ってからの帰省や県外移動に伴う感染状況をお話をいたしました。その後の経緯をここでお話し申し上げたいと思います。
8月1日から19日までの陽性者数は186人ということで、15日までの数に比べますと57人増えています。そのうち県外移動に関するものがどの程度増えているかと申し上げますと、市民の中で県外移動して感染したという方が10人増えております。その関連で現在プラス1人というところです。それから、帰省された方、福島市の数186人にはカウントされていませんが3人増えて11人という形になっています。前回は、この帰省者の感染に伴う濃厚接触者などの調査が進んでいない段階だったので、関連陽性者数が少なかったんですけれども、今回その調査が進みまして、全部で15人増えまして19人という形になっています。さらにいつもの人以外の人との接触があるということでの感染はプラス8人で、関連が2人という形で、これを合計すると39人になります。この期間に増えた57人のうち39人が県外へ移動、あるいは帰省といったお盆特有の人の動きに伴うものだということでありまして、我々が危惧したことが現実化しておりまして、大変今後の状況を心配しているところであります。
そして、この月曜日に保健所の相談およびPCR検査についての呼びかけを行いました。これまでに176件の相談をお寄せいただいております。保健所の電話が混んでいてなかなか繋がらないという状況もありまして、いかにお盆の間に県外移動、県外からいらした方があって、それに伴う接触が多かったのかと推察されます。
そのうち検査予定は121人でありまして、これまでに36人に関しては検査が済みました。そのうち1人が陽性を確認されております。主な相談内容は、「県外へ旅行したけれど不安だ」「家族が東京から帰省したので不安だ」といったことでありまして、これまでもこういった県境をまたぐ移動は控えてくれとお願いしておりますので、市民の皆様にはこれからも徹底をして県外への移動を控えていただきたいと思います。
この相談件数と検査予定数にギャップがあるんですけれども、決して福島市が検査をしぶっているわけではありません。中には市外から検査をしてくれというお電話もあります。申し訳ありませんが、これは福島市居住の方に限定させていただいておりますので、お断りをしております。
それから私どもが非常に危惧しているのは「これから東京に行きたいから検査の予約をしてくれ」とか「これから子どもを帰省させたいから検査をしてくれ」こういうようなお電話があるんです。これはちょっと勘違いじゃないかなと思いまして。
我々は何よりも今こういった動きを控えてくれと申し上げておりますので、検査を前提に動くというのではなくて、極めて厳しい状況だから動きを控えるということを強くお願い申し上げたいと思います。
そして最近の感染状況ですが、福島市はこの赤線です。なんとか20人前半の数値で8月上旬を頑張ってきております。ただ、25人という数値を18日の段階では超えておりますし、今日は21人発表予定でありますので、それも含めると30人近くまで上がってきているという現状です。一方で、福島県全体はこのように40人を超えるような状況が最近続いておりましたし、福島市に近い郡山市もこのような状況だと我々は推定しております。さらに、福島市にとって非常に関係が深く、気になるのは仙台市です。これまでも何度か仙台市との関連で、市民の皆さんに警戒をお願いしました。仙台市が増えると福島市も増えるんですね。仙台市が皆さんご承知のように過去最多を記録しておりまして、一気に増えております。この1週間の10万人あたりの新規感染者数が、我々の推定ですと68人という数値になっていまして、かなり上がっております。相当警戒が必要な状況だと受けとめております。
それからやはりデルタ株と推定されるL452R型の変異株、これが席巻してまいりました。8月11日から8月17日の検査数28のうち、27がL452R型でありまして、96.4%がL452R型です。ここにあるように、早急にデルタ株に置き換わっている。これまでの変異株の動きよりも、このデルタ株は相当感染力が強くて置き換わりも早いなというふうに我々は思っております。
そうした中で、市民の皆さんに注意をお願いしたいと思うのですが、とにかく我々も現場で調査をしていて、デルタ株は本当に強力な感染力を持っています。その点では感染防止の一層の徹底、これまでも何度も言っていましたが、本当にこれを徹底していただきたいと思います。特に大きな3点で申し上げると、何よりも不要不急の外出は控えてくださいということ。これは人流を抑えるということが非常に大事ですので、1番目はぜひ徹底をしていただきたいと思います。その中でも特に県境を越える移動は控えてください。仮に移動がやむを得ないものだったとしても、その場合、移動者・帰省者との接触はできる限り控えるということで、感染を抑えていただきたいと思います。
そして今日も、いわき市の方で親族クラスターが出たというような報道がありましたけれども、親族を含めて、いつもの人以外が集まる会食、これはぜひ控えていただきたいと思います。この3つの重要なポイントを踏まえていただいた上で、さらに最近の状況での注意点を申し上げたいと思います。
1つは、家族感染。特に家族全員が感染しているケースが非常に多くなってきているということです。これはデルタ株の感染力の強さでありまして、これまでは家族でもごく一部の方だったりなど、そういうケースも多かったんですが、今回は家族全員が感染しているというケースがあります。その中で、おじいちゃんおばあちゃんだけが、実は感染していなかったということも垣間見えておりまして、これはワクチンの効果かなと思っておりますが、とにかく全員感染というのが多くなっています。高齢者の皆様もワクチンは打たれていますけれども、高齢者や子どものいる家庭の方は、特にリスクの高い場所をまず避けていただきたい。自分が家庭に持ち込むということを避けてほしいと思います。そして、やむを得ずちょっとまずいところにいったかな、不安があるなと思ったら、その時点で家庭内でも感染防止の一層の徹底をお願いしたいと思います。例えば、食事をみんなで一緒に取らない、寝る部屋を分ける、そういう形で家庭内の感染防止を図っていただきたい。
それから先ほど申し上げましたが、仙台市が増えると福島市も増えます。仙台市と福島市の場合は通勤で動いている方もいらっしゃるので、それはなかなか止められないと思いますが、とにかく仙台市が増えると、仙台市に行って感染してきたというような例が多いです。仙台市と関連した接触、自分が仙台市に行ったり、仙台市からいらっしゃった方に接触したときには十分にご注意いただきたいと思います。
それから最後ですが、我々もこれは驚いているんですけれども、こういった事例がありました。換気の悪い場所で、狭いんですけれども、マスクは着用していたんです。20分ぐらい打ち合わせをして、それぐらいしか接触はないんだけれども、感染したという事例があります。これも今までではまず考えられなかった事例が見られておりまして、これもデルタ株の強さだなと考えております。その点では、換気の悪い場所、特に狭い場所、混雑した場所、これは避けていただきたい。
それからマスクも相変わらずウレタンなどを使用している方がいらっしゃいますが、これは非常に効果が低いです。デルタ株にあってはあまり効果がないと言っても言い過ぎではありません。ぜひ不織布など効果の高いマスクをつけていただいて、それをしっかりと装着していただきたいと思います。
最近、仙台市とか関西の方でも、デパート、デパ地下でのクラスターが出ております。これまでこういうクラスターは、従業員間のクラスターだったんですけれども、どうも今回のものはお客さんとの接触、当然マスクもしているわけです。しかしながらその会話とか、何らかの接触があるのかもしれませんが、そういったものでの感染が増えていますので、ぜひデルタ株、非常に感染力が強いということを踏まえて十分注意をしていただきたいと思います。
市では特にこの3つの点など改めて市民の皆様へということで、メッセージをお出ししたいと思っております。
そして先日もお話しました県外に移動した方、帰省者などと接触した方、これらに関しましては、不安がある方はぜひ市の方にご相談、あるいは症状のある方は速やかにお医者さんの方に受診をしていただきたいと思います。
先ほども申し上げましたけれども、若干勘違いされるような方もいて、ずっとこういうのをやっていると、自分が行ったらすぐにPCR検査をしてもらえるだろうという感じで移動されても困ります。お盆頃、特別な検査は来週月曜日までということで締め切らせていただきたいと思います。
感染状況に関するお話は以上であります。

続いて、ワクチンのお話をさせていただきます。
ワクチンの接種に関しては、昨日現在で福島市におきましては、高齢者の90%が1回目を接種し、83%が2回目を接種している。全体で申し上げれば50%が1回目を接種し、36%が2回目の接種をしている状況であります。
その中で、高齢者に次ぐ優先接種を行いました基礎疾患のある方、こちらは現在73%の方が1回目を接種しておられまして、予約も80%以上入っているという状況であります。
先日も申し上げましたが、予約されていない方というのは、障害をお持ちの方が多く、これらの方々には別途対応が必要かなということで準備も進めております。
しかしそうした中で、基礎疾患のある方で、なかなかまだ予約が取れないという方、それから一定の期間の中での申請に限定させていただきましたので、その期間内に申請できなかった方、あるいは後から基礎疾患があるというのがわかった方、こういった方々からのお問い合わせもいただいております。そのために福島市としては、基礎疾患のある方に特定をした集団接種を実施したいと思います。日時は9月5日午前、午後それぞれの時間があります。2回目は9月26日、それぞれの時間があって、会場はNCVふくしまアリーナで実施いたします。対象は基礎疾患の申請があった方には「基礎疾患」と印字をした接種券をお送りしておりますので、それをお持ちの方でまだ一度も接種をされていない方が1つの対象です。
もう1つ、福島市でお示しをしました基礎疾患に該当する方で、基礎疾患の申請を期間中にしておらず、一度も接種されていない方。この方も対象にして接種を行いたいと思います。申請方法はワクチンの予約システムではなくて、オンライン申請の方で受付を行います。当然申請をされていない方に関しては、どのような基礎疾患に該当するのか、こういった申告も必要ですので、チェックをさせていただくために基礎疾患のときに使ったオンライン申請のシステムを使って申請を受け付けさせていただきます。この申請は、明日土曜日の正午から25日午後5時までということにさせていただきます。定員は今いろいろワクチンを接種している中でかき集めまして、約330人を予定しております。注意事項がありますので、こちらもご覧いただければと思います。
今後さらに予約の拡大をしてまいりますが、今後の予定としてはこちらにありますように、明日21日に12歳~15歳までの方に対する受付を開始いたします。同時に予約枠を2800人分新規で追加いたします。それから24日に30歳~39歳の予約受付を開始いたします。同時に5800人分予約枠を増やします。それから27日に3600人分を追加。9月7日、40歳~59歳の方を対象に予約を開始いたします。これによって全年代の予約を開始するという形になりますが、この日には5000人分追加をいたします。
この状態ではまだまだ足りませんので、今後ワクチンの供給、大方は見えていますけれども、具体的にいつ来るかなどは、我々も際どいところで急いでワクチンを打っていますので、具体的に見えてからでないとなかなか設定できませんので、今後順次予約枠を設定するつもりであります。それまでは申し訳ありませんがお待ちいただければと思います。

続いて防災の関係です。
現在も日本列島で広範囲にわたって豪雨が続いておりまして、各地で災害が発生しております。本当に我々も大雨や、あるいは地震の方もいつ来るかわからない、コロナ禍の中でも一番大変なときに来る可能性がある、ということを十分覚悟して準備しなくてはならないと考えております。
そうした中で福島市は今度「夜の防災訓練」ブラックアウト対策を実施いたします。本市でも2月の福島県沖地震のときには吾妻地区でしたが、広範囲に停電が発生いたしまして避難所の方も非常に大変な状況にあったわけであります。
そうした中で、9月9日午後6時半から飯坂学習センターで実施をいたします。関係のいろんな企業団体にご協力いただきまして、この夜の防災訓練を実施いたします。
内容はどのようなものをやるのかと言いますと、先日6月17日に電気自動車を活用した災害連携協定を日産自動車と締結させていただきました。日産自動車のリーフを使った電気供給訓練、電気自動車の電気で避難所の電源を確保するなどの訓練を実施いたします。
それからLPガスの発電機を使用した照明設定訓練。この写真は全然関係ない写真が入っていますが、炊き出しの訓練ではありません。あくまでもLPガスを使って照明設定をするという訓練を実施いたします。
それからこれは初めての実証実験という形になるのですが、蓄光材ルナウェアを使った夜の誘導などの効果を検証しようという訓練を行います。ルナウェアというのは、コドモエナジー株式会社が生産しておりますが、この会社は皆さんご承知のように、川内村でカフェ・アメィゾンなど運営している会社で、福島の復興にも大変ご貢献いただいている会社です。
このルナウェアというのは、2018年の6月にタイでサッカー少年たちが洞窟に閉じ込められた事件がありました。そのとき救助に行くのに電源などもないわけです。その電源の代わりに、このルナウェアという蓄光材は電源を持たなくても光る、明かりが取れるというものを使って、救出者が洞窟の中に入って、子どもたちを救出したというのに使われたものであります。
こちらを夜の電源がない場合でも、避難所にいかに安全に誘導できるかというようなことをこれで検証してみようということで、今回コドモエナジー株式会社さんと連携して取り組むことにいたしました。
このような感じで、飯坂学習センターのこういった場所につけて、実際に明かりがなくなったときに、どのように市民の皆さんに役に立つかということを検証していきたいと思っております。
それから4つ目はペットの同行訓練でありまして、先日発表したのは同伴避難ということで、避難施設の中にペットも一緒に避難ができるという福島市の取り組みだったんですけれども、今回は同行ですので、一緒に連れて行って学習センターの別の場所にというような形になりますけれども、これもブラックアウトという環境の中で、ペット避難が十分にできるかどうか、こういったことも検証していきたいと考えております。
なお9月9日という時期、本県ではまだまん延防止等重点措置の期間内ということではありますけれども、本当に災害が頻発する中で災害対応をおろそかにはできませんので、我々も人数はできる限り絞った上で、最小限で夜のブラックアウト対策を実施していきたいと思っております。

それから次は、やはり防災の関係で、福島市のLINE公式アカウントに災害時通報機能を追加するというものであります。
LINEに関しては、これまでも道路とか下水道のマンホール、不法投棄ですね、こういったものの問題を市民から通報をいただいて、そして迅速に市が対応するという取り組みを進めていました。非常に市民の皆さんにご協力いただいて通報も多くなっております。
そうした中で災害時に河川があふれているとか、道路が冠水しているとか、地震で土砂崩れが生じているとか、様々な災害情報をLINEから市に通報していただくことで、市の災害対応に活用していこうという取り組みを24日から開始いたします。
通常はあくまでも福島市の公式アカウントの中では通常モードでやっているんですけれども、災害時、気象警報が発令されたときとか、地震によって災害対策本部を設置したときに災害モードに切り替わります。
このように災害モードに変わりまして、停止するのは被害が拡大する恐れがなくなったときなどにまた平常時の方に切り替えますけれども。あくまでも災害時にこの災害時通報機能を発動させます。発動させたときは、LINE公式アカウントから災害時通報機能を始めましたということをお知らせいたします。そういった状況を発見した方はそのときから写真などを通じて通報していただけるということであります。我々は受け取りましたら担当部署で共有いたしまして、必要に応じて現地確認や応急修理など、そういった災害対応をとってまいります。
このように市民のご協力をいただいて迅速な対応を進めるということでありますが、何よりも重要なのは市民の皆さんの安全確保ですので、こういう機能があるからちょっと無理してでも写真を撮りに行って通報しようとか、こういったことのないように。あくまでも自らの安全確保を第一に、使える範囲で使っていただければと思います。
3点目は以上であります。

最後は福島市民エールクーポンであります。
エールクーポンは9月末までということで、先日第2次募集に対する引換券の発送もさせていただきました。1万9000人くらい2次募集に応募いただきまして発送させていただいたわけですが、やはりこのコロナ禍の中で、外出自粛ということで市民の皆さんもなかなか外に出て買い物をするという機会が少なくなってきているのではないかと思っております。
その点では、期限内に使い切ってしまおうということで不要な混雑などを招かないように、まずは9月30日までの使用期限を10月31日までに延長いたします。
前回の2次募集では、今申し上げたように1万9000人ほど応募をいただいたんですが、2次募集はコロナ禍の中で困窮されている方ということを我々は念頭において、一定の所得以下の方を対象にさせていただきました。一人暮らしの学生さんなどですね。そういった面もあって、1万9000人ということなんですけれども、当初予定していたよりは若干余裕ができました。市民生活もだいぶ皆さんもお困りな面もありますし、経済も沈滞しておりますので、当初の予定通りエールクーポンは基本的には全額実施したいと思いまして、第3次募集を実施いたします。
対象者は、今回は市内に居住されている方でありまして、一人暮らしの学生さんは住民票が市外でも結構であります。
3次販売の予定数は4万セットでありまして、お申し込みはお1人につき1セットまでということにさせていただきます。
ご承知のように、エールクーポンは引換券1枚につき5000円で7000円分のクーポンが購入できます。
募集期間は本日から9月3日までということで、はがき申し込みも3日の消印有効となっております。できるだけオンラインファーストで、オンラインを中心にお願いを申し上げたいと思います。申し込み方法は、こちらにもあるので後でご覧いただければと思います。
これは今後のスケジュールです。引換券の発送は当選した方には、9月10日に発送して、購入引換期限は9月30日ということにさせていただきたいと思います。
私からは以上であります。

(広聴広報課長)
それでは冒頭の感染状況も含めまして、ただいまの発表事項についてのご質問をお受けしたいと思います。
質問のある方は挙手をいただきまして、こちらからの指名の後、社名、お名前を述べて、マイクを通してご発言をお願いしたいと思います。

(福島民報)
ブラックアウト対策、夜の防災訓練に参加される方は、どのような方で何人ぐらいを想定されていますか。
(危機管理室)
協力という部分で記載している企業団体の皆さまで30人~40人くらいを想定しています。
(市長)
当初はもうちょっと住民の皆さんにも協力いただいて大きくやろうかと思っていて、100人ぐらいの予定だったのを絞って、もっぱら設定側ということで絞りました。
(朝日新聞)
感染者の急増ということで、首都圏などでは自宅療養とか入院調整などでなかなか医療機関とアクセスできないというケースがありますけれども、市内の現状はいかがでしょうか。
(市長)
市内でも感染者が急増というか、これは市だけの問題ではなくて、広域調整でやっておりますので、福島県全体の状況が大きな要素になるわけですね。
そうした中で、病床はかなりひっ迫しております。
市内の感染者に関しましても、自宅療養者というのは出てきているというのが現状です。県の方で病床の拡大などもしておりますが、やはり大事なのは、福島県自体はこれまでも入院治療というのを原則にして、今も基本的にはそういう形にしているわけです。ただ、やむを得ない人に関しては、自宅療養とか宿泊施設療養ということをやむを得ない範囲でやっているんですが、福島市としては感染された方の症状を見て、単に一律に中等症云々という問題だけではなくて、この人は重症化の懸念があるとか、そういうことをしっかりと踏まえながら、入院先の確保とかに努めております。
何よりも大切なのは、私はやっぱり感染をいかに抑制するか、とにかく病床というのは限りがあるわけです。限りがあって全員に入院治療をしたいのは山々ですけれども、物理的に無理なわけです。いかにその数を減らしていくかというのが大事でありますので、先ほどの県外移動の話でも申し上げましたけれども、こういう状況ですので、ぜひ不要不急の外出、県外移動は自粛いただくようにご協力をお願いしたいと思っております。

(広聴広報課長)
発表事項についてはよろしいでしょうか。
無いようですので次その他に移らせていただきます。発表事項以外でご質問がございましたらお願いいたします。

(朝日新聞)
パラリンピックの関係です。
福島市はスイスのホストタウンになっていて感染拡大の状況の中で何か対策や配慮すべきこと、制約が必要になるとか、そのような状況はいかがでしょうか。
(市長)
事前合宿を用意しておりますけれども、そこはやはり国際関係の中で一つの約束として受け入れてやっていきたいと思っていますが、そこに関しては先日も申し上げたように、バブル方式で市民との接触はない形にしてやっていきます。
ただ、せっかくいらしていただくのに、全く接触がない、交流がないというのは寂しいですから、そこはオンラインで行う方針でやってまいります。
当然、選手や関係者は、特に選手は毎日PCR検査を受けることになりますし、適宜そこはパラリンピックの開催手順に従って、我々も感染対応はしていきたいと考えております。

(広聴広報課長)
ご質問がないようですので、以上をもちまして本日の定例記者会見を終了いたします。ありがとうございました。

(市長)
先ほど基礎疾患のところで言い忘れたんですが、資料のリード文をご覧いただきたいんですが、BMI30以上の方、いわゆる肥満と言われる方ですけれども、こちらの方は基礎疾患のリスクの中でも比較的高いと言われていて、我々保健所の方でも非常に心配をしております。
BMI30以上は基礎疾患と認知されていない方もいらっしゃるかもしれませんので、BMI30以上に該当する方で、まだ基礎疾患の申請などをされていない方は、今回できる限りお申し込みをいただけるとありがたいかなと、今後の重症化予防に役立つのではないかなと考えております。よろしくお願いいたします。

(広聴広報課長)
今の部分追加で発表ということでご確認よろしくお願いしたいと思います。
改めて以上で終了させていただきます。ありがとうございました。

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このページに関するお問い合わせ先

政策調整部 広聴広報課  

福島市五老内町3番1号

電話番号:024-525-3710

ファクス:024-536-9828

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